心理学は15の種類がある!仕事と恋愛で役立つ心理学の活用方法とは

HaRuKa 2022.03.17
心理学は私たちの日常でも多く活用されているのはご存知ですか?本記事では、心理学の種類や仕事や恋愛で活用できる心理学から、知ってるだけで得をする面白い心理学まで解説!さらには、心理学を勉強する方法や、仕事に役立つ資格や検定、心理学を学びたい人におすすめの本もお教えします。

心理学を学んで、仕事と恋愛に活かしたい方へ。

仕事や恋愛で役立つ心理学の活用方法

「心理学を勉強したい」「心理学とはどのようなものなのか興味がある」という人は多いはず。

そこで今回は、心理学の種類や特徴、そして簡単に実践できる心理学の法則や、心理学を学ぶ方法をまとめてご紹介します。心理学を身につけることで、仕事や恋愛、人間関係に活かすことができるかもしれません。

ぜひ、気になる心理学をチェックしてみてくださいね。


そもそも心理学とは?心理学の意味をお教えします。

心理学とは、人間の心の働きや仕組み、心が行動に与える影響などを探究、検証する学問です。心は目には見えませんが、私たちの思考や行動と密接に関係しています。

そのため、心の動きなどを探究して、より良い人間関係の形成に役立てたりビジネスシーンに応用したりするのが心理学の役目です。また、心の病気や精神的なケアが必要な人のサポートも担います。


心理学にも様々な種類がある!心理学の種類や内容15個とは

まずは、心理学の種類や特徴をまとめてご紹介します。心理学には、基礎心理学と応用心理学という大きな柱があり、それぞれ細かな種類に分かれています。

どのような心理学があるのか、ぜひチェックしてみてくださいね。


① 基礎心理学

心理学は大きく分けると「基礎心理学」と「応用心理学」に分かれます。基礎心理学は、観察や調査、実験から人の心理や行動を読み取る心理学です。

ここでは、基礎心理学にはどのような種類があるのかご紹介します。


基礎心理学1. 学習心理学

人や動物は生きている限り、多くのことを学びます。そして日々学んだことや体験したことは経験となり、より良く生きるための糧となります。

経験を重ねることでどのようなことを学び、その後の行動にどのような変化をもたらすのか探究するのが「学習心理学」の特徴です。


基礎心理学2. 認知心理学

認知心理学は、入ってきた情報をどのように処理するのか、その過程を探究している心理学です。

記憶や理解、知覚などの理解能力や学習能力と深く関係しており、人が取る行動や様々な感情のコントロールを探究します。


基礎心理学3. 行動心理学

私たちは、仕事や勉強など毎日何かしらの行動を起こしています。その行動を観察することで人間の心理を探究するのが、行動心理学です。

様々な実験結果やデータは、恋愛や職場関係の悩み、仕事など様々な行動に応用できます。


基礎心理学4. 知覚心理学

私たちは、今までの体験や経験を過去の出来事として保管します。心理学では、大脳の働きにより過去の経験や記憶を整理して、出来事や物事を認識することを「知覚」と言います。

知覚心理学とは、記憶や経験の認識や行動に与える影響を探究する心理学を指します。


基礎心理学5. 神経心理学

神経心理学は、脳と心の繋がりや関係を探究する心理学です。主に、脳に損傷を受けた人や認知症などを患っている人を対象に、検査や実験を行います。

その結果から、行動の分析や脳の機能回復について実践的に活かされることになります。


基礎心理学6. 生理心理学

生理学と心理学を組み合わせた学問が、生理心理学です。主に、心が変化することで身体にはどのような反応や行動が起こるのか探究します。

例えば、噓発見器は、人が噓をつくときに起こる身体の変化を読み取る機器で、生理心理学を応用しています。


基礎心理学7. 発達心理学

子どもから大人になるに連れて、身体は大きく変化します。同じように心も変化していきますが、目に見えることはありません。

そこで、生まれてから大人になるまでの心の変化や移り変わりを探究するのが、発達心理学です。


基礎心理学8. 人格心理学

人はそれぞれ、異なる性格をしています。ネガティブな思考の人もいれば、明るくおおらかな人もいて性格という一言では片付けられません。

人格心理学では、一人一人の思考や感情、知能を探究し、個性ある人格を明確にしていくことを目指しています。


基礎心理学9. 社会心理学

学校や会社など、私たちは一定の集団に属していることが多いです。集団の中での心理や行動、または集団が作られる過程や人間関係の形成など、集団の中での行動や心理を幅広く探究するのが、社会心理学です。

個人と社会の繋がりや、集団と集団との繋がりなど、幅広い人間関係を扱います。


② 応用心理学

基礎心理学とともに、心理学の基礎となるのが「応用心理学」です。基礎心理学の研究や探究から得た結果をもとに、より実践的に役立てていくことを目的としています。

ここからは、応用心理学の種類や特徴についてご紹介します。


応用心理学1. 犯罪心理学

犯罪心理学とは、その名の通り犯罪を検証する心理学です。他の心理学から得た検証結果などをもとに、犯罪をする人の心理や過去の事件の犯罪者の動機などを検証します。

その結果から、同じような事件が起こらないよう役立てられることもあります。


応用心理学2. 臨床心理学

臨床心理学とは、悩みがあり心身ともに疲れてしまった人や心の病気に苦しんでいる人たちをサポートするための学問です。

様々なストレスを解決する方法や、性格や悩みなどに合わせて心をケアする方法を具体的に学びます。


応用心理学3. 産業心理学

産業心理学とは、会社などの集団の中で必要な心理学を学びます。

人事や採用など組織と人の関わり方や職場環境の改善、そして消費者心理を知るマーケティングなど学ぶ内容は多義に渡ります。このような内容を、心理学的に調査、検証するところが特徴です。


応用心理学4. 災害心理学

昨今、日本では様々な災害が起きています。被災した人や被災地で救護にあたる人は、その過酷な状況から心身ともに疲れてしまうことが多いです。

それをケアするのが、災害心理学の役目です。災害で受けた様々な心の傷をケアできるような心理学を学びます。


応用心理学5. 教育心理学

教育心理学は、人の成長に伴う心の悩みや不安、移り変わりを検証する心理学です。

特に、思春期や青年期に抱く心の発達をサポートしたり、教育機関でカウンセラーなどとして働くための心理学を学んだりします。


応用心理学6. スポーツ心理学

スポーツは身体能力とともに、メンタルサポートも欠かせません。スポーツ心理学では、心理学的な側面からスポーツの様々なシーンをサポートします。

競技中の心理や結果がもたらす心理的な側面を検証するだけでなく、モチベーションアップなどスポーツ環境をサポートする心理学も学びます。


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