“鈍感なふり”で楽に生きられる。鈍感力を身につける最強の鍛え方とは?
鈍感力とは?どんな意味で使われるの?
「鈍感力」とは、自分がストレスを感じたり、傷ついたりしそうな事を、受け止めるのではなく、あえて受け流す力を意味する言葉です。
人気作家である渡辺淳一さんが執筆した「鈍感力」という本をきっかけに話題となりました。
「鈍感」と言葉がついていると、何やかネガティブなイメージが付き纏いますよね。
しかし、鈍感力は言い換えるなら、日常生活の中で自分自身の心を守るために活用できるスマートなスルースキルなのです。
そのため、鈍感力は年齢性別関係なく、またプライベートでも仕事でも使えるため、身につけておいて損はない力ですよ。
「鈍感力」と「鈍感」の違いとは?
一見、似ているようで全く違う「鈍感力」と「鈍感」。
「あなたって、本当に鈍感よね。」なんて言われてしまったら、それは100%ネガティブな意味が込められています。
その場の雰囲気を読めなくて見当違いの発言や行動をしてしまったり、他の人の気持ちを考えずに言わなくても良い事を言ってしまったりと、何かと困った人扱いされるのが鈍感な人。
一方、鈍感力は、場の空気も読めるし、他人を思い遣った発言もできるけど、自分自身の心が凹むような出来事があった時、必要以上に落ち込んだり、傷ついたりしないよう前向きに考えられる力なのです。
【参考記事】はこちら▽
鈍感力を身につける7つのメリット|あえて鈍感なふりをすべき理由とは?
ポジティブに毎日を生活できるようになる鈍感力。
この鈍感力が自在に使えるようになったら、一体どんなメリットがあるのでしょうか?
ここからは、鈍感力をつけるメリットについて、一つずつチェックしていきましょう。
メリット1. 嫌なことを受け流せるからストレスが溜まりにくい
仕事やプライベートなどで毎日いろんな人に会っていると、思いがけず嫌な事を言われてしまうこともありますよね。
そんな時に、毎回その嫌な言葉を受け止めてしまうと、心がしっかり傷ついてしまいます。
鈍感力を身につけると、そんな嫌味な発言で心が傷つく前に受け流せるようになるので、ストレスが溜まりにくくなるのです。
メリット2. 失敗しても落ち込みにくく、すぐに立ち直れる
自分自身でやらかしてしまった失敗って、いくつになっても落ち込んでしまうもの。
でも、鈍感力が身につくと、外から受ける悪意だけでなく、自分自身の失敗に対しても必要以上に落ち込まなくなるのです。
「あ〜、久々にやらかしたわ。『失敗は成功のもと』って言うし。しょうがない!」
などと、失敗からの立ち直りも早くなるのは大きなメリットと言えるでしょう。
メリット3. 色々なことに挑戦ができる
一つの失敗に対して、いつまでもクヨクヨとショックを受けていたら、怖くなってしまい次のステップに進めなくなってしまうもの。
でも、鈍感力があると、失敗に対していつまでも引きずらず立ち直れるので、新しい挑戦にも意欲的にトライできるのです。
メリット4. 人と比較して自信を無くすことがない
他人の目を気にしすぎて、勝手に自分と比較して落ち込んでしまうのは鈍感力がないから。
鈍感力があれば、「あの人の方がモテるから女として私はダメだ!」という落ち込みも、「あの人ほんとモテるねー。すごいねー。」とサラリと流せるようになります。
メリット5. 他人の評価を気にせずに、自分の好きなことができる
鈍感力がないと、他人の評価にぶんぶんと振り回されてしまいがち。
しかし、鈍感力が身につくと、「〇〇さんは、あんな事言ってたけど、私は私だし。」と割り切って考えられるようになります。
良い意味で周りを気にする事なく、自由に行動できるようになるのです。
メリット6. 物事をポジティブに捉えられる
買い物をしすぎて後悔が出てくるのは、鈍感力がないからかもしれません。
鈍感力があれば、消費を「無駄遣い」ではなく、「自己投資」と考えられるようになります。
また、どんな失敗でも失敗ではなく「将来成功するための糧」と、前向きに捉えられるようになるのです。
メリット7. 相手とぶつかることがない
誰かと言い争うになってしまうのは、相手の発言や行動に、ついついイラッとしてしまうから。
鈍感力が使えるようになると、誰かにされて自分が嫌だと感じた事でも上手にスルーできるようになります。
そのため、「あいつムカつく!絶対言い負かしてやろう!」と喧嘩腰になる必要がなくなって、結果として良好な人間関係を築けるようになるのです。
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