意志が弱い人の5つの特徴。何を始めても続かない性格の“改善方法”とは?
意志が弱い人の5つの特徴|諦めが早い性格の共通点とは?
「自分は意志が弱い人なのかも…」
「意志が弱い人はどんな性格か知りたい」
意志が弱いという言葉は知っていても、具体的にどのような人を指すのか分からないのではないでしょうか。
そこでここでは、意志が弱い人の特徴や共通点についてご紹介。
意志が弱い人の特徴を知ることで、自分または周りの人が当てはまるかどうかをチェックしてみましょう!
特徴1. 何をやっても長続きしない
意志が弱い人はメンタルが弱いため、壁にぶち当たるとすぐに諦めがちです。
最初は「頑張るぞ」と意気込むまでは良いのですが、うまくいかなかったり他人と比べて落ち込んだりするうちに、物事を続ける意欲がなくなります。
最終的に「自分が大変な思いをしてまで続ける必要があるのか」と感じ、途中で投げ出すから何をしても続かないのです。
特徴2. 人の意見に流されやすい
自分の意見に対して自信を持てないのも、意志が弱い人の特徴です。
そのため、
- 「これどう思う?」とすぐ他人の意見を求める
- 周囲の雰囲気に合わせて意見を変えてしまう
- 身近な人の意見に従うのが一番安全だと考えている
などの行動を取ってしまいます。
自分の意見に迷いがあるため、他人が違う意見を言った時も自分の意思を貫き通すことができません。
人の意見に流されないためには、自分の意見をしっかりと相手に伝えること。他人に意見を理解してもらうと、自分の意見にも自信がつくことでしょう。
特徴3. やるべきことを後回しにする
意志が弱い人には、優先順位の高いことも後回しにしてしまう面倒くさがりな性格が特徴としてあります。
面倒臭がりな性格の人は、
- 課題や仕事を期日ギリギリで提出する
- 重要な連絡なのに返信が遅れる
- 義務感や責任感が薄い
などの特徴があり、やるべきことから逃げるクセがついてしまっています。
後回しにするクセを改善するには、やるべきことは自分の意志に関係なくすぐに手を付けることです。
やるべきことをやった達成感を味わえる他、習慣づけることで面倒臭いと感じることもなくなりますよ。
特徴4. すぐに人のせいにする
意志が弱い人は、
「意志が弱い自分を責められたらどうしよう…」
という気持ちが強いため、何かあれば他人のせいにして自分が非難されないようにします。
もしも、職場でトラブルがあった時も、
「元々は◯◯さんの言った事だし」
「◯◯さんに言われただけのことをやっただけです」
などの言い訳をして、自分には責任がないとアピールしがちです。自分の発言に責任を持たないため、薄情な性格ともいえるでしょう。
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特徴5. 優柔不断で決断力に欠ける
意志が弱い人は自分の意志や意志に対する自信がないため、決断を任された時もすぐに決められず長時間悩んでしまいます。
- レストランのメニューを決めるのに時間がかかる
- 好きな服があっても他人に意見を求めてから買う
- 結婚など人生で大事な話を避けてしまう
など、優柔不断な行動が目立つのも意志が弱い人の特徴です。
優柔不断な自分を変えるためには、自分の気持ちに正直になること。他人の意見や周囲の評価を気にせず素直になれば、決断時に悩むこともなくなります。
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意志が弱い人に共通する心理|何も続かないのはどうして?
意志の弱い人の特徴を知ることで、意志が弱い人がどんな人を指すのか見分けることができたはずです。
しかし、意志が弱い人の気持ちを理解するのは難しいのではないでしょうか。
そこでここからは、意志が弱い人の深層心理について解説します。
意志が弱いと思っている人は、どんな考えが意志の弱さの原因となっているのかを理解しましょう。
心理1. 「自分には向いていない」と決めつけてしまう
意志が弱い人は忍耐力や集中力がないため、飽きっぽいところがあります。
しかし、自分の意志の弱さが原因だと認めたくないので「自分には向いていない」という都合の良い言い訳を用意してしまうのです。
実際には向き不向きか判断する前に飽きてしまっていたとしても、そう言っておけば周囲に責められる心配もありません。
自分には向いていないと思うのは、意志の弱い自分を正当化したいという心理が隠れているのです。
心理2. 都合よく「他に優先すべきことがある」と考える
意志が弱い人は責任感がないため、嫌な出来事があるともっともらしい都合をつけて目の前から逃げようとしがちです。
しかし、どうしても必要なことからも逃げてしまえば、周囲から責められるということも理解しています。
それでも自分のした行動の責任を放棄するために「自分はこれをやるべき」と都合の良い考えで処理しようとするのです。
心理3. 「自分はやればできる」と思っている
意志が弱い人の中には、自分の可能性に謎の自信を持っている人がいます。
しかし、実際は「やればできるのは分かっているけれど、今はタイミングや環境が悪いだけ」と考えて、目の前のやるべきことから逃げているだけです。
自分の実力を過信しているため、いざやる気を出すタイミングで何もできず、何もかもが中途半端になってしまいます。
心理4. 「気が乗ったらやる」と言い訳してしまう
意志が弱い人は、失敗や自信のなさから物事を始めるタイミングを決めることができません。
「今日は少し体調が悪いからやめよう」「明日は大事な仕事があるし…」などの都合をつけてしまうのです。
万全のコンディションになったら全力でやろうと思っていても、結局はダラダラと先延ばしにしているだけ。
気が乗ったらやると思っても、自分からやる気を出すことすらしようともしません。
心理5. 「誰かが助けてくれるだろう」と考えている
困った時は誰かに頼ることで何とかなってきた人は、自分で努力しようとはせず他人を頼ればいいと思っています。
小さな時から両親に大事な決断を決めてもらっていた人や、何をする時も友達が一緒だったので自ら決断する必要がなかったというタイプです。
精神的に自立をしておらず依存するのが癖になっているため、いざという時に決断できず意志が弱い人になってしまうのです。
意思が弱い性格を克服する8つの方法|三日坊主の直し方とは?
「意志の弱い自分に劣等感を感じている」
「何事も三日坊主な自分の短所を克服したい」
意志の弱い自分を変えたくても、どんな方法で克服すべきか分からず悩んでしまうのではないでしょうか。
意志の弱さを克服しないと、大事な場面で決断できずに後悔ばかりの人生を送ることでしょう。
そこでここでは、意志の弱さを克服する方法や直し方を解説します。
克服する方法1. 目標を明確に設定する
意志が弱い人は、何かに取り組んでも自分でゴールを決めてしまい、結果中途半端になりがちです。
目標を明確にすることで、途中で投げ出さず最後まで成し遂げたという成功体験を味わえます。
明確な目標を決める時は、確実に達成できる目標を設定しましょう。
- 2日に1回は1kmウォーキングする
- 1日20分だけ勉強時間を設ける
- 寝る前はストレッチをする
などでもOKです。大きな目標を決めるとサボリ癖が出てしまうので、無理のない目標が大事です。
目標を達成した成功体験が増えることで自分に自信がつくため、意志の弱い自分からも克服できますよ。
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克服する方法2. 進捗を細かく記録する習慣をつける
意志が弱い人は忍耐力や集中力が続きにくいため、成果を可視化してモチベーションを保つことが大切です。
進捗には、以下のことを記録するようにしましょう。
- 今日やったことの内容
- 今日一日で感じたことや感想
- 初日から今日までの結果
などを書くことで、これまでに自分がしてきたことや気持ちの変化などが一目で分かるようになります。
自分の努力の成果を実感することで「ここまでやったのだから、もう少し頑張ろう」と感じ、忍耐力や集中力も鍛えられることでしょう。
克服する方法3. 達成後の自分へのご褒美を決めておく
意志が弱い人は大きな目標を目にすると、失敗や不安を恐れて逃げようとしがち。
目標達成後のご褒美を用意することで「途中で逃げ出さず頑張ろう」とポジティブな気持ちで取り組むことができます。
- 資格取得できたら、友達と温泉旅行に行く
- ダイエットが成功したら、可愛い洋服を買う
- プロジェクトが終わったら、高級焼肉を食べる
など、自分が頑張れるご褒美を設定しておきましょう。
大変なこと辛いことがあっても途中で諦めず「ご褒美のためにもうひと頑張り」と自分を奮い立たせることができます。
克服する方法4. 一緒に努力してくれる人を見つける
一人だとつい自分に甘くなって長続きしないという人は、諦めないようにそばで見守ってくれる存在が必要です。
何か始めたいことがあった時は仲の良い友達や兄妹、会社の同僚などにお願いをして、1人ではなく複数人で取り組むようにしてください。
「この子の前では情けない自分を見せたくない」と感じれば、意志の弱い自分を克服したい気持ちが強く湧いてくることでしょう。
また、一緒に努力する仲間がいることで心が安定し、心細さや不安が原因で途中で投げ出すことも防げます。
克服する方法5. 結果にこだわりすぎない
結果にとらわれ過ぎてしまうと、結果が出ないからという理由で諦めてしまいがちです。
目標を達成することも大事ですが、あまり自分に厳しくなりすぎるのもNG。
そのような時は視点を変えて、評価できる点を挙げてみましょう。
「毎日続けてきた自分を労おう」
「結果は出なくても気持ちや心がけが変わった」
など、自分自身を褒めてあげてください。
自分を褒めることで自信がつき、途中で諦めずに続けようとする気持ちが出てきますよ。
克服する方法6. 1日の中で、最低でもやらなければいけないことを設定する
意志が弱い人が自信をつけるには、完璧にこなすことよりも継続したという事実を大切にすること。
気分が乗らない日は誰にでもありますが、そんな時でも「これくらいならやれるかも」というノルマを決めてとにかく続けることが大事です。
- 最低10回は腹筋する
- 電車での通勤時間は必ず参考書を読む
など、クリアできそうな最低ノルマを設定してください。
気分が乗らない日でも乗り越えることができれば、途中で投げ出さずに目標達成まで続ける自信がつきますよ。
克服する方法7. 邪魔になる誘惑を全て断ち切る
意志の弱い人は誘惑に負けやすいため、やるべきことに集中できる環境を作ることが意志の弱さを克服するカギです。
やるべきことを投げ出してしまいそうなものは、あらかじめ排除しておくべき。
例えば、
- ダイエット中はお菓子を買わない
- 勉強中はスマホを部屋に置かない
- 試験前は遊びたくなるので友達に連絡しない
など、自分がつい手を出してしまいそうな物事からは極力目をそむけるような努力が必要です。
毎回、欲望に負けてやるべきことから逃げてきた人も、だんだんと集中力が身に付いてくることでしょう。
克服する方法8. Twitterで毎日進捗を呟く
1人ではすぐに諦めてしまうけど周囲には迷惑をかけたくないという人は、間接的に周囲の助けを得る方法で忍耐力を鍛えましょう。
TwitterなどのSNSで、
- ダイエット内容と体重の増減
- 自炊したメニュー写真
- 1日勉強したテキストのページ数
など、毎日どれくらい成果が出たかを報告してみてください。
更新が停滞すればすぐにサボったことがバレますし、不特定多数の人が見てるプレッシャーからだらしない自分を律することができます。
何をしても続かない人は心を鬼にして意志の弱さを改善しよう!
何をしても続かない人や優柔不断で決断力のない性格は、意志の弱い人の大きな特徴です。
意志の弱さの原因は、自分自身の甘えや自信の無さが関係しています。意志の弱い自分を克服する直し方はいくつもありますが、周囲のサポートだけでなく変わりたいという自分の気持ちが何よりも大切です。
小さな目標を達成したりご褒美を用意したりと、少しずつ成功体験を積み重ねて意志の弱い自分を克服していきましょう。
【参考記事】はこちら▽
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