引っ込み思案な性格の特徴とは?自分に自信が持てる克服方法を解説
引っ込み思案な性格を今すぐ変えたい人必見!
自分が何か行動した後に、「やっぱり、もっとこうした方が良かったかな…」などと、後から自分の行動を振り返って落ち込んでしまう事ってありませんか?
それって、引っ込み思案な性格が原因かもしれません。
今回は、引っ込み思案の特徴や引っ込み思案になってしまう原因、克服方法などを詳しくご紹介します。
引っ込み思案な性格をなんとかしたいと考えている方は、最後まで必見ですよ。
そもそも「引っ込み思案」とは?詳しい意味を解説
引っ込み思案さんにとって、みんなを引っ張る事も初対面の人とすぐ仲良くなるのもハードルが高すぎる振る舞いです。
引っ込み思案とは積極的に人前に出るのがとても苦手で、どちらかと言えば内向的な性格の事。
人見知りもする内気な性格なので、初対面の人はもちろんのこと、自分から行動を起こす事がとっても苦手としています。
どんな人?引っ込み思案な人の特徴8つ
内気な人が全て引っ込み思案かというと、そういうわけではありません。
しかし、内気で人見知りをしがちな引っ込み思案な性格の人には、共通する特徴がいくつかあります。
まずは、引っ込み思案な人によく見られる特徴について、一つずつチェックしていきましょう。
特徴1. 人見知りをしてしまう
引っ込み思案さんの多くは、実はとっても恥ずかしがり屋さん。他人の目に自分がどう映るのか、気になってしまうのです。
自分がしたい事をしたり、言いたい事を言ったりするよりも、他人にどう思われるかの方が重要であるため、なかなか他人と打ち解けられません。
そのため、人見知りになってしまうのです。
【参考記事】はこちら▽
特徴2. 自信がなく、自己肯定感が低い
引っ込み思案さんは、自分自身にあまり自信がありません。いつも心の片隅で「自分なんてどうせ…」などと思っています。
もちろん、自己肯定感も低いので、他人から褒められたりするとどう振る舞えば良いのか分からず慌ててしまうのです。
そして、褒められてもおどおどしてしまった自分にまたがっかりして、ますます自信をなくしてしまいます。
特徴3. 人前に立つのが怖い
引っ込み思案さんは、とっても内気で人見知りさん。そのため、人前に立つのが怖くてたまりません。なぜなら、大勢の人に注目されてしまうから。
他人からどう見られているのかとっても気にしてしまう引っ込み思案さんは、自分に注目する人の数が多くなればなるほど、緊張してどう振る舞えば良いのか分からなくなってしまいます。
【参考記事】はこちら▽
特徴4. 最悪の結果を考えがち
引っ込み思案さんは、自分に自信がないため、いつもポジティブな事よりネガティブな事を考えてしまいがち。
例えば、
「〇〇さんにデートに誘われたけど、ホントに私でいいのかなぁ。会社だと制服だけど、デートって言ったら私服だよね?私の私服なんてダサすぎて、絶対嫌われちゃうよ…。」
などと、憧れの人からデートに誘われても、デートを心待ちにするよりも、最悪の展開のシュミレーションばかりしてしまうのです。
特徴5. 自分の意見を言葉に出せない
自分に自信がない引っ込み思案さんは、自分が考えている事や思っている事などをはっきりと口に出すのがとっても苦手。
なぜなら、自分の意見で他の人の気分を害してしまわないか心配だから。
「私は、A案の方が良いと思うんだけどなぁ。でも、部長も先輩もB案の方が良さそうだし。ここで私がA案って言ったら、『空気読めよ!』って、絶対怒られちゃうよね…。」
などと、周囲の顔色を伺い、自分の意見とは違う事を言ってしまうなんて日常茶飯事です。
特徴6. 人の目を気にしてしまう
引っ込み思案さんは、何をするにもまず「他の人にどう思われるか?」を心配します。
人に注目されるのも、人より目立つのも嫌なので、自分の言動で他の人の目を引きつけたくないのです。
「春物の新作ワンピース可愛いなぁ。値段も手頃だし買っちゃおうかなぁ。あ、でも、私なんかがあんな可愛いワンピース着たら、似合わなさすぎて笑われちゃうよね。」
などと、人の目を気にするだけでなく、他人からネガティブな評価をされると思い込んでいるのです。
特徴7. 会話中に相手の目を見ない
内気な性格の引っ込み思案さんは、気楽なお喋りをしている最中でも、なかなか相手の目を見る事ができません。
「今の私の笑い方、変な意味に取られなかったかな?〇〇さんの話、とっても面白いけど、頷くだけじゃなくてもっと質問とかもした方が良いのかな?」
などと、自分の言動が相手に変に思われていないか気になってしまい、必要以上に緊張してしまうのです。
その結果、相手の目をなかなか見れず俯き加減になってしまいます。
【参考記事】はこちら▽
特徴8. 自分から人に話しかけられない
人見知りな引っ込み思案さんは、他人と関わるのが得意ではありません。そのため、自分から誰かに話しかけるのも一仕事。
できれば話しかけてほしいけど、話しかけられても上手にお喋りできる自信もありません。そして、相手と初対面の場合はさらに大変。
「初めまして。〇〇です。」という自己紹介の他に何を話したら良いのか分からなくなるので、できれば自分からは話しかけたくないと思っています。
引っ込み思案な性格かわかる5個の診断項目
自分では引っ込み思案の自覚がなくても、他人からみたら立派な引っ込み思案さんの場合もあります。
ここでは、引っ込み思案な性格かどうかが分かる診断項目をチェックしてみましょう。
当てはまる項目が多ければ多いほど、それは引っ込み思案さんである証拠ですよ。
診断項目1. 話しかけることよりも、話しかけられる方が多い
いつも誰かとお喋りする時、最初に声をかけるのは、誰からですか?
仕事やプライベートなどで他の人と話す時に、自分から話しかけるより、相手から話しかけられる方が多い場合、それは引っ込み思案さんである可能性大。
なぜなら、引っ込み思案さんは内気な性格なので、積極的に自分からは話しかけられないのです。
診断項目2. ネガティブな性格である
何か考える時、ポジティブな想像とネガティブな想像、どちらの方が多いですか?
例えば、学生の頃の友達と数年ぶりに会う時を想像してみましょう。
「〇〇さん、絶対綺麗になってるよね〜。明日楽しみだなぁ。何着ていこうかな〜。」
などと、ワクワク楽しいポジティブな想像が多いですか?
「明日緊張しちゃうなぁ。ちゃんとお喋りできるかなぁ。みんな大人っぽくなってるんだろうなぁ。それに比べて私は…」
などと、友達と会う楽しみよりもアレコレ心配ばかりしてしまいますか?
ポジティブな考えよりネガティブな考え方の方が多い場合は、引っ込み思案さんの可能性大ですよ。
【参考記事】はこちら▽
診断項目3. 人前に出ると緊張してしまう
引っ込み思案さんは文字通り人前に出るより、人より引っ込んでいる方が大好き。そのため、人前に出なくてはならなくなると、必要以上に緊張してしまうのです。
緊張しすぎて何を話せばいいのか分からなくなって、内心大パニック!頭の中が真っ白になってしまう事もよくあります。
気心の知れた友達数人の前に出るのも緊張してしまうのであれば、引っ込み思案さんの可能性大ですよ。
診断項目4. 人との会話を広げられない
引っ込み思案さんは人と関わる事に慣れていないため、誰かとお喋りしても上手に会話を広げられません。
質問された事には一生懸命答えようとしますが、緊張のあまり相手に質問したり、質問された内容からさらに話を発展させるところまで気がまわらなくなってしまうのです。
よほど仲が良くて、自分が緊張しなくてもすむ家族や友人以外とは、緊張して会話が広がらないし続けられない事が多いようであれば、引っ込み思案さんの可能性があります。
診断項目5. 集団の中にいても、黙っていることが多い
引っ込み思案さんは、大勢の中にいる場合、出来るだけ静かに目立たないようにしている事がほとんど。
うっかり、何か発言してしまうと、一斉に注目を集めてしまうので、ひたすら大人しく注目されないようにしているのです。なぜなら、目立つと緊張してしまうから。
会議や講演会などで、ランダムにあてられて意見を言わなくてはならない状況になると、一気に緊張してしまいます。
そして、あてられないようにひたすら俯いて息を殺してやり過ごそうとするのです。こんな状況に心当たりがあるのであれば、引っ込み思案さんの可能性大ですよ。
引っ込み思案な性格になる原因は何があるの?
「産まれた時から引っ込み思案でした」なんて人は、ほとんどいないでしょう。引っ込み思案さんになってしまうきっかけや原因は人それぞれ。
ここからは、引っ込み思案さんになる主なきっかけや原因について、チェックしていきましょう。
原因1. 人前で失敗した過去を引きずっている
念入りに準備して挑んだはずの発表会で拍手喝采を浴びるつもりだったのに、あろうことかステージの真ん中で転倒し、あとは見るも無惨なミスの連続。
思い出したくもない永久お蔵入り決定の失敗を経験したら、人前に出るのが怖くなっても仕方ありませんよね。
「また失敗したらどうしよう?みんなが私のミスをあざ笑ってる気がする…。」
などと自分を責め立てて、自信もどこかに消えてしまいます。そうして、引っ込み思案さんへの変身していくのです。
原因2. 人からいじめを受けた過去がある
小学生の時は生徒会長もするぐらい人望も厚く朗らかで活発な性格だったのに、中学生になったら些細な事がきっかけでイジメの対象へと早変わり。
そんな経験をしていると、もともと明るい性格であっても、人を信じ続けるのが難しくなってしまいますよね。
いじめや裏切り、嫌がらせなどは心や性格に大きな影響を及ぼします。その結果、いつも周囲の反応を気にしてしまう引っ込み思案さんになってしまうのです。
原因3. マイナス発言を受ける機会が多かった
仕事で指摘の仕方がキツすぎたり、必要以上にマイナス発言を繰り返されたら、徐々に心をふさぎ込んでいってしまってもおかしくありませんよね。
1度や2度のマイナス発言なら、一時的に落ち込むだけですみますが、日常的にマイナス発言を受け続けると、やがて他人と関わるのも嫌になってしまい、引っ込み思案になっていくのです。
引っ込み思案な性格を克服する5つの方法
人見知りで内気、内向的な引っ込み思案さんは、その性格ゆえ、仕事や恋愛など様々なシーンで積極的な性格の人に自分が欲しかった事柄を奪われてしまいます。
一体どうしたら、自分が欲しい事柄をきちんと自分の手に掴めるのでしょうか?
引っ込み思案な性格を克服するためにおすすめの方法を詳しく解説していきます。
克服方法1. 自分を褒めて、自己肯定感を上げる
自分に自信のない引っ込み思案さんは、すぐに「私なんて…。」などと考えてしまいます。まずは、「私なんて…。」という風に考えそうになったら、一旦思考をストップ。
そして、「私なら大丈夫。私なら出来る。私は頑張ってる。」などと、自分をポジティブな気持ちにさせてくれそうな言葉を心の中で唱えてみましょう。
最初はぎこちないし、わざとらしいし、気恥ずかしい気持ちで一杯になりますが、何度も繰り返していくうちに、少しずつ自分に自信がついてきます。
自信がつくと自然と人前でも堂々と振る舞えるようになりますよ。
【参考記事】はこちら▽
克服方法2. 自分の長所を伸ばす
引っ込み思案さんは、自分の短所を見つけるのがとっても上手。
「私ってダメな人間だから仕方がない。」などとネガティブな言い訳をするのが当たり前の心理状態になっているのです。
そんな自分を克服するためには、自分の短所より長所に注目するようにしましょう。そして、その長所をできるだけ伸ばせるようにしてみるのがおすすめです。
例えば、絵を描くのが好きで褒められた事もあるなら、絵画教室に通ってさらにテクニックを磨くのも良いでしょう。
長所が増えたり、伸びたりすれば、自然と自信もついていきます。
【参考記事】はこちら▽
克服方法3. 人前に立つ機会を増やす
「経験値」とはよく言ったもので、経験を重ねれば重ねるほど緊張する事なくスキルアップしやすくなります。
人前に立ったり、大勢の中で発言したりする機会をできるだけ増やし、周囲から注目される事に慣れていきましょう。
人前に立つという事は、自分の意見をはっきり言う必要も出てきますよね。
集団の隅っこでひっそりと隠れているのとは違い、他の人の意見に流されていては、周囲からブーイングが出てくる可能性もあります。
人前に立つ機会が増えれば増えるほど、周囲の意見に流されず自分の意見を言う練習もできるようになりますよ。
克服方法4. 抱いている不安は実際に起きないということを意識する
いつか頭上の空が落ちてくるんじゃないかと心配しすぎた人から来た「杞憂」という言葉。引っ込み思案さんは、まさにその杞憂が多いのが特徴です。
心配しなくてもいい事でもアレコレとネガティブに考えて、一人でどんどん不安になってしまうのです。
今、あなたが抱いているあの心配やその心配のほとんどは、現実には起こらないと認識しましょう。
もちろん、リスク管理は大切ですが、心配しすぎて身動きとれなくなっては本末転倒ですよ。
克服方法5. 行動を起こす前に、上手くいくイメージをする
引っ込み思案さんは、自分が何かする時に「失敗したらどうしよう…」などとネガティブな想像ばかりしてしまいます。
そのため、余計に緊張して失敗しやすくなるというネガティブスパイラルに陥ってしまうのです。
「引っ込み思案とはネガティブな考えをする事」といっても良いぐらい。引っ込み思案な性格を克服したいのであれば、失敗イメージより成功イメージをするようにしましょう。
「大丈夫。ちゃんとできる。ちゃんと最後までできて、みんなから褒められるはず。」
などと、成功イメージをしっかり描いてから行動すると、緊張せずに落ち着いて行動できるようになりますよ。
決して悪いことばかりではない!引っ込み思案な性格の長所とは
内向的で大人しい引っ込み思案さんは、一見、短所ばかりに見えますが、実は長所もしっかりあるんです。
続いては、大人しい引っ込み思案な人の気がつきにくい長所について、詳しく解説していきます。
長所1. 他人から信用されやすい
集団でいても騒ぐ事なく、基本、いつも物静か。ぺらぺらと誰とでもお喋りするわけではないので、大事な話や他の人には聞かせたくない話でも安心して打ち明けられます。
また、黙々と寡黙にこつこつと何事にも取り組むので、誠実さが自然とにじみ出てきます。
その結果、特に根回しやごますり、賄賂の献上などをしなくても、自然と周囲の人に信用されるようになるのです。
【参考記事】はこちら▽
長所2. 内気だからこそ、しっかり物事を考えて行動できる
引っ込み思案さんは、基本的にとっても心配性。これは、性格というよりも、自分に自信がないゆえの臆病な心理と言っても良いでしょう。
そのため、いつでも最悪の状況を考えるのが得意中の得意。それは、リスク管理能力に長けているという事に他なりません。
考えつく限りの最悪の状況を何パターンもシュミレーションして、万全の対策を立てられるのです。
引っ込み思案な性格でも恋愛や仕事が上手くいくコツ
積極的に行動する事が苦手な引っ込み思案さんだと、恋愛や仕事などで積極的に動けるタイプの人に美味しいところを持っていかれてしまいがち。
一体どうしたら、引っ込み思案な性格でも恋愛や仕事で上手くいくようになるのでしょうか?
最後に、引っ込み思案な性格でも無理なく恋愛や仕事が上手くいくためのコツを、詳しくご紹介します。
コツ1. 笑顔で挨拶を心がける
引っ込み思案な人は、内向的な性格ゆえ、いつも物静かなのであまり目立ちません。物静かな姿は、落ち着きのある堅実な人という印象を演出できます。
そのため、にっこり笑顔で好きな人に挨拶するだけで、普段からニコニコ朗らな人とは違う「ギャップ萌え」を簡単に作り出せてしまうのです。
内向的で物静かな人が無表情で挨拶したら、それはただの「根暗な人」になってしまいますが、にっこり笑顔で挨拶するだけで、その笑顔がとっても貴重なものに見えてきますよ。
コツ2. 人の話をしっかりと聞いて、聞き上手を目指す
引っ込み思案とは、受け身でいる事が当たり前のような心理状態でもあります。
誰かと話す時でも、引っ込み思案さんは自分が話したい事があっても、相手の話を聞く事を自然と優先できます。そのため、聞き上手にもなりやすいのです。
どうせなら、ただ聞くだけでなく、相手が話しやすいような聞き上手を目指してみましょう。聞き上手になれる人の周りには、自然と人も集まってきますよ。
【参考記事】はこちら▽
コツ3. 引っ込み思案な自分を責めず、前向きに振る舞う
引っ込み思案な人は内向的な性格のため、何かあるとすぐに自分を責めてしまいます。
しかし、自分を責めてばかりいると、気分が落ち込むだけでなく周囲の反応がいつも以上に気になって、身動きがとれなくなってしまいます。
内向的で引っ込み思案であることを必要以上に責めず、表面的にでも明るく振る舞ってみるようにしてみましょう。
周囲の反応を気にしてオドオドとした不安げな顔はやめて、にっこり笑顔を浮かべられるようにしてみるだけで効果がありますよ。
引っ込み思案な性格を自分で認めてあげましょう。
引っ込み思案であることは、デメリットばかりではありません。
あまり自分を責めすぎず、他人の言動をネガティブな意味に捉えすぎてしまわないように気をつける事が大切です。
また、引っ込み思案だからこそ、周囲の人から信用されやすいという大きなメリットもあります。
脱引っ込み思案をしたいのであれば、少しずつ自分が無理なく出来る克服方法からチャレンジしていくのがおすすめですよ。
【参考記事】はこちら▽
大切な人にシェアしよう。Enjoy Men’s Life!