嫌がらせをする人の心理/特徴とは?しつこくいじめられた時に効果的な対処法を解説
しつこい嫌がらせをされたら?嫌がらせへの対処法を紹介
もし嫌がらせをされてしまうと、不快な思いをするだけでなく、最悪の場合は精神的に病んでしまうこともありえます。
では、嫌がらせへの対処法は何が良いのでしょうか?参考にして、自分でできそうな方法を試してくださいね。
「職場」の場合の対処法
男性、女性問わず、また多くの年齢層の人が集まる職場は、嫌がらせが起きやすい代表的な場所だといえるでしょう。
ここでは、そんな職場で嫌がらせを受けたときに取れる、おすすめの対処法を6つご紹介します。
職場の対処法1. なぜ嫌がらせをされているのか原因を考える
全く責任がなくても嫌がらせをされることは、確かにあります。
しかし、嫌がらせされたら一度冷静になって、本当に自分が他人を傷つけたり、周りに不快な思いをさせたりしていなかったか、じっくりと考えてみましょう。
そのことに気がつき、素直に謝罪することができれば、意外なほどスムーズに関係性が修復できることもありますよ。
職場の対処法2. 同僚や上司に相談する
なんでも話せるような頼りになる人が周りにいるのであれば、まずは素直に悩みを打ち明けてみるのもおすすめの方法。
その人を通じて、それとなく嫌がらせをされてる理由を聞けることがあります。
自分が頼りにしている人がそれぞれの上司やリーダーであるならば、仲をとりもって具体的な解決への方法を一緒に探してくれることもあるでしょう。
職場の対処法3. 嫌がらせをする本人と落ち着いて話をする
どうしても嫌がらせをされる理由がわからない場合、二人きりで話す場所を設けて、腹を割って話してみるのもおすすめ。
お互い感情的になってしまいそうなのであれば、誰かに仲裁役をお願いするのもいいでしょう。
ほんの小さな誤解から、大きな嫌がらせへと発展しているケースも少なくありませんので、落ち着いて記憶を辿って話をしてみることが大事です。
職場の対処法4. 嫌がらせの証拠を集めておく
将来的にどこかに訴えたりする予定がなくても、念の為嫌がらせの証拠は取っておくといいでしょう。
もし万が一、関係性を修復できなかった場合に、都合よく封じ込められてしまうリスクがあるためです。
メールや電話を保存するのはもちろん、口頭で何を言われたかということをメモしておくと、証拠として使うことができます。
職場の対処法5. いじめや嫌がらせの相談窓口を利用する
最近はパワハラやセクハラといったことが社会問題となったため、その解決に力を入れる会社も多くなりました。
外部の法律事務所などのが、相談窓口を開いているというケースもあるため、利用できるものがないか調べてみましょう。
ケースに合わせたより具体的なアドバイスや、法的な問題点を知ることで、新たな考え方や視点が生まれてきます。
職場の対処法6. どうしようもない場合は転職も検討する
明らかに理由がなく嫌がらせされているのであれば、戦わないほうが得をするという場合もあります。
能力や年齢によりますが、チャンスがあるならば転職してしまうことも悪くありません。
嫌がらせ行為が起きやすい古い社風の会社であるならば、なかなか個人では変えられないため、争いを起こさずに転職する方が望ましいでしょう。
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「友人や知人」の場合の対処法
友達と仲良くしていたはずなのに、何かがきっかけとなり、嫌がらせ行為をされると言うことも珍しくありません。
続いては、友人や知人から嫌がらせをされた時の対処法を4つご紹介します。友情が壊れてしまうことは、とても悲しい経験になるので対策も慎重に進めましょう。
友人・知人の対処法1. やめて欲しいとはっきり伝える
本人としては嫌がらせをされていると思える行為でも、やっている側は全く悪意を持っておらず、ただ単に面白がっているだけの可能性もあります。
そのため、不快に感じていることを伝え、今後はやめてほしいと言ってみるのはとても有効です。
我慢せずに言ってみると、すぐにやめてくれたというケースも頻繁に見られます。
友人・知人の対処法2. 共通の友人に相談する
嫌がらせをしてくる友人や知人との関係を壊したくないがあまり、なかなか話を切り出せなかったり、動き出せない人もいるはず。
そんな時は、共通の友人に相談してみるのもいい対処法です。
一人でも間に入ってくれる人がいると、お互い冷静になることができて、悪かったことを謝罪しやすくなるという空気が生まれます。
友人・知人の対処法3. 出来るだけ関わらないようにする
嫌がらせを我慢してまで付き合うほどのこだわりがないのであれば、接触回数を減らすのもいいでしょう。
友人や知人といっても幅広く、全ての人と濃密な関係を築く必要性はありません。
そのため、縁を切ってもそんなに大きな影響が出ない人なのであれば、関わらないようにすることで不快な気分になるというストレスが減るでしょう。
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友人・知人の対処法4. 同じ目線で接しないようにする
知人や友人であれば、毎日長い時間を一緒に過ごすということは少ないはず。
そのため、「その友人は幼稚な考えをしているから、この行動をとるんだ」と割り切って考えてみるのもいい対処法の一つです。
同じ目線で接しないようにすれば、たまに会って嫌がらせをしてきても案外許せてしまい、腹が立たなくなるというメリットがあります。
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