潜在能力の意味とは?引き出すメリット&秘めた力を解放する方法10選
潜在能力を引き出すと何があるのか知りたいですよね。
テレビでもよく取り上げられている潜在能力という力。言葉は聞いたことがあっても実際にどんなものなのか分からない人が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、潜在能力の意味から潜在能力を引き出すメリット、秘めた力を解放するための方法を詳しくご紹介します。
なかなか仕事がうまくいかなかったりして、自分の力を充分に発揮できていないのは、自分自身の中に眠る潜在能力を上手に引き出せていないからかもしれませんよ。
そもそも「潜在能力」とは?詳しい意味を解説!
まずは、潜在能力の意味をおさらいしておきましょう。
潜在能力とは表には現れず内側に潜んでいる能力のこと。他の人がその能力に気がつかないのはもちろんのこと、能力の持ち主である本人にも自覚がない能力です。
しかし、この潜在能力は思わぬタイミングで発揮される事があります。
例えば、走るのが苦手で学生時代の50m走ではいつもクラスで最下位だったのに、最終電車に乗り遅れそうになった時。今まで出した事もないようなスピード駅まで走る事ができた時など、自分でもびっくりするようなタイミングでひょいとあらわれます。
「潜在能力」と「顕在能力」の違いについて
潜在能力とよく間違われやすい顕在能力。顕在能力とは潜在能力と逆の能力といっても良いでしょう。
自分自身の力では意識的に使う事が出来ない潜在能力と違い、顕在能力は自分で意識的に使う事を意味します。
例えば、2本の細長い棒を上手に操って食事をする行為は、その細長い棒をお箸として使う方法を知らないとできませんよね。
そして、滑りやすい麺類やつかみにくい小さな豆類でも上手にお箸で食べられるように小さ頃に練習し、最初の頃は「この指をここに置いて…。」などと意識しながら箸を使います。
この「意識して行う」のが、顕在意識です。
やがて、何度も繰り返す事で身体がその動作を覚え、意識しなくてもお箸を使う事ができるようになりますよね。
それは、顕在意識で操っていたお箸の使い方が潜在意識への移行したからなのです。
どんな人が該当する?潜在能力が高い人に共通する10個の特徴
自分の中にどんな潜在能力が眠っているのかなんて、自分自身では分かりませんよね。また、人によって眠っている潜在能力の高さや種類は様々。
ここでは、潜在能力が高い人の多くに共通する特徴についてチェックしていきましょう。
潜在能力が高い人の特徴1. 好奇心旺盛で些細なことにも興味を示す
潜在能力が高い人の多くは、基本的に好奇心が旺盛です。自分が知らない事や経験した事がない事があると、自然とワクワクしてしまうのです。
それがどんなに些細な事でも、自分の好奇心のアンテナに引っかかったものに対してはぐいぐい積極的に迫ります。
そして、ワクワクするだけでは終わりません。自分が納得するまで質問したり体験したりするので、知識の引き出しがとっても豊富です。
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潜在能力が高い人の特徴2. 素直な性格で吸収力が高い
潜在能力が高い人は、基本的に素直な性格の人が多いという特徴があります。誰かに言われた事や初めて知った事は、疑ってかかるより信じて実行してみる事の方が多いのです。
そして、自分で試した結果をそれが本当なのか嘘なのか、実体験を持って自分にとって合うのか合わないのか判断します。
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潜在能力が高い人の特徴3. 我慢強く、結果が出なくても努力を続けられる
潜在能力が高い人は、なかなか結果が出ない地味な練習も根気よく続けられる性格です。
野球で上手に野球ボールを投げられるようになるためには、ボールの握り方から肩のまわし方、足の踏み出し方など、様々な部分に気をつけなくてはなりません。
また、それらが身に付いて、自分が望んでいるようにボールが投げられるようになるためには、繰り返しの練習が必要です。
潜在能力が高い人は、「どんな事でも結果が出るまで時間がかかる」と分かっているので我慢強く続けられるのです。
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潜在能力が高い人の特徴4. 自己分析が得意で、自分を客観視できる
自分自身を客観的に分析するのは、なかなかできるものではありません。
なぜなら、自分自身の感情や好みなどがあるので、それらを切り離して冷静に判断するのが難しいから。
しかし、潜在能力が高い人は自分自身を第三者のようなポジションで冷静に客観視し自己分析するのが得意。
なので、余計なトラブルも避けやすいのです。
潜在能力が高い人の特徴5. フットワークが軽く、行動力がある
潜在能力が高い人は、ただ頭の中でぐるぐると考えているだけではありません。基本的にフットワークが軽いので、いろんなところに気軽に出かけます。
人からのお誘いも自分の好奇心を刺激してくれそうなものであれば、どんなに忙しくてもOKするのです。
そのため、休日や仕事の後などに、ただひたすらぼーっと過ごす事がほとんどありません。
潜在能力が高い人の特徴6. 前向きな性格で失敗を次への糧に変えられる
潜在能力が高い人は、基本的にとってもポジティブ。仕事やプライベートで大きなミスをうっかりしてしまっても、いつまでもくよくよ落ち込みません。
もちろん、失敗した事に関してはしっかり反省しますが、その失敗と反省を次の機会に活かす事に重点を置いているのです。
そのため、周囲からも「いつも前向きな人」と評価されやすいという特徴もあります。
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潜在能力が高い人の特徴7. 負けず嫌いな性格で向上心が強い
潜在能力が高い人は、基本的に負けん気が強いため、勝負事には喜々として参加します。
学校の成績トップ争いや営業課での成績争いなど、様々な勝負事に真っ向から勝負を挑みます。そして、その勝負に勝つために必要な努力は惜しみません。
まるで一昔前のスポ根漫画の主人公のようですが、ライバルに勝つためだったら骨身を削ってでも努力をしようとするのです。
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潜在能力が高い人の特徴8. 日頃から思考する癖が習慣になっている
潜在能力が高い人は、何も考えずにぼーっとする事があまりありません。基本的にいつも何か考えているのです。
それは、仕事やプライベートなど自分に直接関係する事だけではありません。
例えば、仕事終わりにふらっと立ち寄ったお店で、
「このワンピース、新作らしいけどお手入れが難しそうな素材だな〜。春先は汗もかきやすいから、あの素材は汗染みできそうだな。汗染みって手洗いでとれるっけ?それともクリーニング?うちの近くのクリーニングってワンピースいくらでやってるんだっけ?」
など、日常の些細なことでも、ついつい考えてしまうのです。
潜在能力が高い人の特徴9. 真面目な性格で何事にも本気で取り組める
潜在能力が高い人は、どちらかというと真面目で浮ついたところが少ないため、仕事でも遊びでもいつでもどこでも全力投球。
「手加減して適当に片付ける。」という事がまずありません。手を抜く行為はよろしくないと思っているのです。
まるで、それはお固い風紀委員のよう。そのため、「周囲からは融通が利きにくいちょっと面倒な人」とも思われがちです。
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潜在能力が高い人の特徴10. 人生で成し遂げたい夢や目標を持っている
潜在能力が高い人は、いつも前向きで好奇心旺盛、そして、考える事が大好きなので、自分自身の人生についても幼い頃からいろいろな事を考えてきています。
そして、自分の人生の夢や成し遂げたい目標なども明確に持っているのです。もちろん、この夢や目標はただ思い描いているだけではありません。
その夢や目標を確実に達成するためには、「どうしたら良いのか?どんな学校に行き何を勉強したら良いのか?」なども、きっちり計画を立てているのです。
自分のスキルアップに繋がる!潜在能力を引き出すメリットとは
潜在能力は本当に自分自身で意識して引き出す事はできないのでしょうか?
もし、自分自身の秘めた能力や資質を自在に引き出す事ができたら、更なるスキルアップができそうですよね。
ここでは、自分自身のスキルアップにも繋がる潜在能力を引き出すメリットについてご紹介します。
潜在能力を引き出すメリット1. 自分の長所や得意なことに気がつける
「あなたの長所や得意な事ってどんな事ですか?」
と質問された時、さくさくと即答できる人って一体どのぐらいいるのでしょうか?
自分の長所や本当に得意な事が何か、はっきり分からない人ってけっこう多いですよね。潜在能力とは、まだ発揮されていない隠された能力の事。
この潜在能力を引き出す事が出来たら、自分の長所も得意な事もさくさくと言えるようになっちゃいます。
潜在能力を引き出すメリット2. 持っているポテンシャルを100%発揮できる
「本当の俺はこんなもんじゃないのに!もっともっとやれるのに!」
なんて悔し涙を流して言い訳してしまうのは、もしかしたら、潜在能力が充分に引き出せていないからかもしれません。
潜在能力を上手に引き出せたら、自分自身の中にあるポテンシャルを迷う事なく100%発揮できる可能性があります。
自分自身の力を全力で出し切れば、言い訳をする事も悔し涙を流す事もなくなりますよ。
潜在能力を引き出すメリット3. 長所や特技があることで自分に自信が持てる
秘められた資質である潜在能力とは、上手に発揮できれば自分自身の長所や特技になります。
「これだけは誰にも負けない!」と胸を張って言えるような長所や特技があると、自然と自分に自信がつきますよね。
自分自身に自信がつくとそれまで苦手だった事にも臆する事なくトライ出来るようになるため、新たな得意分野を開拓できる可能性もでてきますよ。
潜在能力の見つけ方は?潜在能力を解放して引き出す方法
自分自身の中でまだ目覚めていない潜在能力。この潜在能力は一体どうやって見つけられるのでしょうか?
ここでは、自分自身の中で眠る潜在能力の見つけ方と、その潜在能力を上手に解放して引き出す方法についてご紹介します。
潜在能力を解放する方法1. 睡眠をしっかりとって脳や体を休ませる
「仕事が忙しすぎてもう3日も寝てないよ。」
などと寝てない事を嬉しそうにアピールする人っていますよね。しかし、睡眠がしっかりとれない状態というのは、潜在能力を上手に引き出せない状態でもあります。
睡眠は日中の身体や脳の疲れをしっかりと回復し、起きている間に吸収した様々な情報を整理する時間です。
そして、雑多に取り込まれた情報の中から自分に必要なものを整理し、過去の情報と照らし合わせて、新しいアイディアを生むための時間でもあります。
しかし、充分な時間の睡眠がとれていなかったり、睡眠の質が悪かったりすると、情報を整理するどころか、身体や脳の疲れすらとる事ができないのです。
潜在能力を解放する方法2. こだわりや固定観念を排除して、何事にも興味や関心を抱くようにする
様々な経験を重ねれば重ねるほど、独自のこだわりや固定観念が生まれてきます。
「コーヒー豆は、〇〇ブランドじゃなきゃ頭がスッキリしない。」
など、日常の小さな事から仕事の進め方といった細かい決まり事は、時として新しい物事を自然と排除してしまいます。
潜在能力を解放したいのであれば、意識的にこだわりや固定観念を排除していきましょう。そして、今までも興味のなかったジャンルにも目を向けてみると、自分でも知らなかった自分の新しい考え方を引っ張り出す事ができるはず。
潜在能力を解放する方法3. 人の助言やアドバイスにはしっかりと耳を傾ける
「十人十色」とはよく言ったもので、人の数だけモノの捉え方や考え方はありますよね。
「俺はもう自分なりに一番いい方法知ってるから、いまさら人のアドバイスとか聞くだけ時間の無駄だし。」
なんて思い込んでいませんか?
自分とは違う視点から出てくる他の人からの助言やアドバイスには、今の自分の考え方の幅を広げるヒントがたくさんつまっています。
「自分のやり方を捨てて、他の人からのアドバイス通りに動け」とは言いませんが、話を聞いて自分に必要な情報をしっかりインプットするようにするのがおすすめです。
潜在能力を解放する方法4. 新しいことに積極的にチャレンジしてみる
「朝起きて身支度して会社に行く、仕事が終わったら同僚と1杯飲んで帰宅する」など、毎日同じ事の繰り返しだと、脳に刺激はありませんよね。
出来る範囲でいいので、今までやった事がなかった新しいジャンルにチャレンジしてみましょう。
未経験の事を体験すると、それだけで身体にも脳にも刺激がいっぱい、今まで知らなかった自分の能力も解放しやすくなりますよ。
潜在能力を解放する方法5. 苦手だと思っていることにも果敢に挑戦してみる
苦手な事は仕事でもプライベートでも出来れば避けたいもの。
でも、そこをあえて果敢にチャレンジしてみる事で、新たな才能、今まで眠っていた潜在能力が開花するかもしれません。
潜在能力の見つけ方や解放の仕方は意外と簡単。苦手な事でもしばらくやり続けてみるのです。
最初のうちは慣れない作業で「素質とかあるの?」と思うかもしれませんが、その素質が潜在能力として自分の中に眠っている場合、少しずつ能力が顔をだし気がつけば、苦手でなくなるどころか大得意になっている可能性もあるのです。
潜在能力を解放する方法6. 周囲の人に自分の長所や特技を聞いてみる
自分を冷静に客観視して自己分析するのが難しい場合は、周囲の人に自分の長所や特技と思われる事は何かを聞いて周りましょう。
ポイントは、自分の事をよく知っている相手だけでなく、まだ知り合って間もない自分の事をよく知らない相手にも聞いてみる事。
性格をよく知っている人からの視点と、よく知らない人の視点では、見方も大きく違いますからね。
そうしてリストアップした他人からみた自分の長所や特技と、自分自身が思う自分の長所や特技を比較検討してみると、眠っている潜在能力がどのようなものなのか分かるようになりますよ。
潜在能力を解放する方法7. 瞑想をして脳を鍛えてみる
身体と頭をリラックスさせる瞑想は、潜在能力を解放するためのトレーニングにおすすめです。瞑想は、ただ目を閉じて座っているだけではありません。
瞑想を繰り返す事で、物事を柔軟に考えられるようになったり、他の意見に左右されにくくなったりするとされています。
自分自身の考え方や感じ方をコントロールしたり、トレーニングするために最適な方法なのです。
潜在能力を解放する方法8. 運動やトレーニングをして、体の可動域を広げる
脳と身体は連動しています。身体をあまり動かさずにいると、いつしか考え方も柔軟性を失っていってしまうとされています、
反対に身体を動かす機会が多いと、それだけ考え方も柔軟になり、自分の中に眠っている潜在能力も開花させやすいのです。
この方法、実はスポーツ選手が自分の中に眠る潜在能力をさらに開花させたい時に使われる方法でもあります。
潜在能力を解放する方法9. 一流のものに触れて視座を高める
「朱に交われば赤くなる」とはよく言ったもので、自分にそのつもりがなくても一定の環境にいればいるほど、その環境に染まっていってしまうもの。
今の自分よりももっと高みを目指すために潜在能力を開花させたいのであれば、自分が目指すジャンルの一流に触れるようにしましょう。
そして、その一流に触れる事が特別ではなくごく当たり前になってくると、自然と目が超え、物事の判断能力なども自然とレベルアップできるようになります。
潜在能力を解放する方法10. 好きな事に本気で打ち込んでみる
潜在能力とは、自分の中に眠るまだ見ぬ長所。既に好きな事があるなら、それに集中できる時間を作りましょう。
料理が好きなら、プロ級の味が作れるよう専門学校に通ってみるのもおすすめです。
「好きな事=得意な事」でもあるケースが多いため、その道を極めれば自然と潜在能力も開花していく可能性がありますよ。
潜在能力を開花させたい方へ読んで欲しいおすすめの本3冊
自分自身の中に眠る潜在能力を上手に開花させるためには、一体どうしたら良いのでしょうか?
ここでは、潜在能力を開花させたいと思った時に、ぜひ読んでほしいおすすめの本をご紹介します。どの本も潜在能力の事がとてもよく分かる良書ばかりですよ。
おすすめの本1. 『ハーバード流自分の潜在能力を発揮させる技術』マリオ・アロンソ・ブッチ著
ハーバード大学メディカルスクールの特別研究員であるマリオ・アロンソ・ブッチ氏による「ハーバード流自分の潜在能力を発揮させる技術」。
「潜在能力とは一体何か?」という基本的なところから、なかなか自分自身では意識しづらい脳の仕組みを上手に利用して、潜在意識を開花させるためのステップなどが分かりやすく掲載されています。
無意識に発動する行動をどのように意識的に行えるようにするかなど、自分自身の固定概念を壊してくれますよ。
Amazonで詳細を見るおすすめの本2. 『潜在能力を最高に引き出す法』ショーン・エイカー著
ポジティブ心理学者であり、100社以上もの企業でコンサルティングを行っているショーン・エイカー氏の「潜在能力を最高に引き出す法」。
ハーバード流最新ポジティブ成功理論ベストセラーの第3弾となっています。
潜在能力とはなにか?という素朴な疑問から、潜在能力を開花させるために必要な5つのステップまで分かりやすく紹介します。
Amazonで詳細を見るおすすめの本3. 『あなたの潜在能力を100%引き出すたった1つの方法』生田 知久著
脳科学研究家で年間300回もの講演を行うポテンシャル・トレーナーの生田 知久氏による「あなたの潜在能力を100%引き出すたった1つの方法」。
「潜在能力とは開花させにくいものである」という考え方を大きく覆してくれるトレーニング法を提案しています。
潜在能力を引き出す鍵はイメージ力。潜在能力を引き出すのに必要な脳の使い方などが詳しく分かります。
Amazonで詳細を見る潜在能力を引き出して、自分の可能性を広げていきましょう。
潜在能力を上手に引き出せるようになると、仕事にプライベートに高いポテンシャルをキープしやすくなります。
また、潜在能力が開花できれば、自然と出来ることが増えるので、今までチャレンジできなかった事でもスムーズにトライできるようになるのが嬉しいですよね。
潜在能力を開花させるためのステップは、今すぐできる簡単なものばかり。ぜひ、チャレンジしてみて下さいね。
【参考記事】はこちら▽
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