承認欲求が強い人の心理&特徴とは?人に認められたい欲求への対処法も解説!
どうして認められたいの?承認欲求が強くなる5つの原因
承認欲求の強い人も生まれた時から欲求が強い訳ではなく、何らかの原因があって強くなってしまったのがほとんどです。
どういった原因を背景に持っているのか、承認欲求が強くなる代表的な原因を5つ紹介していきます。
原因1. SNSの使いすぎ
SNSが普及したことでTwitterやInstagram、LINEのタイムラインなど、使っていない人の方が珍しいですよね。SNSは人からの反応が直接的で承認欲求が満たしやすいため、特に若者はSNSに依存しやすい傾向に見られます。
多くの人から手軽に好意的な反応を受けるのが当たり前になってしまっているので、それに連れて承認欲求も高くなってしまうのでしょう。
最近耳にする、アルバイトによる不適切な動画がSNSにアップされて問題になっているのも、SNSで承認欲求を満たそうとしてしまっているからです。
原因2. 過度な愛情を持って育てられた
幼い頃から何をしても「可愛い可愛い」と周囲に甘やかされて育てられれば、人から認められるのが自分の中で当たり前になってしまいます。
それが大人になるに連れて周囲から以前のようには認められなくなってしまうので、空いた穴を埋めるように承認欲求が強くなってしまうのです。
こういった原因を持つ人はわがままで自己中心的な性格になりやすく、承認欲求の満たし方も乱暴である傾向に見られます。
原因3. 親からの愛情が不足していた
幼少期に親から愛情を受けることで、自己肯定を覚えて自信を持てるようになるものです。一方で、愛情が不足してしまうと「自分は必要とされていない」と感じてしまい、自己肯定ができなくて自信を持てない大人へとなっていきます。
自分では自身の存在価値を見い出せないので、周囲から認められるしか自分の魅力を確認できないでしょう。そのため、他人から認められたいという承認欲求が、人一倍強くなってしまいます。
原因4. 失敗経験がトラウマになっている
どれだけ立派な人でも、大きな失敗をしてしまえば自信を失って自己評価も低くなってしまうでしょう。失った自信を取り戻すには他人から認めてもらうしか方法がありませんので、承認欲求も自然と強くなってしまいます。
大きな失敗をしてしまえば誰でも承認欲求が強くなってしまうとも考えられ、今は承認欲求が強くない人も決して他人事だとは言えないでしょう。
原因5. 褒められたことが少ない
人は他人から度々褒められることで自信を保ち続けられます。そのため、そもそも褒められた経験が少なければ、自信を身につけるために他者からの承認を求めてしまうのも当然です。
特に幼い頃の影響が大きく、幼少期に周囲から褒めてもらえなかった人は、大人になってから不足分を補おうとして褒めてもらおうと全力を尽くします。
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