判断力がある人とはどんな人?冷静に判断する力を鍛える方法&読むべき本を紹介!
反対に、判断力がない人の特徴6つ
いつまでたっても物事を決められない優柔不断な性格が、判断力がない人の分かりやすい特徴です。判断力がある人とない人では、考え方や行動にどのような違いがあるのでしょうか。
ここでは、判断力がない人の特徴について詳しく解説します。
特徴1. 目先の損得感情で物事を見ている
判断力がない人は、長期的に物事を考えることができません。
今の気分や感情だけで判断してしまうため、しばらくたってから不満や落とし穴に気付き、後悔することになります。
「この判断をしたら、将来はどうなるのか」というような、先々を想像する習慣が全くないのが特徴です。周囲の人たちに、「計画性がない人」「いつも行き当たりばったりな人」と思われていることも。
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特徴2. 固定観念や、偏見が強い
判断力がない人は、視野が狭く、偏った物の見方をしがちです。
「〇〇は当然こうあるべきものだ」「あの人は昔から性格に癖がある」など、決めつけてしまう思考が癖になっているため、物事を多角的に捉えることができません。
固定観念や偏見、先入観などの強い主観によって、物事の真相を見通すことができず、正しい判断から遠ざかってしまうのでしょう。
特徴3. 人のせいにばかりしてしまう
常に人に判断を委ねて来た結果、何かあれば人のせいにしてしまう癖があります。自分の判断で失敗して責められるのが嫌で、判断を人任せにするのです。
もし、最終的に自分が判断を下した物事であっても、「〇〇さんの意見に沿っただけ」と、何でも人のせいにして責任から逃れようとします。
判断力がない人の中には、責任を負うのが苦手な人も多いです。
特徴4. 周囲の目を気にしてしまう
自分の中に信念がなく、物事を判断する基準が分からない人は、周囲の反応から結論を導き出そうとします。
周囲の意見に流されやすく、その時々で考えがぶれてしまうと良い判断ができません。
「みんながそう言うならこっちにしよう」「右を選ぶと反対されるだろうから左にしよう」などと、自分の意見を全く持っていないのが特徴です。自分で考え、判断する習慣がないので、判断力はどんどん低下してしまいます。
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特徴5. 悩む時間が長く、優柔不断な性格
判断力がない人は、いつまでも優柔不断に悩んでしまうので、大切なチャンスを逃してしまいます。一つの物事に対して悩む時間が長く、なかなか決断を下すことができません。
「こうしよう」と一度決めても、後になって「やっぱりあっちの方が良いかも」「もし失敗したら」などと不安が浮かび上がり、また初めから悩み始めることになります。
失敗するのが怖い、損をしたくない、というような考えが根強くあるためでしょう。
特徴6. 過去の判断を後悔して引きずる
過去の判断で失敗した経験があることで、自分の判断に自信が持てなくなっているのも特徴です。
過去の失敗経験がトラウマになっており、新しく何か判断することに強い不安を感じてしまいます。
「もし、あの時みたいに失敗したら」という気持ちが強いため、物事を冷静に捉えることができません。
また、失敗を恐れるあまり、いつまでたっても判断を下せないこともあります。
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