人に興味を持たせる6つの話術。鍛える方法&テクニックが学べる本も解説

HaRuKa 2024.05.07
話術を磨いて仕事や恋愛などに活かしたいですよね。そこで今回は、人に興味を持たれる話術から、話術を鍛える方法、話術を学べるおすすめの本まで紹介します!プレゼンや営業、好きな人と会話をする時などは、ぜひ本記事を参考に、成功に導いていきましょう。

相手から興味を持ってもらえる話術を知りたい方へ。

人に興味を持たれる6つの話術

仕事や恋愛で話すことが苦手で、話術が欲しいと思っている人も多いのではないでしょうか。同じ時間を過ごすのであれば、どうせなら面白い話をして楽しませたいですよね。

ここでは、人に今日を持たれる話術から話術の鍛え方、話術を学べるおすすめの本まで紹介します。

人前で話すことが苦手な人は、こちらを参考にして練習してみてくださいね。


人に興味を持たせる話術とは?具体的な方法を解説

取引先や恋愛相手になかなか話を聞いてもらえなくて困ってしまうことってありますよね。トークスキルを上達させたいけれど、どうするべきなのかイメージが湧かない人も多いはず。

実は、人に興味を持たれる話術には、共通点があります。ここでは、人に興味を持たれやすい話術とはどんなものなのか、6つご紹介します。


話術1. 聞いてる人にとってメリットとなる情報を提示する

どんな人でも、会話によって学習できたり、得をしたりするようなことがあれば、必ず話をよく聞くはず。

そのため出来る営業マンは、物自体がどんなものか説明するよりも、その物を使うことでどんな得があるのか、ということを会話で伝えるのがうまいです。

プレゼンや会議でもよく使われる、代表的なテクニックの一つになります。


話術2. 共感させるポイントを入れる

人は理解できる、わかりやすい内容は認知しやすい傾向にあります。

そのため、伝えたいことが難しい内容の話であっても、要所要所で簡単な例え話や比喩表現を使って、共感させるポイントを作るのは、興味を持たれやすくなるテクニックの一つ。

話が上手い人は、その例え話が面白いことが多いため、より興味をひきやすくなります。


話術3. 抑揚・表情・ジェスチャーで表現する

会話の伝わりやすさは、話の内容だけで決まるのではありません。

人は会話中であっても、視覚によってもたくさんの情報を得ているため、話術が上手い人は、多くの表情やジェスチャーをプレゼンや営業で多用します。

また、聞いている人を惹きつけ続けるため、特に伝えたい大事な箇所に抑揚をつけるのも頻繁に利用されるテクニックです。


話術4. 5W1Hを意識した話し方

話しているうちに話が脱線していく人の会話は楽しいものですが、仕事や営業には適さないですよね。

話術が上手い人は、いつ、どこで、だれが、といった5W1Hを意識して、伝えれているか自分で確認しながら会話します。

しかし、それだけを意識すると機械的な会話になるので、本当に話が上手な人は相手にわかりにくくならない程度にばらけさせていることもあるでしょう。


話術5. 相手と話すスピードを合わせる

「呼吸を合わせる」という言葉があるように、会話の速度は意外と重要

相手にしてみれば、自分が一番わかりやすいスピードで話しているはずなので、相手の話すスピードに合わせるのが話術が上手い人のテクニックの一つ。

まずはじっくり聞き役に周り、相手の会話がどのくらいの速さなのか見定めるのが上手いです。


話術6. 起承転結を守った構成で話す

作文やメールの文章だけでなく、会話にも一般的なルールが存在します。特に、自分が知っていて、他人が知らないことを話すときに、ついつい「起」にあたる内容を忘れがち。

起とは、「そもそも何の話なのか」ということを定義するために必要なことです。

これがあると話が格段にわかりやすくなるため、興味を持ち続けられる秘訣の一つでしょう。


仕事や恋愛で活かせる!話術を鍛える方法7選

SNSやメールなど様々な連絡手段が発達しましたが、やはり生活する上で、面と向かっての会話に勝る、コミュニケーションはありません。

ここでは、仕事や異性からモテるために使える話術を鍛える方法を、7つご紹介します。


鍛え方1. 挨拶から会話に慣れていく

うまく会話することもできないけれど、そもそも人前に立ったり、知らない人と話すことが苦手という人もいるはず。

そんな人は、まずは元気よく挨拶して会話に慣れることが、話術を鍛える際のはじめの一歩です。

毎日挨拶すると、顔を覚えてもらえるため、次に会話する時もスムーズに入っていける確率が高くなります。


鍛え方2. 話が上手い人とたくさん話す

身近にいる話が上手い人が喋る内容を聞き、出来るだけ真似してみる、というのも効果的な話術を磨く方法です。

なるべくたくさん会話して、抑揚のつけ方や、面白い例え話などを覚えておいて、コピーしましょう。

話が上手い人は恋愛上手であることも多いので、モテるための話術も同時に鍛えることができる可能性もありますよ。


しっかり目を見て話すことを意識する

話が苦手な人は、自信のなさから、ついつい会話中に目を反らしてしまいがちです。

目を反らしながら会話すると、内容も伝わりにくいため、興味を持たれないことが多いでしょう。

最初は恥ずかしくても、それも話術を鍛えるための訓練と思って、友達や恋愛相手とするような会話であっても、しっかりと意識しておくようにしましょう。


鍛え方3. 聞き手に合わせた言葉を選ぶ

どんな会話であれ、なるべく聞き手がわかりやすいようにチューニングすることは大切なこと。

相手の立場や属性にあわせ、言葉を選ぶ意識を持つことが、話術を鍛える上で重要なポイントの一つです。

特に仕事上では、自社では一般的に伝わる業界用語なども、お客さんは全く知らないこともあるので、注意しておきましょう。


鍛え方4. 聞き上手になる

会話というものは、当然ながら相手がいてこそ成り立つもの。

こちらが勝手に突っ走って喋ってしまっても、実は相手は全然違うことを話すつもりだったということはよくあります。

そのため、まずは聞き上手になって、相手の希望や思いをしっかりと引き出してから、会話していくというのも話術を鍛える上で大事な考え方です。


鍛え方5. 人前に立って話す経験を積む

話術とは、理論を学ぶだけではあまり上達しないもの。なるべく多く人前に立って、話す経験をたくさん積むというのが、最も効率がいい話術を磨く方法になります。

はじめのうちは、喋っている時に考えながら小技やテクニックなどを使う余裕はないと思うので、とにかく大きな声でハキハキと話すようにすることが大切です。


① 長すぎないように時間を測る

緊張して舞い上がってしまうと、時間の感覚や話の進捗具合などがわかりにくくなるもの。

気がつけば、話終わった時に予定していた時間を大幅にオーバーしていた、ということがないように、時間を計っておきましょう。

見えやすいところに時計を置いておき、話している途中でも自然に視界にはいるようにしておくのがコツです。


② 復習できるよう動画や音声を記録する

上達していくには、自分の良くなかった点を一つずつ解消していくのが、正しい鍛え方です。

知り合いや同僚に動画の撮影をお願いできるのであれば、ぜひやってもらい、終わった後にしっかり復習しましょう。

それが出来ないのであれば、最悪スマートフォンのボイスメモで録音はできるはずなので、やっておくべきです。


鍛え方6. 新しいことに興味を持って知識を習得する

話が上手い人は、話術だけでなく、知識も豊富でどんな会話にもうまくついていけるものです。

そのため、なるべく色々なジャンルにアンテナを張り巡らせておいて、出来るだけたくさんの知識を持つようにしましょう。

仕事だけでなく、恋愛や友人関係にも必ず活かせるはずですので、ぜひともトライするべき鍛え方の一つ。


鍛え方7. 政治家のスピーチを参考にしてみる

テレビに出ている芸能人や、政治家といった人たちは、話すことに関するプロです。特に政治家のスピーチは、政治的な難しい話を、一般市民に伝えなければいけません。

わかりやすく噛み砕いたり、ゆっくり話したりといったテクニックはとても参考になります。TVを付ければ誰でもできる鍛え方なので、ぜひやってみましょう。


話し方のテクニックが学べるおすすめの本

実際に使える具体的なフレーズや、偉人たちがとってきた実例などの方法を参考にしたいのであれば、本を読んでみるのもいいでしょう。

ここでは、話し方のテクニックを磨く方法を知るために、おすすめできる本を4冊ご紹介します。


おすすめの本1. 『電話だけで3億円売った伝説のセールスマンが教える お金と心を動かす会話術』浅川智仁(著)

電話だけで3億円売った伝説のセールスマンが教える お金と心を動かす会話術

ライフデザインパートナーズという営業コンサルティング会社の経営者が書かれた本です。平均単価120万円の教材を、電話だけで累計1億8千万円分販売した経歴があるとのこと。

どちらかというと営業スキルや、テレアポのやり方などが主眼のため、これから営業職につく方、営業成績をアップさせたい方におすすめです。

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おすすめの本2. 『カーネギー話し方入門』D・カーネギー(著)

斎藤一人 神はからい (すべての出来事に隠された本当の意味)

リンカーンやルーズベルトといった、アメリカの著名な政治家やビジネスマンたちの実例を挙げながら、相手をどう惹きつけながら話すかということが書かれています。

スピーチやプレゼンなどに関する説明が多いため、多くの人の前で話す機会がある人におすすめです。逆に言うと、あまり一般的な会話に使えるような記述は少ないかもしれません。

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おすすめの本3. 『雑談力が上がる話し方――30秒でうちとける会話のルール』齋藤 孝(著)

雑談力が上がる話し方――30秒でうちとける会話のルール

ワイドショーなど、数多くテレビに出演されている齋藤孝さんが書かれた本です。

目新しい斬新な切り口ではありませんが、人間関係を構築する上で非常に参考になる雑談術について詳しく書かれています。

仕事用にももちろん使えますが、どちらかというと恋愛や友人関係など、一般的な会話の話術をあげたい方におすすめです。

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おすすめの本4. 『聞き手を熱狂させる!戦略的話術~オバマに学ぶNLPプレゼンテーション~』二階堂 忠春、

聞き手を熱狂させる!戦略的話術~オバマに学ぶNLPプレゼンテーション~

タイトルの通り、オバマ元大統領のスピーチを参考にした、話術のノウハウについて書かれた本です。

オバマ元大統領の演説をかなり細かく分析しており、ジェスチャーや身振り手振りについても解説されております。

聞き手を虜にさせるための技術が知りたいような、仕事で大切なプレゼンを控えているビジネスマンにおすすめです。

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人に興味を持たれる方法を学んで、周りからの信頼を勝ち取りましょう。

話術が高い人の特徴と、おすすめの磨き方についてご紹介しました。

人前でうまく話すことを苦手としている人は多いですが、練習すれば必ず良くなりますので、怖がらずにとにかく経験を積んでみましょう。

こちらを参考にして、より仕事でいい成績を上げる、異性からモテるためのきっかけをつかんでみてくださいね。


【参考記事】はこちら▽

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