心を閉ざす人の心理&特徴とは?意味・内向的な原因・上手な接し方を解説
心を閉ざす人に見受けられる7つの特徴
心を閉ざす人に限らず、特定の人と上手く関わっていくためには、その人の特徴や性格を理解することが必要です。
心を閉ざす人は全体的に内向的な性格の人が多く、自分のことを教えたくなかったり、上手く言えなかったりするので、日々の行動などから特徴、性格を分析していきましょう。
特徴1. 自己肯定感が低く、自分に自信がない
心を閉ざす人のほとんどは、何に対しても失敗することが怖く**、自ら行動することがあまりありません。
これは「過去に失敗して怒られた」「失敗して友達に嫌われてしまった」などの辛い経験から、自分が成功するビジョンが見えなくなり、自信を無くしてしまったためです。
その自信のなさから、例えば人に話しかけたり、何か行動しようとしても心の中でストッパーが作動して、実際に動けなくなってしまって次第に心を閉ざす原因になっていくのです。
特徴2. マイナス思考で落ち込みやすい
心を閉ざす人は過去に味わった不安や恐怖など、ネガティブな感情が心にしみついている場合があります。
ネガティブな感情が心にしみついている場合、少しでも失敗すると嫌な感情を思い出してしまうため普通の人よりも落ち込みが激しいのです。
こういった人はマイナス思考に陥ることを恐れて失敗のリスクを減らそうとするため、リスクの高い「人との関わり」を避けるようになり次第に心を閉ざしてしまいます。
特徴3. 何事も自分一人で解決しようとする
心を閉ざす人は基本的に、コミュニケーションをなるべく取りたくないという考え方をしています。自分のことを表現するのが怖いと思っているためです。
この考えから他人とのコミュニケーションを必要とする共同作業を嫌い、一人でできることなら多少無理をしてでも自分の力だけでやり遂げようとするのです。
特徴4. 特定の人にしか心を開けない
心を閉ざす人は多くの場合、自分を知られることを恐れています。心を閉ざしていても親しい人であれば比較的安心して会話ができる傾向にありますが、どれだけ親しくても触れてほしくない自分はあるのです。
そのため彼氏や彼女と話す時も自分を出し切れない場合がありますが、それでも本人からすればできる限りの表現をしているのです。
特徴5. 不器用で自分の意思や考えを相手に伝えるのが苦手
心を閉ざす人は、人に嫌われることを恐れている傾向が強くあります。嫌われたくないがために言葉遣いや話し方に気を使いますが、考えすぎてしまって結局自分の思っていることは伝えらないことが多いのです。
時には自分のことがねじ曲がって伝わってしまい、その誤解が悪い方向に働いてしまうと、どんどん会話が嫌いになっていってより深く心を閉ざしてしまいます。
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特徴6. 自意識過剰で周囲からの評価を過度に気にしてしまう
心を閉ざす人は自分のことをうまく伝えることができません。
それも、なるべく周囲から嫌われないように悪い部分を隠そうとするためで、自分の悪い部分が見られて周囲の評価が下がるのを恐れているのです。
そして、自分のことを話すと相手に悪い部分を聞かれてしまうリスクがあるため、なるべく自分の話はしないようにします。これが原因で「心を閉ざしている」状態に陥ってしまうのです。
特徴7. 自分のことを知られたくない
心を閉ざしている人は恋愛や仕事などの「本当の自分」を知られることを特に嫌います。特に恋愛などでは「本当の自分を知られたら嫌われるんじゃないか」と考え、今までの関係が崩れるのを恐れているのです。
そんな考えから話を避けてしまうことで、周りからすれば明らかに「心を閉ざしている人」になってしまいます。