人間不信な人の特徴と原因|トラウマを克服するための方法も紹介します!
人間不信になる原因|人を疑うようになるきっかけとは?
「どうして人のことが信じられれないの?」
「人間不信に陥った理由を知りたい!」
人に不信感を抱かない人からすると、なんで人間不信になったのかって不思議に思いますよね。
しかし、本人にとっては人を信じられなくなった大きな原因があるのです。
ここからは、人間不信の人が人を信じられなくになった原因について詳しく解説していきます。
原因1. 信用していた人から裏切られたから
相手が誰でも裏切られたらショックですが、裏切られた相手が信用していた人ならショックはなおさら大きいものになり、誰のことも信用できなくなってしまいます。
- 長年の親友に恋人を略奪された。
- 大切にしていた高級時計を盗んだ犯人が、父親だった。
など、一番心を許してきた身近な人から、大きな裏切りにあってしまうと、「他の人はもっと信用できない」と思い誰のことも信じなくなってしまうのです。
原因2. 過去に上手く人付き合いが出来なかったから
職場や学校でいじめを経験したりすると、
「自分が人付き合いがうまくないからいじめられたのかも」
と自信をなくし、誰とも関わらないようになってしまいます。
- 仲良しだと思っていた友達から、ある日を境に無視されるようになった。
- 職場で自分だけ上司から叱責され続け、ひどい仕打ちを受けていた。
等、人間関係でトラブルを抱えてしまい、人付き合いに自信がもてなくなってしまったのです。
原因3. 人に対して素直に頼ることができないから
人見知りだったり、人に強い警戒心があるため、他人に対して強く心を閉ざすようになってしまうことがあります。
- 極度の人見知りで、人になんて話しかけたらいいのかわからなくて、上手くコミュニケーションがとれない。
- 幼少期のいじめなどの辛い経験から「この優しさにも裏があるのではないか?」と疑ってしまう。
など、人に頼ることが難しくて、「誰も頼らず、一人で生きていくしかない」と思い込んでしまっているのです。
原因4. 幼少期の育った環境が良くなかったから
一般的に、人が生まれてきて、一番初めに人間関係を築く相手は親でしょう。
その親が虐待してくるような人だと、誰のことも信用できなくなってしまいます。
- 両親から殴る、蹴るの暴行を受けて育った。
- 親から体を触られるなど、性的な被害を受ける。
- 十分なご飯を与えられなかったり、服を買ってくれないなどネグレクトを受ける。
等、親からひどい仕打ちを受けて育った人は、他人を信用するという経験をしないまま大人になってしまうのです。
原因5. 細かいことを気にしがちな性格だから
自分に自信がないと、「失敗したくない」という気持ちが強くなり神経質になって人のことを疑うようになってしまうのです。
仲間内で飲みに行った割り勘で少しだけ多く払わなければいけない時に、機嫌を悪くする。
自分が仕事で失敗した時に、周囲に雑談で笑っている人を見て「自分のことを馬鹿にしているに違いない」と思い込んでしまう。
等、細かいことを気にしすぎて、被害妄想にとらわれてしまい、他人に対する不信感を強くしてしまうのです。
原因6. ネガティブな性格で打たれ弱いから
劣等感が強いから、少しでも自分が傷つくようなことがあると、
「自分のことを好きな人なんてどこにもいないんだ」
と落ち込んで他人の対する不信感を募らせてしまうのです。
同僚がミスを指摘してくれただけでも「晒し者にしようとしている」と感じてしまう。
仲間に頼み事を断られると「私のことが嫌いだからかも」と不信感をもってしまう。
など、ちょっとしたことでマイナス思考に陥り、人を信用しなくなってしまうのです。
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