「自分を律する」とは?自分に甘い人の特徴と自分を戒める方法を解説!
自分を律する方法|感情や欲求をコントロールするには?
「自分に甘い性格を直して自分を律する人になりたい」
「うまく自分を律する力を身につけたい」
日常生活の中でついつい自分を律することができていないと自覚している人でも、自分を律する方法は学べます。
どうしたら自分を律することができる人になれるのでしょうか?ここからは、自分を律する方法を、具体的に解説していきます。
方法1. 自分を客観視する癖をつける
自分を律するには、まず自分の現状や能力を客観的に把握することが大切です。楽しいことややりたいことを優先して自分自身は満足していても、周囲の人から見るとただ自分に甘くだらけているだけに見えることに気づくからです。
- 周りの人にどう評価されているのかを意識する
- 自分と同じ行動を取る人が周りにいたら、自分はどう感じるのかを考える
などを心掛けましょう。周りの人に自分がどう映っているのかを常に意識するのがポイントです。
方法2. 考える前に行動してみる
自分を律することができない人は、怠ける理由や自分に対する言い訳をあれこれ考える癖があります。「面倒だな、やりたくないな」と思っていても、実際にやってみたら大したことではなかったというケースは多いもの。そこで、
- できない理由を考える前に、まずは挑戦してみる
- いつかはどうせやらなくてはいけないことなら、あれこれ考えずに先に片付けてしまう
などのトレーニング方法を実践してみて。
仕事でも勉強でもやらなくてはいけないことは深く考えずに、片っ端から片付けてしまうように努力しましょう。
方法3. 思い通りにならないことも受け入れる
人生の中では何かしらの挫折や紆余曲折があるもの。
「人生楽しいことばかりでなく、嫌なことや面倒なこともあるものだ」と考えれば、やりたくないことでも我慢しようという気持ちになれます。
例えば、
- 面倒でやりたくない作業でも、自分の仕事には必要不可欠だと考えて我慢する
- 頑張って失敗したとしても、努力しなかったよりは良いと考える
などを試してみて。失敗や挫折も長い目で見たら自分の糧になると、ポジティブに考えましょう。
方法4. ストレス解消のコツを身につけておく
自分を律するのが苦手な人は、やりたくないことをやらなくてはいけないストレスから逃げてたくて怠けてしまうことがあります。なので、ただ自分に対して厳しくするだけでなく、上手にストレスを解消することも必要不可欠です。例えば、
この仕事を片付けたら、好きなカフェに行って一息つこう」と、頑張った自分へのご褒美を用意する
平日は仕事を頑張って週末には思いっきり趣味に打ち込むなど、メリハリのある生活を心掛ける
など、正しいストレス解消法を身に付けましょう。ストレスを解消するコツが分かっていれば、やりたくないことも我慢できるようになりますよ。
方法5. 小さな目標を毎週立てる
目標が大き過ぎると、「頑張ってもどうせ無理」と諦めてしまいがち。一つの大きな目標よりも小さな目標を複数設けると、頑張ろうという気持ちを出しやすくなります。
例えば、
- 夏までに5kg減らすといった大きな目標ではなく、「今週はランチを軽くする」など達成しやすい目標を決める
- 「今週は本棚の整理、来週はキッチンの引き出しの整理」など、毎週やるべきことを決めて片付けていく
など、週単位で達成しやすい目標を決めるのがポイント。
「これをクリアしたら、次はこれ」と、階段のようにコツコツと目標を達成していくとやりがいを感じやすいですよ。
方法6. やるべきことリストを作る
自分を律することができない人は物事に優先順位をつけるのが苦手で、何をすれば良いのか分からないから、頑張れないということがあります。
そのため、
- 今やらなくてはいけない仕事をリストにして、優先順位をつけていく癖をつける
- 優先順位の高いものから始め、それが終わるまでは他のことに手を付けない など、最初からやるべきことリストを作って厳守することが大切。
自分のやるべきことを着々とこなしていけば良いため、他のことに気を取られずに済み、効率も上がりますよ。
方法7. 10分前行動を心がける
「やりたくないな」と思っているとどうしても行動がぐずぐずしてしまい、起きなければいけない時間に起きられなかったり遅刻したりしまいがち。
なので、
- 起きなければいけない時間の10分前にアラームをセットする
- 出発時間の10分前には用意が終わるようにする
- 約束時間の10分前に到着するように心がける
など、時間に余裕をもって行動するのがポイント。
日常生活の中で時間にルーズなのを解消することで、やる気のなさも次第に改善されますよ。
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