「自分を律する」とは?自分に甘い人の特徴と自分を戒める方法を解説!

HaRuKa 2022.04.08
やらなければいけないことがあるのに、自分の甘さから逃げ出してしまうことってありますよね。この記事では、自分を律することができない人の特徴から、自分を律する力を鍛えるトレーニング、名言や書籍まで詳しく解説します!

【言葉】自分を律することわざ&名言|熟語や四字熟語も大公開!

自分を律することわざ&名言

「自分を律する」ことわざや言葉は多くあります。自分を律する力をつけるには、そういったことわざや言葉から自分を律するモチベーションを高めることも大切。

そこで、自分を律する有名なことわざや名言をご紹介します。


言葉1. 「克己心(こっきしん)」

「克」は打ち勝つ、「己」は自分のことを意味し、「克己心」は文字通り「自分の欲望に打ち勝つ意志」という意味の熟語です。自分の欲望をおさえる心や、自制心を表します。

自分の欲望に屈するのではなく打ち勝つことが大切だと教えてくれる言葉なので、自分を律するようになりたい人におすすめです。


言葉2. 「自厳他寛(じげんたかん)」

「自厳他寛」とは「自分には厳しく、他人には寛容であれ」という意味の四字熟語です。

自分を律することができない人は自分に甘く、他人に対して厳しく当たってしまうことが多いもの。周囲の人には優しく自分には厳しくすることの重要性を教えてくれるので、自分に甘いと自覚している人におすすめの熟語です。


言葉3. 「杖に縋るとも人に縋るな(つえにすがるともひとにすがるな)」

「杖に縋るとも人に縋るな」は、安易に他人の力に頼ってはいけないという意味の言葉です。

自分を律することができない人は他人に甘えてしまいがちですが、他人を当てにしすぎると自分の力で頑張ろうという気持ちが削がれてしまいます

この言葉は、むやみに他人を当てにしてはいけないと戒めてくれるので、他人に頼りがちな人におすすめの言葉です。


言葉4. 「天を恨みず人を咎めず(てんをうらみずひとをとがめず)」

「天を恨みず人を咎めず」とは、不遇なことがあっても天を呪ったり人を責めたりしてはいけないという意味。

何かに挑戦して失敗してしまうと、運の悪さや周りの人のせいにしてしまうことがありますが、この言葉はどんな結果も自分が招いたことだから、責任転嫁をしてはいけないと教えてくれます。


言葉5. 「他人を矯正するよりも、自分を直すほうが得であり、危険も少ない」/ デール・カーネギー

アメリカの作家デール・カーネギーの言葉で、他人の欠点を直してもらうよりも、自分の欠点を改める方が確実であるという意味です。

仕事のパートナーや配偶者に「こうしてくれた方が良いのにな…」と感じる時でも、他人の行動を変えるのは難しいもの。自分の行動を変える方が自分のためになるし、自分の力で確実に変えられるので、おすすめの言葉です。


言葉6. 「人間の最大の罪は不機嫌である」 / ゲーテ

「人間の最大の罪は不機嫌である」は、ドイツの詩人ゲーテが残した名言で、不機嫌を隠さないのは悪であるという意味。

何か嫌な気持ちがあっても不機嫌さを顔に出していては、周りのムードも険悪にしてしまいます。自分のネガティブな感情をコントロールすることが大切と教えてくれるので、感情が顔に出やすい方におすすめの名言です。


▷次のページ:自分を律する本|おすすめの書籍を紹介!

よく一緒に読まれる記事

関連する記事