【診断】ガラスのハートを持つ人の特徴。傷つきやすい性格を改善する5つの方法とは?
そもそも「ガラスのハート」ってどういう意味?
ガラスのハートとは、メンタルを割れやすいガラスに例えた表現で、「打たれ弱い人」「精神的に脆い人」の心を表した意味の言葉です。
つまり、些細なことでも、すぐに傷ついてしまうナイーブな人のこと。
「そんなガラスのハートでは、試験をパスできないよ」といった例文でよく使われる言葉です。
また、ガラスと表現される通り、少しのことで機嫌を損ねてしまう気難しさも形容した表現になります。
ガラスのハートを持つ人が傷つきやすい5つの原因とは?
「いつも些細なことで傷いてる気がする…」
「ガラスのハートの持ち主は、どんなことで傷つくの?」
ガラスのハートの意味は分かるけど、どんな特徴や心理状態なのか分からない人も多いはず。
ここからは、ガラスのハートの持ち主が傷つきやすい原因を深掘りしていきます。
より分かりやすいように具体例もあげて紹介するので、どうして傷つきやすいのかを確認してみてくださいね。
原因1. 他人と自分を比較しすぎてしまうから
ガラスのハートの持ち主は、評価の基準を他人に置いているので、周囲を気にしすぎてしまう傾向があります。
- 仕事を成功させても「けどあの人の方がすごかった」などと感じてしまい、自分の実績を認められない。
- 何かにつけて同僚と比較し、「なんて自分はだめなんだ」とすぐ自己嫌悪になる。
など、周りと比較しすぎているせいで無意識に自分の価値を下げてしまい、心が疲れていることが原因になります。
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原因2. 自分に期待しすぎているから
プライドが高いと、自分を高く見積もりすぎてしまうことがあります。
できるできるとポジティブに考えられている時はいいものの、その反動で失敗した時には耐えられなくなってしまうことも。
- 何に対しても根拠のない自信がある。
- 失敗する自分を想像できない。
など、自分への期待が大きすぎることが原因で自分を傷つけてしまうことがあるでしょう。
原因3. 人間関係に関するトラウマがあるから
感受性が高いと、他人に言われた些細なひとことでも、後々引きずってしまうケースがあります。
そのことがすぐに解消できればいいのですが、それがトラウマとなり他人に何かを言われることをストレスに感じてしまうことも…。
原因4. 人から強く言われたり、指摘されることに慣れていないから
傷つきやすい原因には、これまで育った環境が大きく影響していることも。
- 兄弟やライバルなどの存在がいなくて、強く指摘されるのに慣れていない。
- 両親にあまり怒られたことがない。
など、誰かから言われることに慣れていない人はガラスのハートの持ち主になりやすいです。
このタイプは、強く指示されることに慣れておらずストレスに感じてしまうので、言い方がキツイ人とは少し距離をとった方が良いでしょう。
原因5. 相手の意図が読み取れなくて怖いから
相手の言葉を表面的にしか受け取れていないと、「何で厳しく言われたの?怖い!」と、ただただショックを受けてしまうことも。
- 相手の言葉よりも声のトーンが気になってしまい、話が入ってこない。
- 自分のために言ってくれたかもしれないけど、相手の言いたいことがよく分からなかった。
こんな風に感じているなら、物事の本質が見抜けていないせいで傷つきやすくなっているのかも。
【自己診断】ガラスのハートを持つ人の特徴あるある7選
「ガラスのハートを持つ人ってどんな人なの?」
「ガラスのハートだねって言われたんだけど、私ってそんなに傷つきやすい?」
ガラスのハートの持ち主という言葉は認識しているけど、どんな特徴を持っている人のことをいうのか気になる人も多いのでは?
どんな人がこのタイプに診断されるのか。ここからは、『ガラスのハートを持つ人の特徴』を解説していきます。
ガラスのハートを持つ人のあるあるを見て、自己診断していきましょう。
特徴1. 冗談と本音の区別がつかない
ガラスのハートの持ち主は、相手から言われたままのメッセージをそのまま受け取ってしまいます。言ってしまえば素直な性格な人。
だからこそ、相手が「そんなことも分からないの〜?」などの冗談で言った発言も、本気で受けとってショックを受けます。そのため、一方的に傷ついてしまうことも多いですよ。
特徴2. 優柔不断で自信を持って決められない
傷つきやすい人は、自分の意見を他人から否定されるのが怖いと思っています。
だから、他の人から意見を聞かれたら、聞かれた内容問わず「なんでも大丈夫だよ」と当たり障りなく答えてしまうのです。
そのため、白黒はっきりしたい人から見れば、めんどくさい人と思われて、ズバっと指摘されて傷ついてしまうことも…。
特徴3. 涙もろく、すぐに泣いてしまう
自分が過去に辛い経験をしていると、相手の大変な話に共感しすぎてしまう一面があります。
- 相手の辛い場面にすぐ感情移入する。
- 感極まって涙もろい状態になる。
- 一方的な話であっても味方になる。
など、相談者が想像している以上のリアクションをとってしまう人はガラスのハートの持ち主と言えますよ。
特徴4. 人といると疲れてしまう
ガラスのハートを持つ人は、普通の人よりも感受性が強いゆえに気を遣いすぎてしまうのが特徴の1つ。
そのため、相手を傷つけないように常に言葉を選んだり、相手の表情を見て失礼なことをしていないかを考えていたりするため、家で1人になった時にとどっと疲れてしまうことも。
「友達と会ってきたのにどうして疲れてるんだろう?」と感じることが多い人はガラスのハートを持っている人かもしれませんよ。
特徴5. 周りに気を遣いすぎる
ガラスのハートの持ち主は人から意見を求められると、矢面に立たたなきゃいけないと考えているので、自分の主張をするのが怖いと思っています。
そのため、矢面に立たされるくらいなら他人の意見を優先しようと考え、周囲に気を遣いすぎてしまうのが特徴です。
自分の言いたいことをぐっと堪える瞬間があるという人はガラスのハートを持っている可能性が高いでしょう。
特徴6. 褒められても裏があると疑ってしまう
ガラスのハートの持ち主は相手に評価されても、裏切られたことを考えてしまうため素直に受け取ることができません。
そのため、相手が自分のことを評価してくれても、何か目的があるから褒めてくれると思い込んでしまいます。
やや他人を信じられなくなっている人もガラスのハートに当てはまる特徴と言えますよ。
特徴7. 人の細かい変化に気がつく
傷つきやすいタイプの人は、周りに気を使いすぎているので、自分の変化や周りの評価にとても敏感。だから、他人の変化にもすぐに気づいてしまうのです。
例えば、相手が少し素っ気なくなるだけで、「自分が何かしたかな?」と気になって仕方がありません。
常に周りにアンテナを張っている人はガラスのハートの持ち主と言えますよ。
脱・ガラスのハート!傷つきやすい性格を改善する5つの方法
「ちょっとしたことですぐにショックを受ける性格を改善したい」
「傷つきやすいこの性格をどうしたら治せる?」
もし、自分が傷つきやすい人の特徴に当てはまるのなら、これからどう向き合えばいいのか悩みますよね。
克服できないと、私生活で思わぬ弊害が出てきてしまう可能性があるかもしれません。
では、どうしたら打たれ強い性格になれるのか?
傷つきやすい性格を克服する方法をみていきましょう。
克服方法1. ありのままの自分を受け入れる
弱い自分に打ち勝つためには、弱点や欠点から目を逸らさないことが大切です。
- 自分の弱点や欠点となる部分を見つける。
- 自分の良い部分も悪い部分もふくめて認めてあげる。
この2つをしっかりと意識しながら、自分とじっくり向き合ってみましょう。
最初はうまくできないかも知れませんが、慣れれば自分と上手に向き合えるようになります。
自分の弱さを認めてあげることができれば、他の人から何を言われても気にならなくなりますよ。
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克服方法2. 他人と比較するのをやめる
傷つきやすいのは、自分を周りと常に比べてしまっているから。
- 「自分は自分」と切り離して考えてみる。
- 自分が理想とする目標や理想像を持ち、他人と比較しない。
この考え方を習慣化するだけで、前向きに物事を考えられるようになれます。
メンタルを強くしたいのであれば、他人との比較をやめて自分のことだけに集中しましょうね。
ほんの少し考え方を変えるだけで、意識の改善ができるようになりますよ。
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克服方法3. いらないプライドは捨てる
自分が傷つきやすいと分かっているのであれば、楽観的に考えてみるのも重要です。
- 恥ずかしさや負けたくない気持ちは捨てる。
- 完璧を求めず楽観的に考える。
プライドを持つことは悪いことではありませんが、「なんとなく負けたくない」「恥ずかしい一面を見せたくない」など、持ってても仕方ないプライドは捨てましょう。
物事をもっとシンプルに考えられるようになると、もっと楽に生きられるようになりますよ。
克服方法4. 過去と現在を割り切って考える
意識だけでも切り替えられるようになると、ポジティブ思考になれます。
- 過去のことを気にせず、今を大切にする。
- 新しい人間関係を作ってみる。
など、前向きな行動にシフトチェンジしましょう。
もし、「新しい人間関係を作るのはハードルが高い」と感じるのであれば、意識だけでも切り替えることをおすすめします。
過去のトラウマを気にしなくなるだけで、性格も大分前向きな考え方になれますよ。
克服方法5. 自分を理解してくれる人と付き合う
自分が一緒にいて疲れを感じる人は、もしかしたら根本的に性格が合わないのかも。
そんな人と無理に付き合う必要はありません。傷つくことが多いのであれば、人間関係を見直してみる必要があります。
- 自分の性格を理解してくれる人を見つける。
- 疲れを感じる人との付き合いは最低限に控える。
など、日頃の環境から変えてみるのも1つの手です。
良くも悪くも付き合う人間は選ぶことができますので、自分を分かってくれる人を周りに増やせば今よりも大分楽に過ごせるはずですよ。
自分でガラスのハートを改善して、メンタルを鍛えてみて!
今回はガラスのハートを持つ人の特徴から対処法まで、とことん深堀してきました。
「傷つきやすい性格」だけで片付けるのは簡単ですが、「なぜそうなってしまうのか」「どうすれば改善できるのか」を理解するのは難しいですよね。
でも、今回ご紹介した内容を参考にすれば、ガラスのハートを克服して打たれ強く生きていけるはず。
自分が傷つきやすい性格だと思う人はぜひ試してみてくださいね。
【参考記事】はこちら▽
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