“断れない人”の5つの特徴。優しすぎる性格を改善する直し方とは?
断れない人の5つの特徴|どんな考え方の人に当てはまるの?
「なんで余裕が無いのについOKしてしまったんだろう…」
「本当はハッキリ断りたいのに、なぜいざ頼まれるといつも断れないのだろう」
後々大変な思いをするのは自分なのに、いつも曖昧で断れないのかと悩んでいる人も多いでしょう。
ここからは、断れない人にはどういった考え方や共通点があるのか、その特徴を詳しく解説していきます。
特徴1. 頼み事をされると全てOKしてしまう
「相手の役に立ちたい」「相手の期待に応えたい」といった心理で、最初から断るという選択肢が頭になく、お願いされると全て受け入れてしまいます。
本当は自分の方こそ手一杯な状況でも、友人や同僚に手伝ってほしいと言われれば、「ここで断ると、この人が困ってしまうだろうな」というように、自己犠牲をしてでも相手の期待に応えようとするのです。
お人好しと言われるタイプですね。
人助けは大切ですが、自分の主人公は自分です。断る勇気を持つことも同じくらい大切ですよ。
特徴2. 飲みに誘われたら、一旦電車の時間を調べてしまう
人から頼まれごとをされたときに、断れない性格上、できる・できないを考えるより、やることが前提になってしまっている場合もあります。
仕事終わりに飲みに誘われると、次の日の予定がどうこうと考えるよりも、とりあえず電車の時間を調べてしまい、「これなら行けるな」と、ついOKしてしまうのです。
特徴3. 友人に付き合うために寝る時間を削っても平気
「自分の睡眠時間を削れば、相手を満足させられる」
「一日ぐらい寝なくても問題ない」
といったように断れない性格上、友達に付き合うことが前提になっており、つい相手に合わせて付き合ってしまいます。
例えば、自分は次の日仕事だけども友人は休みの場合は、相談や悩み事をダラダラ深夜まで聞いてあげて、こちらから切り上げることはできないのです。
特徴4. 自分のことは後で考える
自分のことは二の次で、「相手から嫌われたくない」「相手を怒らせたくない」といった心理から相手の要望に答えてしまう人も。
本当はやらなければならないことがたくさんあるのに、友人や同僚から手助けしてほしいと言われれば、とりあえず引き受けてしまうのです。
これは、意思が無い人に見られがちな特徴といえるでしょう。
自分の人生なので、まずは自分が幸せになることを第一に考える習慣をつけることが大事ですよ。
特徴5. 人から頼られることが生きがい
「もっと人から信頼されたい」「みんなから頼れる人だと思われたい」というように、自分から率先して頼まれごとを受け入れるというタイプの人もいます。
人から頼まれると、「自分が助けなくてはならない」と何事も責任をもってやり遂げようとするので、おのずと周りに人が集まってきて、比例して頼まれごとも多くなってしまうのです。
信頼されるということは、素晴らしいことですが、あまり無理せず自分の範囲内で頼み事を承諾するようにしましょう。
断れない人の5つの心理|何でも引き受けてしまう理由とは?
「本当は嫌なのに、また引き受けてしまった」
「どうして優柔不断でキッパリと断れなかったんだろう…」
後から冷静になって考えてみれば、本当は断ったほうが良かったのに、頼まれるとなんでも引き受けてしまうのは、なぜでしょうか。
そこには、そうさせてしまう原因や心理があるはず…。
ここからは、つい断れなくて引き受けてしまう心理を詳しく見ていきましょう。
心理1. 誘いを断って嫌われたくない
全ての人と仲良くしようと思っており、断ることで相手から嫌われてしまうかもと思って、断れないのです。
飲み会の誘いや、相談事なども断らないことで、できるだけ嫌われずに、物事をスムーズに進めようとしてしまいます。
少しずつでもいいので、自分のことを考えるのも大切ですよ。
心理2. 先のことよりも今の楽しみが捨てられない
性格的にやらなければいけないことがあるのは分かっているけど、誘われると目先の楽しみを我慢できないということも。
どうにかなるだろうと楽天的に考えたり、とりあえず辛い日常から解放されたい一心で、どうするかは後から考える癖があるのです。
心理3. 相手の役に立ちたい
純粋にいい人なので、相手の役に立つことが嬉しいから断れない場合も。
頼みごとを引き受ける際に、「その人のためになるなら…!」とポジティブな感情で受けているので、断ることをそもそも考えていないタイプが多いです。
ただ、このタイプの断れない人は、相手を優先しすぎて、自分を犠牲にしてしまう場合もあるので要注意。
心理4. 立場上、断りづらい
先輩や上司に誘われた場合、今後のキャリアも加味して断らないほうが良いだろうと思ってしまい断れないことも。
逆も然りで、リーダー的存在な人は、周りから頼りにされて断れないこともあるでしょう。
周りの目を気にしてしまう人によくある心理だと言えますよ。
心理5. 断った経験が少ないから、断ることに慣れていない
人の誘いを断ったことが無い、または乏しい人であれば、どうやって断ったらいいのか分からないもの。
今まで、そもそも誘われることが少なく、断る場面にでくわした経験が無いのです。
きちんと、自分の状況や気持ちを相手に伝えるよう心がけましょう。
断れない人の3つのメリット|心優しい人が持つ魅力とは?
これまで、断れない人の考え方や、共通点、原因などに触れてきました。
断れないと聞くと、優柔不断などマイナスのイメージを抱きやすいですが、実はメリットもたくさんあります。
ここかはら、断れない人のメリットについて3つ解説していきますよ。
メリット1. 多くの人から頼りにされる
断れない人はどんな頼み事や、無茶なお願いでも断れないので、周りからは何でも屋さんのように頼りにされています。
周囲には、「すごく助けてもらった」、「いい人だ」と恩義を感じている人も多いはず。
その信頼の厚さから、逆に何かあった時は、その人のために駆けつけてくれるという人もたくさんいるでしょう。
メリット2. 手伝った分、スキルが身につく
職場などでよく頼まれごとをされて、断れていないという人は、自分の業務以外のことにも手を出しているということになります。
自分の管轄外の業務であっても、困っている人をみたら断りきれないので、通常なら経験することない業務にも触れる機会があるといえるでしょう
様々な業務を経験することで、その分スキルが身に付くので、業務や考え方の幅も広がります。
メリット3. 飲み会に顔を出すだけ出会いが広がる
飲みの誘いに断ることなく行くという人は、それだけ様々な場所に繰り出しています。
仕事終わりで疲れ果てている時や、急な誘いは億劫に感じて行かないという人も多いです。そういった人たちに比べると、圧倒的に出かけることが多いことも。
出かける回数の分だけ、異性や友人との出会いや交流が広がるので、より人生が豊かになりやすいです。
反対に、頼み事やお願いを断れないデメリットは何?
断れない人のメリットを知ることで、印象がだいぶ変わってきた人もいるのではないでしょうか?
しかし、もちろんメリットばかりではありません。決断力がないために損してしまうこともあります。
ここからは、頼まれごとを断れないがためのデメリットを紹介していきます。
デメリット1. 悪い人に都合よく使われる
頼めばとりあえずOKしてくれる人というのは、よく言えば信頼できる人となりますが、中には都合の良いやつだと思っている人もいるはず。
どう考えても無茶だろうというお願い事や、急を要する頼まれごとも、引き受けてしまうので、良いように利用されてしまう可能性があります。
相手のためを思って引き受けているのに、やればやるだけ逆効果になっているのです。
デメリット2. 自分のことが疎かになる
自分ではなく他人のことばかり気になるので、相手のお願い事ばかりをこなしてしまい、自分のことには曖昧でテキトーになりがちです。
やらなければならないことや、やりたいことがあるけれど、人から頼まれるとつい引き受けるため、結果として後回し。
決断力がないだけでなく、ふと気づいて振り返ってみると、他人のための人生のようになってしまうのです。
デメリット3. 睡眠不足などで体調を崩す
決断力がない人の中には、自分の睡眠時間を削って対応しようとする人がいます。
翌日も仕事が控えているのに、友人の相談に遅くまで付き合ったりして、結局少ししか寝れない…を繰り返してしまうのです。
精神的に参っていたり、体調を崩してしまって、気付いた時には取り返しのつかない事態になってしまう恐れがあるので注意が必要でしょう。
断れない性格を改善する6つの方法|上手に断れる人になるコツとは?
「自分は、もしかしたら優柔不断な人なのかも…」
「どうすれば、いざという時にハッキリ断れるようになるのか知りたい」
自分の特徴が断れない人に当てはまった場合、どうやって改善していけばいいのか分からない人も多いはず。
でも、改善せずにいると、他人のための人生になりかねません。
ここからは、断れる人になる改善方法を詳しく解説していきます。
改善方法1. 「断ってもいい」と常に自分に言い聞かせる
いざという時に、断るためには「頼み事は断ってもいいんだ」という意識を常日頃から持っておくことが大切です。
一度断ったくらいで関係が崩れるようであれば、それはその関係が元々おかしな形だっだだけと言い聞かせてみましょう。
言いたいことをハッキリ言っている人のエッセイを読んだり、身近な人にそういう人がいれば、考え方や言い方を取り入れるのも一つの方法ですよ。
改善方法2. 飲み会などは断った分、自分から誘って補う
飲み会などの誘いを断り続けると、ノリが悪いやつだと言って声を掛けられなくなるのではと心配ですよね。
そういう場合は、1回断ったら次は自分から誘うなど、自分が無理なく行けるというタイミングで誘うことによって、ノリが悪いやつという認識はされなくなります。
また、自分から誘うようにすることで、意外とみんな平気で断ってくるんだなと、世間が見れるのも良い点です。
改善方法3. 断らないのであれば、自分の余裕を作っておく
性格的にどうしても断れないという人は、頼み事や誘われるのを想定して、あらかじめ余裕を作りながら生活するというのも手段の一つです。
ビジネスシーンであれば、定時よりも早めに終われるような段取りをしておきましょう。
休日などプライベートの時間であれば、掃除や洗濯などやらなければならないことを朝のうちに済ませておくなどが有効です。
改善方法4. 断れる人にコツを聞いてみる
「もっと上手に断りたい」「断った後の微妙な空気にが苦手だ」という人は、身近にいる断り上手な人を参考にしてみるのも良いですよ。
物事をハッキリ言える人、NOを言える人と行動を共にしたり、「どうすれば、あと腐れなく断れるの?」など、話を聞いたりするだけでも多少は感化されるものです。
「もっと気楽に生きなよ」などのようなスッキリするアドバイスをくれるはずなので、気持ちも軽くなるでしょう。
改善方法5. 「3回誘われたら、2回は断る」とルールを作る
色んな人から、様々なお誘いを受けると、どれを引き受けて、どれを断るべきなのかも分からなくなりますよね。
そんな時は、あらかじめ自分の中でルールを作って、そのルールにのっとって制限すると良いでしょう。
例えば、3回誘われたら2回は断って1回は行くようにする。と決めておけば、かなり気も楽になりますよ。
改善方法6. 断りやすいように、予め使える予定をストックしておく
そもそも、断れない人とは予定が無いからこそ、余計断りにくいものです。本当に予定があれば断りやすい・断らなければなりませんよね。
後ろめたさを感じることなく、断るためにも、あらかじめ使えそうな予定を入れておくのも有効な手段です。
特に週末など飲みの誘いを受けやすいタイミングで、習い事や、会わずに行える友人とのリモートのみなどがベスト。
【参考記事】はこちら▽
断れない人を早めに脱却して、自分の時間を大切に使おう!
今回は断れない人の特徴や共通点、メリットデメリットに加え、改善方法など、断れない人とはについて詳しく解説してきました。
自分の気持ちや時間を犠牲にしてまで、頼み事や誘いをOKしてしまうという人は、どうすれば上手く断れるのか悩んでしまいますよね。
そんな時は、今記事を参考にして、自分との相手とも上手に付き合い、自分らしい人生を送れるようにしましょうね。
【参考記事】はこちら▽
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