仕事がキャパオーバーになる前兆&原因とは|未然に防ぐ効果的な方法を解説
そもそも、何故キャパオーバーになってしまうのか?
どんなに忙しくてもキャパオーバーにならない人もいるし、ほんの少し仕事量が増えただけなのに簡単にキャパオーバーなってしまう人もいます。
キャパオーバーになりやすい人には、共通の特徴があるのでしょうか。ここからは、何故キャパオーバーになってしまうのか、その原因を探っていきます。
原因1. 仕事の依頼をされると断れない
キャパオーバーになりやすい人には、上司や同僚の依頼を断れない人が多い傾向にあります。何でもこなそうとしてしまう責任感の強い人、頼まれると断れない気の弱い人、NOと言えない人などが当てはまります。
また、自分の仕事の処理能力を省みずに、新しい仕事が来たら全て引き受けてしまう人も、キャパオーバーになってしまいがちです。
原因2. 悩みが多く、解消できていない
どんな仕事をしていく上でも、ある程度自分で判断し決断していくことが必要になります。優柔不断で自分で物事を決められない人、何でも悩んでしまうタイプの人は、どうしても作業するスピードが遅くなってしまいます。
また、適切な判断を下せないのは、必要な情報や知識、経験などが足りないからかもしれません。
この場合は同僚や上司に相談して、分からないことをしっかり聞く、新しい知識を身に着けるなどの努力が欠かせません。
原因3. 生活リズムが悪く、睡眠不足が続いている
睡眠不足や体調不良も、仕事の効率を落とす原因になります。疲れているのによく眠れない、遅くまで遊んでしまうなど、生活リズムが乱れている人にその傾向が強いです。
朝すっきり目覚めることができない、日中に頭がボーっとしてしまうなどはそのサイン。仕事で良いパフォーマンスを発揮できないため、キャパオーバーになってしまうのです。
原因4. 新しい仕事で覚えることが多すぎる
新しい部署、新しい職場など、仕事環境がガラリと変わった時もキャパオーバーを起こしがち。覚えるべき情報量が多すぎるために、処理しきれないのです。
また、新人の場合は分からないことが出てきても、誰に聞けば良いのか分からないことも少なくありません。
分からないことを聞くと嫌な顔をされるのではないかと躊躇してしまうのも、キャパオーバーに拍車をかけます。
原因5. マイナス思考で注意や失敗を引きずってしまう
仕事でミスをしたり、上司に注意されたりするのは誰にでもあること。「失敗は成功の元」と言われますが、マイナス思考で失敗をグジグジと引きずってしまうタイプの人は、前向きに考えることができません。
過去のミスや注意をいつまでも悩んでしまうため、仕事に対する自信も失ってしまいがち。これで良いのかと悩んだり、上司に相談したりすることを躊躇してしまい、結果として作業の効率が著しく落ちてしまいます。
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原因6. 仕事が忙しすぎる
単純に仕事量が多すぎるのも、キャパオーバーになりやすい原因の一つ。同僚が退職したり産休や育休に入ったりした時、リストラで人手不足の時など、本来の作業量以上をこなさなければ仕事が回らないことがあります。
仕事を見直す時間や心の余裕がなくなり、ミスも増えてしまいがち。また、先送りにしてしまう仕事が雪だるま式に大きくなって、土日を返上したり、毎晩残業をしたりしても追いつかなくなってしまいます。
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