仕事のやる気が出ない人の原因&特徴|モチベーションを上げる対処法とは

HaRuKa 2019.05.18
仕事でやる気が出ない時ってありますよね。そんな時はどのようにやる気を出していますか?本記事では、仕事でやる気が出ない人の原因や特徴、やる気が出ない時の対処法を7つのパターンに分けて解説していきます。やる気が出ない原因を突き止めて、自分なりの対処法を見つけてくださいね。

仕事のやる気が出ない時ってありますよね。

仕事のやる気が出ない人

なぜか仕事でやる気が出ない時ってありますよね。では、皆さんはそんなやる気が出ない時、どのようにしてやる気が出るようにしていますか

この記事では、仕事でどうしてもやる気が出ない方の原因や特徴から、モチベーションを上げるための対処法についてご紹介します。

様々なパターンに分けて解説しますので、自分に当てはめて参考にしてみてください。


やる気ゼロ!仕事でやる気が出ない人の原因や特徴とは

人間ですからモチベーションがない時があるのは当然です。しかし、やる気がない時が頻繁にあると仕事にも支障が出てしまいますよね。

では、まずはなぜ仕事でやる気が出ないのか、8つの原因と特徴について見ていきましょう。


原因&特徴1. 思うような給料がもらえない

好きだから、やりがいがあるからなど、仕事をする理由は人それぞれかと思います。しかし、生活がかかっているだけに、仕事をするのであれば”お給料”は大きなポイントです。

お給料が少ないのでは思うような生活ができなくなり不満に。特に自分としては大変な仕事をしているのに、お給料が見合っていないと感じているのではやる気もなくなってしまいます。


原因&特徴2. 尊敬出来る上司や仲間がいない

会社員にとって職場はプライベートよりも過ごす時間が長くなります。だからこそ職場の雰囲気はとても大切ですし、自分を高められる環境であってほしいと思うものです。

そのため、尊敬できる上司や仲間がいない、自分を高められない環境の職場ではやる気は出ません。1人で孤独に仕事と向き合うというのは辛いものがありますよね。


原因&特徴3. 体調が良くない

「病は気から」とも言いますが、反対に「気は病から」ということもあります。つまり、体調が悪いと、どうしても気持ちがついていかないこともある訳です。

特に年齢が上がってくると体のあちこちが本調子ではなくなります。

ちょっとしたことで風邪を引いたり、足腰に痛みが走ったりなど…。体調が優れないとやる気も出にくいものです。


原因&特徴4. 頑張った業績が認められない

誰しも自身の仕事に対して第三者からの評価を求めています。お給料も一つの指標ですが、それだけではありません。役職や表彰、ちょっとした褒め言葉でも評価に繋がります。

もし、頑張っているにも関わらず、誰からも評価されなかったらやる気がなくなって当然です。

やる気が出ないから結果にもつながらず、さらに評価されずに…と負のスパイラルにはまります。


原因&特徴5. やっている業務に意味を感じない

仕事は人生の大きな割合を占めるものだからこそ、そこに何らかの意義を求めたくなります。社会、会社、人々の役に立っているという時間が欲しくなるものなのです。

仕事に意義や意味を見出せなくなると、「自分は何をやっているのだろう…」とやる気がなくなります。ただ会社の歯車になっているだけでは、人生がつまらないと感じる訳です。


原因&特徴6. 努力をしているが思い通りの成果に繋がらない

「努力すれば夢は叶う」と言われますが、必ずしも叶うわけではありません。むしろ努力しても叶わないことの方が、人生は思い通りにならないことの方が多いです。

人間はとても脆いもので、思い通りにならなかった時でも前を向ける方は少数派。

努力しても成果につながらなかった時、モチベーションを失くしてしまう方が多数派と言えます。


原因&特徴7. 思い通りの意思決定ができず不満がある

人間には”理性”と”本能”があり、それらのバランスの上で人格が成り立っています。本能が突き進もうとするのを、理性がブレーキをかけているイメージ。

例えば、職場で自由な発言ができないと不満がたまり、やる気を失ってしまいます。

バランスが保たれている間はいいのですが、意志が強くなると思い通りにならなかった時やるせない気持ちになってしまいます


原因&特徴8. 大きなミスをしてしまった

「成功は失敗の母」という有名な故事がありますが、そのようにポジティブな感情を保つのは大変です。大抵は失敗するとやる気を出すどころか失ってしまう原因に。

大きな失敗をしてしまった時は、職場に迷惑をかけるだけでなく顔を出すのが難しくなります。失敗が許されない雰囲気の職場であれば、なおのこと気まずいでしょう。


【パターン別】やる気が出ない時の対処法16個

仕事でやる気が出ない原因は人によって様々です。それこそ明確な理由に気づけている方もいれば、なぜやる気が出ないのか悩んでいる方も。

ここからは、仕事でやる気が出ない時の原因をパターンごとに分けて、16個の対処法で解説していきます。


やる気が出ない時の対処法:自分のスキルを活かせない人向け

やっている業務に意義を見出せないとやる気が出ないことがあるように、誰しも職場における自分だけの活躍の場を求めています。

では、そんな自分のスキルを活かしたい方、スキルアップを目指している方におすすめな対処法をご紹介していきます。


対処法1. 自分のスキルを活かせるポイントを周囲と相談する

自分が考えている自身のスキルと、上司や仲間が考えているスキルにはズレがあることがあります。ズレたままでは職場で最適な業務を任されることは難しいです。

もし、現在の業務に不満があるのであれば、上司や仲間にそのことを相談してみましょう。

自分のスキルが何なのか、どう活かせばいいのかが共有できればズレも不満も収まります。


対処法2. 常にスキルアップを図って求められる人材になる

いくら上司や仲間とコミュニケーションを測っても、そもそものスキルがなければ状況は好転しません。むしろ関係が悪化してやる気が出ないどころか、辞めたい気持ちになることも。

環境を変えたいのであれば、まずは自身のスキルアップを目指すことも重要です。

スキルアップし続けることで周りから信頼され、求められればそれだけやる気も出すことができます。


やる気が出ない時の対処法:先が見えないことにやる気が出ない人向け

先の見えないものをただ続けるというのは相当な精神力が必要です。特に一貫性を大切にする方はやる気を失ってしまいやすいでしょう。

ここでは、先が見えずにやる気が出ない方に向けての対処法を紹介します。仕事などやる気を奮起するために、ぜひチェックしてみてくださいね。


対処法1. 明確なビジョンを持ち、業務に取り掛かる

先が見えないとやる気を失くしてしまうのは、ひとえに”将来への不安”があるためです。

反対に、ある程度の先行きが見えていて将来の不安がなければ安心できますよね。

であれば、どのような仕事、業務でも取り掛かる前に先のビジョンを明確にしてしましょう。1人で完結するのもアリなのですが、上司や仲間と共有できればより良いです。


対処法2. プロジェクトの全体スケジュールを常に把握する

業務の目標が見えているだけでは不十分。目標を見据えた上で、自分がどう関われるかが重要です。何となく関わっていたのでは達成感もなく、やる気も失います。

つまり、自分や周りがいま何をしているのか、全体のスケジュールを把握していることがポイントに。自分の役割が明確になることで、業務に意義を見いだせることでしょう。


やる気が出ない時の対処法:思い通りに意思決定できない人向け

職場や上司、仲間の存在に押されてしまい自分の意思を主張できないのでは不満もたまりますし、やる気も削がれてしまいます。

では、周りから自立して自分ならではの意思決定をしたい方が、やる気を出すにはどうすればいいのでしょうか。具体的な対処法について見ていきましょう。


対処法1. 自分の意見を積極的に提案する

残酷なようですが世の中は主張しないものは存在しないものとして扱います。特に会議のような意思決定の場では、主張しないとマイナスの評価さえ受けることに。

まずは、自分の意見を積極的に発言するところから始めてみましょう。発言することで存在を主張でき、もし提案が採用されればそのままプロジェクトリーダーに抜擢されることもあります。


対処法2. 個人の采配で決められない場合は転職も検討する

個人の主張が通りやすい職場であればまだいいのですが、大手企業のような大きな組織だと個人の意識決定が尊重されにくい傾向に。まして重要なポストは既に埋まっています。

そうであれば、思い切って転職してしまうのも一つの手です。例えば、個人を尊重するベンチャー企業に転職すれば、主張するほどに存在感を高めることができますよ。

自分を活かせる場に環境を移すことも、やる気を出す一つの方法です。思い切った選択ではありますが、一つの方法として検討してみましょう。


やる気が出ない時の対処法:なかなか評価を得られない人向け

自分自身の評価だけで満足できる方は少数派です。大半の方は第三者からの評価を求め、それをやる気に変えています。

第三者からの評価がもらえずにやる気が出ない人に向けて、おすすめの対処法を解説していきます。モチベーションをUPするにはどうしたら良いか確認していきましょう。


対処法1. 毎日業務の上司に評価してもらう時間を作る

人間は何ともワガママなもので、評価してもらいたいのに怠けたい生き物です。

例えば、1人で何か黙々と作業をしている時、周りに誰もいないとつい怠けたくなることがあると思います。

もし心当たりがあるのであれば、日々の業務を上司に報告してみましょう。”報連相”の一貫でもいいです。上司に報告することで評価を受けられますし、見られていることで自覚も芽生えます。


対処法2. 業務の振り返りをして、結果を見える化する

自分の成果を上司に直接報告できればいいですが、忙しくて難しいこともあるでしょう。まして特に成果も出ていないのに報告されても、上司はどう反応していいか困ってしまいます。

そんな時は、職場全体で業務の見える化を提案してみては?各人のスケジュールをまとめるなど、見える化することで上司だけでなく全体に成果をアピールでき、次のやる気にも繋がりますよ。


やる気が出ない時の対処法:仕事をする意味がわからない人向け

ほどんどの仕事において意義や意味を見出しにくいことは誰しも理解しています。しかし、中にはとことん意味を求めてしまう方も。

では、仕事に意味を求めたくなる方が、やる気を失くしてしまった時はどう対処すればいいのでしょうか。


対処法1. 仕事を達成した時のイメージを持ち、仕事に取り掛かる

どの職場、業務でも何かしらの成果を求めて行動しています。

例えば、プロジェクトの成功、利益の増加、無駄の削減など。成果がないと仕事として成り立ちません。

つまり、”成果=意味”とも取れる訳です。仕事をする前には達成した時の成果をイメージしてみるのも一つ。どんなことでもいいので明確な将来をイメージすることが大切です。


対処法2. 今の仕事が誰の役に立っているのか考える

日本社会は中小企業から大企業に到るまで、様々な会社の業務によって支えられています。一人一人の働きが日本社会を作っていると言っても過言ではないでしょう。

自分が今行っている仕事も誰かの役に立っているはずです。

たとえ直接ではなくても、誰の役に立っているのか想像できれば、それだけでもやる気を出すことができます。


やる気が出ない時の対処法:疲労感を感じている人向け

いくらやる気があっても、疲れが溜まっているのでは体がついてきません。体が万全でないと、やる気まで薄れてしまうことにも。

ここでは、疲労感が溜まっている方にこそ実践してもらいたい、やる気を取り戻すための対処法をご説明します。


対処法1. こまめに休憩時間を設ける

日本人は働きすぎな方が多いだけに、休日や睡眠が足りていないことも珍しくありません。特に睡眠不足は脳の働きを鈍らせ、やる気がない状態にさせてしまいます。

ただ、仕事があるのに何日も休むことは難しいので、こまめな休息を心がけましょう。

たとえお昼のたった15分仮眠を取るだけでもリフレッシュしますよ。


対処法2. 上司や同僚とコミュニケーションを取って気分転換をする

ストレスを溜め込む方、やる気ない方にありがちなのが自分の殻にこもってしまうこと。自分だけで解決しようとすると、心に負担がかかって悪化する可能性があります。

できれば心を許せる上司や同僚に相談するのが良いのですが、難しいようなら紙に書き込むのも一つの手です。とにかく今の思いを吐き出して、気分転換をしましょう。


対処法3. 日頃から健康的な生活リズムを送る

疲れはその時に発散しておかないと積み重なります。ほんの数日程度であればまだしも、何ヶ月、何年ともなれば最悪のケースに発展することもあるのです。

大切なのは疲れを溜め込まないよう、日頃から健康的な生活リズムを意識すること。

早寝早起き、バランスのとれた食事、適度な運動など基本的なことですが、ぜひ意識してみてください。


やる気が出ない時の対処法:原因不明でなぜかやる気が起きない人向け

ここまでやる気が出ない原因とそれに対応した対処法をまとめてきました。大抵のケースは紹介してきた内容で対処できるでしょう。

しかし、中には原因不明でやる気が出ないことも。そこで、なぜかやる気が出ない人におすすめの対処法について解説します。


対処法1. とにかくタスクを詰めて忙しくする

脳や体に負荷をかければかけるほどなぜかやる気の出てくることがあります。”ランナーズハイ”ではないですが、辛いほどなぜか楽しくなってしまうという心理です。

つまり、やる気ないのであればあえて限界まで仕事を詰め込んでみてはいかがでしょうか。

目が回るほど忙しければ、やる気がないことを悩む暇さえなくなりますよ。


対処法2. デスクの周りを整理整頓する

よくテスト勉強や論文作成など、やるべきことがあると別のことがしたくなりますよね?つい部屋の掃除をしてしまったとは、なぜかスッキリした気持ちになるものです。

この不思議な心理を利用して、やる気ない時こそ無理に頑張るのではなく、デスク周りを整理整頓してみましょう。

デスク周りがスッキリすれば気持ちも変化するかもしれません。


対処法3. やる気が出る名言を読む

書店を覗いてみると”啓発本コーナー”が開設されているところもあるほど、様々な自己啓発本が出版されています。中でも人気なのが偉人たちの名言を集めたものです。

偉人たちの名言の中にはシンプルだけど奥が深く、心に沁みるものが数多くあります。偉人たちの言葉に耳を傾けることで感化され、新たな目標が見つかることもあるでしょう。


モチベーションを上げて、活発的に過ごしていこう!

仕事でやる気が出ないことは珍しいことではありません。しかし、やる気ない状態を放置していると、状況が悪化して辞めたいとまで思うこともあります。

やる気がゼロになってしまう前に、原因ときちんと向き合って早めに対処することが大切です。

ぜひ、上手にやる気をコントロールして、毎日の仕事をより有意義なものにしてくださいね。


【参考記事】はこちら▽

よく一緒に読まれる記事

関連する記事