飲み会が嫌いな人へ。上手な断り方&苦手な飲み会の克服方法を解説
嫌いな飲み会を克服する方法が知りたい方へ。
「お酒が飲めないのでつまらない、気疲れする」などの理由で飲み会が嫌いだったり、毎回行きたくないと悩んでいませんか。
そこで今回は、飲み会が嫌いな人の割合から飲み会のメリットデメリット、さらに飲み会が嫌いな人の理由から克服する方法まで解説します。
どうしても飲み会に行きたくない時の、上手に断る方法も合わせて参考にしてくださいね。
飲み会が嫌いな人の割合ってどのくらい?
会社から友達とまで色々な飲み会がありますが、「飲み会が嫌いなのは自分だけかもしれない」と悩んでいる人も多いです。
実は、飲み会が嫌いな人は4人に1人の割合でいるといわれています。年齢や性別によって変わると思いますが、意外と多くの人が飲み会が苦手と感じているため、それほどマイナーな悩みではないでしょう。
さらに「若者の酒離れ」も顕著になり、若い人ほど飲み会が嫌いと思っている人が多い傾向にあります。
飲み会が嫌いでも参加した方が良い?飲み会のメリット・デメリット
飲み会が嫌いでも行くべきか迷う裏には、飲み会に参加することで得られるメリット、さらに飲み会が苦手になるデメリットがあるから。
飲み会が嫌いな人も覚えておきたい、飲み会のメリットとデメリットを紹介します。
飲み会に参加するメリットとは
会社や友達から飲み会に誘われると、「嫌いだけど参加した方が良いかも」と迷ってしまうことが多いです。
飲み会には参加するだけで得られるメリットもあるからこそ、お酒が飲めない、場がつまらないと感じても参加を決めかねる人もたくさんいるでしょう。
まずは飲み会に参加すると得られる5つのメリットを紹介します。
メリット1. お酒の力で言いたいことを言える
飲み会は、お酒を通じて本音を言い合ったり、親睦を深めたりする目的で開催されることが多いです。
普段なかなか言えないことでも、お酒の力を借りて勢いで本音を相手に伝えるのには、飲み会は絶好の機会ともいえるでしょう。
会社の人や友達に、「実はちょっとやめて欲しいことがあるんだよね」と冗談っぽく本音を伝えることもできますよ。
メリット2. 先輩上司など同僚との仲を深められる
会社の先輩や上司など、普段なかなか話しかけられない立場の人にも、お酒の席ならざっくばらんに接することができるので、飲み会は仲良くなれるチャンスでもあります。
無礼講の言葉通り、周囲がお酒で気も緩んでいるため、普段近寄りがたい人との距離を縮めることもできるでしょう。
飲み会がきっかけで、先輩や上司、普段接しない会社の同僚や友達と仲良くなれるメリットもあります。
メリット3. 人脈を広げられる
お酒が入ると、初対面の人ともスムーズな会話ができますので、飲み会を通じて知らない人との人脈を広げられる可能性も高いです。
特にプライベートでも異種間交流会や、会社の取引先の人などの飲み会は、お酒を通じての交流で最初から距離を縮められるでしょう。
飲み会がきっかけで人脈が広がり、仕事やプライベートで色々なチャンスが巡ってくることもあります。
メリット4. 様々な情報収集に役立つ
会社でも友達でも、飲み会には多くの人が集まります。お酒が入って皆饒舌になるので、色々な話を聞けるため、情報収集の場としても活用できるメリットが得られるでしょう。
普段聞けない業界の話や人間関係を聞いたり、友達同士なら恋愛話に花を咲かせたりもできます。飲み会を情報を得る場として活用できるでしょう。
メリット5. 飲み会によってはタダでご飯が食べれる
会社の忘年会や新年会などのイベント、さらに上司が部下を誘っての飲み会の場合はおごりであることが多いです。
飲み会の費用がかからない場合は、ただでご飯やお酒を食べたり飲んだりできる機会としても活用できるでしょう。
特に一人暮らしなどでお金がない人は、食費が浮くため、飲み会をありがたいと思っている人もたくさんいますよ。
飲み会に参加するデメリットとは
飲み会が苦手、行きたくないと感じるのは飲み会に参加するデメリットがあるからです。
飲み会が嫌いになる原因にもなる、飲み会に参加するデメリットを5つ見てみましょう。
なぜ自分が飲み会を苦手と感じているか知りたい人も、ぜひチェックしてください。
デメリット1. お金がかかる
「飲み会に参加したくない」と思ってもお付き合いで参加せざるをえないこともあります。
自分では行きたくないと思っている飲み会なのに、嫌いなものに対して自分で飲食代を支払わなければいけません。
飲み会は苦手なのに行かなければいけない、しかもお金もかかることで、もっと飲み会が嫌いと感じる人も多いでしょう。
デメリット2. 先輩上司への対応に気疲れする
会社やビジネスシーンでの飲み会の場合、自分の楽しみは二の次で目上の人に対する気遣いや対応が求められることが多いです。
先輩や上司の話がつまらないと感じても笑わなければいけないなど、無理して気疲れしてしまうのも、飲み会のデメリットの一つ。
他にもお酒が減っていないか、食事はきちんと取分けられているかなどに気を配り、終わった後はどっと疲れる人もたくさんいるでしょう。
【参考記事】はこちら▽
デメリット3. 孤立する可能性がある
友達でも会社の飲み会でも、内輪や仲の良い人で固まってしまったり、両隣の人たちだけで話してしまったりすると、自分だけが場に取り残されてしまうことがあります。
周りは楽しそうに盛り上がっている中で、自分だけが話す人がいない、話題が出せないため孤立してしまう可能性もあるでしょう。
楽しいはずの飲み会なのに、自分だけ孤立してつまらない、場を持て余し気味になるのもデメリットの一つです。
【参考記事】はこちら▽
デメリット4. 自分の時間が無くなる
毎日仕事などで忙しく生活している人にとって、帰宅した後の時間はとても貴重です。
ところが、飲み会の予定が入ってしまうと帰宅した後の自分の時間を削って、飲み会に参加しなければいけません。
飲み会のせいで自分のために使える時間がなくなってしまう、または飲み会のせいで予定を変えなければいけない、といったデメリットもあります。
デメリット5. 場合によって翌日に影響が出る
飲み会に参加すると一次会だけでなく二次会にも参加して帰宅が遅くなる、または終電がなくなってしまい帰宅できない場合があります。
帰宅時間が遅くなる他にも、お酒を飲みすぎる、強いお酒を飲むなどで翌日ひどい二日酔いになってしまって何もできなくなる恐れも。
色々な要因から、飲み会に参加することで翌日に悪影響が出てしまうことも多くあるでしょう。
飲み会が嫌いになる理由とは?
飲み会が苦手、嫌いと思う人にはそれぞれで理由があります。
次に飲み会が嫌いになる理由を4つ見てみましょう。
なぜ自分は飲み会が苦痛に感じるのか、その原因探しがしたい人もぜひチェックしてみてください。
嫌いになる理由1. そもそもお酒が飲めないから
飲み会はお酒を飲んで会話や雰囲気を楽しむ場ですので、そもそもお酒が飲めない人にとっては雰囲気に入れず孤立してしまうことも。
お酒が苦手ですぐに酔う、翌日二日酔いになってしまうのでお酒を飲まないようにしている人は、飲み会に参加する意義がないのです。
周りの人がお酒が入っているのに、自分はソフトドリンクを飲んでいるのも疎外感を得てしまうため、飲み会が苦痛に感じるでしょう。
嫌いになる理由2. 酔った人の相手がめんどくさいから
お酒が入って酔うと、人によっては色々態度が変わりますが、話がくどくなったり、人に絡んできたりする人もいます。
飲み会で酔った人が自分に絡んできたり、説教してきたりした時の対応が面倒だと感じるのも、飲み会を避けたくなる理由になるでしょう。
特に会社の上司や先輩など、目上の人は邪険に扱えないため、相手の対応が苦痛に感じるのです。
嫌いになる理由3. 集団での会話が苦手だから
元々人見知りや引っ込み思案の人は、人が多く集まる場自体が苦手です。
誰と話していいか分からない、無理にでも話題を出さなければいけないといった気持ちで気疲れをしてしまうため、飲み会に行きたくないと思ってしまうでしょう。
少人数や仲の良い友達なら話せるけれども、集団での会話が苦手な人も飲み会嫌いが多くなっています。
【参考記事】はこちら▽
嫌いになる理由4. 特に話したい話題がないから
飲み会はお酒を飲みながらの交流を楽しむ場のため、特に話したい話題がない人は飲み会自体がつまらないと思い、行きたくないと思うでしょう。
特に仕事関係の飲み会では、どうしても話題も仕事に関連しがちになります。よって飲み会の席でも仕事の話はしたくない、という人も多いです。
話題が見つからないため孤立しやすく、気疲れするだけのつまらない飲み会を避けてしまうでしょう。
飲み会に参加しない人の周囲からの印象とは?
飲み会にどうしても行きたくない時には、もちろん断ることもできます。ところが、何度も断っていると周りからの印象が気になりますよね。
一度や二度ならまだしも、いつ誘っても飲み会を断る人は、周囲から「付き合いが悪い」と思われやすいです。
全ての飲み会を断るのではなく、仕事の新年会や送別会などみんなが行く飲み会だけは参加するなど工夫をしてみましょう。
苦手な飲み会を克服する6つの秘策
飲み会は苦手だけれども、仕事上の付き合いなどを考えて参加しなければいけない時もあります。
どうしても参加しなければいけない、苦手な飲み会を克服するための6つの秘策を見てみましょう。
苦手な飲み会を控えている人は、対処法を学んでおくと気分も楽になりますよ。
克服方法1. 早めに行って、仲の良い人との隣の席を確保する
集団が苦手、孤立が怖い場合は、あらかじめ自分と仲の良い人と隣になれるようにすれば、話し相手が確保できるので飲み会で孤独感を感じることもありません。
早めに行って仲の良い友達や同僚と隣同士になれるようにするのも、克服方法としておすすめ。
逆に話してみたい先輩や上司の近くや、情報を得たい人の近くに席を確保する、といったこともできます。
克服方法2. 基本的には聞き手側にまわる
飲み会で話題が出せない、話がつまらないので苦手な人は、自分から無理に話題を出すのではなく、徹底して聞き役に回るのも有効です。
特にお酒が入ると説教くさくなったり、話が長くなったりする人にとっては、自分の話を聞いてくれる存在はとてもありがたいもの。
会話が苦手な場合は、飲み会で聞き上手に回ると気疲れすることもないでしょう。
克服方法3. 情報収集を目的にする
お酒が飲めない、お金がかかるから嫌など、飲み会に対してメリットを感じていない人は、飲み会を情報収集できる場として活用し、メリットを得るのがおすすめです。
色々な情報を集められたり、人脈を広げたりといった目的で飲み会に参加するのなら、自分にとっても飲み会は有意義な物になるでしょう。
飲み会にメリットが感じられなかったら、自分で飲み会の目的や楽しみを探してみるのも有効な克服方法です。
克服方法4. 下戸であれば、正直に話す
飲み会ではお酒が飲めなくても、付き合いで無理に飲まなければいけないため苦痛に感じている場合は、正直に話して無理に飲むのを止めましょう。
「お酒を飲むとすぐに酔って周りに迷惑をかけるかもしれないので、あまり飲めないのです」など、あらかじめ周りに話しておけば、無理にお酒を進めてくることもないでしょう。
克服方法5. 近くにいる人とだけ話す
飲み会は上司や先輩など会社の人を接待しなければいけない、気配りをして気疲れするから苦手という人は、その気配りを止めてしまうのも克服方法の一つ。
無理に席を移動して色々な人と話したり、お酒を注ぎに回ったりせず、近くにいる人とだけ話すようにすると、無理な気遣いもせずに済みます。
周りを気にせず、まずは近くにいる人と楽しむことをだけを意識すれば、自分のペースで飲み会の雰囲気を楽しめますよ。
克服方法6. 話題を用意しておく
飲み会で孤立したり、何を話していいかわからなかったりする人は、あらかじめ話題を用意して飲み会に備えるのがおすすめです。
飲み会は普段なかなか話せない人と話せるチャンスでもあるので、先輩や上司に聞いてみたいことや、話してみたいことを用意しておきましょう。
その場で「無理に話題を出さなければいけない」と焦らずに済むので、飲み会も楽に参加できるようになります。
【参考記事】はこちら▽
飲み会にどうしても行きたくない時の上手な断り方
色々な克服法や対策を行っていても、嫌いな人がいるなどでどうしても行きたくない飲み会もあるでしょう。
ストレスを感じるほど嫌な飲み会なら、無理せずに断ってしまっても大丈夫です。どうしても行きたくない飲み会の、上手な断り方を4つ見てみましょう。
断り方1. 体調が優れない
飲み会はお酒を飲んだり、食べ物を食べたりする場ですので、体の状態が万全でなければ参加できません。
よって体調不良で飲み会を断るのも、上手な断り方の一つです。
断る時には、腹痛や頭痛などのお酒を飲むと体に悪影響のある症状や、風邪気味で寒気がするなど飲み会に参加すると翌日の仕事に支障がでそうな症状などを理由にするとスムーズに断れるでしょう。
断り方2. 予定があって、どうしても行けない
飲み会の日時があらかじめ分かっている時や、急に飲み会に誘われた時には、飲み会の日やこの後に予定があるのを理由に断るのも有効です。
飲み会の日時を伝えられたときは「その日は親が遊びに来る」、仕事の後に飲み会を誘われたときは「今日はこの後予定がある」などで断りましょう。
予定がある人を無理に誘う人もいないので、上手に飲み会を断れるでしょう。
断り方3. ご飯を用意してもらってるので、行けない
仕事の後に急に飲みに行こうと誘われた時には、家族がいる人なら「既に夕食を用意してもらっているので行けない」というのも有効な方法です。
実家暮らしの人や、結婚している人など家族がいる人限定となりますが、せっかく用意した夕食を無駄にしたくない、という気持ちを押し出して断りましょう。
家庭や家族を大切にする人、という印象も得られるので、相手も断っても納得することが多いです。
断り方4. 医者からお酒を止められている
物理的にお酒を飲むのが無理、というのも飲み会に行けない理由としては有効です。
「健康診断の結果が悪くて医者からお酒を止められている」「薬を飲んでいるのでお酒が飲めない」など、自分の体の事情を理由にお酒が飲めないのをアピールして断れば、無理に誘う人はいません。
ただし、「あの人お酒飲めないから誘わないでいよう」と今後の飲み会に誘われなくなるリスクもありますし、嘘なら体が悪いふりをしなければいけないため、注意しましょう。
【参考記事】はこちら▽
嫌いな飲み会を断る時の3つのポイント
苦手な飲み会を断る時の口実や理由を用意しておいても、断り方が悪いと相手にも悪い印象を与えてしまいます。
断る理由と一緒に覚えておきたい、相手に悪印象を与えない嫌いな飲み会を断る時の3つのポイントを見てみましょう。
ポイント1. 基本的に前もってキャンセルしておく
飲み会を開催する側にとっては、参加する人数や場所の確保、予約や費用の集金など色々な準備があります。
飲み会が嫌いという理由で直前のキャンセルやドタキャンをされると、開催側の負担がとても大きくなってしまい迷惑者の対象に。
あらかじめ飲み会の予定が分かっている時には、ドタキャンではなく前もって「飲み会には参加できません」と伝えておくようにしましょう。
【参考記事】はこちら▽
ポイント2. 誘ってくれた人の気分を害さないように、丁寧に断る
飲み会が嫌い、苦手と理由で断るとしても、誘ってくれた人に「行きたくないので行きません」というのは相手の好意を無碍にするため、大変失礼にあたります。
せっかく誘ってくれた人の気分を害さないように、「申し訳ないけれども、今回は行けません」と丁寧に断るようにしましょう。
誘ってくれた人の気持ちを大切に断れば、その後の人間関係にも悪影響はありません。
ポイント3. 「行きたいけど」という気持ちを出して断る
誘ってくれた人の気持ちを大切にして、丁寧に断るのと同時に「本当は自分も行きたいのですが」という気持ちを出して断ると、その後また誘ってくれやすくなります。
飲み会に行くのは嫌でも、全く誘ってくれなくなるのも疎外感を得てしまいます。本当は行きたい気持ちを出しつつ断れば、「付き合いの悪い人」と思われず、また声をかけてくれるでしょう。
人間関係を崩さないように上手に付き合っていきましょう。
飲み会が嫌い、苦手な人には色々な理由があります。あらかじめ飲み会を上手に乗り切れる克服法や、どうしても行きたくない飲み会の上手な断り方を知っておくと、飲み会を通じた人間関係に悪影響もありません。
飲み会が嫌いな人も、上手に飲み会に参加したり、悪い印象を与えず飲み会を断ったりして、人間関係を円滑にしてくださいね。
【参考記事】はこちら▽
大切な人にシェアしよう。Enjoy Men’s Life!