何もしたくない時の原因とは?やる気が出ない無気力状態を抜け出す6つの対処法を解説
何にもしたくない時、やる気が出ない時ってありますよね。
肉体的にも精神的にも疲れてしまうと「何もしたくない」「寝ていたい」と感じてしまうもの。しかし、どうにかしてやる気を取り戻したいと焦ってしまう人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、何もしたくないと感じる心理や原因、そして対処法とやってはいけないことをまとめてご紹介します。無気力になるのは誰でもあること。だからこそ、正しい解決策を知っておきましょう。
何もしたくない!無気力な状態の意外な心理や原因とは?
まずは、何もしたくないと思ってしまう原因や心理をご紹介します。何もしたくないと感じてしまうのは、甘えや怠けではなく、疲れやストレスを抱えているから。
どのような原因が考えられるのか、ぜひチェックしてみてくださいね。
心理や原因1. 仕事や勉強がうまくいかず、どうしたらいいかわからない
思い描いている理想と現実にギャップがあると、誰でもストレスを抱えるようになります。特に、思ったように仕事の成績が伸びなかったり勉強が進まなかったりすると「こんなはずじゃなかった」「どうしたらいいのか分からない」と自分を追い込んでしまうことも。
その結果、八方ふさがりとなり何もしたくないと感じてしまいます。
心理や原因2. ストレスが溜まっている
ふと「今日は何もしたくない」と感じたら、ストレスが溜まっている証拠かもしれません。毎日の生活の中で、知らず知らずのうちにストレスは溜まります。ストレスを解消する手段や時間があればいいのですが、それがないとストレスが限界に達してしまうことが。
その結果、心身ともに疲れてしまい何もしたくないと思ってしまいます。
心理や原因3. やりたくないことをやっている
自分の気持ちや考えに反することは、誰でもやりたくないもの。少しなら我慢ができても、毎日やりたくないことばかりを続けていると、それだけで負担となります。
「頑張ろう」「もっと上手にできるようになりたい」などと思うことができないので、自ずとテンションが下がってしまいます。
そのため、やりたくないことだけでなく、他のことにも無気力になることが原因です。
心理や原因4. 毎日同じような日々で退屈と感じている
毎日仕事、毎日学校という同じ生活スタイルを繰り返していると、ふとした瞬間に「何をしているんだろう」「毎日同じことばかりしているな」と感じることがあります。
新しい刺激がない毎日に飽きてしまい、モチベーションが保てなくなります。単調な日々に疲れた感じてしまい「ずっと寝ていたい」「何もしたくない」と思ってしまうこともあるのでしょう。
心理や原因5. 疲れが溜まっているのでずっと寝ていたい
受験の後や大切な仕事の後など、短期間で精魂使い果たした場合は疲れたと感じることが多いです。特に、一つのことに集中して取り組む性格の場合は、大きなイベントが終わることで燃え尽きてしまう場合も。それだけ、一つのことに力を注いでいた証拠です。
病気ではなくても「寝ていたい」と思ったり「何もしたくない」と感じたりします。
心理や原因6. 無趣味で楽しいことがない
自分で自分の気持ちを盛り上げることが苦手な人も、無気力になりやすいです。特に専業主婦は、自宅にいる時間が多く、趣味などの打ち込むことがないと何もしない状態が続いてしまい、気持ちが弾む経験が少なくなります。
その結果やる気が出ないことが多くなり、主婦業も辛いと感じる日が多くなってしまうようです。
何もやりたくない時に気持ちが楽になる2つの考え方
ここからは、何もしたくない時に気持ちが楽になるような考え方をご紹介します。何もしたくない時は、肉体的にも精神的にも疲れたと感じています。だからこそ、気持ちをリフレッシュすることが大切。
ぜひ、どのような方法があるのかチェックしてみてくださいね。
考え方1. 何もしたくないのは、今まで頑張りすぎた証拠
「辛い」「やる気が出ない」と感じたら、自分を褒めてあげるようにしましょう。「疲れた」「寝ていたい」と思うのは、それだけ頑張ってきた証です。これ以上無理をしても、辛い気持ちが膨らんでしまうだけ。病気になってしまうことも考えられます。
「今まで一生懸命頑張ったな」と思い返し、自分を甘やかしてあげることも大切ですよ。
考え方2. 何もしたくない日は、怠けても良い
何もしたくない日は、精神的にも肉体的にも疲れたと感じているサインです。このような状況で「もっと頑張らないと」と思っても、思ったような結果が出ず悪循環が起こることも多いです。
何もしたくない日や何もしたくない時は「今日は甘える日」「今日は怠る日」と決めて、ゆっくりと休むようにしましょう。しっかりと休み心身ともにリフレッシュすれば、また頑張れるはずです。
何もしたくない時の無気力状態から抜け出す具体的な7つの対処方法
ここからは、何もしたくない時に無気力の状態から抜け出す7つの方法をご紹介します。無気力な時は、無理のない範囲でやれることから取り入れてみるのがおすすめです。
どのような方法があるのか、参考にしてみてくださいね。
抜け出し方1. 一日一つだけ目標を立てて行動してみる
無気力な時は、自己肯定力が低下していることが多いです。「何もしたくないと思ってしまう自分は嫌だな」と、さらに自分を責めてしまうケースもあるでしょう。
そこで、1日1つ小さな目標を立てて行動してみることをおすすめします。「今日もできることが増えた」と思えるだけで、自信やモチベーションアップに繋がります。
達成できたら自分にご褒美を用意する
何もしたくないと思ってしまう性格の人の中には、頑張りすぎてしまう人が多いです。「あれもやらないと」「これもできるようになりたい」と自分を追い込んでいるうちに、疲れたと感じてしまいます。また、怠けられない人は1つ目標を達成しても、すぐに次のノルマを課してしまうことも。
そこで、1つ何かを達成できたら自分を褒めてあげるようにしましょう。達成感を味わえるだでなく「頑張って良かった」という気持ちを得られるので、無気力からも抜け出せます。
抜け出し方2. 本当にやらなければならないことはリスト化する
やらなければならないことを決めすぎて疲れたと感じている場合は、予定管理の方法を見直してみましょう。実は、本当にやるべきことは意外と少ないかもしれません。一度リスト化してみると、問題点が分かりやすくなりますよ。
自分の負担を減らすことで、「寝ていたい」「何もしたくない」と感じるまで疲れ果ててしまうことを防ぎましょう。
抜け出し方3. 友人に相談して話を聞いてもらう
ストレスや悩みが原因となり無気力を感じている場合は、周囲に相談してみるのも一つの方法です。自分の状態を客観的にみることで「頑張りすぎている」「甘えていいよ」などとアドバイスしてもらえます。
特に、専業主婦の場合は自分の気持ちを溜め込んでしまいがち。同じ立場の人に相談することで、気持ちが軽くなるかもしれません。
抜け出し方4. 規則正しい生活習慣を送る
夜更かしが続いたり食事を抜いたりすることが多いと、体にとっては大きな負担となります。体調が万全でないと、気持ちも沈んでしまいますよね。
そこで、できるだけ規則正しい生活を心がけてみるのも無気力を脱する方法です。体内時計を整えるだけでも、生活にメリハリが生まれます。何もしたくないと思うことも、少なくなるでしょう。
抜け出し方5. 何も考えずにやれることを行ってみる
無気力の時に、負担となる仕事や作業をするのは好ましくありません。特に、考えなければならないことや急いで終わらせなければならないことは、疲れた気持ちを倍増させます。
そこで、できるだけ何も考えないでできることをしてみるのがおすすめです。映画鑑賞やゲーム、簡単な読書など「楽しいけれど無理しない」ことをして過ごすといいでしょう。
抜け出し方6. 明確な目標を立てて行動する
自分のしたいことが分からないまま頑張っても、思うような結果が出ません。また、頑張る意味が見いだせないので、何もしたくないと思ってしまうことが。
そこで、明確な目標を立ててそれに向けて計画的に行動してみるのがおすすめです。
例えば「〇月までに英会話の初級を終わらせる」「〇月までに仕事の〇〇をできるようにする」など、できるだけ明確な目標を立るとやる気が出ます。
抜け出し方7. 本当に何もしたくなく、動けないような状態であれば、病院に相談する
毎日の生活に支障が出るほど「何もしたくない」「寝ていたい」と感じる場合は、うつなど精神的な病気の可能性もあります。このままの状態で頑張り続けると、心身ともに疲弊してしまうかもしれません。
辛いと感じる状態が続くようなら、無理は禁物です。一度、医療機関を訪ねてみて自分の状態を診てもらうようにしましょう。
無気力なときでもこれだけはNG!やってはいけないこととは?
最後に、何もしたくない時にやってはいけないことをご紹介します。無気力でやる気がないことは、誰でもあります。だからこそ、やってはいけないことをしないように気を付けたいところ。
どのようなことが考えられるのか、チェックしてみてくださいね。
NGなこと1. 仕事や家事を放棄して迷惑をかける
「何もしたくない」「やる気が出ない」からといって、他人に迷惑がかかることは放棄しないようにしましょう。例えば、仕事や家事など自分がやらないことで、周囲が困ることを急に放棄してはいけません。
どうしてもできない場合は、事前に相談することが大切。
主婦の場合は家族に、ビジネスマンの場合は上司に相談をして迷惑のかからない対処法を見つけましょう。
NGなこと2. ずっとこもって何もしない状態を続ける
無気力になると、何をするのも億劫に感じます。だからといってずっと何もしない状態を続けると、余計に気持ちが落ち込んでしまいます。また、ずっとこもっているといろいろと考えてしまい、自己否定を繰り返してしまうことも。
何もしたくない時でもできる範囲で、自分がやれることを探してみましょう。趣味や運動、読書など少しでも何かをすることで、気分が変わるはずです。
NGなこと3. 食事を摂らないなど、体に害が起こるようなことはしない
何もしたくないからといって、生活に必要なことまでしないのはよくありません。食事や軽い運動など、体に必要なことは疎かにしないようにしましょう。
無気力でも気分を変えるために、友人や家族と食事に出かけるのもおすすめです。家から出て環境を変えたり相談したりすることで、少しずつ気分が晴れるかもしれませんよ。
NGなこと4. 何もしたくない自分を責めない
「何もしたくない」と思ってしまうのはいけないこと、と決めつけてしまうのは危険です。無気力な状態の自分を許せずに、気持ちが焦ってしまうからです。その結果、何もしていないはずなのにストレスや疲れを抱えてしまいます。
「何もしたくない」「辛い」と思っても、自分を責めないで許してあげることも大切です。「そういう時もある」と軽い気持ちで捉えるといいでしょう。
【参考記事】はこちら▽
何もしたくない時は、原因をよく考えてみて。
今回は、何もしたくないと思ってしまう原因や心理、そして無気力を抜け出す方法や、無気力の時にしてはいけないことをまとめてご紹介しました。
無気力な時は、無理をしてはいけないというサインです。いつも頑張っている自分を、甘やかしてあげるようにしましょう。
何もしたくない時は無理をしないで、できる範囲で少しずつ前向きになれるよう調整していくといいでしょう。
【参考記事】はこちら▽
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