カジュアルとはどんな服装?場合別で最適なカジュアルコーデを伝授!

HaRuKa 2021.02.14
カジュアルとはどんな意味かご存知ですか?カジュアルコーデと言われた時にどんな服装で行けば良いのか迷う男性も多いはず。本記事では、カジュアルの意味や定義から、スマートカジュアルなどの具体的なコーデを解説!さらにはカジュアルコーデをする上で、アイテムの選び方もお教えします。

カジュアルとは、どんな服装のことを言うの?

場合別で最適なカジュアルコーデ

上司や就活中の面接官などから、カジュアルな服装で可能という指示があったけど、どうしていいかわからない人も多いはず。

幅がある言葉のため、自由度が高くて困ってしまうこともありますよね。

ここでは、カジュアルとはどんな意味かということや、おすすめのアイテムまでご紹介していきます。

こちらを参考に、最適なビジネスカジュアルコーデを楽しんでみてくださいね。


そもそもカジュアルとは?意味や定義を分かりやすく解説!

大前提として、カジュアルとは「格式ばらない、くつろいだ、気軽な」といった意味を持ちます。

日本では「カジュアルウェア」の略称として、服装を表現することに使われる場合が多いですが、本来はそういったくだけていて気軽な様子全般を意味する言葉です。

正装ではない略式のスタイルであるというイメージを理解していただければ、ちょうどいいでしょう。


ファッションにおける「フォーマル」と「カジュアル」の違い

カジュアルと並んで、フォーマルという言葉を聞いたことがある人も多いでしょう。

フォーマルは「正式な、格式ばっている、公式」といったようなイメージを持つ言葉です。

つまりカジュアルとは正反対で、結婚式やお葬式といった冠婚葬祭や、入社式などの格式ばったイベントに参加する際に身につけるファッションです。


場合別にカジュアルスタイルを解説!

メンズカジュアルスタイルにも、細かく分けると様々なイメージとテーマを持った種類があり、TPOによって使い分けることも可能

ここでは、代表的な3つのパターン別に分けて、それぞれのカジュアルスタイルを解説します。


スマートカジュアルコーデとは?

スマートカジュアルとは、大衆店より少し格式ばったレストランや、ゴルフ場などドレスコードがある場所で使用するファッションです。

男性であれば、ネクタイが必須のコーディネートとなります。

ジャケパンが基本となるスタイルのため、スーツを着用するインフォーマルをやや崩したイメージのある服装ですので、カジュアル度はやや高めになる傾向があります。


オフィスカジュアルコーデとは?

オフィスカジュアルとは、その名の通り会社で過ごす服装のなかで、正式なビジネススーツより少しカジュアル目なイメージのもの。

その会社によって定義が異なり、男性女性問わずはっきりとOKとNGのラインを分けていない会社も存在しています。

基本的には、ジャケット、シャツ、チノパン、革靴がスタンダードなレベルと考える人が多いです。


就活や面接のビジネスカジュアルコーデとは?

就活やインターンにおいて、ビジネスカジュアルが指定されて困っている人も多いはず。

ビジネスカジュアルとは比較的リラックスした、ビジネスシーンで使える服装のことですが、こちらも会社やオフィスによって基準は様々。

そのため、気持ちフォーマル目に着こなしておくと安全でしょう。

ネイビージャケットにグレーのパンツが、爽やかでスマートな男性だという印象を与えるのでおすすめです。


ビジネスカジュアルで役立つアイテムの選び方を徹底ガイド

全体のイメージはだいたい掴めたところで、シーンに合わせたそれぞれのアイテムに着目していきましょう。

ここではビジネスカジュアルで役に立つアイテムの選び方をご紹介するので、ぜひとも参考にしてうまく取り入れてくださいね。


アイテム1. ジャケットの選び方

メンズジャケットは黒に近づけば近づくほど、フォーマルという印象が強くなります。

ビジネスカジュアルをおしゃれに着こなすには、グレーやネイビーといった色が他のアイテムと合わせやすくおすすめ。

素材も硬すぎないものを選ぶように心がけましょう。ウールか綿素材のテーラードジャケットがフェレッシュなメンズには最適ですよ。

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アイテム2. シャツの選び方

メンズファッションにおいて、シャツはコーデをおしゃれにまとめるために重要なアイテム。

どんなネクタイやジャケットにも合うので、やはり色は白がおすすめ。他にも薄いブルーやピンクは、比較的スマートで汎用性のある色です。

また、白に見えてもよく見れば白の織り柄やドットが付いているものもあるので、そういったシャツで遊んでみるのもいいでしょう。

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アイテム3. ネクタイの選び方

ビジネスカジュアルやオフィスカジュアルは、ジャケパンが基本となります。

そのため、ビジネススーツに合わせるようなネクタイもいいですが、細めのニットタイであれば柔らかく、親しみやすい雰囲気が出るのでベターです。

ニットタイは素材感や色味の幅も大きいので、自分に最も似合う一本を選ぶようにしましょう。

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アイテム4. パンツの選び方

ファッションに自信がないのであれば、柄が入っていない無地のものを選びましょう。

ベージュかグレーのスラックスかチノパンを選択するとおしゃれに見えて、ジャケットとも合わせやすいです。

白もよく選ばれる色の一つですが、まとまりに欠けると悪目立ちするので、ビジネスカジュアルに慣れてきたら選択するのが無難。

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アイテム5. ニットの選び方

ニットは他のアイテムに合うのであれば、どんな色のものでもいいです。

ただし、バランスを取るのが難しくなるので、明るい色は避けてダーク系のものを選ぶようにしましょう。

特に、ウールやコットンの無地にワンポイントが入ったメンズセーターやカーディガンがおすすめ。ジャケットが着膨れしないように、薄めのものを選んでくださいね。

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アイテム6. アウターの選び方

アウターはトレンチコート、チェスターコート、Pコートが全身の形を作りやすく、おすすめです。

冬はマフラーや手袋など、比較的色味の強いアイテムが多いので、黒や濃いネイビーでも重くなりすぎずに使うことが可能

よりカジュアルに見せたいのであれば、キャメルや明るめのグレーであれば使いやすいでしょう。

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アイテム7. バッグの選び方

便利さは手が自由に使えるリュックサックが一番ですが、好き嫌いが分かれるポイントでしょう。

またリュックサックはどうしてもジャケットやコートの方部分が擦れて傷みやすくなるため、注意が必要。

大人のメンズらしさを出したいのであれば、レザー素材のしっかりしたつくりのトートバッグか、ブリーフケースがおすすめです。

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アイテム8. 靴の選び方

靴はアイテム次第でフォーマルにもカジュアルにもなる、大きい影響を与えやすいアイテムなので、慎重に選びましょう。

ジャケパンスタイルに合わせるには、柔らかい印象を与えるスウェードシューズがおすすめ。

少しフォーマルなコーデにまとめたいのであれば、ダークブラウンの革靴であればスマートで引き締まったイメージになります。

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アイテム9. ベルトの選び方

ベルトは見えにくいものですが、ふとした瞬間に見えたときに、色が外れているとオシャレさが大きく減ってしまうこともあります。

基本的なルールとして、ベルトと靴の色は合わせることが一般的です。

カバンやスマホケースなど、他に革製品を使っているのであれば、それも含めて合わせると、よりまとまりがレベルアップします。

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これはやりすぎ!ビジネスカジュアルとしてNGなアイテム

カジュアルスタイルがいくら気軽な形式ばらないものだからといって、避けた方が良いアイテムもあります

身に着けていることで、周囲の人から「ちょっとやりすぎかな」と思われてしまうアイテムを5つご紹介します。


NGアイテム1. ジーンズやジーパン

ジーパンやデニム素材の服を持っている男性は多いと思いますが、ビジネスシーンではどんなものであれデニム製品は基本的にNGです。

ダメージが入っていたり、青みが薄いものはもちろんのこと、黒デニムや濃い紺色のものも避けておきましょう。

少しカジュアルなイメージが強すぎるので、オフィスの中では失礼な格好だと思われてしまうことがあります。


NGアイテム2. Tシャツやパーカーなどの襟なしのトップス

ビジネスカジュアルが認められつつあり、夏場はポロシャツを着るビジネスマンも増えてきましたが、Tシャツを取り入れてしまうとくだけすぎな印象に。

他にもパーカーやトレーナーだけといった、襟なしのトップスはカジュアルすぎるので避けておくべきです。

トップスは、襟がついているワイシャツやポロシャツをベースとしてコーディネートしていきましょう。


NGアイテム3. しわしわなシャツなど、清潔感にかけるアイテム

私服であれば、あえてシワ加工したシャツやパンツなどもありますが、オフィスで着るビジネスカジュアルとしては不適格です。

色味や素材感でほどよく遊ぶのはスマートに思われるものですが、社会人としての最低限の清潔感や身だしなみからはみ出さないようにするべき。

ワイシャツはクリーニングに出すか、毎日アイロンがけすることが大切です。


NGアイテム4. スポーティーなスニーカー

色や形問わず、スニーカーはオフィスで仕事をする上で適した靴だとはいえません。

私服であればカジュアルダウンできる有効なアイテムですが、スポーティーな印象が強く、くだけすぎるので使わないようにしましょう。

その他が完璧なコーディネートが出来ていても、靴がスニーカーだと一気にカジュアルになるため注意です。


NGアイテム5. ハーフパンツ

メンズのハーフパンツもデニムパンツと並び、自由度がとても高い会社でも、許されていないことが多いです。

仕事で関わる社外の人はもちろんのこと、同じオフィスに働く人でも不快な印象を強く与えてしまうかもしれません。

ジャケットなどトップスにも合わせにくく、子供っぽさがあるしっかりしていないイメージが付きやすいので気をつけて。


ビジネスカジュアルコーデをする時の注意点やポイント

カジュアルさを出すと、おしゃれな印象を与えられることもありますが、一歩間違えるとだらしなさに繋がってしまうこともあります。

ここでは、ビジネスカジュアルコーデをする際の気を付けるべきポイントを3つご紹介します。


ポイント1. スーツのジャケットは使わないようにする

フォーマルさを演出するためには、色を暗めにすることが重要です。だからといって、元々あるスーツのジャケットだけを使用するのはあまりよくありません。

素材感や色味など、やはりスーツのものであることは周りに伝わり、どうしてもアンバランスさが出てしまいます

ジャケットは履きたいパンツに合わせて、新しく選ぶようにしましょう。


ポイント2. TPOに配慮した着こなしをする

程良いカジュアルさを出すためには、その場がどういった服装を要求されているのかの見極めが重要です。

自由度が高い分、センスが出やすく、誤った選択をすると、とてもだらしなく見えて悪い意味で浮いてしまいます。

TPOに十分配慮し、周りを不快にさせたり、失礼がないようにスマートに着こなすということがとても大切です。


ポイント3. ジャケットやパンツは、季節に合わせて素材感を変えるようにする

同じ色やデザインでも、素材が違えばその服やスタイルの印象が大きく変わるものです。

そのため夏はさらさらとして薄い涼しげな綿製品、冬はウールやアクリルといったボリューム感のあるものなど、季節によって使い分けましょう。

時期にマッチした素材を選択してコーディネートできれば、おしゃれさはぐっとアップします。


カジュアルな服装で、イケてるサラリーマンを目指しましょう。

カジュアルの意味や、それぞれの具体的な特徴、おすすめのアイテムをご紹介しました。会社やオフィスにより基準が違い、なかなか難しいと感じてしまうこともあるでしょう。

そんな時は、くずしすぎずにフォーマル目にまとめるのがスマートです。こちらを参考に、おしゃれなオフィスライフを送ってみてくださいね。


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