男女が手を振る心理。会うと自分だけに手を振ってくれる意味とは?
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相性診断や性格診断は多くの人から支持されており、これまでに成立させたカップルも多数。
持ち前の明るさとコミュニケーション力の高さで人脈も広く、現在でも合コンや紹介のオーガナイザーとして活躍している。
去り際に手を振ってくれる男性の心理って気になりますよね。
相手から気軽に手を振られた経験がある人にとって、どういう理由で手を振ってくれたのか知りたいですよね。
特に好きな異性から手を振ってもらうと嬉しくて、どんな気持ちで手を振ってくれたのかと考えるでしょう。
今回は、手を振る人の心理を男性女性それぞれに解説した上で、別れ際に手を振る人の心理や、自分が相手に手を振る際の注意点についてご紹介します。
前提として「手を振る」の具体的な意味とは?
手を振るという行為は、日常生活でよくしたりされたりすることが多い仕草です。
どんな相手にするかによって意味が変わりますが、一般的には、相手に手の平を見せるという点からそのままの自分を相手にさらけ出そうとする意味があると考えられています。
嘘をつく必要がなく、本音で気持ちを言い合いたいという意味の仕草と言えるでしょう。
【男女別】手を振る人の心理とは
相手に対して手を振るという行為は、いろんなシーンで気軽にできる行動です。
ただし、相手や状況によって、また男性か女性かによって手を振る時の心理は異なります。
手を振る人はどういった心理で行動しているのか、男性と女性それぞれの心理についてご紹介します。
手を振る男性心理
男性が相手に手を振る時は、様々な心理が働いています。
純粋に挨拶をする意味で手を振っている場合もありますが、それ以外の心理によって手を振っていることも多いのです。
男性はどのような気持ちで手を振るのか、主な5つの心理についてご紹介します。
男性心理1. もっと相手と親しくなりたいと思っている
一般的に、あまり好きでない人や苦手だと感じている人に手を振る男性はいません。
友人や好きな異性など、もっと関係を深めて仲良くしたい相手に対して手を振ります。
まだ知り合って間もない時や、以前会っていい印象を抱いていた相手に対しては、親しくなりたいという心理が働き、手を振ることで気があることを伝えているのです。
男性心理2. 挨拶の一環としてとりあえず手を振っている
男性が相手に手を振る場合、純粋に挨拶のつもりで行っている場合は珍しくありません。
人と話すのが好きで、幅広い人間関係を築いている男性に多く、もともと苦手と感じる人があまりいないのです。
「おはよう」「またね」など、挨拶する際に無意識に手を振っている可能性が高いでしょう。同性だけでなく異性に対しても同じ態度を見せるのが特徴です。
男性心理3. 相手に対して心を開いているのを表現している
女性に比べると、男性は日常生活で手を振る機会はそれほど多くありません。お辞儀や軽く手を上げるといった仕草をすることが多く、手を振る仕草はビジネスシーンではほぼしないでしょう。
手を振る場合は、相手に対して親しみを感じている、心を開いて信頼している心理が働いています。
長い付き合いの友人や趣味が同じ仲間など、気が合うと感じる相手に対して手を振るのです。
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男性心理4. 自分の印象を知らせたくて手を振っている
普段手を振るという仕草をあまりしないのが男性の特徴ですが、自分に注目してほしい場合はむしろ積極的に手を振ります。
例えば誰かと待ち合わせをしている時に、相手に自分のことを早く気づいてほしいという心理が働くのです。
相手に強く自分を印象づけたいと考えるため、胸の前で小さく手を振るのではなく、両手を上に上げて大きく振りながらアピールするといった形が多いでしょう。
男性心理5. 女性に振る場合、相手に対して好意を抱いている
男性が好意を持っている女性と過ごしている時は、その好意を相手に伝えたいと思っています。
特に多いのは、デートの別れ際に手を振ること。彼女とデートができて嬉しいという思いと、もう少し一緒にいたかったという名残惜しさから思わず手を振るのです。
手を振るという行為自体あまりしない男性が手を振るということは、もう一度会いたいという脈ありサインと言えるでしょう。
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手を振る女性心理
女性にとって、手を振るという行為は比較的日常的に行う慣れた仕草です。友人と会ったり恋人とデートする時など、高い頻度で手を振っていることが多いでしょう。
では女性はどのような気持ちで手を振っているのか、主な5つの心理についてご紹介します。
女性心理1. 周囲から可愛いと思われたくて手を振っている
女性は、周囲に認められているということを常に感じていたいと考える人が多いです。
特に好きな異性からは、女性としてかわいいと思ってもらいたいという心理が強いため、笑顔で手を振るといった仕草が増えます。
容姿や言葉といった面からもかわいいと感じてもらうことは可能ですが、もっとも伝えやすいのは可愛らしい仕草をすること。
その一つとして、手を振って相手に「この人はかわいいな」と思ってもらおうとするのです。
女性心理2. 親しい仲の人への挨拶だと思っている
女性は男性と比べると、日常生活の中で手を振る状況が多いです。友人と偶然会った時や恋人と待ち合わせている時、遊んだりデートをした後別れる時など、胸の前で小さく手を振る仕草をよくします。
女性にとって親しみを感じている人に対しては、親近感を持っているため無意識に手を振ることが多いでしょう。
「おはよう」「お疲れさま」「また明日ね」など、挨拶の意味を含んでいるのです。
女性心理3. 男性へ手を振る場合、相手に気があるから振っている
好きな異性が相手だと、好意を持っていることを伝えたいと思うものです。しかし、なかなか言葉で伝える勇気が出ない場合、女性は好意があることを伝えたいために手を振ります。
気がある男性に自分から気持ちを伝えるのは恥ずかしいけれど、相手の男性にも自分のことを女性として意識してほしいと思うのです。
女性から別れ際などに笑顔で手を振られたら、脈ありと考えてもいいでしょう。
女性心理4. 自分の存在をアピールしたくて手を降っている
彼氏や仲のいい男性に対して、女性から手を振るというケースは少なくありません。
例えば待ち合わせをしている時や、人がごった返している場所にいる時などに男性に対して手を振る場合は、「ここにいるよ!」「私を見つけて!」と自分の存在を相手に伝えたい心理が働いています。
相手にいち早く自分の存在を気づいてほしため、大きく手を振ってアピールするのです。
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女性心理5. 相手に手を振られたから、振り返している
女性にとって、手を振ることは比較的気軽にできる仕草です。
好意を伝えたい、自分の存在をアピールしたいという以外に、単に相手の挨拶に反応する形で手を振る場合も少なくありません。
例えば、前から歩いてきた友人から手を振られたため、無意識に手を振り返すというパターンはよくあります。相手が手を振ってくれたことへの返答のつもりで手を振っているのです。
街中でもよく目にする“別れ際”に手を振る人の心理は?
手を振るという行動は様々なシーンで行いますが、帰り際に手を振るというパターンが一般的です。
街中で、友人同士や恋人同士で別れ際に手を振っている様子を見かけることはよくあります。デートなどの帰り際に手を振る人たちの心理についてご紹介します。
帰り際に手をふる心理1. わざわざ振り向いてから手を振るのは、まだ一緒にいたいと思っている
帰り際に手を振る場合でも、様々な形があります。
「じゃあまたね」と言いながら手を振り合ってお互い別れるパターンが最も多いですが、一度別れた後に振り向いてまた手を振るというパターンもあるでしょう。
振り向いてまで手を振るのは、相手との別れが名残惜しい証拠です。
もし好きな人が別れ際に振り向いて手を振るなら、もう少し一緒に過ごしたいという脈ありサインの可能性は高いでしょう。
帰り際に手をふる心理2. 顔の近くで小さく手を振るのは、寂しいと思っている
一口に手を振ると言っても、手の振り方によってニュアンスが異なります。
大きく手を伸ばして「バイバイ!」と明るく手を振る場合はドライな関係の相手に多いですが、顔や胸の前で小さく手を振る場合は、まだ別れたくないというニュアンスが含まれていると言えるでしょう。
まだ一緒にいたいけれど仕方なく帰るという寂しさの表れなのです。
帰り際に手をふる心理3. 大きく手を振る場合、「今日は楽しかったよ」と満足している
男性でも女性でも、相手と一緒に過ごした時間がとても楽しかった時は、別れ際の対応がすっきりしています。
満足できる時間を過ごせて嬉しいと感じているため、別れ際には大きく手を振りながら「バイバイ!またね!」と明るく挨拶することが多いでしょう。
相手と共に楽しく時間を過ごせたことを嬉しいと感じているのです。
帰り際に手をふる心理4. しんみりした空気で終わりたくないから、あえて明るく手を降っている
街中ではたくさんの人の目があるため、本音を隠しながら手を振って別れるという人もいます。
次の予定があったり、電車の時間に間に合わないなどの理由で別れなければいけない場合、本当はもっと一緒にいたいと思っている気持ちを抑えて明るく手を振っているケースは少なくないでしょう。
最後の別れ際に暗くしんみりとしたくないという心理が働いているのです。
帰り際に手をふる心理5. 恋人に振る場合、名残惜しさと愛情を伝えようと思っている
恋人とのデートを終えて別れる時は、誰しも寂しい気持ちになるものです。デートが楽しければ楽しいほど、離れるのは名残惜しいと感じるでしょう。
しかし社会人同士のカップルだと、明日朝早くから仕事があったり、デート後も職場の付き合いがあるなど何かと忙しく、ずっと一緒にいるわけにはいきません。
別れるのは名残惜しいけれど、愛情を相手に伝えたくて別れ際に手を振っているカップルは多いでしょう。
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手を振る際に気をつけたいポイントは?
手を振る行為は気軽にできるだけに、深く考えず、ついやってしまうという場合も少なくありません。
常識的な場所や状況であれば問題はありませんが、できれば避けておきたい場合もあるので気を付けたいもの。最後に、手を振る際の注意点についてご紹介します。
気をつけるポイント1. 目上の人や先輩にはできれば振らないように気をつける
基本的に、手を振るというのは親しい間柄同士でやる行為です。
友人や恋人など同じ立場の相手や家族、後輩などの目下の人に対して手を振るのは親密度が高まるので構いませんが、目上の人に対しては失礼に当たるのでしない方が良いでしょう。
上司や先輩など目上の人に挨拶をしたい時は、手を振るのではなく会釈をするのが無難です。
気をつけるポイント2. 海外では手を振ると失礼な国もあるので注意する
手のひらを相手に向けて左右に振る仕草は、日本では別れ際の挨拶や遠くにいる人に気づいてもらうためによく行われるものです。
しかし、海外ではニュアンスが変わることがあります。例えば韓国では、人ではなく犬に対して使う仕草なので、人に対して行うと嫌われるので要注意。
またアメリカでは、日本のようにバイバイという気軽な別れではなく、恋人同士が二度と会わないというニュアンスで最後の別れ際に使うことがあるようです。
海外で日本での感覚で使うと誤解される可能性があるので気を付けましょう。
気をつけるポイント3. まだ十分に関係を築いていない相手の場合、馴れ馴れしいと思われてしまう
手を振るという行為は、相手に対して親しみを感じていることを伝えるニュアンスが強いです。
そのため、初めて会った人やそう親しくない人に対していきなり手を振ると、「馴れ馴れしい人だな」とかえってよくないイメージを与えてしまう可能性があります。
何度か会って親しくなった相手に対して使うように心がけましょう。
相手の手を振る心理を見抜いて、より良い関係を築きましょう。
特に意識せずにやっている手を振るという行為ですが、相手や状況に対して含まれる意味が異なるものです。
お互いに別れるのが名残惜しいといった同じ気持ちで手を振るなら問題ありませんが、気軽に手を振ったら相手に「脈ありかも」と思わせてしまうといった捉え方のズレが起こることもあります。
この記事を参考に、手を振る人の心理を理解して、より良い人間関係を築くヒントにしてみてくださいね。
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