人と話すのが苦手になった原因とは。会話が嫌いじゃなくなる8つの克服方法を紹介!

HaRuKa 2024.05.08
人見知りで人と話すのが苦手という人は意外と多いですよね。そこで今回は、人と話すのが苦手になってしまった原因を解明すると共に、人とコミュニケーションを取るのが苦手な人に試してほしい克服方法をお教えします。また、おすすめの本も紹介するので、自分を変えたいという人は必見ですよ!

人と話すのが苦手という方へ。

人と話すのが苦手になった原因と8つの克服方法

子供の頃から人見知りな性格で人と話すのが苦手な人や、子供の頃は普通に話せていたのに大人になってから人と話すのが苦手になってしまった人。

人と話すのが苦手だと友達や恋人を作るのが難しかったり、仕事の人間関係が上手くいかなかったりしますよね。

人と話すのが苦手になってしまった理由は何でしょうか。また、どうすれば苦手意識を克服できるのでしょうか。

こちらでは、人と話すのが苦手になった原因や克服方法、おすすめの本や向いてる仕事をご紹介していきます。

「今さら人と上手く話せるはずがない」と諦めないで、苦手意識を克服して自分に自信をつけて、人とのコミュニケーションを楽しみましょう。


人と話すのが苦手になった原因とは?

人と話すのが苦手な場合、その人によって様々な原因があります。

苦手意識を克服するためには、まず初めにどうして自分が人と話すのが苦手なのかを考える必要がありますよね。

こちらでは、人と話すのが苦手になってしまった原因をご紹介します。


原因1. SNSが普及して人と話す機会が減ったから

電話は相手と直接会話ができますが、SNSは文章で自分の気持ちを伝えることになります。

最近は電話ではなく、SNSで友達と会話のやり取りをしたり、SNSを通じて新しい友達ができる人が多いので、直接コミュニケーションを取る機会が少なくなっています。

その結果、会話のキャッチボールが上手くできなくなってコミュニケーション能力が低下してしまい、人と話すのに苦手意識を持ってしまうのでしょう。


原因2. 幼少の頃から一人で過ごすことが多かったから

人間はたくさんの人と関わって話をすればするほど、会話に慣れてコミュニケーションが上手くなります。

幼少の頃から友達と遊ばないで一人で過ごすことが多いと、会話をする機会が少ないので人と話すことに慣れず、スムーズな会話の仕方が分かりません。

上手く会話ができないので一人で過ごす方がラクになって人と関わらなくなり、さらに会話が苦手になってしまいます。


原因3. 自分が発言したことに対して否定されたことがあるから

自分が自信を持って発言したのに共感してもらえず、さらに否定されてしまったら、とても悲しくなりますよね。

自分の考えを否定されたことによって自分の存在までも否定された気持ちになり、自分の考えを話したらまた否定されるのではないかと思ってしまいます。

否定されたことがトラウマになり自分に自信がなくなってしまうので、人と話すときに発言ができなくなってしまうのです。


原因4. 会話中に別のことを考えてしまう癖が身についたから

相手の話が長かったり話すテンポが遅いとイライラしたり飽きてしまいますが、「早くして」とはなかなか言えないですよね。

会話が合わない人だと話を聞くことに疲れるので、つい自分の心の中で別のことを考えて適当に話を聞く癖が付いてしまいます。

それにより、人の話を聞く時に相手に質問したり話題を広げなくなるので、上手くコミュニケーションが取れなくなってしまうのです。


原因5. どんな内容が相手にウケるか考えすぎてしまうから

人の目が気になる性格の人は、会話をしている時に相手の様子をとても気にします。

相手の笑顔が少ないだけで「話がつまらないのかな」とネガティブになってしまいますので、必死に面白い話題を考えるようになります。

相手の反応をいちいち気にして、どうしたらウケてもらえるのか考えすぎてしまうので、会話のテンポが遅くなったり話がまとまらないのです。


原因6. 人見知りしやすい性格だから

人見知りだと、まだ仲良くなっていない人に自分から話しかけるのが苦手ですよね。

どんな人か分からない状態だと相手の反応が予想できないので、自分から話しかけて嫌がられたり嫌われないかと恐れてしまいます。

相手の反応が怖くて話しかける勇気が出ないので、会話をする機会が減ってしまい人と話すのが苦手になるのでしょう。

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人と話すのが苦手な人がやるべき8つの克服方法

人と話すのが苦手な人でも自分に合った克服方法を詳しく学んで実践していけば、人と上手くコミュニケーションが取れるようになりますよ。

こちらでは、人と話すのが苦手な人におすすめな苦手意識の克服方法をご紹介します。


克服方法1. 人と話している時の理想的な自分をイメージする

人と話すのが苦手な人は、話す時に「上手く話せるかな」「相手に変に思われていないかな」と苦手意識を持ってしまう傾向にあります。

その場合、あらかじめ頭の中で会話の練習をしておけば気持ちに余裕ができるので、実際に人と話す時に慌てる心配がありません。

人と上手く話せて成功している自分をイメージすると、自信を持ってコミュニケーションが取れるようになるでしょう。


克服方法2. 相手の話をしっかり聞くことから始める

話すのが苦手だと上手く話せるようにすることばかり考えてしまいますが、スムーズに会話をするためには聞き上手になる必要もあります。

相手の話をしっかり聞いてあげて聞き上手になることによって、あなたが真剣に話を聞いていることが伝わり相手の気分が良くなるのです。

会話のキャッチボールが上手くできるようになるので、相手があなたと話すのが楽しくなり会話が続くようになるでしょう。

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克服方法3. どんなことでも質問する姿勢を心掛ける

自分に興味を持ってくれているのが分かると嬉しくなって、相手に好意を持ちますよね。

相手が話している時にうなずくだけではなく、積極的に質問をすると興味を持っていることがますます伝わります

あなたが質問することによって相手が質問の答えを話してくれたり、そこからさらに話題が広がるので話が尽きなくなるのです。


克服方法4. 話し相手と自分の共通点を見つける

話すのが苦手な人は、話している時に「何か話題を見つけなくては」と思ってしまい会話に集中できません。

前もって相手の興味のあるものを調べて共通点を見つけておけば、会話をする時に自然と話題に出すことができます

相手もあなたと共通点があることが分かると嬉しくなり、詳しく教えてくれたり遊びに誘ってくれるようになるでしょう。


克服方法5. ゆっくり話す

人と会話をする時に緊張していると、自分では気が付かないうちに早口になっている場合も。

呼吸を整えてゆっくり話すことで落ち着いた口調になり、相手に自分の気持ちをしっかり伝えられます

自分が思っている以上にゆっくり話すように意識すると、相手に緊張していることが気付かれないようになるでしょう。


克服方法6. ジェスチャーを使って話す

自分の気持ちを言葉だけで上手く伝えることができない時には、ジェスチャーも使いながら話すと相手に伝わりやすくなります。

言葉が出てこない時でもジェスチャーで手の動きを付ければ相手が理解しやすいですし、笑顔なども自然と出るようになるので表情からも読み取りやすくなりますよ。

その結果、スムーズに意思の疎通が取れるようになるでしょう。


克服方法7. プレゼンなど話す内容は事前にインプットしておく

仕事のプレゼンなど、大勢の人の前で自分の気持ちを話すのはとても緊張しますよね。

前もって話す内容をノートに書いてインプットしておけば、思い出しながら話すだけで済むので言葉が出てこないことや話がまとまらない心配がなく、スムーズにプレゼンが進みます。

事前に一人で練習しておけば自信が付くので、人前で話すことへの苦手意識が克服できるでしょう。


克服方法8. 自分の話はウケないと考えないこと

会話をする時に、相手の反応を気にしてウケない話だったらどうしようと考えてしまうと、自然に話せなくなってしまいます。

話がウケるかウケないかは、相手の性格や考え方によって違うので予想ができません

自分の話がつまらないのではないかとネガティブに考えずに、ありのままの気持ちで会話をすることが大切です。


コミュニケーションが苦手な人に読んでほしいおすすめの本3冊

自分がコミュニケーションが苦手な場合には、コミュニケーションが上手な人の方法を学んで実践したいと思いますよね。

こちらでは、コミュニケーションが苦手な人が克服できて話すのが上手くなる本をご紹介します。


おすすめの本1. 「伝え方が9割」(著:佐々木 圭一)

伝え方が9割

『伝え方が9割』では、自分の気持ちを上手く相手に伝えられる方法を紹介しています。

自分の気持ちの伝え方は人と会話をする時にとても重要なことで、あなたの伝え方次第で相手の気持ちをいい方向に変えることができるのです。

好きな人をデートに誘いたい人は、この本を読むと断られない誘い方が学べるので相手とデートができるでしょう。

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おすすめの本2. 「雑談力が上がる話し方――30秒でうちとける会話のルール」(著:齋藤 孝)

雑談力が上がる話し方――30秒でうちとける会話のルール

雑談というのは無駄な話ではなく、相手と良い関係を築くのにとても大切な方法の一つです。

雑談力を身に付ければ、友達や職場の人など様々な関係の相手と自然に会話ができるようになるのです。

うちとける会話のルールを知っておけば、人と話すのが苦手だったり人見知りな人でも沈黙が怖くなくなり会話することが楽しくなるでしょう。

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おすすめの本3. 「話すことが怖い。でも一人にはなりたくないんだ。ーあなたが知らない 最高の自分に気づく40の言葉ー」(著:春明 力)

話すことが怖い。でも一人にはなりたくないんだ。ーあなたが知らない 最高の自分に気づく40の言葉ー

話すことが苦手だったりトラウマがあると、人と会話するのが怖くなったり人間関係を作るのが億劫になってしまいますよね。

しかし、自分自身を知って相手の言葉の受け取り方を変えると、会話が楽しくなるヒントが見つかるのです。

人と話すのが苦手で現状を変えたい人は、この本を読むと自分に自信が付き人と関わりたくなるでしょう。

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どうしても人と話すのが苦手な人は向いてる仕事もチェック

コミュニケーションが苦手なのに人と話さなくてはいけない仕事に就いてしまったら、精神的に疲れて仕事を辞めてしまう場合がありますよね。

様々な職業の中にはあまり人と会話をしなくて済む、人と話すのが苦手な人に向いてる仕事があるのです。

こちらでは、人と話すのが苦手な人の適職をご紹介します。


1. トラックの運転手

トラックの運転手は、荷物を様々な場所に届けるのが仕事です。

自分の職場や荷物の配達先では人と関わることがありますが、配達の運転中はトラックに自分だけしかいない場合が多いのです。

一日の勤務時間の中でトラックを運転している時間が圧倒的に長いため、一人で過ごせることが多く、人と話すのが苦手な人に向いてる仕事でしょう。


2. 工場のライン

工場のラインで物を作る仕事は、会話が禁止されている職場がとても多いです。

ラインは一定の速度で動いてるため、従業員が会話をしてしまうと作業が追い付かなくなってしまいますよね。また、食品を扱ったライン工では衛生面からマスクをしており、なおかつ会話が禁止されています。

集中して黙々と仕事ができる環境なので、人と余計なコミュニケーションを取らずに済むのです。


3. SE(システムエンジニア)

SEの仕事は、勤務時間のほとんどが自分一人でパソコンを使って作業をします。

自分だけで完成させる仕事が多いため、職場の人とあまりコミュニケーションを取らなくても自分の力で解決ができるのです。

また、集中力を必要とする仕事のため、周りの人も話しかけづらくなって会話をしなくなるので、人と話すのが苦手な人の適職でしょう。


4. フリーランス

フリーランスとは、特定の会社に所属しないで個人事業主として働く人をあらわします。

一つの会社に勤務しないので先輩や後輩、同期などの職場の仲間がいなくて、人と話すのが苦手でも会話をしなくて済みます。

自分でやりたい仕事を選べたり自分のペースで働けるので、人間関係でストレスが溜まる心配がないでしょう。


5. 警備員

警備員は施設で事件や事故がないか確認したり、交通現場や工事現場で人々を誘導します。

金品や品物が盗難されないか警戒したり人々の安全を考えて対応するので、会話をして気を抜いてしまったら取り返しの付かないことになる可能性があります。

仕事中の私語は禁止されている場合が多いため、同僚と会話ができないので話すのが苦手な人に適職なのです。


人と話すのが苦手な人は、自分なりの克服方法を試してみて。

人と話すのが苦手な人でも、苦手になった原因を考えたり克服方法を学んで実践していけば、会話をするイメージができて人と話すのが得意になります。

また、どうしても話すのが苦手な人は無理をせず、自分に向いてる仕事をすることによって、働くのが楽しくなり自分に自信が付いてきますよ。

「自分は人と話すのが苦手だから」と思わないで、会話をする練習をしていけば少しずつ話せるようになって、人生がもっと楽しくなるでしょう。


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