”お調子者”の意味は褒め言葉?すぐ調子に乗る人の心理&特徴から賢い接し方も解説
男性も女性も「お調子者」っていますよね。

男性でも女性でもその人がいるだけで場が盛り上がったり、雰囲気が陽気になることがあります。そのような人をお調子者といったりしますが、お調子者には本来2つの意味があるのです。
今回は、そんなお調子者の意味から、男性や女性に限らずお調子者といわれる人の心理や特徴、接し方などについて詳しく解説していきます。
もしかして褒め言葉?「お調子者」の意味とは
お調子者とは、もとは調子者という言葉です。それを丁寧にするために「お」を付けたのでお調子者という言い方が一般になったといわれています。
調子者というのは調子に乗りやすい者という意味があり、マイナスイメージと同時にプラスのイメージも含まれるのです。
マイナスイメージとしては軽はずみで浮ついている人、プラスイメージとしては周囲を盛り上げる面白い人という意味合いになります。
こんなこと考えてる!お調子者な人の5つの心理
お調子者と言われると嫌われるイメージがありますが、そのように呼ばれる男性や女性はどのような性格や心理状態なのか知る必要があります。
なぜなら、心理状態を知ることによって、お調子者といわれる人との接し方が変わるかもしれないからです。また、お調子者の存在が必要とされる理由が明確になることもあるでしょう。
ここでは、お調子者といわれる男性や女性の性格や心理について深掘りしてみましょう。
心理1. どんな時も明るく過ごすことを心がけている
お調子者といわれる男性や女性は、性格的に明るく楽しい雰囲気が好きです。真面目な話をしている場所や暗い雰囲気の場所が苦手なので、そのような場所にいると思わず明るく楽しい雰囲気にしたくなります。
その時の心理状態は他人のために明るくするというよりは、自分自身が明るく楽しい雰囲気を楽しむために盛り上げているといえるでしょう。
そのため場違いな存在として嫌われることもあり、真面目な性格の人ほどお調子者を軽いと見なすのです。
心理2. 雰囲気に合わせて瞬時に話しているだけで、何を言ったかは自分でも覚えていない
深刻な顔で話し合ったり重苦しい空気が漂い始めると、お調子者といわれる男性や女性は率先して明るい雰囲気にしようとして、バカをやったり面白いことを言ったりします。
なぜなら、そのような男性や女性は深刻で重たい空気は自分に合わないと思っているから。そして自分だけでなく、周囲のみんなも自分と同じく明るい雰囲気が好きに違いないと勝手に思い込んでいることも。
それで場を盛り上げようとして笑わせたり、面白いことを言ったりします。その心理はとにかく場を盛り上げようという熱意だけで、自分が何を言ったのかはほとんど覚えていないのです。
心理3. 楽しければ何でもOKだと思っている
人にはそれぞれ生きていく上の価値基準があります。お調子者はとにかく明るくて楽しいことが価値基準になっているので、暗い雰囲気になると何とか場を盛り上げようとするのです。
それなりの理由があるから暗い雰囲気なのに、それを無視して明るくしようとするので嫌われることも。
なぜ迷惑がられても場を盛り上げようとするかというと、お調子者は楽しければ何でもOKという心理状態だからでしょう。お調子者にとっては暗い雰囲気は許せないのです。
心理4. 根は意外と繊細で、裏では人の意見を真面目に受け止めてしまう
男性でも女性でもお調子者といわれる人は、何でもかんでも明るく楽しく盛り上げようとするので、鈍感な存在と思われがち。
でも実は根は意外と繊細で、それだからこそ暗い雰囲気や重苦しい空気を一瞬で感じ取れるともいえます。
いつも明るく振る舞うために、お調子者の本当の気持ちを察するのは難しいです。そして根が繊細なだけに、人から言われたことを真面目に受け止めてしまう傾向があります。
お調子者が常に明るく振る舞おうとするのは、繊細さからくる真面目な部分を無意識に隠そうとする心理が働くからでしょう。
心理5. 割と本気で人生はノリや勢いでいけると思っている
誰でも暗い雰囲気よりは明るい雰囲気の方を好みます。程度の差はありますが、重苦しい雰囲気になれば明るくしようと努力するでしょう。
しかし、いつも明るくしようとは思わないのが一般人です。しようと思っても長続きしないでしょう。
それができるのがお調子者。いつでもどこでも明るく盛り上げようとするのは、本気で人生は明るいノリが大事だと信じ込んでいるから。お調子者の心理には、その確固たる思いがあるのです。
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