腕組みをする人の心理|ポーズで分かる相手の考えの見分け方と対処法
腕の組み方のポーズで分かる!相手の心理の見分け方と対処法
腕組みのポーズから読み取れる心理にはいくつかパターンがあると分かりました。
では、どの心理パターンなのか見分ける手掛かりは他にもあるのでしょうか?
ここからは、腕組みのポーズの違いで分かる、心理の見分け方とその対処法を詳しく解説していきます。
見分け方1. 背中を丸めながら腕組みをしているときは、焦りや動揺を表す
大きな不安や悩みがあって、感情に押しつぶされそうな人はどんなポーズをしているか、想像してみてください。
おそらく、大抵の方は背中を丸めて、体を守るようなポーズを想像するでしょう。
腕組みをしながら前屈みになって、不安そうにうつむいているため、見分け方としては分かりやすいといえます。
不安や悩みが解決できないという、焦りや動揺の気持ちが大きく表れているポーズです。
対処法:大丈夫?と相手を落ち着かせるような言葉を掛ける
この腕組みポーズをしている人は、まず安心させてあげるようにしましょう。
注意点は、いきなり事情を聞かないようにすることです。簡単に人に相談できないから、不安や悩みを抱えてしまっているケースも多くあります。
一度、警戒されてしまうと、なかなか打ち明けてくれない場合も。
相手に焦りや動揺があるうちは、まず「大丈夫?」と相手を気遣う言葉を掛けてあげて、落ち着かせるのが大切です。あなたが信頼できると分かれば、自然と事情を話してくれるでしょう。
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見分け方2. お腹の上の辺りで腕組みをしているときは、真剣に考えている
会議中など、自分の殻にこもって考えたい時、自然に腕組みをする人が増えます。
もし、腕組みの位置がお腹の上あたりの場合、重要な案件について深く考えているケースが多いです。
腕組みをしているからといって、意見に同意できないというわけではなく、何らかの考えがあるというサインともいえます。
例えば、会議の進行係をしている時、ポーズから真剣に考えてくれている人の見分け方が分かるので、的確な意見を求めたい時にも使えそうですね。
対処法:真剣に考えているので、意見を聞いて見る
お腹の上で腕組みをしている間は、しばらく自分で考えたいというサインです。
対処法としては、少し時間をおいてから意見を聞いてみるのが良いでしょう。
真剣に考えてくれているので、邪魔をせずに、少し待ってあげるのがポイントです。素直に聞いてみることで、良い提案や考えもしなかった意見をくれる場合もあります。
ただし、くれぐれも次に紹介する高い位置での腕組みと見間違えのないように気をつけましょう。
見分け方3. 胸の高い位置での腕組みをしているときは、威嚇やライバル視をしている
相手を拒絶したり、自分の優位性を誇示したい時にも腕組みをします。
もし、胸の位置で腕組みをしているときは、相手を威嚇していたり、敵視している状態です。
一度、高い位置で腕組みをしてみてください。
おそらく、少し仰け反るような体勢になり、前に誰かがいるとしたら、自然と見下すような構図になるでしょう。このことから、威嚇して相手より自分が優位に立ちたいという気持ちが表れているといえます。
対処法:相手を褒めたりして相手を立てるようにする
自分は特にライバル視していなくても、相手からそう見られているケースもありますよね。
胸の高い位置で腕組みされた時の対処法として、下手に相手を刺激しないように、良い部分を褒めてあげたり、相手を立てる発言をするのがおすすめです。
挑発されたからといって、無駄に張り合ってしまうと余計に関係がこじれる場合もあります。
張り合う気がなければ、できるだけ冷静な気持ちで相手をなだめてあげましょう。