自分がない男女の原因&特徴|自我がない人が改善して克服する方法とは
自分がない&自我がないと言われる人の特徴
自分がないとはどういうことかについて考察しましたが、では自分がない人にはどのような特徴があるでしょうか。
ここでは自分がない人の特徴について解説します。
それぞれの個性によって違うでしょうが、自分がない人に共通して見られる主な特徴について取り上げてみます。
特徴1. 人前で発言するのが苦手で基本的に口数が少ない
自分がない人は自己主張ができないため、基本的に口数が少なくなります。
例えば何かを決める場で意見を求められても、「はい」と同意するだけだったり黙って頷くだけのことが多いです。
別の見方をすれば、人前で発言するのが苦手な性格ゆえに、自分がない人になってしまったとも言えます。
例え意見を持っていたとしても発言するのが苦手なので、抑えているうちにそれが習慣になってしまったのです。
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特徴2. 押しに弱く、周囲の意見に流されやすい
自分がない人にも色々な段階があります。全く意見を持たない人から、多少は自分の考えを持っている人も。ただし、反論されるとすぐに自分の意見を引っ込めて周囲に同調してしまいます。
これは押しに弱くて、反対意見を出されても反論できないからです。
そこには自信のなさや気弱さといった理由がありますが、どうせ反論できないのなら意見を言わないで周囲に流される方が楽という考え方が生まれます。
押しが弱くて自分の意見をすぐに引っ込める人は、自分のない人と紙一重です。
特徴3. 責任感や決断力が乏しく、一人では何事も実行に移せない
自分がない人は自分1人で仕事を進められないのですぐに他人を頼ったり、共同作業を求めたりします。
これは責任感や決断力が乏しいから。というより、自分が責任を被るのを回避したいために自分がない人になったと言っても過言ではありません。
性格的に気弱で自分に自信が持てないから、責任ある仕事を無意識に避けてしまうのです。
その方が気楽でストレスなく生きていけるため、いつの間にか自分がない人になってしまいます。
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特徴4. 頭では分かっていても実際に行動できない
責任感と決断力に関係してきますが、自分がない人の特徴の1つが行動力のなさでしょう。
行動するためには決断力が必要で、責任が生じてきます。自分がない人は責任感と決断力がないので行動力もありません。
だから頭でこうした方が良いとわかっていても、実際には行動できずに他の人が動くのを見ているだけになります。
自分がない彼氏や彼女の中には能力のある人もいるのですが、行動力がないために埋もれてしまうのです。このような人はサラリーマン社会に多く見られます。
特徴5. 自分の言動や行動に100%の自信や責任を持てない
周囲から自分がない人と思われていても、何かの拍子にプランを提案して行動しようとすることも。なぜなら、自分がない人の中にも自分を変えたいと思っている人はいるからです。
ところが上司や先輩から100%責任を持てるなと念を押されると、急に自信を喪失してやる気が失せてしまうのです。これも自分がない人の特徴といえます。
たまにやる気を起こしても責任を持ち出されると自信がなくなるので、段々とやる気を起こさなくなり、自分がない人に閉じこもってしまうのでしょう。
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特徴6. 大きな達成感を味わったことがない
ここまでの説明で、自分がない人の大きな特徴は自信が持てないことだとおわかりでしょう。
なぜ自信が持てないかというと、今までに大きな達成感を味わったことがないのが理由です。
男性や女性が1度でも達成感を味わえば、それが自信につながります。達成感というのは何かをやり遂げた満足感ですから、達成感がない人は常に不安で自信が持てないのです。
もし自分の部下や同僚に自分がない人がいたら、小さな事でも良いので、達成感を味わえる仕事を与えてみてはいかがでしょうか。
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特徴7. すぐに人の真似をする習慣がある
自分がない人は周囲に流されますが、すぐに人の真似をする傾向もあります。自分で決断して行動できないので、人と同じ事を真似してしまうのです。
真似をするのは、人と同じなら大丈夫だろうという安心感があるから。もし失敗しても、真似をした相手の責任だからという言い逃れができます。
そこには自信のなさや責任感の欠如という特徴が見え隠れします。
周囲に流されたり、人の真似をする習慣が身につくと、独創的な仕事はできなくなります。