自分がない男女の原因&特徴|自我がない人が改善して克服する方法とは
自分がない人になってしまう主な原因って?
自分がない人にはマイナスイメージがありますが、誰もが好きでそうなっているわけではなく理由があります。
心の奥では自分を変えたいと思っている人もいるでしょう。
対策として大事なのは原因と理由を見つけることです。それがわかれば治す方法も見えてきます。
原因1. 大きな挫折や逆境を経験したことがない
自分がない人には比較的温室育ちというケースが多いです。
子供の頃から両親や祖父母に囲まれてチヤホヤされて育った人は、自分から何かをやろうという行動力が不足します。
自分から行動を起こす必要がなかったので、挫折感を味わったり逆境を経験したこともないわけです。
挫折や逆境を経験して人はたくましく成長し、自分というものに自信を持てるようになります。
自分がない人になってしまうのは、過保護な家庭環境で育ったのが原因です。
原因2. 基本的に誰からも指摘されたりせず、悠々自適に育った
自分がない人は温室育ちが多いですが、それに関連して悠々自適に育つことも原因と考えられます。
子供の頃から温室育ちで悠々自適に育てられると、もし悪いことをしても家族だけでなく周囲の人も気を遣って指摘しません。
悪いことやいけないことを指摘されないで悠々自適に育つと、世の中に出た時に周囲の風当たりの強さに驚いて自分の殻に閉じこもってしまいます。
逆境に対してどのように対処して良いかわからないので、なるべく波風を立てないような生き方に。その結果、いつしか自分がない人になってしまうのです。
原因3. 相手に合わせすぎて、本当の自分がよく分からない状況に陥っている
自分がない人は、自分というものと真剣に向き合ったことがありません。そのため自我が育たず、相手の意見や考え方に合わせてしまいがちになります。
自分がどういう人間なのかわかっていないので、相手に合わせる習慣が身につくに従って本来の自分を見失うのです。
そのことに気づけば自ら直すという気持ちになるでしょうが、あまりに長く相手に合わせていると、直す気持ちはあってもどのような自分になれば良いのかわからない状況に陥ります。
真剣に自分と向き合ったことがないのも、自分がない人になる原因です。
原因4. 何か物事に対して本気で取り組んだことがない
人は思春期をどのように過ごすかによって、その後の成長に大きく影響します。自分がない人は、思春期に物事を成し遂げたという経験のない場合が多いです。
物事に対して本気で取り組むと、失敗や挫折を味わいます。
それによって向上心が育まれ、成功するまでやり遂げようという行動力が身につきます。
物事に本気で取り組んだことのない人は、こうした成長過程を経ることがないため自分がない人になりやすいのです。
原因5. 周囲と争ったり、勝負したりした経験がない
人は成長する過程で色々な経験をし、それを糧として大人になっていきます。小さい頃から甘やかされて育った人はケンカをした経験がありません。
何か欲しいものがあるとすぐに買い与えられるので、人と勝負をしたり競い合って手に入れることもないのです。
争い事や勝負には勝ち負けが付きもの。しかしその経験がないと、負けた時の悔しさや勝った時の喜びがわかりません。
その結果、他人との摩擦を恐れるようになり、自分がない人になってしまいます。