媚びるとはどういう意味?上司や異性に媚びる男女の心理・特徴・対処法も解説
媚びる男性の心理
続いては、媚びる男性の心理について解説します。媚びる男性は、どのような気持ちを持って生きているのか、なぜいつも媚びているのかを解説します。媚びる男性の心理を知って、上手に付き合っていきましょう。
男性の心理1. 職場で媚びる場合、とにかく出世したい
出世願望が強い男性は媚びる傾向が強くなります。特に自分に自信がなく、実力もないので他の実力のある人、有名大学を出ている人にかなわないと思っていると特に媚びることで出世しようとします。
どんな手段を用いても出世したいので、徹底的に媚びを売って上司に気に入られるように動き回ります。オーバーリアクションで、心にもないお世辞を言うことに恥ずかしさを感じていないのです。
何が何でも出世したいので、周り、特に部下の評価は全く気にしていません。
男性の心理2. 承認欲求が強く、周囲の人から凄いと思われたい
媚びる男性は、自分の存在を認めてもらいたくて、自分の実力以上の評価を期待しています。
自分の価値が本当はもっと実力があるのだから認められて当然だと思っているのです。
現状に満足しておらず、実力が伴っていないことは運の悪さにしてしまって、本当の自分はもっと凄いんだと思っています。
自分が凄いということを正当化したい心理が働いて、承認欲求に結びつき、媚びて状況を良くしようとしています。
男性の心理3. 素の自分に自信が持てず、見栄を張っていい顔をしてしまう
職場など、自分のいる場所でどのような位置にいるのか心配なタイプがいます。自分は必要とされていないのではないかと思い、自分の存在を否定されそうで怖いのです。
それは、自分の本来の姿に自信を持てないから。能力や魅力に欠けていると内心思っているので、自信が持てず、媚びることで周りの関心を買おうとしています。
そのように媚びる人は同時に見栄っ張りで、現実以上の自分の姿を見せつけようと必死です。
男性の心理4. 人に嫌われるのを恐れ、いい人を演じている
媚びる男性は自分に自信がないために、人にどのように思われているかがとても気になります。
人に嫌われないように、悪口を言われないように、周囲の評価を気にして、いい人を演じています。
演じているために、「媚び」になってしまうのです。自分の正直な気持ちを言うのはなく、できるだけ相手の良いところを褒めてあげようと躍起になって褒めてしまうのです。
男性の心理5. 媚びた相手を、自分の思惑通りにコントロールしたいと思っている
媚びる男性は、世渡りを上手にして、要領良く生きていたいと思っています。
媚びることで自分を好きになってもらい、自分の言うことを聞くようにしたいと言う下心があるのです。
そのために媚びる技術を磨き、常に媚びながら生きているので、お世辞を言うための語彙をたくさん知っています。
お世辞を言って相手を気持ちよくさせることで、自分の支配下に入れてしまい、コントロールするのが目的です。
媚びる男性への上手な対処法を教えて!
いつもにっこり笑っている媚びる男性を邪険にするとなんとなく良心が痛みます。
それに、積極的に被害があるわけではないので、ただうざいだけで振り払っていいのかどうか迷いますね。
それでも面倒だなと感じたとき、どのように対処したらいいのかを紹介します。
対処法1. プライドを逆なでしないよう、当たり障りのない会話を心がける
媚びる男性は、お世辞をたくさん言えるので、語彙も豊富。とにかく口が上手いので敵に回すと面倒なことになります。
万が一、あなたのことを嫌な奴として認定してしまったら、上司に有る事無い事言われてしまう可能性が大です。
ですから、できるだけ関わらない方が良いのです。プライドを逆撫でして怒らせないように、無難な会話で受け流しましょう。
対処法2. 上手におだてて、反対にこちら側が媚びる男性を転がしてあげる
できるだけスルーした方がいい媚びる男性ですが、小さな職場だと完全にスルーは難しいかもしれません。
そのような場合は、こちらから媚びてみるというのもひとつの方法です。
媚びることに関しては凄腕ですが、実は媚びられることに慣れていないので、上手におだてれば簡単に転がせるかもしれませんよ。
対処法3. めんどくさい場合、思い切ってスルーしてみる
あまり褒められても鬱陶しく感じませんか?
媚びる男性は、褒めることが習性になってしまっている場合もあり、特に目的もなくただ口から言葉が出ている場合もあります。
いちいち相手にしていると時間の無駄です。思い切って無視しても実は相手はちっとも気にしません。
ですから、めんどうだなと思ったら無理に相手をすることはないのです。媚びる男性は、ただ言っているだけなんですから。
【男女共通】媚びる人の見分け方を紹介します
職場や私生活で出会う媚びる人。本当に媚びているのか、その人の本来の姿が媚びているように見えるのかを見分けて上手に付き合っていきましょう。
媚びる人がわかる見分け方を紹介するので参考にしてくださいね。
見分け方1. 人によって態度を豹変させる場合は媚びる人
要領よくうまく立ち回りたいと思っている媚びる人は、当然、自分に得だと思う人には徹底して媚びます。
相手によって態度が豹変するので、媚びる人はわかりやすいです。
職場なら、上司に対して声まで変えて接しています。直属の上司よりさらに上の人が来たら、さらに声のトーンが上がります。
また、男性に媚びる女性は、同性と一緒にいるときと全く別人になります。
このように自分らしさを持っていない人は媚びる人です。
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見分け方2. 笑顔をいくら振りまいていても、ふいに冷めた真顔が垣間見える
チヤホヤされたいために、愛嬌を良くしている媚びる人は、一目置かれたい、大事にされたい、注目されたいという欲求が強く、欲求を満たすために頑張って笑顔を振りまいています。
媚びる人にとっては、笑顔も道具の一つにしかすぎず、心から笑っているわけではないのでふと疲れてしまうのです。
疲れた瞬間に見せる、シリアスな顔が実は本音なのかもしれません。笑顔と垣間に見せる顔のギャップが激しい人は、媚びる人です。
見分け方3. 露骨にいい人アピールや自分凄いアピールをしてくる
媚びる人は、一目置いて欲しい欲求や人に認めて欲しい気持ちが強く、自分を売り込むことにに秀でています。
自分がこんなに凄いということをアピールしたり、露骨にいい人アピールするのも媚びる人の特徴です。
男女問わず、武勇伝を話し始めたら止まりません。初めて聞くときは、それなりに楽しいこともありますが、アピールが大好きな媚びる人は、何度も同じ話をするので見分けやすいですよ。
見分け方4. 人の愚痴を言ったり、人の成功を妬んだりする傾向があるか
チヤホヤされることが大好きで、人に一目置かれたいと思っている媚びる人は、同時に妬みっぽい人です。
実は能力に自信がなく、そのために媚びたり、へつらったりして自分のステータスをあげているのに、他の人は何もしないのに成功して注目を浴びていると思っています。
実は成功者たちは、媚びる代わりに多大な努力をしているのですが、そういうことは全く考えません。
本人がいないところで悪口を言ったり妬んだりすることが媚びる人の特徴です。
見分け方5. 口が軽く、人の秘密話やゴシップを言いふらしている
なんといっても自分が一番だと思われたい媚びを売る人は、自分のことをアピールするだけでは足りず、利用できることは何でも利用します。
他人の悪い素行や知られると困る話も、その話によって自分が有利な立場になると思えばどんどん言いふらします。
自分が有利な立場になるかどうかまで考えなくても、その話をしていると注目を浴びるので、面白おかしく創作も入れて話を広げてしまします。
秘密を守らず、ゴシップを言いふらす人は媚びる人ですよ。
媚びる人の特徴を知って、上手に対処していきましょう。
媚びる人の特徴や心理、見分け方、対処法などを見てきました。職場に必ず1人はいそうな媚びる人とうまく付き合って、面倒なことがないようにしましょう。
また、あなた自身周りから「媚びる人」というレッテルを貼られていないか、ちゃんとチェックしてください。
人間は弱い気持ちがあるものです。媚びる人を攻撃しながら、自分自身が媚びる人になる可能性を持っています。ただ拒絶するのではなく、上手に対処して寄り添うことも大事ですよ。
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