【男女共通】声が小さい人の原因や心理とは?声を大きくするトレーニング方法も解説

椎名ゆり 2022.04.02
周りから「声が小さい」と言われた経験がある人や、職場に声が小さい男性や女性がいる人って意外と多いですよね。今回は、声が小さい人に共通する特徴や心理だけでなく、声が小さくなる原因や理由を大公開!さらに、もう「声が小さい」と言わせないために、改善するトレーニング方法までご紹介します。

声が小さい人に共通しやすい心理とは

声が小さい人の心理

声が小さいことで悩んでいる人には、男性女性を問わず、いくつかの共通する心理があると言われています。

ここでは、声が小さい人に共通しやすい心理について、全部で5つ解説していきます。自分自身と照らし合わせることで、新たな気付きが得られるかもしれませんよ。


心理1. 恥ずかしがり屋で大声を出すのに抵抗があるから

声が小さい人には、控えめな性格でおとなしいタイプの人が多い傾向があります。恥ずかしがり屋で大きな声を出すのに抵抗があったり、大きな声を出して注目されるのが嫌だったりする理由から、声が小さくなりがちなのです。

中には、自分が目立つことを避けるため、そもそも大きな声を出そうと思ってない人もいます。

また、会議や打ち合わせなどで自分が発言する立場になった時、周囲から注目されることでさらに恥ずかしくなり、ますます声が小さくなってしまうこともあるようです。

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心理2. 注意されるんじゃないかと、話し相手へ萎縮しているから

過去に強く怒られたり、厳しく注意されたりしたことのある相手と話をする場合、「また怒られたり、きつく注意されるんじゃないか」と怖くなり、声が小さくなってしまう人がいます。

特に、仕事で上司や目上の人から頻繁に怒られるような環境にいる人は、恐れや不安の気持ちから萎縮してしまい、無意識に声が小さくなってしまうのです。

また、幼い頃から家族や周囲の大人に厳しく怒られて育ったことが原因で、誰と話す時も委縮しがちになっている場合もあります。


心理3. 純粋に相手と会話するのが面倒くさいから

声が小さい人の心理はしゃべるのが面倒くさいから

ただ純粋に、相手と会話をすることが面倒くさいという理由から、声が小さい人もいます。人と関わることを面倒に感じ、あまり人と関わりたくないため、あえて小さな声でしか話さないのです。

「出来るだけ余計な関わりは避けたい」という雰囲気を匂わすこのタイプの人は、自分の声が小さいことを自覚していることがほとんど。

人との関わりが面倒という心理が根本にあるため、声が小さいことを改善する必要性を感じていません。


心理4. 自分の発言に対して自信がない

自分の発言に対して自信を持てないことが原因で、声が小さくなってしまった経験はないでしょうか。

普段の会話では普通の声が出せるのに、発表の場や意見を述べる立場になると「声が小さい」と言われる人は、発表する内容についての自信のなさが声に表れてしまっているのかもしれません。

また、発表の場に限らず、発言する際にいつも声が小さくなったり声が震えたりする人は、発言する内容以前に、自分自身に自信がないことが原因になっている可能性が考えられます。


心理5. あがり症で緊張して声が震えてしまうから

声が小さいことで悩んでいる人の中には、あがり症の人も多くいます。人から注目を集めることが苦手なあがり症の人は、発言する立場になると緊張して声が震えてしまいます。

震えた声は聞き取りづらいため、「声が小さい」「聞こえにくい」と何度も聞き返されてしまうことも。

あがり症の度合いは人それぞれですが、声が震えたり上ずったりしてしまうことがコンプレックスとなり、強いストレスを感じている人も少なくないようです。


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