後輩に好かれる人の特徴。部下に慕われる先輩になる方法も解説!

HaRuKa 2024.05.08
後輩に好かれる人の特徴を知りたい人へ。本記事では、 後輩に好かれる人の特徴から、慕われる先輩になる方法まで解説します。

後輩に好かれる人の特徴|性格や行動で診断してみよう!

後輩に好かれる人の特徴

「部活の後輩に好かれるためには、どうしたらいいの?」

「会社で初めて部下を持つようになったので、後輩に慕われる人の特徴が知りたい。」

部下や後輩に好かれるようになりたいけれど、どういう振る舞いや行動をすればいいのか悩んでいる人も多いでしょう。

ここでは、後輩に好かれる人の特徴や性格、行動を紹介します。

性格や行動を知って、どうしたら後輩に好かれるのか、また、自分との共通点があるのか診断してみましょう。

後輩に好かれる人の特徴を知ることで、自分の行動を見直すきっかけにもなりますよ。


特徴1. 笑顔が明るくて優しい雰囲気を持っている

新年度になって職場や大学に新しく入ってくる人は、新しい環境に不安を感じたり、緊張しているものです。

そのため、

  • いつも明るく、その人がいるだけで周りの雰囲気が良くなる
  • 話しかけられたら、誰にでもにこやかに対応する

など、話しかけやすそうな優しく温和な雰囲気を作ると、気軽に話しかけられる先輩として慕われやすくなるでしょう。


特徴2. 何事にも全力で取り組んでいる

人は一般的に尊敬できる人を慕いたくなる傾向が強いです。

例えば、

  • 仕事に全力で取り組んで成果を出す
  • 人が嫌がることでも率先して行う
  • 部活の練習を誰よりも熱心に行い、大会で優勝する

などと、一生懸命取り組んでいる姿を見ると、

「あんな先輩になりたい!」

と憧れて尊敬してくれるでしょう。


特徴3. 後輩に偉そうにしない謙虚さを持っている

いつも偉そうな態度をとっていると、相手から見下されているように感じる人も多いので、後輩だけではなく誰にでも嫌われてしまうもの。

一方で、他の人の気持ちを考えて行動したり、丁寧に接することが出来ると、相手は、自分の事を尊重してくれていると感じます。

例えば、

  • 後輩に対しても命令口調ではなく、丁寧な言葉で対応する
  • 後輩や先輩など人によって対応を変えないで、誰にでも謙虚に接している

などと、丁寧に接することで、後輩は相手を信頼してついていきたくなるでしょう。


特徴4. 他人の悪口を言わない

悪口ばかり言っている人は、印象が良くないので後輩に好かれません。

「他では自分の悪口を言っているかもしれない」

と恐怖を感じることもあり、一緒にいて不安になるでしょう。

しかし、反対に、

  • 他の人が悪口を言っていても、自分はその話に入らない
  • 誰に対しても裏表がなく、陰で悪く言ったりしない

など、悪口を言わない人は一緒に行動しても安心感があり、好かれる傾向にあります。


特徴5. 積極的に挨拶をする

後輩にとって先輩は怖いという印象を持たれていることが多く、話しかけづらいのでいろいろ気を遣ってしまいます。

そんな時に、率先して自分から声を掛ける人は、後輩から親しみやすい人という印象を持たれるでしょう。

  • 必ず後輩より先に「おはよう!」や「お疲れ!」と声を掛ける
  • 初めて見る後輩でも、まずは声を掛けてみる

後輩に好かれやすい人はこのような振る舞いをするのが特徴です。


特徴6. どんな相手にも好意的に接する

相手から好意を寄せられると自分も好意を返したくなるという、『好意の返報性』という原理があります。

後輩を可愛がってあげることで相手に好意が伝わり、後輩に好かれる可能性が高いでしょう。

例えば

  • 後輩の仕事ぶりをよく見ていて、良いところは褒める
  • 落ち込んでるように見えたら、声を掛けたり相談にのる

などと相手のことを気にかけてあげるから、後輩に慕われるのでしょう。


特徴7. 叱る時はしっかりと叱る

失敗をした時に、叱ってくれずにただ甘やかされているだけだと、後輩は

「自分は期待されていないのかな」

と思ってしまうもの。

褒めるだけではなく適切な叱り方をすることで、自分に向き合ってくれていることを感じて後輩が好意を持ってくれるでしょう。

しっかり叱る例としては

  • 後輩の仕事をしっかり見て、ミスがあったらすぐに指摘する
  • 叱る時は何が悪かったのか、どう改善すればいいのかを指摘

後輩の仕事や行動をしっかりと見ているからこそ、早く正しく間違いを指摘することができるのが、後輩に好かれる人の特徴です。


特徴8. 困った時に助けてくれる

慕われる先輩は、後輩が苦労している姿もしっかりと見ているので、適切なタイミングで手を差し伸べます。

そんな時、後輩や部下からすると

「困っていることを気づいてくれた」

と思い、自分に向き合ってくれていると感じるでしょう。

  • 悩んでいる素振りが見えたら「どうかしたのか」と声をかける
  • 後輩のスキルアップも考え、全部手伝うのではなく、助言やアドバイスを行う

このように、部下の成長を考えて、適切なタイミングで手を貸すので、後輩も勉強になったと慕うようになるでしょう。


特徴9. 誰にでも平等に接する

気に入った後輩には親切なのに、それ以外の部下には偉そうな振る舞いをするなど、人によって態度を変える人のことを良く思う後輩はいません。

どの後輩にも同じように接していると裏表のない人だと感じ、親しみやすくなるでしょう。

平等に接する例として、

  • どの後輩にも同じ声のトーンで明るく挨拶をしている
  • 仕事をふる時にも、後輩の能力に合った仕事を平等に与える

といった風に分け隔てなく接してくれるという特徴があります。


特徴10. 後輩の前でも謝ることができる

誰でも仕事のミスはありますが、後輩の前だと恥ずかしさやプライドがあって素直に謝れないのは、人として尊敬できないと感じるでしょう。

しかし、後輩の前であっても、きちんとミスを認めて謝れる人はかっこよく見えます。

  • 自分のミスを人のせいにしないで、取引先に「自分の責任です」と説明し頭を下げる
  • 起こしたしまったミスを認め、すぐに対処する姿を後輩に見せる

このように、完璧ではないけれどきちんと非を認められる姿が後輩に好かれるでしょう。


後輩に嫌われる先輩の特徴|共通点からセルフチェックしてみよう!

「会社で後輩に嫌われたくない。発言や行動で気を付ける点は?」

「後輩に嫌われる先輩ってどういう人?」

職場の後輩からはなるべく嫌われたくないと、多くの人が思いますが、どんな発言や行動をするとダメなのかわからない人も多いでしょう。

ここからは、後輩から嫌われる先輩の特徴を紹介しますので、自分に共通点がないか診断してみてください。

何気なくやっていた行動や発言が、実は嫌われる結果に繋がっているかもしれません。


特徴1. やるべきことをやらない

仕事や学校をさぼってばかりいる、自分のやりたいことだけやって嫌なことは人に押し付けるなどの行動は、先輩なのに子供っぽさを感じます。

また、さぼっている先輩の仕事が自分に回ってきて迷惑に思っている場合もあり、嫌われる原因となります。

例えば、

  • 仕事中にタバコ休憩を頻繁にとって、だらだらしている
  • 仕事をさぼって仮眠をとる

などといった行動が目立つと、後輩からは嫌われてしまうでしょう。


特徴2. 理不尽に怒る

先輩の機嫌次第で叱られたり、論理の通っていないことで理不尽に怒られると、後輩は理由がわからず困惑してしまいます。

  • 機嫌が悪いときに、後輩にいちゃもんをつけて八つ当たりをする
  • 怒っている内容が、毎回ころころ変わって一貫性がない

などと、理不尽に怒られることが続くと、後輩からは出来るだけ関わらないよう距離をおかれてしまうでしょう。


特徴3. 常に上から目線で話をしてくる

職場でもプライベートでも、上から目線の言動をする人は相手の気持ちを理解することができない人です。

後輩からしたら常に見下されているようで気分が悪く、出来るだけ関わりたくないと思ってしまうでしょう。

  • 後輩が相談しても、相手の立場に立たずに上からの偉そうなアドバイス
  • 仕事帰りに飲みに行っても、上から目線で説教をする

などといった、相手の立場に立って考えてあげられない人は嫌われてしまいます。


特徴4. 嘘をついたり、責任転嫁をする

平気で嘘をついたり、責任転嫁をする人は、人として信用できないので、先輩として尊敬は出来ないでしょう。

例えば、

  • 仕事のミスを認めず、「○○の仕事が遅いから」など後輩のせいにする
  • さぼっていたことを「打ち合わせが長引いた」などと嘘をつくる

などと、いつも人のせいにしたり、嘘をついてばかりなので嫌われてしまいます。


特徴5. 相手によって態度を変える

上司にはペコペコするのに、後輩には偉そうな振る舞いをするなど、立場によって態度を変える先輩は人として尊敬出来ないもの。

  • 上司には明るく対応し調子がいいが、部下には不愛想で偉そうに対応
  • 女性の部下には優しく困った時にすぐ助けるが、男性社員のことは気にもかけない

などと、人によって態度を変えている姿に後輩は呆れてしまうでしょう。


特徴6. 後輩の話をちゃんと聞かない

自分の主張ばかりを一方的に話し、後輩の意見を一切聞かないと、この人は自分と話す気がないのだな、と後輩は感じてしまいます。

例えば、

  • 仕事の改善点を後輩が意見しても「今までやったことないから」と無視して取り上げない
  • 自分はこうやっていきたいという意見を長々と話し、それで満足する

先輩として、後輩を認めてあげることも大切なことで、自分の意見を押し付けるだけでは嫌われるのは仕方がないでしょう。


特徴7. 人の陰口を言う

他の悪口を聞くということはあまり気持ちが良いものではありません。

それだけでなく、先輩が悪口を言っているのを聞くと後輩は、

「先輩に何を言われているのかわからない」

という恐怖心を抱いてしまうでしょう。

  • 「○○って全然仕事覚えないし、使えないよな」と後輩に同期の悪口をいう
  • お昼休みやタバコ休憩の時に、他の社員といつも悪口を言って盛り上がっている

このように、人の悪口ばかり言う人は、後輩から敬遠されてしまうでしょう。


後輩に好かれる先輩になる方法|部下に慕われるにはどうしたらいい?

「後輩に好かれて、協力しながらスムーズに仕事を行いたい」

「どうやったら後輩に好かれるようになるのか、方法を知りたい」

後輩に好かれることで、仕事がやりやすくなるので、嫌われるよりも好かれたいと誰でも思いますよね。

後輩に嫌われる人を見て、自分に当てはまることが多いという診断結果になった方は、今からでも好かれるための行動をしてみましょう。

ここでは、後輩に好かれるための方法を解説していきます。


方法1. 後輩より先に挨拶をする

中学生や高校生になったばかり、または新社会人の場合、いきなり環境が変わり気を遣ってしまうので、自分から挨拶しづらい状況もあります。

先輩から挨拶することで

「この人には話しかけてもいいんだ」

「親しみやすい先輩だな」

と思ってもらえるでしょう。

例えば、

  • 部活の体験入学の時に、自分から後輩に挨拶をして声を掛けてみる
  • 会社で見慣れない顔の社会人1年生がいたら、部署関係なく誰にでも挨拶する

挨拶をする時は笑顔で明るい声ですると、怖さを感じることがないので、後輩に良い印象を与えるます。


方法2. 立場関係なく好意的に接する

立場によって態度を変える人は、裏表がある人と感じるので後輩に信頼されません。

上司や後輩など立場によって態度を変えずに、誰にでも分け隔てなく接することで、平等に接してくれる良い人だと思ってくれるでしょう。

接し方の例えとしては、

  • 上司に接するように後輩にも丁寧に接して態度が変えない
  • お気に入りの後輩を作るのではなく、誰に対しても平等に接している
  • 異性の後輩には特別扱いなどなく、男性女性どちらにも平等

人間的に合う合わないがあったとしても、誰にたいしても好意的に接することで、後輩も好意を持って接してくれることが多いので、意識してみましょう。


方法3. 叱る時にはフォローを入れる

後輩をきちんと指導するのも先輩の仕事。

しかし、叱るだけではいつも怒ってばかりで怖い人という印象を抱かれてしまいます。

叱った後はフォローを入れたり、褒めたりすることで、

「この先輩は自分のことをよく見てくれている」

と思ってくれるようになるでしょう。

  • 「やり方はまずかったけど積極性があるのは良い」など叱る時でも、必ず一つは褒める
  • 叱った後は食事や、飲みに誘って、後輩の話を聞く

などと、しっかりフォローをしましょう。


方法4.他人を傷つけるような発言を控える

人を傷つけることばかり言っている先輩を見ると、後輩は、

「いつかその悪口の矛先に自分がなるかもしれない」

と恐怖を感じるもの。

自分は害のない人物なので怖がらなくていいと知ってもらうためにも、悪口を口に出さないように気をつけましょう。

例えば、

  • 人が悪口を言っていても、その話には入らない
  • 人に意見を言う時には論理的に伝えることを意識して、感情的にならない

もし、カッとなる時はあっても、一旦冷静になって発言するようにしましょう。


方法5.後輩を自ら率先して好きになる

自分に対して好意を持ってくれている人には、自分も好意を抱くことを"好意の返報性"と言います。

この心理学を利用して、まずは先輩から後輩に対して好意的に接することが大切。

先輩から好意を感じたら、自然と後輩も好意を抱くでしょう。

例えば、

  • 後輩の良い所を見つけ、褒めたり認めたり態度で表す
  • 出張のお土産を買ってくるなど、部下に対しての気遣いを見せる

相手に対して好意を持って接したからと言って、必ず相手も好意を抱くわけではないので、見返りを求めたりはしないようにしましょう。


方法6.後輩の意見を尊重してあげる

いくら後輩だからと言って意見をないがしろにされると良い気持ちはしません。

相手の意見を尊重することで、後輩は自分を認めてくれていると感じるようになるでしょう。

  • 重要な案件で「○○はどう思う?」「何かいい案ある?」など後輩の意見も取り入れる
  • 大切な仕事の時に「○○にも協力してもらいたい」と後輩も戦力として考えている

といったように、自分の意見をただ押し付けるのではなく、後輩の意見も取り入れることで、いい関係を築くことができるので好かれるでしょう。


方法7.相談や悩みを聞いてあげる

後輩は、先輩に気を遣うので悩みが言えない、恥ずかしくて自分からは相談できないということが多々あります。

先輩の方から積極的に声を掛けることで、後輩の悩みや相談を引き出してあげると後輩から好かれるでしょう。

例としては、

  • 後輩が元気がない様子だったら「元気がないけどどうした?」と積極的に声を掛ける
  • 仕事がわからなくて困っていたら「何か聞きたいことある?」と手助けする

とはいえ、後輩が話しやすい状況を作ってあげることが大切。

無理に聞き出すと逆に嫌われてしまうので、注意が必要です。

部下や後輩に好かれる人の特徴を知り、自分も部下に好かれる人になりましょう!

部下や後輩に好かれる人は、後輩の意見を尊重したり、好意的に接するなどの特徴がありました。

特徴を見て自分の行動を見直すきっかけになったのではないでしょうか。

中学生や高校生、大学生、そして社会人と、後輩をもつことは多いですが、好かれることで自分にプラスになることが多いですね。

後輩に好かれる先輩になって、良好な関係を築きましょう。

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