融通が利かない人の特徴と心理|対処法や改善方法も解説!

Smartlog編集部 2022.05.02
融通が利かない人の特徴を知りたい方へ。本記事では、融通が利かない人の特徴や共通点から、対処法や接し方のコツまで解説します。

融通が利かないへの対処法|接し方のポイントを教えます。

「異動でうちの部署にきた部下が、何かと融通利かなくて困ってるんだけど、何かいい対処法ないものかな?」

「融通が利かない友人がいて、一緒に遊ぶとどうしても喧嘩しがちなんだけど、どうしたいいんだろう?」

融通が利かない人の心理が分かっても、上手な接し方が分からないと、どうしてもトラブルを引き起こしやすくなりますよね。

ここからは、融通が利かない人への上手な対処法や、おすすめの接し方のポイントをチェックしていきましょう。


対処法1. 根拠を見せながら説明する

融通が利かない人は、基本的に地頭が良い人が多いもの。

自分が信じているものよりも明らかに良いと言う根拠さえ分かれば、意外と意見を翻してくれるのです。

そのため、自分なりのやり方や考えを頑なに一番良いと考えている人には、そのやり方や考えよりも良いという根拠や理由を明確に説明するのが効果的。

  • 作業効率を上げるためのアプリを頑なに使おうとしない人には、アプリ導入前と導入後の作業効率の違いを数字などのデータでプレゼンする。
  • 昔ながらの育児の方が子供のために良いと信じて疑わない人には、医師監修の育児本などで、現代の育児法とその効果を示す。

とはいえ、プライドがとても高いので、頭ごなしに根拠を披露するのではなく、下手に出て丁寧に説明するようにしましょう。

「お手隙の時で良いので、このデータ確認して貰ってもいいですか?忙しいのにすみません。」

など、無理に押し付けるのではなく、相手が受け入れやすい言い方をするのがおすすめですよ。


対処法2. できるだけ相手に合わせておく

融通が利かない人は、とにかく否定されることが嫌いなので、あなたの許容範囲ギリギリまで相手に合わせてしまうのがおすすめです。

そのうえで、相手の機嫌を損ねないように言葉を慎重に選びつつ、譲歩して欲しい部分だけ交渉していきましょう。

  • 企画書を完璧に仕上げるため、納期を過ぎても延々と修正する部下に、何度修正しても構わないが、納期だけは必ず守るように指示する。

などと、どうしても続けたいやり方を尊重しつつ、その分、譲歩して貰える部分、いわゆる落とし所を見つけるようにしていきましょう。


対処法3. 意見をもらいつつ変えていく

真っ向から意見が対立すると、お互いにギスギスしてしまうだけ。

頭ごなしにやり方や考え方を否定してしまうと、喧嘩になるだけなので、お互いの意見を尊重するスタンスでいきましょう。

  • 生真面目すぎる同僚との仕事は、その同僚から都度意見を貰いつつ、自分の意見と合わせて、業務の改善点を洗い出していく。
  • 神経質で真面目なママ友と一緒にPTAの役員をする時は、お互いの意見と共通点を合わせつつ、役員の仕事を勧めていく。

など、相手の意見を認める姿勢を見せるだけでも、その人にとっては「私は否定されていないのね。」と肯定された気分になります。

「〇〇さん、この部分どう思いますか?どうしたらもっと良くなるか、何かアイディアありますか?」

と意見を貰いつつ「じゃぁ、この部分は、〇〇さんとの提案がベストですね。」などと改善していくことで、揉めにくくなりますよ。


対処法4. 尊敬している第三者から説得してもらう

滅多なことでは意見を変えないため、信憑性のない意見や主観が強すぎるアドバイスには、耳を傾けません。

そのため、その融通が利かない人が尊敬している上司や先輩などから、論理立てて伝えてもらうのがおすすめです。

  • 頑なに自分なりのやり方で営業を続けているのに、営業成績が悪いままの同僚には、同僚が尊敬している先輩から営業のコツを伝えて貰う。

など、話す相手が変わるだけで、驚くほど素直に聞き入れてくれる場合があるのです。

とはいえ、「〇〇から聞いたんだけど、営業成績悪いんだって?」などと、切り出されると、機嫌を損ねて話を聞いて貰えなくなる可能性大。

第三者から説得して貰う場合は、あなたが説得を頼んだことを言わないように頼みましょう。


対処法5. 成果でどちらが正しいのか証明する

誰が諭しても、耳を貸そうとしたないほど頑固な人なのであれば、あなた自身が努力して結果を見せつけるのも、一つの対処法です。

  • 営業成績が悪いのに、自分なりの営業方法を変えようとしない人に、あなたが別の営業方法で成績を上げ、どの方法が良いのか証明する。

融通が利かない人は、プライドが高いため、成果の差を示されても表立ってはやり方を変えようとはしないでしょう。

しかし、自分のやり方よりももっと良いやり方があると分かれば、こっそりそれとなくやり方を変えてくれますよ。


対処法6. できるだけ関わらないようにする

手を替え品を替えしても、一向に改善されないぐらい頑なであれば、できるだけ関わらないようにするのがおすすめです。

  • 同僚が頑固過ぎて、神経質なぐらい自分なりのやり方を突き通すのであれば、業務に関する事以外で関わらないように距離を取る。

など、あなたの方から、物理的にも精神的にも距離をとるのがポイント

もし、プライベートでもアレコレ話しかけてくるようなら、当たり障りない態度で極力関わらないようにするのが良いでしょう。


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