協調性がない人の15の特徴|自分勝手な人と上手に付き合う方法とは?
協調性がない人の特徴|空気が読めない心理的原因とは?
「職場の部下は協調性がないのかも…」
「協調性がない人ってどんな言動をするの?」
協調性がないのはなんとなくわかるけど、どんな具体的な特徴があるのかはわからない人も多いでしょう。
そこでここから、協調性がない人の特徴を解説。
強調心がない人を理解するためにも、しっかりと見ていきましょう。
- 空気が読めない
- デリカシーがない
- 任された仕事しかしない
- 融通が効かない
- 素直に誉められない
- 不機嫌になる
- 友達が少ない
- 平気で断る
- 一人だけ遅れてくる
- ルールや規則を勝手に破る
- グループでの作業をサボりがち
- 全力を出さない
- ペースを乱されると怒る
- 周りの人が困っていても気にしない
- 興味のない話には入ってこない
特徴1. 空気が読めない
協調性がない人は、基本的に他人に興味がありません。
自分のことしか考えず、自分の言動をまわりがどう捉えようと気にしないんです。
- 納期間近でみんな残業しているのに「お先失礼してもいいですか?」と悪びれずに言う
- 食事するお店は決まっているのに、急に「〇〇にしようよ」と自分が食べたいものを言い出す
など、周囲を気にせずに自分のことだけ優先してしまうことも。
特徴2. デリカシーがない
協調性がない人は、相手の気持ちを考えてたり尊重したりできません。
- 人が聞かれたくない秘密や悩みをしつこく聞いてくる
- 人が失敗しているのを見ると、みんながいる前で笑いながらイジってくる
- 「なんでそんな簡単なこともできないの?」と責めたり見下したりする
などといったように、何事も自分基準で考える傾向に。
だからこそ、他人への配慮や思いやりはなく、デリカシーのない発言をしてしまうのです。
特徴3. 任された仕事しかしない
「自分のことさえやっていれば問題ないでしょ?」
と思うのが、協調性がない人の心理。
自分の仕事が終わると、まだ終わっていない人の分を手伝うこともなく「お先に失礼します」とそそくさと帰ってしまうなどが典型的な例。
「自分は自分、他人は他人」という自己中でマイペースな姿勢は崩しません。
助け合いの精神はなく、自分のことだけを考えているのです。
特徴4. 頭が固くて、融通が効かない
協調性がない人は、「自分の考えが正しい!」と思い込みがち。
プライドが高くわがままな性格なので、他人の意見には耳を貸さず、自分がこうと決めたらそのまま貫き通そうとします。
たとえ上司からのアドバイスや指摘であっても
「いや、自分はこういうスタイルなんで!」
「自分のプランのほうが効率的だと思います!」
など、自分の考えは譲りません。
それで職場の空気が気まずくなっても、気にしなかったり気づかなかったり…。
特徴5. 人の成功を素直に誉められない
協調性がない人は、「誰にも負けたくない!」という心理が強め。
他の誰かが褒められたり成功したりすると、自分が劣っているのではないかと不安になってしまうことがあります。
そのため、周りを素直に褒めることはしません。
むしろ
「自分がやってもそれくらいはできた」
「自分だったら、こうしてたけどな」
なんて自分のことを引き合いに出して自分の優秀さをアピールしてくることも特徴的です。
特徴6. 自分の思い通りにいかないと不機嫌になる
自己中でわがままな性格の持ち主が多い、協調性がない人。
周りから嫌われるのもお構いなしに、自分の都合や考えを最優先したがります。
例えば、グループで行動してて自分の行きたい所が行けないと分かった途端、
「じゃあ、自分は帰るわ。」
と、あからさまに不機嫌な態度をとったり。
わがままだけでなく空気を読めない性格。
思い通りにならないと、周りをしらけさせるような冷めた言動もお構いなしに発言してしまうのです。
特徴7. 友達が少ない
協調性がない人は、他人の心理を考えたり気を遣ったりするのを面倒だと思っています。
なので、他人の言動を気にする必要のない単独行動を好む傾向に。
また、なかには一人で全てできると思っているタイプも。自己愛が強く何事も自分優先なので、友達など必要ないと考えます。
- 他人に気を遣うくらいなら、一人でいたほうが楽
- 一人でいた方が周りにイライラすることもなく、物事がスムーズに運ぶ
など、誰かといることが、自分にとって苦痛であったりマイナスであったりすると捉えてしまうんです。
特徴8. 歓迎会や送別会を平気で断る
他人に興味がない協調性がない人にとって、自分以外はその他大勢。
その心理が普通だと思っており、他の人にとっては自分もそうなのだと感じています。
例えば、大事な飲み会でも
「大人数が集まるから、自分一人くらいいなくてもわからないし、大丈夫だろう。」
と、空気を読めないので悪びれることなく断ります。
時には、急に「面倒くさい」と感じ、ドタキャンすることも。
特徴9. 待ち合わせ時間に一人だけ遅れてくる
自分のことが大好きな協調性がない人は、「嫌われることなんてない」という謎の自信を持っていることも。
職場の人や友達との待ち合わせ時間に、一人だけ遅れてやってくる。「悪い悪い」と、言葉とは裏腹に悪びれる態度は見せない。
といった人は、協調性がない人のいい例。
自分勝手な性格で周囲を軽視してしまっているからこそ、遅刻も平気でしてしまうのです。
特徴10. ルールや規則を勝手に破る
協調性がない人は、
「自分だけなら大丈夫」
「バレなければ平気」
という心理から、職場でもプライベートでも我が道を突き進みます。
- 喫煙所以外でタバコを吸う
- 隙あらば列に割り込む
など、ある意味モラルが著しく欠如している行動を取ることも…。
特徴11. グループでの作業をサボりがち
マイペースな性格の協調性がない人は、周りのペースに合わせるのが苦手。
特に、グループで仕事をする時は、気分が乗らないと仕事のペースや要領がガクンと落ちます。
- 会議で発言すらしない
- 任された仕事を部下や他の人に押し付ける
など、自分がやらなくても仕事が進むと思い、すぐに手を抜いてしまいます。
言い換えれば、”誰かがやってくれるだろう精神”を持っているということですね。
特徴12. 自分のためでしか全力を出さない
協調性がない人は、とにかく自分第一主義。
自分だけが良ければそれで良いという心理から、他人への気遣いは限りなく0に近づきます。
例えば、同期や友達の家に呼ばれても自分が散らかしたものは片付けないくせに、自分の部屋はめちゃくちゃ綺麗にしたり。
自分のためにならないと思ったことは、頑張ることはしない。
その割に、自分のことになると、本気になって取り組むのが特徴的です。
特徴13. ペースを乱されると怒る
協調性がない人は、「自分のやり方が一番正しい」と思い込んでいます。
そのため、自分のペースで物事を進めたい気持ちが強く、邪魔されるのを極端に嫌う傾向に。
- 仕事の合間にお願い事をされる
- アドバイスされたり「手伝おうか?」と言われたり、横から口を挟まれる
といったことをされるとイライラ。
良かれと思ったことでも、「自分のペースを乱しやがって!」と思ってしまいます。
特徴14. 周りの人が困っていても気にしない
協調性がない人は、他人への興味もない人。
自分のことばかり考えているので、他の人が困っていたり悩んでいたりしても、基本気づきません。
- 酔いつぶれている同期がいても、置いて帰る
- 仕事で山のような書類を抱えて残業している同僚や部下がいても帰る
- 体調が悪そうにしている人がいても、平気で大量の仕事を振る
など、何事もなかったかのような態度でいます。
自分さえ良ければ良い精神なので、周囲が困っている人がいても、助けようとはしないのです。
特徴15. 興味のない話には入ってこない
「自分が興味のあることだけに時間を使いたい」
という心理から、人の話をよく聞かないことも。
例えば、誰かと話していても興味が湧かない話題になった途端、「うんうん…」と適当に返事をしたり、「えっ?俺(私)に言ってたの?」と上の空であったりします。
そのわりに、自分が話したいことは延々と喋ったりする傾向に。
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