自分を愛する方法とは?ありのままで幸せを掴む“具体的な習慣”12個
そもそも『自分を愛する』とは、どういうこと?
『自分を愛する』というのは、自分の好きなところだけでなく、嫌いなところも全て受け入れるという意味です。
自分を愛している人は自分自身を信じていたり、ありのままの自分を好きになっているので、常に穏やかな気持ちで過ごしています。
また、自分らしさを大切にしているため、他人の目を気にしたり、人に流されることもありません。
一方で自分を愛せていないと、
「誰かに愛してもらいたい」
「自分の価値を認めてもらいたい」
と思って他人に依存してしまいます。その結果、他人の言動や行動で一喜一憂したり、振り回されたりして疲れてしまうのです。
【自分を愛する方法】今日から真似できる12の具体的な習慣とは?
「自分を愛するために、具体的に何をしたらいいのか分からない」
「自分のことを受け入れられない現状を変えたい!」
自分を愛するって難しそうと感じる人は多いと思いますが、実は日々の習慣を意識するだけで変わっていけるものです。
ここからは、自分を愛するための具体的な方法やコツをご紹介します。できそうなものから毎日の生活に取り入れてみましょう。
方法1. 息詰まったら深呼吸してみる
自分を愛せなくて自己嫌悪に陥った時、そのまま考え続けるとさらにネガティブな思考になってしまいますよね。
深呼吸には気持ちを落ち着かせる効果があるため、リセットしたい時は深呼吸をしましょう。
例えば「自分はどうしてこんな性格なんだろう」と落ち込むことがあったら、一度落ち着いて4秒間ゆっくり息を吸い、そのまま6秒かけて息を吐いてください。これを5回程繰り返してみて。
コツは呼吸に集中すること。意識的に深呼吸すれば習慣化して、モヤモヤした感情をリセットしやすくなりますよ。
方法2. 太陽を浴びて、軽く身体を動かす
ストレスが溜まっている状態だと、自分を愛せるように考えるのは正直難しいですよね。
そんな時は陽の光を浴びてみましょう。太陽の光を浴びることで気持ちが晴れやかになり、気分がよくなってくるはず。
さらに、ウォーキングやジョギングなど軽い運動をすることで心身ともにスッキリした気持ちになりますよ。
休みの日に近くの公園に行き、のんびり歩くだけでもOK。無理のない範囲で身体を動かすのが継続するコツです。
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方法3. 美容やおしゃれをして自分磨きをする
外見はぱっと見た時に変化が分かりやすいもの。努力した結果が目に見えるので自己肯定感を上げるのにも効果的です。
過去の自分と比べて「可愛くなった」「かっこよくなった」と思えることで、自分を愛せるようになるでしょう。
具体的には、流行りの美容室に行ってイメチェンしてみたり、ちょっと奮発しておしゃれな洋服を買ったりして容姿を変えてみるのがおすすめ。
なりたい自分を具体的にイメージしながら自分磨きをすると、よりモチベーションが上がりますよ。
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方法4. 紙に『自分の好き、得意なこと』、『自分の嫌い、苦手なこと』を書き出す
自分を愛するためにはまず自分を知ることが大切。
自分のことを理解していないと、知らず知らずのうちにやりたいことや性格に反した行動をして、自分を苦しめてしまうかもしれません。
自分とはどんな人間なのか深掘りするところから始めましょう。
- 好きなことを知っておくことで、落ち込んだ時の対処法がわかる
- 嫌いなことを知っておくことで、人生の選択をする時に嫌なことを回避できる
など、メリットがたくさん。
書き出すコツは「わたしはこういう人間のはず」という思い込みを捨てること。誰かに見せる物ではないので、具体的に正直な気持ちを書きましょう。
方法5. 自分の欠点は直すのではなく、うまく付き合っていく
欠点や苦手なことを克服しようとして上手くいかず、自己嫌悪になっていては自分を愛してあげることはできません。一見完璧そうに見える人でも、何かしら欠点はあるもの。
欠点も含めて自分だと受け入れてあげる気持ちが大切です。
自分の欠点が気になった時は「こういうところも含めて自分なんだ」と思ってあげることで、存在自体を大切にすることができますよ。
完璧な自分を目指すのではなく、ありのままを受け入れて付き合っていきましょう。
方法6. 自分の好きなことをとことん伸ばしてみる
好きなことや得意分野をやっている時は、気持ちが良く前向きになりますよね。また他人から褒められたり頼られたりする場面も多いので、自己肯定感も上がります。
例えば、休みの日には、趣味に没頭できる時間を作りましょう。ぱっと思いつかない場合は、何をしている時が一番楽しいと思うか自問自答してみて。
日常のどこかに必ず楽しいと感じる瞬間があるはず。
どんな小さなことであっても、好きだと感じたらまずはやってみるのが大切です。
方法7. 自分が幸せだと感じる環境を作ってみる
辛い環境の中に身を置いていると、自分を偽ったりストレスが溜まったりして自分を大切にできません。自分らしくいられる環境を作ることで、心に余裕が生まれます。
自分がどんな時に幸せなのかわかったら、その環境を自ら作れるように努力してみましょう。
- 好きなアーティストの音楽を聴いている時なら、職場で聴ける高性能なイヤホンを購入する
- 1人で集中できる静かな環境の方がパフォーマンスを発揮できるなら、リモートワークを提案してみる
など、具体的に考えて、その環境に近づけるように行動してみてください。
方法8. 自分に害がある人とは関わらない
無理に他人に合わせていると自分が傷ついてしまい、そんな自分を愛せなくなってしまいます。自分を愛するためには過度なストレスを受けないようにすることも大切。
中には言葉や態度で攻撃してくる人もいますが、自分を大切にしている人は耳を傾けません。自分を守ることを第一に考えます。
仕事などでどうしても接しないといけない時は、必要最低限の関わりだけ持つようにしましょう。
ポイントは「この人と関わらないほうが良いかも」という直感を大切にすることです。
方法9. ポジティブな言葉を口に出す
自分が発した言葉が行動や思考に影響すると言われているので、ポジティブになると気持ちが前向きになって、明るい自分をどんどん愛せるようになります。
例えば、
- 「わたしなんてダメだ」→「わたしにはこんな良いところがある!」
- 「毎日疲れたなぁ」→「毎日頑張っていてえらい」
こんな風にポジティブに変換してみましょう。
最初は意識的に行う必要がありますが、習慣になれば自然と前向きな考え方ができるようになりますよ。
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方法10. 褒められたら素直に喜ぶ癖をつける
日本人は特に謙遜する気持ちが強く、他人から褒められても否定してしまう人が多いです。
しかし、誉め言葉を否定してしまうと、「自分には価値がない」と思い込んでより自分のことを愛せなくなってしまいます。
今後は、どんなに些細なことでも、褒めてもらったら素直に「ありがとう」と言ってみましょう。最初は素直に受け止められず恥ずかしくても、言っているうちに自然と身についていきます。
素直に喜ぶことで褒めた側も嬉しい気持ちになり、良好な人間関係を築く上でも効果的な方法といえますよ。
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方法11. ネガティブなことが起きても、ポジティブに無理やり変換する
「どうせ自分にはできない」「もうダメかもしれない」そんな風に思ってしまうと、ネガティブ思考に引っ張られて落ち込んでいきます。
コツはどんなに無理だと思ってもポジティブに考え直すことで、根拠のない自信がついて自分を愛せるようになっていきますよ。
例えば、仕事で大きなミスをしてしまった時は、「今回ミスしたことで、次は気をつけながら取り組める」と考えてみましょう。
落ち込むことがあっても引きずらないように意識的に切り替えるのがポイントです。
方法12. カウンセリングを受けて、アドバイスをもらう
思考の癖をいきなり直すのは難しく、「自分ではどうにもできない」と思ったら他人に頼るのも方法の一つ。
カウンセリングを受ければ、今まで気づかなかった根本的な不安要素や、良いところを見つけ出してくれるので、自分自身と向き合うきっかけをつくってくれます。
第三者からのアドバイスによって自分への理解を深めることができるでしょう。
【本】書籍で知る自分を愛する“5つの方法”|スピリチュアルな考えも学んでみよう!
自分を愛する方法は何なのか、具体的に書かれている本はたくさんあります。今回はその中でも人気の5冊を紹介。
著者の体験談やスピリチュアルな考えを学べるものなど様々なので、概要を見て気になった本を手に取ってみてはいかがでしょうか。
おすすめ本1. 『自分を愛する方法』ひとみしょう(著)
著者のひとみしょう氏が20年あまりほぼ独学で取り組んできた、「なんとなく淋しいとはなにか」という問いに対する答えを、哲学を用いて紐解いていく一冊。
物語は、哲学者キルケゴールの生まれ変わりである猫と飼い主の対話形式で進んでいきます。数々の恋愛にまつわる書籍を出しているひとみしょう氏が「恋愛」と「人生」の法則について記しています。
「自分を愛せない理由が分からない」という人におすすめしたい作品です。
漠然とした淋しさの正体を知ることで、そう思ってしまう自分を受け入れる方法を見つけることができますよ。
Amazonで詳細を見るおすすめ本2. 『自分を愛する技術』加藤秀視(著)
これまで1,000人以上の少年、少女の問題を解決してきた加藤秀視氏による、『自己愛』をテーマにした作品。
どうすれば自分を愛せるようになるか、ストーリー仕立てで書かれています。
「すぐに他人と比べてしまう」
「コンプレックスから抜け出せない」
そんな自分を受け入れたいけどどうすればいいか分からないという人におすすめです。
自己愛への理解を深めることで、自分を愛する方法が見えてきますよ。
Amazonで詳細を見るおすすめ本3. 『自分を好きになりたい。』わたなべぽん(著)
漫画家のわたなべぽん氏が、自己肯定感を高めるために試したことを綴ったエッセイ漫画。
幼少期に経験したしんどい親子関係が原因で、自己肯定感が低くなった経験をもとに、どうやって自分を好きになったのかが書かれています。
自分を受け入れられない背景に、親子が関係している人の背中を押してくれる1冊です。
著者が実際に試した克服方法が載っているので、実践にも役立ちますよ。
おすすめ本4. 『自分を愛すると夢が叶う』吉本ばなな(著) 奥平亜美衣(著)
世界的作家吉本ばなな氏と、引き寄せの女王奥平亜美衣氏が願望達成の方法について明かしている一冊。
仕事や健康、恋愛など多岐にわたるジャンルのスピリチュアルな考えや自分を愛するためのコツについて、対談しています。
対談形式なので読み進めやすく、難しい本は読みづらいという人にもおすすめ。
両氏がどんな習慣や行動をしているのか書かれているので、引き寄せの法則や願望達成法を具体的に知ることができますよ。
Amazonで詳細を見るおすすめ本5. 『疲れた日は頑張って生きた日』はあちゅう(著)
都内に住む29歳のフリーランス1年目女子の日常をリアルな言葉でつなぎとめた「つぶやき日記」で、日常に刺激をくれる女子的ライフハックを紹介する作品。
特に仕事や恋愛などに疲れた20代、30代女性におすすめです。
日記形式なので、スキマ時間にサクサクと読み進められるのも特徴。幸せになるためのヒントが詰まった一冊です。
【名言】言葉で知る自分を愛する“5つの方法”|心に響く最高のセリフとは?
実際に自分を愛することができている人の言葉には、説得力がありますよね。
ここからはアーティストや実業家など、各界の著名人の名言をご紹介します。短い言葉の中に込められているスピリチュアルな考えから、自分を愛するためのヒントを見てみましょう。
名言1. 『本当の愛は自分自身を愛することから始まる / BTS・RM』
世界的人気を誇る韓国のアイドルグループBTSが国連総会で発信したメッセージです。
世界から注目を集めるBTSのメンバーも、他人からどう思われたいか気にするあまり自分を見失ってしまう時期がありました。
そんな経験を乗り越えて「そのままの自分でいい」と思えた時に、初めて自分を愛することができたという思いが込められています。
このメッセージは、BTSの初期のアルバムにも使用されています。
過去の失敗やミスも含めて自分を受け入れることで、本当の意味で自分を愛することができますよ。
名言2. 『もし今日が人生最後の日だとしたら、今やろうとしていることは本当に自分のやりたいことだろうか? / スティーブ・ジョブズ』
アップル社の設立者、実業家として知られるスティーブ・ジョブズの、スタンフォード大学のスピーチ内での発言です。
スティーブ・ジョブズ自身、毎日鏡にこの言葉を問いかけることを習慣にしていました。
他人軸で生きていると自分の考えに蓋をしてしまうことが多いですが、自分の気持ちに正直でいることの大切さを伝えています。
自分を大切にしてやりたいことを選択することは、自分を愛することに繋がっています。
名言3. 『自己とは自分にとって最良の友人である 自分を知ることは、全ての知恵の始まりである / アリストテレス』
「万学の祖」と呼ばれる哲学者アリストテレスの言葉です。
自分のことをよく分からないまま愛そうと思っても、どうしたらいいのか分かりません。自分を愛するためには深く向き合い、一番の理解者になることの大切さを説いています。
自分のことを理解して信じていれば自信が湧いてくるもの。その気持ちが自分を愛する上で大切です。
名言4. 『自分を愛する者として、本心に背けば、悲しみや苦しみが現れるとわかった。今日、ぼくはそれが「真実」だと知っている。/ チャールズ・チャップリン』
サイレントフィルムのスターとして有名なチャールズ・チャップリンのメッセージ。
自分の気持ちに嘘をついてやりたくないことを続けていると、苦しい気持ちになりますよね。本心と向き合うことの大切さを伝えている名言です。
自分を愛している人は本心に嘘をつくことがありません。「自分はどうしたいのか」を大切にして行動しています。
名言5. 『自分で自分を愛してあげなかったら、誰が愛してくれる? 誰を愛することができる? 愛するということは、自分から始まるのです / ウエイン・W・ダイアー』
「個人」の生き方重視の意識革命を提唱した心理学者、ウエイン・W・ダイアーの名言。
「幸福は自分で創造するもの」という考えを基に、他人に愛してもらおうと人任せにするのではなく、自分自身を愛することの大切さを伝えています。
自分を愛している人は他人からの愛情や評価に左右されません。また他人を大切にするためには、まず自分を愛する心の余裕が必要だと語っています。
自分を愛する4つのメリット|好きになると得られる効果とは?
自己肯定感が低く自信がなさそうな人より、自分を愛している人の方が幸せそうに見えますよね。
では具体的にどんなメリットや幸せなことがあるのでしょうか。
ここからは、自分を愛することで得られる効果を4つご紹介します。
効果1. 心に余裕が生まれて、物事の判断を正常に行える
自分を愛せていないと、いつも他人にどう思われているか気になって心の余裕が持てなくなります。
反対に、自分を愛せる人はありのままの自分を大切に思っているので、自然と心に余裕が生まれます。そんな余裕のある気持ちが物事の判断にも役立つのです。
例えば仕事で突発的なトラブルが起きた時も、慌てることなく冷静に対処することができます。また、周囲への指示も的確なので、信頼も得やすく良いことばかりといえますよ。
効果2. 他人を大切にできるから、人を心から愛せる
自分を愛さないことは、好意を持ってくれている周りの人も否定することになってしまいます。
自分を大切にできる人は心に余裕を持っているだけでなく、愛することや大切にすることの重要さを知っているので、他人にも同じように接することができるのです。
周りの人を大切にするほど、良い人が集まってきたり同じように愛してもらえるもの。自分を愛することが周囲との幸せな関係を築くことにも繋がるのです。
効果3. 精神的に依存しなくなるから、自立できる
他人の存在や認められることが全てだと思っていると、依存心が芽生えてしまいます。そして他人に寄りかかってしまい、言動や行動にいちいち振り回されてしまうのです。
一方で自分を愛していると、いい意味で他人へ期待することがなくなり自立した心を持てるのが特徴です。
必要以上に相手に期待をして傷つくことがないため、普段から適度な距離を保つことができます。結果的に円滑な人間関係を築けるでしょう。
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効果4. 自分らしい人生を歩める
自分がどんな時に幸せを感じるのかをよく理解していると、自分軸の人生を歩むことができます。
相手の顔色を伺ったり、苦手なことを無理に頑張ったりすることなく、前向きな気持ちで生きられるでしょう。
「本当はやりたくないのに引き受けてしまった」という選択をしないため、必要以上のストレスを抱えずに過ごせるのが利点。自分のために頑張ることで、幸せを実感できるのです。
ありのままの自分を愛して、人生をもっと楽しもう!
いきなり自分を愛そうと思っても、一朝一夕にはできないもの。ありのままの自分を受け入れられるように、今回紹介した方法を試してみましょう。
まずは、気になった本を読んでみるのもおすすめ。なぜ自分を愛せないのかという原因について触れている本も多く、モヤモヤした気持ちを解消してくれるでしょう。
何か1つでも行動したり習慣化することが自分を愛するためのコツですよ。
【参考記事】はこちら▽
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