受動的な人の特徴とは?受け身の姿勢から能動的になれる5つの方法も紹介!

高峰ナナ 2022.04.13
自分を受動的だと思っている人へ。本記事では、受動的な人の心理や特徴から、受動的であるメリットとデメリットまで大公開!能動的な思考になるための方法も解説していますので、気になった方はぜひ活用してみてください!

受動的な人の特徴17選|自分に当てはまっているか診断してみよう!

受動的な人の特徴

ここからは受動的な人の特徴についてご紹介してきます。

自分から何かせずに消極的。

そんな受け身な人間に当てはまっているのか、ぜひ診断してみてください!


受動的な人の「性格」や「考え方」の特徴9個

ここでは、受動的な人の「性格」や「考え方」の特徴について、わかりやすく解説していきます。

自分が受動的な人なのかどうかを診断してみてくださいね。


性格1. 意思がなく、相手任せが多い

受動的な人は自分が誰かに否定されたり、嫌われたりすることを極端に嫌います。

意見を言うのが怖いため、勇気が出ずに黙っていることも。

例えば、学生さんなどが友達同士で「今度の休みは海に行こう」という話が出た時も、

受動的な人は行きたくないと思っていても、嫌だと意見を言えば、

「みんなに嫌われる」
「空気が読めないと思われるかも…」

などと考えてしまい、自分の意見を言えず相手任せにする傾向に。


性格2. 失敗するの怖い、恥ずかしい

受動的な人の特徴は失敗するのが恥ずかしい

受動的な人は一種の完璧主義で、失敗が怖いと言う一面があります

また、自分に自信を持てず、「どうせ失敗するし…。」と考えていることも。

そうやって失敗を恐れていく結果、ますます受け身の姿勢を通してしまうのです。


性格3. 周りに合わせる方が楽だと思っている

受動的な人は、自分の意見を否定されるのをとても恐れています。

「否定されるのが恥ずかしい」

と考えてしまうので、反対意見を持っていたとしても、周囲に合わせてしまいます

例えば、友達同士で行動をする時、何をするのかは相談で決めることがありますよね。

受動的な人は提案して否定されるのが嫌。

自分がやりたかったことをみんなでやったとしても、みんなが楽しくなかったら嫌。

そう感じて、誰かの意見に合わせてしまった方が、精神的に楽だという考え方になってしまうのです。


性格4. 喧嘩や争い事が嫌い

そもそも平和主義で、意見をぶつけあうことが苦手。

意見交換が面倒だし疲れてしまうから、誰かの意見に合わせてしまった方が楽だと考えるのです。

社会人になると、仕事上で自分の意見を求められるシーンがありますが、受動的な人は激論を交わすといったことはまずありません。

否定されたとしても面倒くさいですし、いっそのこと相手の意見に合わせた方が楽

そのように争いを避けるあまり、受け身の姿勢を貫いてしまいます。


性格5. 感情を表に出すのが苦手

受動的な人の特徴は感情を表に出すのが苦手

受動的な人は、誰かに嫌われるのがとても怖いと考える性格

さらに、誰かに自分の考えを読まれることも嫌な人も。

誰かに「どう思う?」と考えを聞かれても、受動的な人は

「別に…」
「どっちでもいいよ」
「合わせるよ」

が口ぐせで、自分の考えをはっきり答えません。

答えたところで、

反対されるかもしれないし、言わない方がマシ。」 「自分の考えを知られるのが恥ずかしい。

と考え、だったら黙っていた方が良いやと思って、自発性が無くなるのです。


性格6. 好奇心がなく、新しいことはあまり始めたくない

失敗して嫌な思いをするなら今のままが1番

そのように考えるのも、受動的な人によくみられる性格の特徴。

例えば、友達から何か誘われても、

「自分にはできない」
「失敗するに決まっている」

と思い込んでしまい、自分が体験したことのない新しい何かをやろうとは思わないのです。

趣味はずっと同じ。休日の過ごし方も何年も同じことの繰り返しという人も少なくありません。


性格7. 飲み会など大勢な集まりの幹事はやりたくない

受動的な人は、人前に出るのが苦手な性格。

目立つことが嫌いなので、リーダーシップを発揮するような行動は絶対に避けたいと思っています。

例えば、飲み会の幹事。

「お店のチョイスが悪いと誰かに苦情を言われるかもしれない」
「どうせ全然盛り上がらないと文句を言われるだろう」

など、他人から悪い評価を受けるのを恐れる傾向に。

そのため、自分がまとめるような立場にはなりたくないと考えます。


性格8. 話しかけられるまで、自分から話すことはない

受動的な人の特徴は自ら話すことはない

受動的な人は、自分から行動するのがとても苦手な傾向があります

自分から話しかけたとしても

おかしな会話だと思われたら嫌だな。
何を話せばいいのか分からない。気まずく思われたらどうしよう。
つまらない人だと思われたくない。

など、自分に自信がないから否定的なことばかり考えてしまい、自分から話しかけることができません。

周囲からは「自分からは何も話してくれない人」なんてレッテルを貼られてしまうこともあるでしょう。


性格9. 『できる』か『できない』かで物事を考えてしまう

失敗したり、面倒なことをしたりすることが人一倍苦手なことも。

例えば、楽しそうだと思うことがあっても、「自分には無理だ」と思えばやりません。

受動的なタイプは、物事を始める際、自分に「できるか・できないか」が判断基準

そのため、「できない」と思ったことはやらず、できることにしかチャレンジしません。


受動的な人の「行動」や「発言」の特徴8個

受動的な人の「行動」や「発言」の特徴

ここでは、受動的な人がやりがちな行動や発言の特徴をご紹介。

ぜひチェックして、受動的な人の特徴を理解しましょう。


行動1. 自分から遊びに誘うことがない

「断られるのが怖いし、嫌われるのも怖い。遊びのプランを考えるのも面倒。」

「だったら一人でいよう。」

という考えなのが受動的な人。

遊びに行きたい気持ちがあったとしても、

断られた場合など、いろいろ考えると精神的に疲れる
こちらから誘って、つまらないと思われたら嫌だ
どこで遊ぶか、いつ遊ぶか予定を決めるのがだるいな。

こうした感情がよぎってしまい、誰かを誘うといった行動を起こすことはしないのです。


行動2. 「どっちでもいいよ」と言うことが多い

受動的な人は、はっきりとした自分の意見を持っていません

誰かが○といえば○だけど、やっぱり×と言われれば×に考えを変える

など、優柔不断で周囲の考えに流される傾向があります。

「どっちでもいいよ」
「任せるよ」

のセリフはお決まり。

何かを決めなければいけないシーンでも常に受け身。

自分の頭では考えず人に考えてもらって合わせる方が、基本的に楽なのです。


行動3. 休日は家にこもりがち

受動的な人の「行動」や「発言」の特徴は休日は家にこもりがち

人に合わせてしまう性格であるがゆえに、外に出て疲れるのが嫌

そのため、受動的な人は休日は人に会うために外出するのをあまり好みません。

受動的な人の休日の過ごし方は、

  • ゲーム
  • 読書
  • 映画鑑賞

など、1人で楽しめることを自分の家で楽しむのが定番。

わざわざ疲れるために出かけたくはないと考えていますし、家が1番落ち着くスペースなのです。


行動4. 友達が少なく、行動範囲も狭い

新しい趣味を始めたり、知らないことを新たに勉強し始めたりするといった好奇心がほぼないのも受動的な人の特徴

そのため、友達を作る機会は少ない傾向に。

もちろん新しいことに目が行かないから、いつも同じような行動をしがちに。

休日は毎回同じルーティンを繰り返すのがあるあるですね。


行動5. 声が小さく、よく聞き返される

受動的な人は、自分の発言に自信がありません

そのため、大きな声ではっきり言うことができないのです。

特に自分の考えや意見を述べている時ほど、声が小さくなります。

小さすぎて聞き取りづらいため相手が聞き返すと、自分の意見に反対されたような気になり、さらに自信をなくして

「やっぱりなんでもない…気にしないで。」

などと、発言をやめてしまうことも。


行動6. 人から指示を出されるまで動かない

受動的な人の「行動」や「発言」の特徴は人から指示を出されるまで動かない

受動的な人にとっては、自分で考えて行動し、失敗するのが最も怖いこと。

なので、自分から動くより周りに合わせた受け身の方が楽なのです。

例えば、仕事でも、自ら行動して怒られたり否定されるのが嫌なので、上司から指示されないと何もしません。

「たまには自分で考えて行動しろ」と怒られることがあっても、自分の意見に自信が持てないので、考えて行動するのが苦手なのです。


行動7. 会議などでも意見を言わない

大勢の前で自分の意見を言うシチュエーションが受動的な人はとても苦手。

人前で恥をかきたくないし、否定されるのが怖いのです。

会議で意見を求められても

〇〇さんと同意見です。
お任せします。

と、誰かに同調したり相手の判断に身を委ねたり。

意見を拒まれるのが怖いから、受け身姿勢を崩しません


行動8. 知ってる人がいても気づかないふりをする

受動的な人は、街中で友人を見かけたとしても、声をかけることができません。

今、声をかけたら嫌がられるかも。」 「自分に話しかけられたら迷惑かも。

など、様々なことを考えてしまいがち。

相手から声をかけてくれたら、そこで初めて気づいたフリをして「久しぶり!気づかなかったよ」などと、気づかないふりをしてしまうのもあるある


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