警戒心が強い人の12の特徴と原因。用心深い性格の男女と仲良くなる方法を大公開
警戒心が強い人と打ち解ける方法ってあるの?
職場やプライベートに関わらず、あなたの周りにも警戒心が強い人がいるのではないでしょうか。
何をしても一定の距離を保たれてしまい、どうすれば打ち解けることができるのか分からなくなりますよね。
でも、安心してください。警戒心が強い人とでも打ち解ける方法はあるのです。その方法がわかれば、上司や部下の信頼を得たり、気になる人にアプローチできたりしますよ。
相手の特徴や心理を知って原因を理解することで、上手く警戒心を解くことができるので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
警戒心が強い人の12の特徴|用心深い男女の共通点とは?
「警戒心が強いってどういう人を指すの?」
「部下になぜか警戒されている気がする…」
人間誰しも警戒心を持っていると思います。しかし、どれくらいのレベルだと警戒心が強いといえるのでしょうか。
そこでここからは、警戒心が強い人の特徴を解説。
参考にして、身近な人が当てはまっていないか確認してみてください。
- 「美味しい話」には絶対に乗らない
- 異性を「苗字+さん」で呼びがち
- 他人を寄せ付けない雰囲気を持っている
- 仲良くない人には分かりやすく素っ気ない
- 仲良くならないと目を合わせてくれない
- 喜怒哀楽が表情から判断できない
- ギリギリ聞こえるくらいの小声で話す
- 飲み会にはめったに参加しない
- 常に一定の距離を保ってくる
- 仲良くならないと自分のことは話さない
- 簡単にLINEの交換をしない
- 初対面の男性には心を開かない
特徴1. 「美味しい話」には絶対に乗らない
警戒心が強い人は、「美味しい話には絶対に裏がある」、「そんな都合のいい話があるわけない」と思ってしまう性格の持ち主。
お得な情報や儲け話が一見安全そうに見えても、絶対に乗ってくることはありません。
例えば、旨味のある株や投資の話を持ち掛けても、「騙されているんじゃないか」「これは大丈夫でも今後トラブルに巻き込まれるんじゃないか」と勘繰ってしまい、なかなか信じられないのです。
もし説得したいなら、根気が必要です。「騙す意図はないこと」を分かってもらうために、デメリットが存在するなら隠さず伝え、じっくり納得するまで話し合いをするのがいいでしょう。
特徴2. 異性を「苗字+さん」で呼びがち
人との距離感を一定に保ちたいのが、警戒心が強い人の特徴。
「◯◯くん」や「◯◯ちゃん」で呼んだり、あだ名を使ったりすることで親しいと思われて、距離を詰められるのを嫌います。
用心深いので、周りが愛称で呼び合っている中でも、初対面時と変わらず頑なに「◯◯さん」呼びを崩さないでしょう。
特徴3. 他人を寄せ付けない雰囲気を持っている
警戒心が強い人は、「近寄ってほしくない」、「自分を知られたくない」と用心深い性格。そのため、近寄りがたいオーラを出して、他人を寄せ付けないようにしています。
例えば、声をかけようと近づいてきた相手に対して、何かにものすごく集中しているような雰囲気を出し、「今はやめておくか」と相手に思わせるのです。
ただ、相手の雰囲気に負けていては、距離を縮めることはできません。勇気を出してアプローチするようにしましょう。
その際、「ちょっと大丈夫?」と一言確認を取ってから用件を伝えるのが大切。「気遣いできる人なんだな」と感じて、少し警戒を解く可能性が出てきますよ。
特徴4. 仲が良くない人にはあからさまに素っ気ない態度を出す
警戒心が強いのは、そもそも人見知りな性格だからということも。
仲がいい人には、基本笑顔で楽しく話しますし、話題も趣味のことや家族のことなど多岐にわたります。
しかし、そこまで親しくない人には、基本敬語で、無愛想な態度で話し、プライベートの話は一切しません。
上記のパターンに当てはまる人は、人見知りゆえに警戒心が強いといえるでしょう。
特徴5. 仲良くならないと目を合わせてくれない
アイコンタクトには様々な情報が含まれています。そのため、警戒心が強い人は「心の中を読まれるかもしれない」と思って目を合わせることを控えます。
何か会話をしている時に、こちら側が目を合わせようとしても、すぐに逸らしたり、必要最低限しか目を合わせてくれないでしょう。
特徴6. 喜怒哀楽が表情から判断できない
警戒心が強い人は、目から情報を読み取られるのが嫌なように、表情から感情を悟られるのも嫌がります。
そのため、感情を思い切り表に出すことが少ないです。
常にポーカーフェイスでリアクションが薄い場合もあれば、逆にずっと愛想笑いを浮かべ、どんな時も表情を崩さない場合もあります。
そういう人は感情を表現するのが苦手なだけで、無感情というわけではありません。仲良くなって警戒心が解けたら自然と笑顔で話してくれますよ。
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特徴7. ギリギリ聞こえるくらいの小声で話してくる
「誰に聞かれているか分からない」、「話が広まったらどうしよう」といった心理から、出来るだけ小さな声で話す特徴があります。
用心深い性格から、最悪のことを想定してしまうのです。その為、大きな声で話す人と一緒にいることを嫌います。
たいして内密な話でもないことをボソボソと喋ったり、声が大きい人が話し出すと恥ずかしそうしたりすることが多いです。
特徴8. 飲み会にはめったに参加しない
警戒心が強い人が飲み会にあまり参加しないのは、お酒で失敗したくないから。
言わなくてもいいことを言ってしまったり、酔い過ぎて醜態をさらしたりしたくないと思っているのです。
飲みに行って量をセーブするよりも、そもそものリスクを回避するために参加しないという選択をします。
飲み会の出席表に常に×をつけていたり、飲み会の話になるとそそくさと立ち去ることが多いですよ。
特徴9. 常に一定の距離(パーソナルスペース)を保ってくる
心理的に距離を取るだけでなく、物理的にも一定の距離を保ちたがるのも警戒心が強い人の特徴。
人一倍パーソナルスペースを大事にしていて、自分の領域に誰かが入ってくるのを非常に嫌がります。
例えば、何かものを教える際に近づくことがあるでしょう。警戒心が強い人は距離感の変化に敏感。すぐに気づいて、自分から離れて距離をとろうとしてきます。
物理的に距離を保たれているからと言って、嫌われているわけではありません。
相手にとっては、この距離感がベストなのです。嫌な思いをさせないためにも無理に距離を詰めるのはやめましょう。
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特徴10. 相当仲良くならないと自分のことは話さない
警戒心が強い人は、自分のことを他人に知られることに不安に感じます。
そのため、相手の話ばかりを聞き出して、自分のことは詳しく話さないことが多いです。自分の話にならないように、上手く話題を変えることも。
例えば、みんなでそれぞれの地元の話をしている時に、自分の番になる前にグループから抜けたり、人の地元の話について詳しく質問して自分の番にならないようにします。
このタイプの人は、無理に聞き出そうとすると、余計に警戒されてしまいますので、自分から話しだしてくれるまで待つのがいいですよ。
特徴11. 簡単にLINEの交換をしない
自分のことをあまり知られたくない性格なのが警戒心の強い人。
かなりプライベートな情報でもある連絡先は、特定の信頼できる人にしか教えない傾向があります。
職場や学校、サークルなどで連絡先を交換する機会があっても、なかなかスマホを出そうとしないでしょう。簡単にブロックできるLINEですら渋ることがほとんど。
ある程度信頼関係を築いてから、連絡先の交換を持ちかけるのがおすすめです。
特に、男性から女性、女性から男性の場合は、より警戒されがち。本当に仲良くなったなと思ったタイミングで聞きましょう。
特徴12. 女性の場合、初対面の男性には絶対に心を開かない
警戒心が強い女性の場合、男性は下心のある生き物だと思っています。いきなり自分の心を開くと、そこに付け込まれると考えていることも。
そのため、初対面の異性には絶対に心を開きません。
仕事以外の話をしようとした時に、「それは仕事に関係ありますか?」と毅然とした態度で接したり、「はい」「いいえ」などの必要最低限の言葉しか交わそうとしないのはそのせいです。
その場合、自分のことを知ってもらって、「悪い男性ではない」「下心は一切ない」とアピールすることが重要となってきます。
警戒心が強い人の心理って?相手を信用しない人の考え方を紹介
これまでの特徴を読んだことで、どういう人が警戒心が強い人なのか見分けられるようになったと思います。
しかし、なぜ警戒心が強くなってしまうのか。その理由はまだわかりませんよね。
そこでここからは、警戒心が強い人の心理について解説していきます。原因となる気持ちを理解して、上手く付き合うようにしましょう。
心理1. 自分が心から信用できる人を見極めたい
警戒心が強い人が一番信頼しているのは自分自身。
自分が決めた決断に責任感を持つ傾向にあるので、自分が一度信用した人のことをずっと大事にしたいと考えています。
そのため、他の人より信用するハードルが高め。しっかり相手の事が分かるまで、なかなか人のことを信用しません。それが「警戒心が強い」という形で表れているのです。
心理2. まだ起きていない失敗やリスクを恐れている
警戒心が強い人は、過去のトラウマや恐怖心が原因で、失敗することやリスクを冒すことに不安を感じています。
たとえメリットがあると分かっていても、失敗への不安が原因となってなかなか行動に移せません。
だから、
「交友関係が広い方が便利なのは分かるけど、変な人ともかかわる可能性があるから、狭い範囲の友達と付き合う」
「仲良くなって、何かのきっかけで揉めるのが嫌。だからそもそも仲良くならない」
という選択をしてしまうのです。
相手の警戒心を解く最強の方法5つ|うまく打ち解けるコツはある?
「用心深い人と上手く仲良くなりたい!」
「どうしたら警戒されずにおしゃべりできるんだろう…」
警戒心が強い人の特徴と心理を解説してきましたが、じゃあどうすれば警戒心が強い人と上手に付き合っていけるのか疑問に思いますよね。
間違えたアプローチをすると、更に警戒されることになってしまうので注意が必要です。
正しい方法で上手く打ち解けられるように、ここからは相手の警戒心を解く方法を紹介していきます。
- 相手のやり方やペースに極力合わせる
- 相手が警戒している段階で自分をさらけ出さない
- 会話中は感情をできるだけ顔に出すようにする
- 相手の意見に共感しつつ、違う時は反論する
- 相手にやると宣言したことは必ずやってみせる
方法1. 相手のやり方やペースに極力合わせる
警戒心が強い人は、「何か自分に対して悪意を持っているのではないのか?」とあなたのことを上から下まで見てしまいます。
なので、まずは、相手にとって自分は害のない人物だと知ってもらうことが大切。
感覚が似ていると信用できると感じてもらいやすいので、相手のやり方やペースに合わせてみましょう。
具体的には、
- 会話する時に、話し声の大きさやトーン、テンポを相手に合わせる
- 相手が「◯◯さん」と呼んでいるのならば、こっちも同じように呼ぶ
- 相手が「話しかけないでオーラ」を出している時は特別なことがない限り話しかけない
などです。
無理に距離を詰めようとすると一気に警戒度が増す可能性があるので注意しましょう。
方法2. 相手が警戒している段階で、自分をさらけ出さない
警戒心を解くためには、「自分から全てをさらけ出したほうがいい」と思いがち。
ですが、警戒心が強い人は「この人、情報に対する危機感がないんだな。そんな人に自分のことを話そうと思わないな。」と考えてしまいます。
その為、程よく自分の情報を伝えることが大切。
- 恋人の有無や、家族のことなどあまりプライベートすぎる話題を選ばない
- 質問をして何か答えてもらえたら、それと同じくらいの量を自分も話す
といったことを意識しましょう。相手が心開いてくれたら、同じくらい自分も開くという考えで接するのがポイント。
方法3. 会話中は感情をできるだけ顔に出すようにする
警戒心が強い人は、相手が今何を考えているのか、どう思っているのかということを気にします。
そのため、こちら側から分かりやすいように感情を顔に出してあげると効果的。
- 面白いと思ったら大きく笑う
- 「凄いね!」「そうなんだ!」とリアクションをとって興味があることを伝える
- メールやLINEではなるべく顔文字や絵文字を使う
このようなことを実行すると、裏表のない安全な人だと感じてもらいやすくなりますよ。
ただし、演技しすぎるのも要注意。嘘だと見抜かれたら一気に信用を失ってより警戒されてしまうので慎重に。
方法4. 基本は相手の意見に共感して、違う時はしっかり反論する
警戒している人は嘘に敏感。せっかく仲良くなっても、一度嘘を感じてしまうとまた心を閉じてしまうことも。
相手の話に共感することは重要ですが、全ての話に共感しているとうさんくさく感じてしまいます。時には、反論することも大事。
例えば、相手が仕事の報告をしていたとします。その時は、正しいところはちゃんと評価してあげて、間違っているところはしっかり指摘してあげましょう。
違うと思った事を正直に伝えることで、「この人は信頼できる人だな」と思ってもらえますよ。
ただし、全てのことに反論する必要はありません。いちゃもんをつけるのではなく、間違ったものがあった時に見逃さず伝えるという意識が大事ですよ。
方法5. 相手にやると宣言したことは必ずやってみせる
結局のところ、警戒心が強い人は「あなたが信用に値するか」を知りたいのです。どんだけ言葉を並べても信じられないというのならば、行動で示してあげましょう。
- 二人でした約束は必ず守る
- 他の人にするといったことでも絶対に行う
という風に有言実行で生活していると、相手の信用を勝ち取りやすいですよ。
ただし、なんでもかんでも約束してしまうと出来ないものが生まれてくるので、身の丈に合った生き方をするのが重要です。
【番外編】警戒心が強いと周りに言われた時の直し方とは?
「もしかしたら警戒心が強い人と思われているかも…」
「この記事で紹介された特徴に何個か当てはまるものがあった…」
ここまで記事を読んでいて、意外と自分が警戒心が強い方だと感じた方もいるのではないでしょうか。
「このままでは周りに気を遣わせてしまうかもしれない」とヒヤヒヤしているあなたのために、これから警戒心が強いと言われるのを直す方法を紹介します。
直す方法1. 自分から話しかける回数を増やしてみる
ずっと話しかけられるのを待っていては、「全然自分のことを話さないな」と思われ、警戒心が強い人だと認定されたまま。
その評価を克服するために、自分から積極的に話しかけてみましょう。
- まずは自分から挨拶をするよう意識する
- しっかり目を見て話しかける
これらのことを意識するだけで、相手に「自分も話がしたい」という気持ちが伝わりますよ。
「話しかけづらい人」から、「話してみると意外といい人」に印象を変えられ、距離を縮めることができます。
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直す方法2. 飲み会などの集まりは積極的に参加してみる
お酒の失敗をしたくないという真面目な意図があったとしても、周りはそこまで気付いてくれません。飲み会などの集まりの参加を断っていたら、ガードの固い人という印象を与えてしまいます。
悪い印象を克服するためにも、イベントごとには積極的に参加してみましょう。
- 行くかどうか迷ったらとりあえず行くと決める
- お酒を飲むのが嫌で飲み会が怖いならノンアルでいいから行く
- 失敗したくないなら「ビール三杯まで」などとあらかじめ飲む量を決めて行く
もし飲み会が嫌ならば、上記のように対策していけば大丈夫です。
「お酒を飲まないガードの固い人」から「気さくでフレンドリーな人」という風に周囲の捉え方が変化し、上手く仲良くなることができますよ。
直す方法3. 愚痴でもいいので、自分の気持ちを周りに話してみる
警戒心がないことをアピールするには、自分のことを周囲に知ってもらうのが効果的。話題は何でもいいので話しかけることが重要です。その際、愚痴でも構いません。
多少の愚痴であれば、「人間味があって面白い人だな」と思われ、相手へ好印象を与えられます。
- 警戒しているつもりはないけど、周りから絡みにくい人だと思われてしまう
- 仕事のスキルがなかなか上達しない
- 昨日上司にちょっとしたことで怒られてしまった
といった内容を相談してみるといいですよ。
「自分のことを話さない完璧主義者」という印象が、「愚痴を言う一人の人間」に変わって、周囲から親しみを持ってもらえるでしょう。
ただし、愚痴ばかりだと「あの人は不満ばっかり言っているイタい人だ」と思われてしまいます。
ある程度信頼できるなと思ったら、愚痴の連続にならないように、趣味の話や地元の話などもするようにしましょう。
警戒心が強い人の特徴や心理を知って、上手に攻略してみよう。
警戒心が強い人が周りにいると、どう仲良くなればいいのか分からないですよね。
下手なアプローチをすれば余計に警戒心を強めてしまう結果になるので、正しく接して、徐々に距離を縮めることが大切です。
この記事を読み、原因となる特徴や心理を理解して、上手く対処していきましょう。
そして、もし自分が警戒心が強い人と思われてそうと自覚がある人は、直し方を参考にして克服してみてくださいね。
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