読解力を鍛える方法とは?子供から大人まで取り組めるトレーニング法を解説

あやな 2021.11.20
読解力を鍛える方法について詳しく知りたいか方へ。今記事では、読解力を鍛えるメリットから、読解力がない原因や実際に読解力を鍛える方法まで詳しくご紹介します。子供から大人まで効果的なトレーニング方法を解説するので、ぜひ参考にしてみてください!

そもそも「読解力」の意味とは|鍛えるメリットはあるの?

読解力を鍛える方法とは?

「読解力」とは、文章に書かれている情報や意味を理解し、自分の知識や経験をふまえて情報を正しく使えるようになる能力のことです。

読解力を鍛えることで、学校の授業や問題が理解できるようになるだけではなく、難しいビジネス文書でも意図が理解しやすくなります。人との会話も相手の意図が理解しやすくなるため、スムーズに行えるように。

読解力が向上すると、仕事やプライベートなど、人生に役立つメリットがいっぱいあるのです。


読解力が低下する原因とは|主な理由を詳しく解説

小学生から社会人にいたるまで、重要なキーとなる読解力。しかし読解力は、子供も大人も近年低下してきているといわれています。

ここからは、なぜ読解力が低下しやすいのか、その原因について主な理由を詳しく解説いたします。


読解力が低下する原因1. コミュニケーションが不足しているから

日頃から人とコミュニケーションしていないと、会話が必要な場面で相手が何を言っているのかわからないことがありますよね。

最近ではスマホでやり取りする機会が多いため、人と直接会話する機会が減っています。直接会話する場では、相手が言いたいことを相手の言動から読み取って返答する必要がありますが、スマホでのやり取りは文字しか見ません。

そのため、人と会話をしないことが読解力低下の原因の1つだといわれやすいのです。


読解力が低下する原因2. 本を読む機会が減っているから

読んでいる本の数や種類が少ないと、読書する時に情報を整理したり意味を理解したりするのに時間がかかってしまいますよね。

スマホなどが普及したことで、自分で調べたりせず、欲しい情報だけをピンポイントでゲットできてしまう世の中になりました。そのため、読解力が低下している人が増えている傾向にあります。

本を読んでいる人は、本に書かれていることを自分の頭の中で整理して理解しようとしますが、スマホのピンポイントの情報では自分で考えないので、読解力がつきにくいのです。


読解力が低下する原因3. 正しい日本語に触れる機会が少ない

日頃からニュースや新聞を読んでいないと、いきなり読んでも何が書いてあるのか理解できないことがありますよね。

ニュースや新聞を読むためには、正しい日本語を理解していなければなりません。正しい日本語に触れる機会が減ると、それらの日本語を覚えたり考えたりすることがないため、語彙力が低下してしまいます。

ニュースや新聞を読まないことで、読解力を鍛える場が減っているのです。


読解力を鍛える方法|大人でも実践できるトレーニング法を解説

子供から大人まで近年低下してきている読解力。どのような訓練をすれば読解力を向上させられるのでしょうか。

ここからは、読解力を鍛えるおもな方法について詳しくご紹介します。大人でも実践できるトレーニング法ばかりなので、読解力を鍛えたい人は始めてみてくださいね。


読解力を鍛える方法1. 読書をして要約をする

読書は、ただぼんやり読んでいるだけでは何が書かれているのかわからなくなってしまいますよね。何が書かれているのか意識して読み進めないと、読書をした意味がありません。

本を読んで正しい日本語に触れるのはもちろん、意図を見抜いて要約をする習慣をつけることが、読解力を鍛える効果的なトレーニング方法です。

自分なりに要約をする練習を積み重ねると、コツがつかめるようになります。できるだけ様々な種類の本に触れて、幅広く読書をした方が語彙力もアップし、読解力も早くアップしますよ。

【参考記事】はこちら▽


読解力を鍛える方法2. ロジカルシンキングを身につける

読書や人とのコミュニケーションなどでは、限られた時間で全体を把握しなければなりません。

そのためには、ロジカルシンキングを身につけて物事の全体を把握し、流れを順序立てて考える癖をつけることで、文章の流れもキャッチしやすくなります。

ロジカルシンキングが身につけば、どんな場面でも文章の流れが理解できるようになるので、読書や人との会話もスムーズに進められますよ。


読解力を鍛える方法3. 読解力に関する書籍を読む

読解力を向上させるためには、読解力に関する本から知識やヒントを得るのもおすすめです。

というのも、読解力に関する書籍には、読解力を訓練する具体的な方法やコツが書かれているからです。

そこでここからは、読解力を鍛えるために参考になる本をご紹介していきます。大人だけではなく小学生や中学生、高校生も参考になる本をご紹介しますので、読解力を高めたい人は、ぜひチェックしてみてくださいね。


おすすめの本1. 全教科対応! 読める・わかる・解ける 超読解力

全教科対応! 読める・わかる・解ける 超読解力

こちらは基本的な文章や論説文、物語文など、文の種類に合わせて具体的な読解方法が教えてもらえる本だから、どんな文章でも訓練して読み取る力を高めることが可能です。

中学入試、高校入試、大学入試の全てに対応した人気本なので、親子で読解力を高めたい人はぜひチェックしてみてくださいね。

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おすすめの本2. ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集

ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集[小学生版ベーシック]

この本は、国語力の基礎が鍛えられる問題集です。短い語句や文、文章を組み立てる練習をすることで、徐々に正しい日本語が身につけられます。

さらに、問題を進めるうちに語彙力もアップするメリットもあります。

小学校1年生から国語の基礎を学び直したい大人まで、ぜひ取り組んでいただきたい問題集です。

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おすすめの本3. 大人に必要な「読解力」がきちんと身につく 読みトレ

大人に必要な「読解力」がきちんと身につく 読みトレ

この本は、読解力の基礎が鍛えられる1冊です。「文章の要点の見つけ方」や「文の流れをつかむ」など、具体的なトレーニング方法が詳しく説明されているのがポイント。

簡単な課題をこなしながら、読解力をアップさせることが可能です。

よくわかっていないのに、わかったふりをして本を読んだり会話をしたりしている人などにおすすめしたい書籍です。

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今すぐできるトレーニング方法を試して読解力を高めてみよう!

子供から大人まで低下してきているといわれている読解力。

しかし読解力は、トレーニングすることで誰でもいつからでも高めることが可能です。

今記事では、読解力が低下している原因と読解力を鍛える方法についてご紹介しました。

書籍などを参考にして、具体的なトレーニング方法に取り組むことで、無理なく読解力を高めていくことができますよ。

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