誰かに必要とされたい心理とは?他人に依存しがちな人が承認欲求を満たす方法も紹介!
”必要とされたい” ”認めてもらいたい”という欲求は誰にでもある。
「必要とされたいと思うことは変なのかな。」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
強弱はあるものの、人には「他人に認めてもらいたい、頼りにされたい」という承認欲求が元々備わっているもの。
「あなたがいると心強いよ!」「あなたにいてもらいたい!」などと他人から言われたら、誰でも嬉しい気持ちになるため、「必要とされたい」と願うことは当然のことですよ。
”必要とされたい”に隠れた心理|承認欲求が出てしまうのはなぜ?
自分の承認欲求が人よりも強い理由が分からず、もやもやとした気持ちを抱えている人も多いはず。
そこでここからは、なぜ誰かに必要とされたいと感じるのか、心理面から詳しく解説していきます。
隠れた心理1. 自分の存在価値を感じたい
誰しも「自分がいる必要ってあるのかな。」と悩んだ経験はあるでしょう。逆に、自分が認められることで嬉しい気持ちになったこともあるはず。
例えば、大変な仕事をする中で、自分がやったことに対し「あなたがいてくれて良かったよ!」と上司や同僚に褒められたら、「いて良かった」と嬉しく思うのは当然のこと。
自分が他者から必要とされることが、自分の存在意義に繋がるのです。
隠れた心理2. 愛情を確認したい
家族や恋人から愛されたいと願うのは当然のことですよね。
愛情の大きさを測りたいがゆえに、「私って必要ないよね」と逆のことを言って相手の反応を探ったり、心配をかけるようなことをしてみる人もいるでしょう。
「愛情の大きさ=必要性の大きさ」と考えている人ほど、「大切な人から必要とされたい」という欲求が強くなるのです。
隠れた心理3. 寂しいのでかまってほしい
周りに誰もおらず、1人でじっと過ごす時間は寂しいもの。
孤独な時間を過ごしているときに、「飲み会にあなたがいないとつまらないからおいでよ!」と友達に必要とされて、満足感いっぱいで出かけて行った経験がある人もいるはず。
一人ぼっちの時間を減らしたいという気持ちが、誰かに必要とされる人でいたいと願う気持ちに繋がるのです。
隠れた心理4. 頼って欲しい
特に男性にとって、人から頼りにされることは誇らしいことですよね。
付き合っている彼女から、何か自分にしかできないことをお願いされたり、悩み事を相談されたら、「この子には自分がいなくちゃ。」という自信にもつながっていくでしょう。
「頼りになる存在になりたい」という気持ちが働きがちな人は、「必要とされたい」と強く感じる傾向があります。
誰かに必要とされたいと感じる人の特徴|承認欲求が強い人はどんな傾向があるの?
承認欲求に隠された心理をご紹介しましたが、当てはまるものはありましたでしょうか。
ここからは、「誰かに必要とされたい」と感じる人の特徴を解説していきます。
あるあるな特徴を紹介していますので、ぜひ読んでみてくださいね。
必要とされたいと願う人の特徴1. 自己肯定感が低い
自分に自信がない人は、「自分なんて誰にも必要とされていないんだ。」と考えがち。
そんな人は、会社や学校でも周りの人から「いてくれて嬉しい!」「頼りになるよね!」と必要とされることで、自信をつけて自分自身の価値を見出していくことが多いです。
「自分なんて」が口癖の人ほど、承認欲求は高めと言えるでしょう。
必要とされたいと願う人の特徴2. 頑張ってるアピールをしがち
承認欲求強めの人は、他人から「すごいね!」と褒めてもらいたいと思う傾向にあります。
「徹夜で仕事仕上げたんだよ~」「彼氏のためにスパイスからカレー作ったんだ~」と、自分がいかに頑張ったかを周りに伝えることで他人から認めてもらおうとするのです。
SNSなどでやたらと頑張ったアピールをしてるのであれば、「認めてもらいたい」という気持ちが隠れている可能性大ですよ。
必要とされたいと願う人の特徴3. 他人に依存しやすい
自分が失敗することで周りから必要とされなくなることを恐れている人も多いでしょう。
例えば、みんなでご飯を食べに行くことになっても他の人にお店を決めてもらったり、会社の話し合いでも「そうしよう!」とすぐ人の意見に同調しがち。
他人に決断を委ねることが多い人は、自分の必要性が失われるリスクを避けているのでしょう。
必要とされたいと願う人の特徴4. 受け身で自分からアクションを起こさない
「断られる=必要とされていない」と考えている人もいるはず。
「飲み会に誘いたいけど断られたらどうしよう。」と不安に思い、人から誘われるのをひたすら待っていることも多いでしょう。「断られること」が自分の存在を否定するきっかけとなるのです。
待つ姿勢が多い人は、意外と人から必要とされたいと考えている傾向にありますよ。
必要とされたいと願う人の特徴5. 人間関係で悩みやすい
人との関わりで悩みがちな人は、他人から必要とされる人の理想像がガッチリ出来上がっていることが多いです。
友達とのやり取りの中で発した一言を後から「言わなきゃよかった」と悔やんだり、行動に対し「こうすればよかった」と最善の選択ができなかったことを後悔します。
理想の「必要とされる人」と自分がかけ離れていると、どんどんネガティブに考えてしまうのです。
人に必要とされたいと感じた時におすすめの対処法
「必要とされたい」「頼りにされたい」と感じる理由や特徴が分かったものの、どう対応していけばいいのか分からず悩んでいる人もいるでしょう。
ここでは、必要とされたいと感じたときにおすすめの対処法を詳しく解説していきます。
自分の特徴に合った対処法を見つけてみてくださいね。
必要とされたい時の対処法1. 自分から誰かを必要とする
男女問わず、人は自分を頼りにしてくれる人に対しては心を開けるもの。
自分が甘え下手だと感じている人は、まずは自分から誰かを必要としてみてください。友達や同僚だと少しハードルが高いと感じるなら、家族など身近な人で構いません。
素直に他人に甘えてみると、相手も自然とあなたのことを頼ってくれるようになるでしょう。
必要とされたい時の対処法2. 積極的にコミュニケーションを取る
他人と関わりを持とうとしない人には、どんなシーンでも頼ろうと思いませんよね。
消極的な性格の持ち主さんは、まず周りの人たちと積極的に関わってみるのがおすすめ。分からないことがあったときに自分から声をかけて質問するのも良いでしょう。
相手との関係性が出来上がれば、相手もいろんな場面であなたのことを必要としてくれますよ。
必要とされたい時の対処法3. 没頭できる仕事や趣味を見つける
夢中になれることもなく1人でいることが多いと、ついつい寂しさから人に依存しがちですよね。
日々寂しさを感じている人は、自分が熱中できる仕事や趣味を探してみるのがおすすめ。達成感を感じられる内容だと、自分に自信もついてより良いでしょう。
没頭できるものを見つければ、人に依存せずにあなた自身の世界を楽しめるはずです。
必要とされたい時の対処法4. ボランティア活動に参加する
他人からの「ありがとう」という言葉は、自分に自信もつき、気持ちもポジティブにしてくれますよね。
自分に自信がなくネガティブな人は、ボランティア活動に参加してみると良いですよ。地元でのごみ拾いでも良いですし、世界を超えて大きな活動に挑戦してみても良いでしょう。
「自分って必要なのかな」と悩んでいても、感謝の言葉を聞けばスッと気持ちが楽になるはずですよ。
必要とされたい時の対処法5. 自分を必要としてくれる場所に移動する
仕事にしても恋愛にしても、人には合う合わないがあります。
今の居場所に不満を抱えている人は、自分が周りにとって必要な人になれる居場所に行ってみましょう。例えば、会社内で自分の特技を活かせる部署に異動するのも一つの手です。
あなたに合った居場所を見つけられれば、「あなたがいてくれて良かった!」という言葉を聞けますよ。
必要とされたい時の対処法6. ペットを飼ってみる
恋愛も友達関係も上手くいかず、「自分っている必要あるかな。」と悩むこともありますよね。
あくまでも最終手段にはなりますが、とにかく自分の存在意義を見つけたい人は、ペットを飼ってみると良いですよ。特に犬は従順かつ甘えっこな性格な種類が多く、飼い主をひたすら必要としてくれます。
「あなたがいないとダメ!」という存在が、あなたの生き甲斐となってくれるでしょう。
自分に合った方法で”必要とされたい欲”を満たして、あなた自身の人生を楽しみましょう!
男女問わず、人は誰しも「認めてもらいたい」「頼りにされたい」と願うもの。ただその欲求が強くなってしまうと、恋愛でも仕事でも苦しい思いをすることもあるでしょう。
そんな時は、なぜ必要とされたいと願うのか、うまく自分の特徴や心理を探り、自分に合った対処法を試していくことが大切。
記事を参考に、自分の承認欲求を満たして、あなた自身の人生を心から楽しんでくださいね!
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