自意識過剰な人の特徴とは?自意識過剰になる原因と克服方法を紹介

HaRuKa 2020.11.06
自意識過剰な人の特徴を知りたい人へ。本記事では、自意識過剰にな人の特徴から、自意識過剰を治す方法まで大公開!自身に心当たりがある人や、職場や友人に該当する人がいる人にはおすすめの内容ですので、気になった方はぜひ参考にしてみてくださいね。

自意識過剰な人とは、どんな人なの?

自意識過剰な人とは

自意識過剰とは、自分が他人にどうみられているのかを意識しすぎている、考えすぎてしまうことを言います。自意識とは自分自身に対する意識、それが過剰になっている状態の人が自意識過剰な人です。

自意識が過剰な人は男女どちらにも存在し、周囲の目線を気にしてしまうあまりちょっとおかしな行動を取ってしまったり、周囲から浮いてしまったりすることがあります。


自意識過剰な人の特徴12選|あなたの周りの人を診断してみよう!

自意識過剰な人はあなたの身の周りにもいるはず。会社の上司や職場の同僚、男友達女友達の中にいる「この人、ちょっと変わってるな。」という人が当てはまるかもしれませんよ。

ここからは、自意識過剰な人の特徴を具体的に紹介していきます。

自分の周囲の人、もしくは自分自身にあてはめて「あるある!」と確認しながら自意識過剰診断をしてみましょう。


自意識過剰な人の特徴1. いつも周囲の目を気にしている

自意識過剰な人は、常に周囲の人が自分のことを見ている、気にしていると考えています。

たまたま他人と目があっただけでも「やっぱり自分を見ていたんだ」と考えますし、周囲の他人がヒソヒソと話しをしていれば「自分のことを話しているんだ」などと考えてしまうのです。

周囲に見られていると考えてしまうので、見られている自分を必要以上に意識してしまいます。

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自意識過剰な人の特徴2. 自慢話や自己アピールが多い

いつも他人から見られている自分を意識するあまり、自意識過剰な人の思考は、自分をよりよく見せたいといった考えに向かってしまいます。

よく見せたい一心で「自分はこんなにすごい人間なんだ」と大きく話を盛ってみたり、エピソードを誇張して話したりします。時には作り話をしてしまうことも。

人が自分にいつも注目していると思い込んでいるからこそ、自慢話をしてみたり自己アピールをしたりして、自分を大きく見せたいと考えてしまうのです。


自意識過剰な人の特徴3. 他人の意見を素直に聞き入れない

自意識過剰な人は、基本的に頭の中には自分しかいません。自分がいつも世界の中心なので、他人の話を聞くのが苦手です。

誰かに「ここはこうした方が良いよ。」などとアドバイスをもらったとしても、「自分はこう考えるからいいの。」と、常に正しいのは自分、他人の考えは関係ありません。

自意識過剰な人は自分のことばかり考えているため、他人の言葉が届かなくなってしまっているのです。


自意識過剰な人の特徴4. 自分勝手で空気が読めない

自分のことしか考えずに生きている自意識過剰な人は、他人の気持ちを理解できない部分があります。

なんとなく空気が「YES」で決まりかかっていた物事を平気で「NO」とひっくり返してしまうこともあり、その場の人に大きな反感を買ってしまうのです。

いつも自分の考えで行動しているため、相手がどう考えているのか、周囲の人が何を考えているのかと空気を読むのが難しく、周囲の人間にも自分の考えを押し通そうとします。

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自意識過剰な人の特徴5. ネガティブ思考で、被害妄想が激しい

自意識過剰な人は他人のことには関心がないのですが、他人が自分のことをどう思っているのかにはとても関心があります。

周囲の人が自分には聞こえない声で話をしているのを目にすると「きっと自分のことを悪く言っているに違いない。」などと被害妄想が激しく、物事をネガティブに受け止めてしまうのです。

他人に見られている自分の姿を意識しすぎるために、酷く落ち込みやすくなってしまうことがあります。

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自意識過剰な人の特徴6. 見た目が派手で、外見をとても気にする

自分が世界の中心で、みんなが自分に注目していると思い込んでいるため、自分の外見にも異常に興味を持っているのが自意識過剰な人。

少しでもよく見せるためにファッションが派手だったり、何度もメイクを直してみたり、ことあるごとに自分の姿を確認してしまうナルシストの一面も。

世間から注目の的である自分をより良く演出するため、外見を異常に気にするようになってしまうのです。


自意識過剰な人の特徴7. メンタルが弱いので、心が折れやすい

自意識過剰な人は他人の目を気にするあまり、少しでも自分にマイナスな事を言われると異常に気にしてしまい病んでしまいます。

会社で上司に注意を受けたり、友達から「そういうところは良くないよ」などと注意を受けたりすると、「自分が否定された」と考えてしまい大きくヘコんでしまうのです。

自分を良く見せたいという願望が大きすぎるゆえに、他人から少しでも否定されるととことん落ち込んでしまい、簡単に心が折れてしまいます。


自意識過剰な人の特徴8. 完璧主義者で細かい部分も気になる

他人に映る自分の姿を本来の自分の姿よりも良く見せたいという気持ちが大きくなりすぎて、ちょっとしたことすら許せなくなってしまうことがあります。

女性の場合、出かける前にちょっと気に入らないとまた着替えてみたり、口紅が少しずれただけでまたメイクをやり直したり。男性だと「ここは手を抜いてもいいのでは。」という部分にも手を抜けなかったりと、ある意味完璧主義者になってしまうのです。

「自分はこうでなくてはいけない。」といった、自分が求める自分で常にいなければいけないと思い込んでいます。

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自意識過剰な人の特徴9. 自分はモテていると思い込んでいる

自分は常に注目の的だと思い込んでいる自意識過剰な人は、勝手な妄想を抱いてしまうことがあります。

異性と目が合ったり、ちょっと触れ合ったりするだけで「この人は自分の事を好きに違いない。」と思い込んでしまい、決して疑いません。

周囲の人が自分のことを「かっこいい、可愛い」と思っているから、いつも自分を見ていると勘違い。勝手にモテていると思い込んでしまうのは、自意識過剰な人のあるあるの一つです。


自意識過剰な人の特徴10. 人に頼ったり、甘えたりするのが苦手

自意識過剰な人は、自分が1番でないと気が済まない人。人より自分が優れていると思い込んでいないといられないため、他の人に弱みを見せることができません

「そこまで力まなくてもいいんじゃない?」と周囲が思うことでも、意地になってやり遂げようとします。

誰かに手伝ってもらったら負けてしまうかのように、人の手を借りたり甘えたりができないのです。


自意識過剰な人の特徴11. 周囲とすぐに比較してしまう

他人の自分への評価を異常に気にしているため、周囲の人が自分より上なのか下なのかについても必要以上に気にしてしまうのが自意識過剰な人の特徴。

「自分より高いブランド品を使っている」「自分よりモテる人気者」などがいると、自分はその上にいかなければ気が済まないのです。

特に自分と同じ同性への目は大変厳しくて、あらゆる点を比較しては一喜一憂し、勝手に闘争心を燃やしています


自意識過剰な人の特徴12. SNSの更新頻度が高い

自意識過剰な人は、自分を人に羨ましがられる存在にするため、SNSを自己満足の手段として使用することが多いです。

とにかく自撮りをして、すごい自分を撮影することに躍起になっています。周囲から少しでも「いいね」され、「羨ましい」「かわいい」「かっこいい」の言葉をもらいたくて必死。

自分を綺麗に見せるためなら加工なども惜しまず行い、本人とは思えない姿になってしまうことも。自分アピールのため必死になってSNSを更新しまくるのも、自意識過剰あるあるです。


自意識過剰になる原因とは|どうして自意識過剰になるの?

自意識過剰な人の特徴をみていただければ、周囲の人や自分自身が自意識過剰なのかどうかの判断がついたのではないでしょうか。

理解できると、なぜ自意識過剰な人になるのか、疑問に思いますよね。

ここからは、自意識過剰な人になってしまう原因について詳しく紹介していきます。


自意識過剰になる原因1. 信頼していた人に裏切られた経験がある

自意識過剰になってしまう原因の一つに、自分が他人に否定された経験が隠れていることがあります。

信頼していた人に突然裏切られてしまうことで、「自分は他者よりも劣っているから裏切られたのでは。」という思いに囚われてしまい、他人と自分とを必要以上に比べるようになってしまったのです。

「自分が他人より勝っていなければ、また裏切られる、自分から離れてしまう」と思い込んでしまうため、自意識過剰になってしまいます。


自意識過剰になる原因2. 褒められることが少なかった

SNSをやたらと更新したり、周囲の目を異常に気にしたりするのは、承認欲求の強さの現れと考えることができます。

例えば、子供の頃、両親にきちんと褒められた経験がない人、親に否定されるばかりで認めてもらえずに育ってしまった人は、自分で自分の価値を認めることができない自己肯定感が低い人間になってしまうのです。自己肯定感が低いため、周囲から認めてもらいたい承認欲求が強い人間になってしまう可能性が考えられます。

周囲の人に少しでも自分を良く見せたい、認められたいといった思いが強く芽生えてしまうことから、自意識過剰な人になってしまうのです。


自意識過剰になる原因3. 過去に成功体験が少ない

何かをやり遂げた経験や成功をした体験がない人は、周囲に認められた経験がありません。

周囲の人から「よくやったね」「頑張ったね」といった言葉をかけてもらうことで、他人に認められたと実感でき、自分で自分の価値や良い部分を認識することができるのです。

成功体験がないまま大人になってしまった人は、自分の価値を自分で認めることができず、自信がないまま成長してしまうことも。自分を自分が認めていないからこそ、周囲に必要以上に認めさせたいといった感情が働き、自意識過剰になってしまうのです。


自意識過剰の直し方|考え方を変える克服方法を紹介!

自意識過剰になってしまう原因を理解していただいた上で、ここからは自意識過剰の直し方を紹介していきます。

近くの人や自分自信が自意識過剰だと認識できたのでしたら、きっと直すこともできるはずですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。


自意識過剰を直す方法1. 自分の長所を受け入れる

自意識過剰な人は、どこかで自分で自分のことを卑下している部分があるもの。だからこそ他人に映る自分をいつも気にしてしまい、偽りの自分であっても優れた人間を演じてしまうのです。

自意識過剰な自分を改善するためには、まずはありのままの自分を受け入れること。そして、自分の中に必ずあるはずの長所を見つけ、自分のことを自分自身が認めてあげてください。

自分の長所をしっかりと受け入れることで自己肯定感を育むことができ、改善に繋がります。


自意識過剰を直す方法2. 人に嫌われることを怖がらない

周囲の目を異常に意識して、他人の評価ばかりを気にしてしまうのは、他人に嫌われるのが怖いからですよね。

例えば、どんなに人気のあるスーパーアイドルだって、100人いたら100人全員に好かれるのは無理なもの。必ず嫌いだと言う人はいるのです。全ての人に好かれるのは無理なのだということを理解できれば、人に嫌われることも怖くなくなるはずですよ。

人に嫌われることが恐ろしくなくなれば、次第に周囲の目も気にならなくなってきて、自分らしさを取り戻せるでしょう。


自意識過剰を直す方法3. 人と比較することをやめる

他人にどうみられているのかを気にするあまり、ついつい自分が相手より優れているのか、それとも劣っているのか、などと、他人と自分を比較してしまう自意識過剰な人。

改善するためには、自分と他人を比較しても何の意味もないということを知っておきましょう。相手がどんな人間であっても、相手は相手、自分は自分。自分が相手のようになることはできませんし、逆に相手も自分にはなれませんよね。

自分のことをしっかりと受け止めて大切に思えるようになるためにも、他人と自分を比較するような意味のないことはやめるべきなのです。

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自意識過剰を直す方法4. 小さな成功体験を増やして、自信をつける

自意識過剰な人の多くが、子供の頃から何かに成功したり成し遂げたりした経験が乏しいため、自己肯定感をしっかりと育むことができずにきました。

自意識過剰な自分を直すため、「今日は階段で3階まで行こう」「自炊して健康な食事を食べよう」など、すぐにできる事柄でいいので、少しずつ成功体験を積んでみましょう。

続ければ次第に「やればできるんだ」といった自信が湧いてきて自分のことが好きになれ、自意識過剰を克服できるようになりますよ。

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自意識過剰を直す方法5. チャレンジを増やし、新しい価値観に触れる

自意識過剰な人の頭の中は、ほぼ自分のことが中心。自分が常に正しくて他の価値観を受け入れることができません。

今までやったことのない事柄にチャレンジし、それまでの人生ではあまり関わったことのない人から話を聞いたり刺激を受けたりすると、自分とは違った考え方を知るきっかけになります。

自意識過剰な人は「自分の価値観が全て」と思い込んでいるので、別の角度から見ることで視野が広がり、「今までの自分」を冷静に見つめ改善につながるでしょう。


自意識過剰な人とは上手に付き合っていきましょう。

自意識過剰な人が近くにいると何かと振り回されるので、嫌な気分にさせられてしまうもの。

詳しい特徴を紹介しましたので、「もしかしたらこの人は…」と思う人と比較していただければ、自意識過剰な人かどうかの診断ができ、心の対応ができるようになりますよ。また、自分が自意識過剰なのではと思う人は直し方をじっくり読んで、自分自身を振り返ってみてください。

自意識過剰な人について詳しくなることで、周囲の人や自分の心の持ちようを変化させられるので、もっと人間関係を円滑にしていきましょう。

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