筋トレにかける時間の目安は何分?1日どれくらいのトレーニングが理想的?
筋トレのインターバルはどのくらい時間をかければいい?

効果的に筋肉を鍛えるためには、1つのトレーニングメニューのセット間に、30秒~5分のインターバル(休憩)をきっちり取ることが大切です。
一般的に、
- インターバルが長いほど、筋力向上や筋肥大に最適
- インターバルが短いほど、筋持久力アップに効果的
とされています。
そのため、筋力アップを目的としたトレーニングなら約2分~5分、筋肥大を目指すときは60秒、筋持久力を向上させる時は、30秒~45秒を目安として、メニューに組み込んでおくのがおすすめです。
「筋肥大させたいけど、インターバルが30秒で短め」といった場合は、思ったような効果が得られなくなってしまうため、注意が必要です。まず自分の目標を設定した上で、適切なインターバルを設定するようにしてくださいね。
自重でもインターバルは取り入れよう!

自分の体重を負荷に利用しながら行う「自重トレーニング」には、腕立て伏せや腹筋、スクワットなどのメニューがありますが、このような自重筋トレでも、インターバルは取り入れること。
適切なインターバルの長さは30秒以内と、通常の筋トレよりは短めです。30秒以上の休憩を挟むと筋肉が休み切ってしまうため、負荷が軽くなりすぎて、筋肥大の効果が減ってしまいます。
短いインターバルを取り、筋肉が回復しきる前に継続して刺激を与えることによって、筋肉を限界までしっかり追い込んでいけるのです。
ただ、どうしても30秒以内に呼吸が整わなかったり、酸欠気味になってクラクラしたりする場合は、プラスアルファで長めに時間をとるようにしましょう。
筋トレ初心者におすすめのトレーニングメニュー|こんな時間配分で行うのが良いかも!

初心者が自宅で筋トレをする時には、おすすめのメニューはこちら。
プランク
腹筋群がターゲットです。30秒×3セット(インターバル30秒)からスタートし、慣れたら60秒×3セットと徐々に時間を伸ばしていきます。プッシュアップ(腕立て伏せ)
大胸筋(胸の筋肉)と三角筋(肩の筋肉)に効きます。10回×3セット(インターバル30秒)から20回×3セットと増やしていきましょう。スクワット
大腿四頭筋(太もも前側)・ハムストリングス(太もも裏側)と、大臀筋(お尻)が鍛えられます。10回×3セット(インターバル30秒)から始めて、20回×3セットとレベルアップしていきます。ヒップリフト
大臀筋(お尻)や脊柱起立筋(背中)に効きます。10回×3セット(インターバル60秒)から、徐々に増やしましょう。
初心者がジムで筋トレをする時には、おすすめのメニューはこちら。
レッグプレス
大腿四頭筋(太もも前側)、ハムストリング(太もも裏側)、大臀筋(お尻)、下腿三頭筋(ふくらはぎ)にアプローチできます。筋肥大目的では8~12回×3~6セット、筋力アップなら1~5回×2~6セット、筋持久力アップは15~20回×2~3セット(インターバル30~60秒)が目安です。ベンチプレス
大胸筋(胸)、三角筋(肩)、上腕三頭筋(二の腕)がターゲットです。筋肥大目的は8~12回×3~6セット、最大筋力アップは1~5回×2~6セット、筋持久力アップなら15~20回×2~3セット(インターバル60秒)行いましょう。チェストプレス
大胸筋(胸)が鍛えられます。メイン種目として行う場合は、6~10回をギリギリこなせる重さで3~5セット、メインでない場合は、10~15回×3~5セット(インターバル60〜120秒)です。
筋トレの効果的な時間を理解して、効率よく体を鍛えよう!
初心者は、筋トレをどのくらいの時間行えば効果的なのか、悩んでしまいがちです。あまり長い時間がかかると、集中力が切れやすいですし、モチベーションも続きにくいため注意しましょう。
筋トレ時間は最大でも90分を目安にしながら、それぞれの目標やレベルに合ったメニューに取り組むことが大切ですよ。
また、筋肉をしっかり鍛えるためにも、インターバルは忘れずに取ってください。インターバルもどれくらい取るか迷うところですが、目的やメニューによって30秒~5分で設定するのがおすすめ。
今回ご紹介したおすすめのトレーニングメニューも参考にしながら、継続的に筋トレに励みましょう!
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