職場の嫌いな人との付き合い方|苦手な人への“上手な対処法”を紹介

HaRuKa 2022.05.16
職場に嫌いな人がいて辛いと思っている方へ。今記事では、会社に嫌いな人がいる時に思い返したいポイントから、職場の嫌いな人との上手な付き合い方、嫌いな人がいる時の注意点や職場の人と円満な関係を築くコツまで詳しくご紹介します。仕事の人間関係で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください!

職場に嫌いな人がいるとストレスですよね。

職場にいる嫌いな人

職場には頼りになる上司や先輩、気のいい同僚など、様々な人がいますよね。もちろん、中には「ちょっとこの人は…」「できれば同じプロジェクトは嫌…」と苦手に感じる相手もいることでしょう。

しかし、社会人ですから好き嫌いで仕事相手を選ぶことはできません

そこで、今回は職場の嫌いな人や苦手な人との上手な付き合い方についてご紹介します。職場にいる嫌いな人との関わり方で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。


職場の嫌いな人と接する際のポイント

人間なので、好きな人もいれば嫌いな人もいて当然。ただ、社会人として1日の大半を過ごすことになる職場に嫌いな人がいるのは辛いですよね。

では、もし職場に嫌いな人がいる時どうすればいいのか、接する時のポイントをご説明しましょう。


ポイント1. 嫌いな人とは無理に親しくなろうとしない

仕事なので、嫌いな人だろうと無視できないことはあります。席が隣になるかもしれませんし、プロジェクトで一緒になることも。嫌いな人とほどなぜか一緒になるものです。

もちろん、あからさまに嫌な態度を取るのはダメですが、だからと言って無理に親しくなろうとする必要もありません。適度な距離を取りつつ、ビジネスライクな関係を築ければ十分です。


ポイント2. 職場の人は友達でなく、仕事の成果を出す仲間だと割り切る

仕事で重要視されるのは”結果”です。その結果を得るために仕事では”チームワーク”を求められますが、何も仲が良いからと言ってチームワークまでいいとは限りません。

プライベートな話を全くしなかったとしても、仕事では素晴らしい結果を残す人たちはいます。嫌いな人でも仕事上の仲間だと思えば意外と割り切れるものですよ。


ポイント3. 仕事に支障が出ないなら、距離を置いても構わない

職場では役割分担がされていますよね。営業職や技術職、また同じ職種であってもより細かく分かれているものも。個々の作業が集まることで1つの成果となります。

であれば、自身の作業と周りの作業に支障をきたさない範囲で嫌いな相手と距離をとっても構わないはず。仕事さえきっちりとできていれば文句は言われないでしょう。

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どう対応するべき?職場の嫌いな人との上手な付き合い方とは

職場にいる嫌いな人とは無理に接する必要はありません。仕事上であれば最低限の関係さえ築けば十分でしょう。

しかし、いくら避けていても相手と接する機会はあるものなので、ここでは上手な付き合い方についてご説明します。


付き合い方1. 当たり障りのない会話に徹し、仕事のこと以外は話さない

嫌いな人と2人きりになったとしたらどうしますか?同じ職場にいるのですから2人きりになるシチュエーションはありますし、嫌いという理由だけで無視はできません。

しかし、だからと言ってプライベートな内容まで話す必要はないです。あくまでビジネスライクに、当たり障りのない会話だけしてその場を持たせられればOKとしましょう。


付き合い方2. 常に誰かを間に挟むなど、嫌いな人と二人の状況を作らない

正直、嫌いな人と2人きりになった時、たとえ当たり障りのない話だけをしていたとしてもストレスがたまります。できることなら一刻も早くこの場から立ち去りたいはず。

ただ、社会人になるとあからさまに避けることはできないので、仲のいい同僚など常に誰かを間に挟むことによって相手と2人きりならないよう注意するのも一つの手です。


付き合い方3. 嫌いな人に長所はないか、いい部分を探してみる

人を嫌いになる理由は様々かと思います。例えば、自慢ばかりしてくる、嫌味なことを言ってくるなど。一度嫌いになると、相手の嫌なところばかりが見えてくるでしょう。

だからこそ、反対に相手の長所を見つけることをおすすめします。たった1つでもいい部分を発見できれば、それをきっかけに少しずつ好きになれるかもしれませんよ。


付き合い方4. 喧嘩して嫌いになった場合、仲直りをする

社会人になっても人間ですから、些細な行き違いにより人間関係のもつれに発展することは珍しくないです。むしろ立場やプライドがある分、子どもの頃よりもつれることも。

しかし、立派な大人なのですから喧嘩が理由であれば、きちんと互いに話し合うことで仲直りはできます。相手が謝罪しないとしても、自分が大人になって謝罪するようにしましょう。


付き合い方5. 今一度、嫌いだと思う理由を分析してみる

嫌いな人を嫌いになった理由は何なのでしょうか?些細なきっかのこともあれば、根深い確執かもしれません。ただ、どちらにしても原因が分からないと解決はできないです。

相手との人間関係を改善したいのであれば、嫌いになった理由を分析してみてください。もし些細な理由で嫌いになったのだとしたら、意外とちょっとしたことで解決しますよ。

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職場に嫌いな人がいる時に気をつけたい注意点とは

職場に嫌いな人がいるとストレスが溜まります。つい無視をしてしまったり、素っ気なく当たるなど対応に現れることも。

しかし、いくら嫌いだからとあまりにも態度に表すのはダメ。では、職場に嫌いな人がいる時の注意点を見ていきましょう。


注意点1. 露骨に無視したり、避けるなど、大人げない態度はやめる

職場にいるのは嫌いな人だけではありませんよね。むしろ頼りになる上司や先輩、仲のいい同僚、可愛い部下などこれからも付き合っていきたい人ばかりなはずです。

もし、嫌いだからと相手を露骨に無視したり、避けるような大人気ない態度をとったとしたらどうなるでしょう。周りに余計な気を遣わせてしまうこともあるので注意してくださいね。


注意点2. 嫌いな人の悪口を職場内で言いふらさない

SNSが普及した今日、”言葉の重み”が薄くなってきたように感じます。しかし、実際には今も昔も変わらないもので、一度口から出てきた言葉は二度と戻ってはきません。

たとえ相手のことがどれほど苦手でも、決して悪口を言いふらすようなことはしないでください。相手を傷つけるだけでなく、自分自身の信用まで失ってしまいかねないです。

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注意点3. 職場でイライラした態度をとるなど、幼稚なことはしない

人の感情というのは周りに伝染します。特に負の感情は伝わりやすいもので、たった1人でもストレスを抱えていると全体の雰囲気を悪くしてしまうこともあるほど。

たとえ嫌いな人が側にいてイライラしていても、それを態度に表すのはおすすめしません。周りまでイライラさせてしまっては、会社での自分の立場が悪くなるだけです。


職場に人と円満な関係を築くコツを紹介!

嫌いな人に限らず、職場には様々な人間関係があります。できればストレスなく過ごすためにも、人間関係は円滑に進めたいもの。

そのためには、いかに周りとコミュニケーションを取るかが重要です。では、職場の人間関係を円滑にするコツをご紹介しましょう。


コツ1. 出社したら挨拶することを習慣化する

いきなり円滑なコミュニケーションを取るのは難しいと思います。まして、これまで嫌いな人や苦手な人として避けてきたのに、いきなり気さくな対応をするのは可笑しいです。

なので、まずは挨拶から試してみましょう。たとえ嫌いな人であっても朝に会ったらまず「おはようございます」と伝えてみて。たった一言ですが、ここから二言三言につながるものです。


コツ2. できるだけランチは一緒に食べるようにする

仕事中はなかなか私語のできない会社もありますよね。例えば、デスクワークで私語ばかりしていると、上司から「仕事してないのでは?」と判断される可能性が。

であれば、ランチくらいは一緒に過ごすようにしましょう。もし相手のことが苦手なのであれば、休憩時間だけでもいいです。一緒に過ごすほどに少しずつ相手のことが分かってきます。


コツ3. 苦手な人がいる場合、信頼できる会社の人に相談してみる

どれほど自分から頑張ってみても苦手な人は苦手なもので、接し方に困ることはあるものです。無理しすぎるとストレスも溜まりますし、人間関係の悪化につながるかもしれません。

どうしても相手のことが苦手なのであれば、信頼できる上司や先輩に相談してみては?相談するだけでもストレスは和らぎますし、思わぬ解決策が見つかることもあります。


コツ4. 飲み会や食事会など、業務以外で会社の人と交流する場を設ける

人が会社で見せる姿はあくまで一面でしかありません。相手のことをより深く知りたいのであれば、会社とはあまり関係のない場所で関わりを持つことも必要です。

例えば、飲み会や食事会などにプライベートで誘ってみましょう。もしいきなり相手とサシで誘うのが難しいなら、上司や先輩、同僚や部下など周りも一緒に巻き込むと誘いやすいです。


職場にいる嫌いな人とは程よい距離感を保って。

誰しも職場に嫌いな人の1人や2人はいるもの。2人きりにでもなればどう対応すればいいか迷うのは当然です。しかし、社会人として露骨に無視したり、態度に表すことはできませんよね。

あえて人間関係を改善する必要もないですが、最低限のコミュニケーションは取るべきです。ぜひ嫌いな人とも上手に対応して、ストレスなく過ごせる職場環境を目指してみてくださいね。


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