やられたらやり返す人の心理とは?|やり返すメリット/デメリットを解説
やっぱり、やられてもやり返さない方が良い?
やられたらやり返すのは、一概には良いとも悪いとも言えません。時には、やり返さなければならない場面も出てくるでしょう。
しかし、やり返してしまうのはさらなるトラブルを引き起こしてしまうので、できる限りやり返さないほうが良いのは間違いありません。
やり返すかどうか迷っている場合は、やり返さずに済む方法を模索しましょう。
やられたらやり返したくなる人の深層心理は4つ
そもそも、なぜ人は復讐したくなってしまうのかという点について、気になる方も多いはず。
そこで、やられたらやり返したくなる人が持つ深層心理を紹介していきますので、行動の元となっている理由を学んでいきましょう。
深層心理1. やられたことが悔しい
あくまで、やり返す人は嫌なことをされたからやり返すのであって、何に対しても攻撃する訳ではありません。
やられたことが「悔しい!」と思っているからこそ、「悔しい気持ちを解消させたい」といった精神状態になり、最終的にやり返す手段にたどり着くのです。
悔しいといった気持ちがなければなんとも思いませんので、大前提として持っている心理だといえるでしょう。
深層心理2. 原因は相手にあると考える
自分に原因があると自覚していれば、人から嫌なことをされても「仕方ない」と割り切れるため、復讐しようとはなりません。やり返したくなる人は、「相手が悪い」といった心理を前提に持っているからこそ、責められた事実に納得できず仕返ししたくなるのです。
言い換えると、自分は被害者だという認識があるのでしょう。「原因は相手にあるのだから、相手も辛い思いをするべき」と考えているのが、やり返したくなる人の心理ですよ。
深層心理3. 仕返しの意図を知ってほしい
自分一人で我慢していれば、相手は嫌なことをしたという事実に一向に気付きません。しかし、仕返しすれば自分の気持ちを相手に思い知らせますので、「自分の意図を知ってもらいたい」といった心理から、やり返したいと思うようになります。
「謝ってもらいたい」「同じことをしないでほしい」といった要望を直接相手に伝えられないがため、やり返すという手段に結び付いてしまうのでしょう。
深層心理4. 自分のことを正当化したい
他人から嫌なことをされると、「自分が悪いのかな…」と考えてしまう人が多いはず。しかし、やり返したいと思っている人は「自分は間違っていない」と思い込んでおり、その思考を正当化させるために相手にやり返してしまいます。
相手が困っていたり、辛そうに見えたりすれば、自分の考えが間違っていなかったことに気付けるからなのでしょう。自分に原因があったとしても何が悪いのかを理解できておらず、「自分を正当化しよう」とするのはやり返したい人ならではの心理です。