心が狭いの意味とは?心が狭い人の8つの特徴&付き合い方・改善方法を解説!
心が狭い人ってどんな人?
付き合った恋人、もしくは毎日顔を合わせる同僚が“心の狭い人”だったという経験はありませんか?
心が狭い人との関係は、正直ストレスも溜まりますし、「この先、大丈夫なんだろうか? 」と不安になってしまうことも多いと思います。
でも、簡単に切り離せない関係にあるからこそ、できたら上手く付き合って行きたいもの。
そこで今回は、そんな心が狭い人との関係に悩みを抱えている人たちに向け、心が狭い人との上手な付き合い方、狭い心を少しでも改善する対処方についてご紹介していきます。
前提として「心が狭い」の意味とは
心が狭いとは、「他人を広く受け入れる精神的なゆとりが乏しい人」のことを指します。
人によって認識に違いがありますが、例えば「お金の割り勘は1円単位できっちり」「他人のちょっとしたミスも許せない」、そんな器が小さい人を心の狭い人と表現されます。
また、心が狭いとはネガティブな意味合いが強いですけど、必ずしも心が狭い人がダメな人間ということではありません。
どんな事を考えてるの?心が狭い人の心理とは
心が狭い人を見ていると、「どうしてそんなことが気になるのだろう? 」と疑問に思いますよね。
「こういう人だからしょうがない」と諦めるのは簡単ですけど、毎日顔を合わせる関係であればこちらのイライラやストレスが溜まっていくばかり。
それを防ぐ意味でも、心の狭い人が一体どのような心理をしているのか知ることが解決の糸口となります。
ここではまず、心が狭い人の心理について見ていきましょう。
心理1. 何事も自分が一番正しいと思いこんでいる
心が狭い人は、自分の考えと反対の意見を持つ人に正面から反論したり否定したくなります。
知らないジャンルに関してはそこまで否定してこないものの、仕事や趣味の話になると自分の考えを基準に何でも語ってしまいがち。
相手の意見や考え方を最初から否定しているので、聞く耳を持ち合わせていません。心が狭い人は他人の言葉よりも自分が正しいと思っています。
心理2. 基本的に自分さえ良ければいいと思っている
心が狭い人は、他人が困っていることには無関心で、自分のことを優先させたがります。
そのため「自分さえよければ良い」という考えの元で行動するので、他人の手助けは基本的にスルー、自分が困っている時は「助けて」と平気で言ってきます。
心が狭い人は自分が良ければ周りのことがあまり気にならない心理状態にあります。
心理3. 自分の嫌だと思うことはしたくない
心が狭い人は、自分に正直な人が多いです。そのため、誰かに手助けを求められると「それはやりたくないなあ 」と感じる物事には一切手を借してくれません。
手伝ってくれても嫌そうな顔が露骨に態度が出てしまうことが多いので、頼んだこちらの気分が悪くなります。
嫌なことに対して「NO」と言える精神は褒めるべきところですが、その考え方をしていては他人との距離に溝が深まるばかり。
心が狭い人は、自分が嫌なことはできるだけ避けたいと思っています。
意外と身近に多いかも?心が狭い人の特徴とは
「心が狭い人」という言葉はどこか抽象的で、どういう特徴の人が狭い心なのかイマイチ判断できません。
ここからはもっと具体的に、一体どういう人が“狭い心の特徴なのか”について、詳しくご紹介していきます。
以下の特徴に当てはまる要素が多い人は、周囲に「あの人は心が狭い」「器が小さい人だ」と思われている可能性がありますよ。
特徴1. 自己中心的で人のために何かしてあげる優しさがない
「わがまま」とも言える性格の人は、心が狭い人の特徴に当てはまります。
こちらから何かしてあげることがあっても、それが見返りとして返ってくることはほとんどありません。そのため、その人の手助けになるようなことをしてくれる人間は次第に離れて行きます。
心が狭い人は物事全てを自分中心に考えてしまうので、他人に何かをしてあげる心のゆとりを持ち合わせていないところが特徴ですよ。
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特徴2. 気が短く、すぐイライラしたり、怒ったりする
心が狭い人はとにかく自分の思い通りにならないことが大嫌い。
さらに感情の起伏が激しく、突然怒りのスイッチが入るので周囲から距離を取られがち。特に相手が男性でこちらが女性だと、かなり恐怖に感じてしまうでしょう。
心が狭い人は気が短く、イライラしている態度が表面に出てきやすいので、近づく際には注意しておきましょう。
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特徴3. 何事もまずは否定から入る
「それは違うと思う」という風に、最初から否定してくる人っているはず。心が狭い人は自己主張が強めで、自分の意見を貫き通してくる傾向があります。
これは心が狭い人が「何事も自分が一番正しいと思いこんでいる」という心理にあるからです。
こういう人と会話をしていると、何度も同じ説明を繰り返さなくてはいけないので、かなり時間のロスになってしまいますね。特に直感的に発言をする男性に多く見られる特徴です。
特徴4. 自分のことは棚に上げ、すぐ人へ指摘をする
自分には甘く、他人に厳しい姿勢の人は心が狭い人の特徴です。
心が狭い人は他人への期待値が大きく、完璧を求める傾向があります。そのため期待に答えられないとすぐさま指摘し執拗に責め立ててくることも。
また、自分のミスを指摘されると素直に受け取ることができず、素直に謝罪するのが苦手なのもこのタイプですね。
誰でも自分が可愛いものですが、社会においてその姿勢は周囲の評価を得られません。男性であれば、心が狭い人は出世から遠いタイプだと言えるでしょう。
特徴5. 人の成功や幸せを素直に祝福できない
心が狭い人は、身近な人が自分より優位なポジションになることに嫉妬してしまうため、他人の成功を素直に受け止めることができません。
また、他人との優劣にこだわりがちで、常にどちらが上か下かを勝手に争っています。
競争社会においてこの性格は貴重なのかもしれませんが、一方的に嫉妬されたり、嫉妬が原因で敵対してしまうこともあるので厄介です。
特徴6. 人の長所ではなく短所ばかりを見つけようとする
「この人はダメ出しが好きなのかな? 」と思ってしまう人っていますよね。
褒めるべきところは一切見てくれず、相手のダメなところばかりを細かく指摘してくるのは、心が狭い人によく見られる特徴。
心が狭い人は他人との優劣を競っているので、他人にダメ出しをすることで一方的な優越感に浸りたいのです。特に男性上司にこういう人がいたら最悪ですよね。
こちらの短所ばかり探してくるのは、心が狭い人の証拠です。
特徴7. ケチな性格でお金を払うのを何かと渋る
心が狭い人は、損得勘定で動くので、お金の面にはかなりシビアです。食事や飲み会での支払いは基本的に割り勘、しかも1円単位で細かく計算してくることも。
人にもよりますけど、小銭の単位までこだわってしまう人って少し面倒くさいですよね。特に男性で細かい人って女性からマイナスなイメージを持たれがち。
堅実な金銭感覚を持つことは素晴らしいことですが、行き過ぎた金銭感覚は周囲から「ケチ」という印象を持たれてしまうのも心が狭い人の特徴になります。
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特徴8. 人からの助言やアドバイスに耳を傾けようとしない
心が狭い人は、何事も自分の考え方が正しいと思っているので、他人からアドバイスされることがとても苦痛です。
こちらが良かれと思ってアドバイスを送ったのに、「いや、大丈夫だから」と全く耳を傾けようとしてくれません。
心が狭い人は基本的に自分が一番正しいと思っており、他人からの助言やアドバイスを聞くのが嫌なのです。
心が狭い人への対処法や上手な付き合い方
心が狭い人は感情的になりやすく、こちらもそれに応戦すると争いになってしまいます。できれば余計な争いは避け、心が狭い人と上手く付き合って行きたいですよね。
ここからは、心が狭い人との上手な付き合い方について解説していきますので、今後の参考にしてみてください。
付き合い方1. なにか親切をしても、相手からの見返りを期待しない
「困っている時に助けてあげたから、今度は自分が困っている時にも助けてもらいたい」という考え方を、心が狭い人に求めてしまうのはいけません。
心が狭い人は、自分のことばかり優先させてしまうので、他人にかまっている余裕がないからです。
なにか親切なことをしてあげても、端から見返りを期待しないでおけば「この前助けてあげたのに」という損な気持ち味わうことが少なくなりますよ。
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付き合い方2. 相手に色々言われても話半分で聞き流すようにする
心が狭い人は完璧主義者の人が多いので、それを全てクリアすることはかなり難しいです。相手の要求全てを鵜呑みにする必要はなく、あなた自身の考えの元で行動してみてください。
心が狭い人の要求を一度でも聞いてしまうと、以降はさらにハードルも上がってしまうので、どこかで妥協しておくことも大切です。
付き合い方3. しつこい場合、相手の意見に同調して機嫌をとる
自分の考えや意見を貫こうとする人には、あえて相手に合わせてみるのもいいでしょう。こちらも「それは違う! 」と真っ向から反論しては、いつまで経っても決着がつきません。
それよりも「そういう考え方もあるね」という風に、相手の意見に同調してあげることで向こうも機嫌が良くなり、その場は上手く収まっていきます。
これは男性よりも言葉の数が多い女性に効果的な対処法ですので、悩んでいる方はぜひ試してみてください。
付き合い方4. 本当にしんどい場合、必要最低限しか関わらないようにする
どうしても心が狭い人との関係が上手く行かない人は、無理してまで深く関わる必要はありません。
しかし、相手が会社の同僚や上司の場合、接触を避けることはできませんよね。そういう場合、仕事で必要なこと以外は必要最低限に抑えてみてください。
もしくはその人の近くに近づかないことです。あなたが目につく場所にいるせいで、向こうから歩み寄ってくることもあります。
あなたが関わろうとしない空気を出すことで、それが相手にも伝わり程度な距離間が生まれるはずです。
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恋人や友達の心が狭い場合、改善してあげる方法ってある?
生活環境によって、本来は心の広い人が急に心の狭い人になってしまうことがあります。これが自分の彼氏や彼女、友達だった場合、今後の付き合い方に戸惑ってしまうでしょう。
でも安心してください。急な心の変化はストレスから来る一過性であることが多いので、あなたの向き合い方次第で改善することがあります。
改善の仕方1. 人の話をきちんと聞き入れるよう根気強く諭す
彼氏や彼女、あるいは友達が、あなたの言葉を最後まで聞き入れてくれなくなった。そういう時に対処すべき方法は、とにかく辛抱強く相手と会話することです。
どうしてもあなたの話を聞いてくれない場合、もしかしたらあなたに原因があるのかもしれません。
どうしてあなたの話を最後まで聞いてくれないのか、あなたのどういうところに不満を持っているのか、そういう切り出し方をすると相手も本音を語りやすくなります。
次第に相手の本心が見えてくるはずなので、あなたと一緒に解決の糸口を探してあげましょう。
改善の仕方2. このままでは、周囲からの信頼を失うと相手を心配してあげる
心が狭い人は、社会的に見るとあまり褒められるものではありません。社会では他人との信頼を築くことが何より大事なこと。
急に心が狭くなった人は、ストレスなどが原因で自暴自棄になり、今の自分を冷静に見つめることができません。
ですので、側にいるあなたが現状のままでいるとどうなるか教えてあげてください。あなたが心から心配してあげることで、きっと相手にその思いが伝わり、改善の兆しがみられるはずです。
改善の仕方3. 相手を褒めて自信をつけてあげる
心が狭くなった人は、自信を喪失したことが原因の場合もあります。
誰でも失敗することはありますし、将来の不安を抱えて押しつぶされそうになる時ってありますよね。でもそういう時、誰かに励まされたり、勇気づけられる言葉をもらえると「もう一度頑張ってみよう! 」という思いが湧いてきます。
簡単なことですが、彼氏や彼女、あるいは大事な友達が落ち込んでいる時には、身近な存在であるあなたが励ましの言葉を贈ってあげてください。
心が狭い人とは適度な距離感で関わりましょう。
心が狭いとは、他人を素直に認めることのできない器が小さい人のことです。あまり接点のない人であれば無害ですけど、これが男性上司だったり、恋人だとすると、毎日がストレスの連続でしょう。
しかし、心が狭い人の心理や特徴を把握しておくことで、状況に応じた対処法が見えてきます。
「この人は心が狭いからしょうがない」で諦めてしまうより、上手な付き合い方を考えて過ごす方が今より素敵な毎日を送れるはず。
まずはあなたの身近にいる心が狭い人の特徴を見極め、ストレスを感じないように上手く付き合ってみてください。
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