ドタキャンとはどんな意味?ドタキャンの基準&よくある言い訳を解説
平気でドタキャンする人っていますよね。
ドタキャンという言葉を皆さんもきっと聞いたことがありますよね。友達との約束でされると一番困ると言っても過言ではないドタキャン。
ところで、ドタキャンとは何かという定義まで聞かれると分からないという方も多いはず。
今回は、ドタキャンの基準やデメリット、ドタキャンしてしまう人の心理などを幅広く紹介しています。
ドタキャンされた時の対処法なども解説していますので、参考にしてくださいね。
ドタキャンとは?ドタキャンの意味を解説!
ドタキャンとは、予定があったのに直前になってキャンセルするという行為のことを指します。
今ではドタキャンの意味を知っている人も多いですが、略さずに書くと「土壇場でキャンセル」ということです。
友達や恋人だけでなく、仕事でもドタキャンはよく起こっているようです。
いつからがドタキャンになる?ドタキャンの基準
「土壇場でキャンセル」というのが本来の意味のドタキャン。ところが、「土壇場」という言葉の定義は人それぞれです。
ここでは、いつからドタキャンになるかというドタキャンの基準を紹介したいと思います。
基準1. 前日にキャンセルされたらドタキャンと捉える人が多い
予定やデートの前日ともなると、翌日の準備もしっかり済ませているという方も多いはず。そんな時になってキャンセルされてしまうと、当日の予定に穴ができて困ってしまいますよね。
ドタキャンの基準はドタキャンされた人が困るかどうかも一つの目安なので、前日のキャンセルをドタキャンと捉える人は多いでしょう。
もちろん、当日のキャンセルもドタキャンに含まれますよ。
基準2. 三日前にキャンセルされたらドタキャンと捉える意見も
楽しみにしている予定やデートであれば、行く場所の予約など、三日前ぐらいから準備をし始める方もいますよね。
仕事も週末のデートを楽しみに頑張っているのに、週の真ん中ぐらいでキャンセルと言われるとガッカリです。
このように、準備の早い人でしたら三日前のキャンセルをドタキャンと捉える意見もあります。それだけあなたとの約束を楽しみにしているという見方もできますね。
絶対ダメ!ドタキャンをすることによる4つのデメリット
ドタキャンをされた人は、ドタキャンをした人に対してどのような感情を持つでしょうか。このことを考えると、ドタキャンには多くのデメリットがあることがわかります。
ここでは、ドタキャンをすることで起こる4つのデメリットを解説したいと思います。
デメリット1. 周囲からの信頼を失う
もし、あなたがドタキャンされた側の人間でしたらもう一度その人と会う約束をしたいと思いませんよね。
きっと、「またドタキャンされたら嫌だな」と考えて約束するのをためらうはずです。このように、周囲から信頼を失って、遊ぶ約束などを避けようと考えることに繋がります。
ドタキャンをしてしまうと、人に信じてもらえないようになるのもデメリットの一つです。
デメリット2. 相手のことを傷つけてしまう
ドタキャンされてしまうと、「もしかしたら初めから私と遊ぶつもりじゃなかったのかな」と感じてしまいますよね。
このように、相手を傷つけてしまうのもドタキャンのデメリット。自分のことを傷つけるような相手とは付き合いたくないと考えるものです。
これが恋人同士でしたら、最悪の場合破局にも繋がりかねない出来事といえるでしょう。
デメリット3. 今後誘われない可能性がある
ドタキャンとは、少なからず人に迷惑がかかるために周囲からの信頼を失ってしまいかねない行為です。
つまり、ドタキャンを重ねてしまうとグループから外され、その後誘われなくなる可能性もあります。
皆さんも知っての通り、友人関係というのも一種の信頼から成り立っているものです。そのため、信頼を失うことで自分を信じてくれていた友達まで失うことになる事態もありえます。
デメリット4. キャンセル料などを支払うため、金銭的に損をする
居酒屋などの飲食店によっては、予約を直前に取り消すとキャンセル料が発生することがあります。
このキャンセル料は、当然ながらドタキャンした本人が支払う必要がありますので、金銭的に損をすることにもなるのです。
周囲からの信頼というお金に代えられないものを失うのも痛いですが、キャンセル料を支払うのもやはり痛いですよね。このようなデメリットもドタキャンには付き物なのです。
ドタキャンする時に多い理由や言い訳7選
同じドタキャンをする人でも、正直に「今日はナシで!」などと言う人は多くありません。ほとんどの人はもっともらしい理由や言い訳をつけて許してもらおうとするもの。
ここでは、ドタキャンする時に多い理由や言い訳の7選を紹介したいと思います。
言い訳や理由1. 本人の体調不良
「ゴメン、急に風邪を引いちゃって。」
こんな風に、本人の体調不良を言い訳に予定をドタキャンした経験がある人も多いはず。
確かに、風邪やインフルエンザが流行っている時期でしたら当日になって急に体調を崩すことも考えられます。
ドタキャンされた側としても本当に体調不良なのか確かめる訳にも行かず、「仕方ないかな」と何となく許してしまう言い訳といえるでしょう。
言い訳や理由2. 家族の体調不良
「嫁が高熱で遊びに出かけられないよ。」
こう言われてしまうとドタキャンを許さない訳にはいきませんよね。
家族の体調不良をドタキャンの言い訳にする人も多いですが、やはり追及しにくいものです。
「嫁なんか置いて、出てこい。」なんて言ってしまうと逆にこちらの人間性を疑われてしまうことになりかねません。
言い訳や理由3. 身内に不幸があった
学生の頃、友人が「忌引きで休んでいる」と聞くと羨ましく思った人もいるでしょう。ところが、大人になった今では「忌引き=身内の不幸」をネタにできる人はいませんよね。
仕事を休む理由にもなる身内の不幸は、デートなどの約束をドタキャンする理由にも使われています。
追及しにくさで言えば、今回紹介している7選の中ではトップクラスといえるでしょう。
言い訳や理由4. 仕事が長引いてしまった
「ゴメン、なかなか仕事が終わらなくて…」
と、仕事が長引くことのを言い訳に予定をドタキャンする人もいます。
予約した店での食事では開始時間を遅らせる訳にもいかず、キャンセルせざるを得なくなることもあるでしょう。
予定によっては、遅れても良いこともあるのでドタキャンの言い訳としては比較的弱いものといえそうです。
言い訳や理由5. 予定を忘れていた
ドタキャンする時に、約束をしていた相手に対して一種の開き直りをする人もいます。「ごめん、忘れてた!」と予定そのものを忘れたことにしてのドタキャン。
当然、こちらとしては既に現地にいるわけですから無駄足になって最悪の気分ですよね。
ドタキャンの言い訳としては相手にとって一番ダメージの大きなものといえるでしょう。
言い訳や理由6. 日時や場所を間違えていた
「えっ、今日だっけ?」と約束の相手に言われて「どうして日時を間違えるの?」と憤った経験をした方もいるはず。
確かに、「日時や場所を間違えていた」と言われると仕方ないかなという気もしますが、事前に予定の確認ぐらいはして欲しいですよね。
とはいえ、こちらも前日に確認の連絡をしなかった訳ですから「悪いのは自分?」と自己嫌悪を感じるパターンでもあります。
今後の二人の関係にもダメージを及ぼすような言い訳といえるのが、このドタキャンです。
言い訳や理由7. 物をなくしたなど、トラブルがあった
「ゴメン、今日は行けなくなっちゃった…」
と言われて、よくよく事情を聞いてみると「車の鍵をなくして出られなくなった」というようにトラブルがあったのをドタキャンの理由にする人もいます。
それなら電車やタクシーを使ってでも来て欲しいものですが、デートでドライブする予定だったりすると追及するのも難しいですよね。
「今度は気を付けてよね」と口では言いながら、内心では「本当は遊びたくなかったんでしょ?」と悲しい思いをしてしまうのがこのタイプのドタキャンです。
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平気でドタキャンをする人の心理や特徴
そもそもドタキャンとは、人を傷つけてしまうことにもなりかねない行為です。
にもかかわらず、平気でドタキャンをする人の心理とはどのようなものでしょうか?
ここでは、その心理や特徴を紹介したいと思います。
心理や特徴1. キャンセルすることに抵抗がない
世の中には他人に迷惑をかけても何も思わない人がいますよね。
そういった人は当日に予定をドタキャンすることにも抵抗がなく、他の人にとって大切な予定でも自分の都合が悪くなれば遠慮なくキャンセルします。
よく言えばマイペースですが、周囲の人からすれば決して快くは受け入れられないというのが実際のところです。
心理や特徴2. 自己中心的で、周囲への配慮の気持ちがない
そもそも約束というのは、約束を交わす相手がいて初めて成り立つものですよね。
にもかかわらず、平気でドタキャンする人というのは自己中心的な、周囲への配慮が欠けた人といえるでしょう。
例えばデート当日になってのドタキャンというのは男女関係なく相手に対して失礼ですし、相手を傷つけてしまう行為なのです。
常識で考えればドタキャンが決して良いものではないとハッキリと言えるでしょう。
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心理や特徴3. タイムマネジメントができていない
そもそも予定を整理しようとしないのは、ドタキャンしても平気という感情から来ています。
その一例として、予定がダブルブッキングしてしまったというものがあります。
もう他の予定が入っているのに、同じ時間に別の予定を入れれしまうのはタイムマネジメントができていない証拠です。
予定を手帳に書くなどの几帳面さがあればドタキャンを防げるのにそれをしないでいられる心理には理解しがたい所がありますよね。
心理や特徴4. 不規則な生活をしており、体調を崩しやすい
そもそも、予定通りに行動するためにはその時間に起きている必要があります。
当日になって寝過ごしたり、体調を崩す人というのは不規則な生活の人が多く、平気でドタキャンする人の特徴の一つです。
時間になっても相手が来ないから電話をかけてみて「さっき起きた。」と言われたら誰でも憤りを感じてしまいますよね。
ところが、寝坊をした当人は悪いと思っていないので普通の人からすれば不思議に思ってしまうはずです。
心理や特徴5. 気分屋で気が変わりやすい
ドタキャンしても平気な人はとにかく気まぐれなものです。
「今日は何となく遊びに行きたくない…。」
普通の人ならこう思っても、他の人と約束があれば頑張って外出しようとしますよね。
ところが、気分屋で気が変わりやすい人にはその日の気分で約束を平気ですっぽかしたりする心理があります。
何よりも自分の気持ちを優先する人なので、約束を破っても何とも思いません。
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心理や特徴6. 金銭管理が下手で、金欠になりやすい
平気でドタキャンする人の中には、自分が今どれぐらいのお金を使えるか分かっていないという特徴があります。
健全な人間関係を送るためには最低限度のお金が必要ですよね。
ところが、金銭管理が下手な人というのは金欠になりやすく、金銭面を理由にデートなどをキャンセルすることがあります。
常識的に考えれば約束に合わせてある程度お金を置いておくものですが、金銭管理が下手な人はなぜお金が無くなったのか考えもせずに平気でドタキャンするのです。
心理や特徴7. マイペースで時間にルーズな性格をしている
ドタキャンを平気でする人は自分の予定を優先するのを当然と思っています。
また、他人との約束の時間が迫ってきても決して焦らず、自分のペースで物事に当たるのです。
このようにマイペースで時間にルーズな性格をしている人は自分のペースを崩さず、結果的に多くのドタキャンを産んでしまい他人に迷惑をかけることになります。
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ドタキャンをされた時はどうする?適切な4つの対処法
急にドタキャンされると「え?どうすればいいの?」とパニックを起こしてしまいがちです。
そんな時に対処法を知っていると適切に行動できます。
ここではドタキャンされた時に取るべき4つの対処法を紹介していますので、いざという時のために一読しておきましょう。
ドタキャンされた時の対処法1. お店などを予約している場合はすぐにキャンセルの連絡をする
お店によっては当日のキャンセルと無断のキャンセルでキャンセル料が異なることがあります。また、直前でもキャンセルの連絡さえすれば大目に見てくれて、キャンセル料が免除されることも。
そのため、お店などを予約している場合には、なるべく早くキャンセルの連絡をしましょう。
放置していると、キャンセル料の問題だけでなくお店にも迷惑がかかってしまいます。
ドタキャンされた時の対処法2. 気遣いの言葉をかけてあげる
ドタキャンをしてきた人にあえて丁寧な行動をすることも、次から行動を改めてもらうのに有効な方法の一つ。
「今日は大変だったんだね、大丈夫?」と気遣いの言葉をかけてあげることでドタキャンをした人に申し訳ない気分になってもらえる可能性があります。
こうすると無神経な人でも「今度は気を付けよう」と思って次のドタキャンを抑制できる効果が期待できるでしょう。
ドタキャンされた時の対処法3. 次回はキャンセルしないように伝える
ドタキャンをした人の中には、悪いと思っていないためにドタキャンをしてしまった可能性があります。
そのため、ハッキリと「次はキャンセルしないで」と伝えてあげるのも時には必要です。
無自覚に今までドタキャンをしていた人でしたら、「今度からは気を付けよう」と考えてきっと次からは予定を守ってくれるでしょう。
ドタキャンされた時の対処法4. どうしても怒りがこみ上げる場合は、一度距離を置く
ドタキャンとは、された側とすれば当日の予定が急に空く訳ですから本当に迷惑なものです。
また、男女関係なくデートの予定をキャンセルされると「私(俺)のことを本気で考えてないのかな?」と怒りがこみ上げてくることも。
その後の関係を続けても良いと思える相手であれば、一度距離を置くのも一つの手です。頭が冷めるのを待って、次にどうすれば相手にドタキャンされないか考えると良いでしょう。
どうしても行けない!自身がドタキャンする時の4つの対処法
そもそもドタキャンしないように、予定があったらそれに合わせて行動するのが大切です。ところが、何らかの事情でどうしても行けなくなることもあるでしょう。
そんな「どうしても行けない!」という、自身がドタキャンする時に取るべき対処法を4つ紹介します。
対処法1. 出来る限り早く連絡をする
自分がやむを得ずドタキャンする時は、まず相手をその予定から解放してあげるのが大切です。
ドタキャンが回避できないと分かったら可能な限り早く、相手にキャンセルするという旨を連絡しましょう。
連絡が早ければ早いほど相手も次の予定を考えることができるので、大切な休日を有意義に過ごしてもらえる可能性が高まります。
対処法2. 事情を説明して、すぐに謝罪する
一言でドタキャンとは言っても、許される事情と許されない事情がありますよね。
事情が何であれ、自分のために予定を空けてくれている相手にはまず説明し、ドタキャンしてしまったことを謝罪するのが誠意というものです。
相手に納得してもらえれば1回ぐらいのドタキャンは許してくれて、今後も関係を続けてもらえるでしょう。
対処法3. ドタキャンによって発生するキャンセル料金は必ず払う
どうしても避けられないドタキャンであっても免除されないことがあるのがキャンセル料です。
旅行の約束であれば既に相手は現地に向かっていて、一人で宿泊することも考えられるでしょう。
そんな時、自分が行けなくなったために発生するキャンセル料を相手に払わせることはあってはなりません。ドタキャンで発生するキャンセル料は必ず自分で払いましょう。
対処法4. 埋め合わせの予定をすぐに提示する
自分がドタキャンしてしまった時、大切なのは「その後」のことです。
「今回」ドタキャンしてしまったのが仕方ないことでも、相手に借りを作ってしまったことに変わりはありません。
そんな時は相手に対して埋め合わせの予定をすぐに提示して、借りを返す方法を模索する必要があるでしょう。
旅行のドタキャンなら旅行、食事のドタキャンなら食事に誘うなどして必ず埋め合わせはしてくださいね。
ドタキャンのトラブルはできるだけ減らしていきましょう。
今回は、ドタキャンとは何かという定義や、ドタキャンする人の心理・特徴などについて解説しました。
自分がドタキャンされるのも迷惑ですし、反対に自分がドタキャンする側になっても申し訳ない気持ちになってしまいますよね。
男女関係にも傷を付けてしまいがちなドタキャンですが、相手に対して適切な対処法を知っていればドタキャンから起こるトラブルを避けることができますよ。
【参考記事】はこちら▽
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