泣く人は強いと言われる理由&涙の効果|泣きたい時に涙を止める方法も解説

あやな 2019.03.05
すぐ泣く人は弱いと考えていませんか。実は涙には様々なメリットがあるのです。そこで今回は、泣く人が強いと言われる理由から、泣くことで得られる効果、泣きたいのに泣けない理由、泣けない人に参考にしてほしい泣く方法をレクチャー。さらに、人前で泣きたい時に涙を止める方法も解説します。

上手く泣けない人に参考にしてほしい簡単に泣く方法7選

泣くことでストレス発散ができる習慣を作る「涙活」は、精神の健康維持に大切なことですが、泣くのを我慢することが続いた人は、いざ泣こうとしても上手く泣けないこともあります。

ここでは簡単に泣くための方法を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!


泣く方法1. まずは落ち着ける環境を作る

人前で泣くことに抵抗がある場合は、まずは人がいない、自分が落ち着ける環境づくりが重要です。照明はいつもより少し暗めにすると、副交感神経が優位に働き、泣きやすい環境に近づきます

またアロマやお香を焚くのも効果的。人は自分の好きな香りを嗅ぐと、よりリラックスした気持ちになれます。香りの種類をいくつか用意しておき、その日の気分によって変えるのもおすすめですよ。


泣く方法2. 自分が泣くポイントを把握する

同じ映画や小説でも、泣けるポイントは人それぞれ異なります。感動して泣く場合は、どれだけその対象と共感できたかにもよるため、まずは自分が泣くポイントを把握することが大切です。

例えば、ある人はドキュメンタリー映画や小説だったり、雄大な自然や音楽だったりと様々です。泣けるという口コミだけに頼らず、自分の感性と合う泣けるものを探してみてくださいね。


泣く方法3. 悲しいことを想像してみる

人は嬉しいことや悲しいことがあると、涙を流して気持ちを落ち着かせようとします。これを利用して、あえて悲しいことを想像してみましょう。

例えば自分の好きな漫画のキャラクターや、映画の登場人物などの悲しい場面を想像してみると、自然と涙がでてくるはず。泣いている時は悲しい気持ちになりますが、泣いた後はスッキリした気持ちになりますよ。


泣く方法4. 辛い過去を思い出す

辛い過去は、苦い思い出として心に残りやすいものです。この思い出の中の辛い記憶をよみがえらせることで、涙を流すことができます。思い出す辛い過去はどんなものでも大丈夫。

会社で嫌な思いをしたことだったり、飼っていたペットが亡くなったことだったりと、記憶に残っている辛いことを思い出すことで、泣ける環境を作り出してみましょう。


泣く方法5. 努力が報われた過去を思い出す

何かを成し遂げるには努力をしなければいけませんが、その過程で辛い出来事もあるかと思います。泣けない時は、そんな出来事の過去を思い出してみましょう。

当時の辛い思いや、努力が実った記憶をたどることで、涙が出てくるはずです。また努力が報われた成功体験を思い出すことで、泣いた後は新しいことにチャレンジする気持ちも生まれますよ。


泣く方法6. 泣ける映画を観る

映画には恋愛系やアクション系など、様々なジャンルがありますが、泣きたい時は泣ける映画を観るという行為もぴったりです。

映画はペットや家族が亡くなってしまうシーンや、過酷な人生送った主人公がラストシーンで幸せになるなど、感動的なシーンがどこかにあります。

まずは色々観てみるか、昔観て泣いた映画を再度観るなどして、自分の泣けるポイントを探してみましょう。


泣く方法7. 失恋ソングなど泣ける曲を聴く

元気の出る応援ソングや、ついつい踊りたくなるダンスソングなど色々ありますが、その中でも泣きたい時におすすめなのが、失恋ソングなどの泣ける曲です。

失恋した時の気持ちを歌った歌は、自分の境遇と重なりやすく、泣ける環境を作りやすいのでおすすめですよ。まずは自分の好きな曲を聴いても良いですし、今までは聴かなかったアーティストの失恋ソングを聴いてみるのも、新たな泣ける曲と出会えるかもしれません。


人前で泣くたくない時に涙を止める5つの方法

ここまでは泣くための方法について紹介してきましたが、実際に仕事中など泣きたくなった場合、涙をグッとこらえて泣くのを我慢しなければいけないこともあるでしょう。

どうやったら涙を止められるのか、泣きたくない時に役立つ方法を紹介します。


涙の止め方1. 舌に刺激を加える

泣いて涙を流す時は涙を出すことに集中しているため、まずはこの集中を何らかの方法でそらすことがポイントです。例えば舌に刺激を与えることで、気持ちがそれて涙を止めることができます。

ミント系の刺激のあるガムを噛んで刺激を与えたり、ガムが噛めない環境の場合は、舌先を軽く噛むことでも涙を止めることができるので、泣きたくない時はぜひ試してみてください。


涙の止め方2. 空を見上げる

涙を止める方法として舌に刺激を与えるのに効果があるのと同様に、空を見上げる行為も同様の効果があります

よくドラマの涙をこらえるシーンで空など、上を見上げている映像を見たことがあるかと思いますが、実際に涙を止めるのに効果のある方法でもあるのです。

涙を止めたい時は、空や天井を見上げて、泣きたい気持ちから意識をそらしてみてくださいね。


涙の止め方3. 力を抜いて、目を動かす

泣きたくない場面で涙を止めようとグッと目に力をいれていれてしまうと、余計に涙が出てしまうことがあります。泣くのを我慢したい時は、力を抜いて眼球を動かしてみましょう

また目を動かすことに集中することで、泣きたい気持ちから意識をそらすこともできます。眼球を動かす以外にも、目をパチパチと瞬きさせるのも効果的です。


涙の止め方4. 深呼吸をして、落ち着かせる

目の力を抜いて動かしたり、空を見上げたりすることは、泣くことから意識をそらして涙を止める方法です。これと同じように、深呼吸をすることでも、泣きたい気持ちを落ち着かせて、涙を止めるのに効果的です。

目を閉じて、まずは深呼吸をしてみましょう。深呼吸をすることで気持ちも落ち着けることができるので、ぜひ試してみてくださいね。


涙の止め方5. あえて笑顔を作る

泣きたい時は、眉間にしわを寄せてつい険しい顔になってしまいますが、あえて笑顔を作ってみましょう。無理やり笑顔にすることで泣きたい気持ちを抑えることができます。

また楽しかったことを思い出してみましょう。思わず思い出し笑いをしてしまいそうなエピソードを思い浮かべるだけで自然と笑顔になり、涙も止まります!


泣きたい時は、我慢しないで泣く方法を試してみて。

仕事などが忙しく、疲れていたり怒られたりすると、泣きたくなることは誰にでもあります。ですが、「すぐ泣く弱い人」と思われるのが嫌で、なかなか泣けないことも多いですよね。

しかし、涙を流すことは決して悪いことではありません。むしろ、自分の気持に素直に生きるほうが精神衛生上にも良いことです。

今回紹介した方法で泣くことを上手にコントロールして、心と体に健康的な生活を送ってくださいね。


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