「卑下する」の意味は?自分を蔑む人の心理・特徴・付き合い方を解説
卑下する人に共通する特徴とは
あなたの周りの、卑下する人をよく観察してみましょう。男性女性にかかわらず、ある共通点が見えてくると思います。
ここでは、卑下する人の特徴を7つご紹介します。コンプレックスがあったり、承認欲求が高いなど、思い当たる節が見えてくるかも。
特徴1. プライドが高く、常に劣等感やコンプレックスを抱えている
他人から見たら、容姿も性格も経済力も申し分ないのに、やたらと自分を卑下する人がいます。
こういった人は、プライドが高く、上昇志向が強過ぎるあまりに、現状に満足できないのが特徴。「私は、年収800万の仕事がデキる人間だ。でも、上には上がいる…」など、常に劣等感を感じています。そのため、いつも「自分なんて…」と思い、卑下しているのです。
特徴2. 承認欲求が高く、周りから褒められたい
卑下する人は、自分を下に見せたときに、周りから「そんなことないよ!」と言ってもらえると、安心します。
「他人が否定してくれること=褒められた」と思うからです。SNSにもハマりがちで、常に誰かから、「褒められたい」と考えています。
周りから認められたいという承認欲求があるけど、あからさまに「褒めて欲しい」とは言えないので、あえて自分を卑下するのが特徴ですよ。
特徴3. マイナス思考ですぐにネガティブな言葉を口にする
卑下する時は、ネガティブな内容で自分自身を落としますよね。そうなると、必然的に、普段の会話からネガティブワードが多くなります。
どんな話題であっても、「私はダメだから。」「どうせ私はダサいから。」など、聞いていてうんざりするような暗い会話になりがち。
とにかく後ろ向きな会話ばかりになるのが特徴です。
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特徴4. 自己肯定感が低く、自分に対して自信がない
卑下する人は、自分のことを、価値のない人間だと思っているのが特徴です。何事に対しても自信がないので、「どうせ私なんか…」と自分を卑下してしまいます。
また、自分を認めてあげることができないのも特徴。幼い頃から、親や先生から、「もっと上を目指せ!」と言われ続け、褒められたことがないため、自己肯定感が育っていない場合もあります。
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特徴5. すぐに自分と周囲を比較してしまう
卑下する人の中には、他人に比べて自分が勝っているか劣っているか、気になってしょうがない人もいます。やたらとマウンティングを仕掛けてくるのも特徴。
他人に負けたと思ったら、すぐに自分を卑下します。男性だったら収入や社会的地位など、女性なら容姿や生活レベルなどです。さり気なく相手を探って自分と比較しようとしています。
特徴6. 警戒心が強く、人に自分を低く見せる癖がある
卑下する人は周囲の人に妬まれたり、仲間はずれにされるのを恐れます。また、「自分が1番劣っているように見せかければ、妬まれずに人間関係が上手くいく。」とも考えています。
例えば、初対面のママ友の集まりを想像してみて。「私が1番若いのよ!」と言うより、「私は未熟で」と言った方が、好感度は高いですよね。
ここで下手に「若い!」とアピールしたら、ヒンシュクを買うかもしれません。卑下する人は、相手から不利益を被ることを警戒して、自分を低く見せかける特徴があります。
特徴7. 自分の事をあまり好きではない
今まで、家族からの愛情が足りなかったり、恋人関係に恵まれなかったりすると、自分のことを低く評価する傾向に。
例えば、幼少時に、「あなたはダメね!」と、親から怒られた人、男性や女性から酷いフラれ方をした人などは、自分に自信が無くなってしまいます。基本的に、自分の事が好きではないので、「私はダメだ。」と卑下してしまうのです。