臆病な性格を直すには?臆病な人の特徴&怖がりを克服する方法を解説!
臆病な人の12の特徴とは?
臆病な人は、臆病者と言われるのを嫌がって、臆病風を余り表に出さないだけで、実は世の中に数多くいます。臆病を直したいのは、あなただけではありません。
一方で、臆病な人達の多くに、実は一定の特徴があることが知られています。
ここからは、臆病な人達に見られる12の特徴について、性格面と行動面に分けて説明していきます。
あなたがどのタイプの臆病な人なのか、これを機に自己分析しましょう。
臆病な人の「性格」の特徴
臆病とは、「必要以上に怖がってしまう心理状態や性格」を意味しています。臆病とは性格上の問題であり、臆病だと思っている人も痛感しているはず。
そして臆病な性格にも幾つか特徴が見られるのです。
まず、この臆病な性格の特徴について、5つの特徴を挙げていきます。必ずあなたと同じ性格のパターンがあるはずですので、チェックしてみてください。
性格1. 行動を起こす前に、「できない」を考えるネガティブな性格
最初から悪い結果をイメージすると、現実には出てもいない結果を恐れ、人は何もしなくなります。
自分の学力以上の学校に進学しようとしても、試験に落ちる確率が高いと思えば、努力して勉強する気も最初から無くなるのが典型的な例です。
もちろん、極端に可能性の低いギャンブルを避けられるメリットもありますが、良い結果を得るため、チャレンジ精神は時には必要。
程度問題ではありますが、ネガティブな性格は、臆病な性格の表れなのです。
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性格2. 頭がパニックになりやすい
臆病な人は、大きな問題が起きたり、突然想定外の事が起きると、それ以降何も考えられなくなりがち。
気が小さいので、ちょっとしたことでも怖がったり驚いたりして、酷い思考停止状態になるのです。
お化け屋敷などで、悲鳴を上げたままうずくまるようなケースが、代表的なパターンと言えるでしょう。
性格的にパニック状態になりやすい場合、臆病な性格の特徴がよく出ているというわけです。
性格3. 人と関わろうとしない
臆病な性格の人は、人間関係の失敗をかなり嫌がる傾向があります。人に嫌われることを恐れ、実際に嫌われる前から人間関係を作ることを拒絶するためです。
ただ、人と関わらないことで嫌われることが防げても、結果として人と関われないという点では、実は全く同じ結論だという皮肉な面も。
臆病な性格は、引っ込み思案になる特徴を生み出しますが、結局は恐れている事態に陥っているのです。
性格4. 心配性でなんでも不安になる
日常的に、何かしらの気がかりなことを抱えているのも、臆病な人の特徴です。
あらゆる細かいことで不安を感じてしまうので、普通の人なら気にならないような心配事に、朝から晩までわずらわされてしまいがち。
気分が休まることがほとんどないので、結果的に精神面での病気になる人すらいます。
不安感にさいなまれる心配性も、臆病な性格が元になっていることが多いのです。
性格5. 周囲の評価ばかり気になってしまう
臆病な人は、他人からどう思われているかを異常に気にします。
人間関係面でも臆病なので、人から嫌われることを酷く恐れており、他人から低い評価を受けることに耐えられないのです。
社会的な評価は重要ですが、そればかりに振り回されれば、大きな不幸と言えるでしょう。
周りの顔色ばかりうかがうことは、臆病な性格の不幸な特徴なのです。
臆病な人の「行動」の特徴
臆病とは基本的に性格の問題ですが、性格は当然行動にも影響を及ぼします。あなたが臆病ならば、自分の行動に制約が出てくる経験をしているはず。
現実問題として、臆病な人は行動にも明確な特徴があるのです。
ここからは、7つの臆病な人の行動の特徴について説明していきます。
行動1. 自分の意見を主張できない
臆病な人は、多くの場合で態度を明らかに出来ません。自分の考えを否定されたり、相手の機嫌を損ねるのを恐れるからです。
しかしながら、どっち付かずの態度を取り続けると、信用ならない人間として、結局誰からも相手にされなくなる危険性も。
自分の意見を主張しないことは、臆病な人にはありがちですが、それが原因で周りから嫌われてしまう事になりかねません。
行動2. 趣味を持とうとしない
仕事や勉強以外の余暇の使い方が下手なのも、臆病な人の特徴です。
日常生活から離れたことに目が向かないので、新しく興味のあることが見つからないのです。
更に無趣味であると、新しい挑戦も無いので、更に臆病風に吹かれることにつながってしまいます。
無趣味は、臆病な人の傾向と密接に関係していると言えるでしょう。
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行動3. 他人に対して気を使いすぎてしまう
臆病な人は、周りの人に配慮する意識が非常に強すぎます。他人が自分をどう思うかを気にしすぎて、自分より他人を優先して考えてしまうのです。
必要以上に気を遣うので、精神的疲労も大変激しくなり、他人との関わり自体を避ける方向に行ってしまうことも。
過度の気遣いが臆病な人にはよく見られ、社会的評価を得られる代わりに、結果として自分を痛めつけてしまいます。
行動4. 自分の感情を表現せずに押し殺してしまう
臆病な人は、喜怒哀楽を表に出すことが非常に不得意です。
他人に自分の思いをはっきりと示すことになるので、相手に真意に気付かれる上、どう思われるかが怖いのです。
自己主張も感情表現も思うように出来ず、結果的に集団の中で悶々とした日々を過ごしがち。
感情を抑制しようとする姿勢は、臆病な人にありがちな態度の1つと言えるでしょう。
行動5. 他人との会話が苦手で続けられない
臆病な人は、心配性なので人と話すことに苦痛を覚えます。
会話においては、話題や表現次第で相手の気持ちを害する可能性も。臆病な人は、話す度に相手の様子が心配になるので、会話のコミュニケーション自体がおっくうになってしまうのです。
会話が苦手で続かず、人間関係を上手く作り上げることが出来ないのが、臆病な人の特徴であり弱点になります。
行動6. 他人任せにしてしまう
臆病な人は、自分では決められない傾向が強く出ます。自分で決めると、決定に責任を取る必要があるので、出来れば避けたいのです。
しかし、他人の決めたことが失敗すれば、結局自分に返ってきてしまうこともあり得ます。更に責任から逃げ続ければ、「臆病者だ」や「卑怯な奴だ」とレッテルを貼られがち。
他人任せにしてしまうのが、臆病な人にありがちなパターンですが、他人任せにすることのデメリットも、同時に引き受けざるを得なくなるのです。
行動7. 自己開示することができない
臆病な人は、自分の本心を見せることに不安を覚えます。それは、他人からどう思われるかを、非常に気にしているからです。
一方で、「何を考えているかわからない」と思われたり、「どんな性格の人かわからない」と怪しまれることも。
自分をさらけ出せないのが、臆病な人の特徴ですが、開示しないからこそ、マイナスイメージにつながることもあるのです。