「我が強い」とはどういう意味?我が強い男女の原因・特徴・直し方を大公開!

HaRuKa 2024.03.24

「我が強い」と聞くと、ダダをこねて周囲を振り回す『困ったちゃん』を連想しませんか。

丸く収めるということを知らないのか、上手くいくこともいかなくなり周囲が困惑することも。

今回はそんな「我が強い人」の特徴とは何か、どうして我が強い性格になるのかという基本的なことから、我が強い人の長所や短所、上手な対処法、我が強い性格を改善する方法まで解説していきます。

「我が強い」の意味とは

我が強い男女の原因・特徴・改善策

我が強いとは、「強情」「意地っ張り」「強引に自分の考えを押し通そうとする」「人の意見に協調する気持ちがない」という意味です。

「我が強い人」とは、しっかりした価値観が特にあるわけではなく、その時思ったことを無理に押し通そうとするわがままな人のことです。

小さな子どもによくある振る舞いですが、大人の女性や一人前の男になってもそれを引きずっている『面倒くさい人』と周囲から思われています。


「我が強い」と「気が強い」との違いとは?

「気が強い」とは「気性が激しくて簡単に自分を曲げない」「勝気なこと」という意味です。「我が強い」と違い、自分の中にある価値基準や意見がしっかりあるから反対をしてくるタイプなので、ある程度方向性が見える点がまだマシです。

「我が強い」は幼さがあり、ただただ自分の意見を通そうとします。行き当たりばったりで価値基準がどう転ぶかわからず、予測がつきにくい点があります。

いずれにせよ、周りの人との反発や衝突をいとわないためどちらも厄介だといえます。


我が強い人になる性格や特徴とは

我が強い人の特徴は具体的にはどういったところなのでしょうか?

我が強いと言われる女性や男性が、ここで取り上げる特徴を全て持ち合わせているわけではありませんが、我が強い人の特徴となる類型をあげて説明しているので参考にしてください。


特徴1. 自分の感情を完全にコントロール出来ておらず、ムラがある性格

我が強い人は周囲の状況や相手がどんな人かに関わらず、自分の感情をむき出しにした言動をしてくる傾向が高いです。

大人として自分の感情をセーブしなくてはならない場面でも、かまわずにストレートにぶつかってくるので周囲は迷惑を被ることも。

しかも性格にムラがあり、その日その日の当人の気分次第で態度が変わるので、周囲は今日は大丈夫かといつも気にしています。


特徴2. 周囲からの意見や助言に対し「でも」「だって」と否定から入りやすい

幼いタイプの我が強い人の場合は、周囲との軋轢も多く、周りがさすがに見かねてアドバイスしたり、さらに進んで意見を伝える人も出てきます。

しかし、当人にとってはその場の気分次第の言動を取ったまで。言われたアドバイスや意見に建設的に話をできるだけの自己形成もされていないから、周囲から諭されても「でも」「だって」と否定してしまい、周囲の善意を理解してもらえないままさらに新たな軋轢を生むことも。

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特徴3. 素直じゃない性格なため、謝ったり褒めたりするのが苦手

我が強い人はとにかく自分の意見を通さないと気が済まない性格で、全く素直ではありません。あくまで自分基準で動くので、人のことを推し量ったり、今はどんな状況にあるのか気にしたりはしないのです。

自分の言動は常に正しいと思っていて、人に迷惑をかけていることがなかなか理解できないから謝罪するのは苦手。人が何かを成し遂げても自分が基準だから、褒めたりするのも苦手です。


特徴4. 一度口に出した約束は何が何でもやり遂げる

我が強い人は気分次第ではあるものの、いったん自分が口にした約束はやり遂げようとします。その場のノリで言っただけでも、何にしろ『自分が正しいと思ったから』『自分ができると思ったから』と、うまく転んでいくと思っています。

特に根拠はなかったとしても、その信念たるや誰もが及びもつかないほと強固なので簡単に投げ出したりせず、体力や知力、ツテを尽くしてやり遂げようとします。

料理が大嫌いでも、彼氏に手作り料理をあげると口を滑らしたら、なんとしてでも面目を果たすといった具合です。

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特徴5. 自己肯定感が高く、自分に対して自信を持っている

我が強い人は自分は正しいと誰よりも強く思っているため、強い自信を持ち、自分に対して強い信頼を置いています。自分が生きてきた経験が全てで、他人や世間に異なる価値観が存在することはあまり気にしません。

何も知らない新入社員やその分野に疎い新規顧客からすると、我の強い人というのは自信たっぷりで何でもすぐに決めてくれるから、安心感があってとても頼もしく感じるでしょう。


特徴6. 人と違ったとしても自分の思ったことや意見を述べられる

我が強い人は自信家なので感覚が周囲や世間と少しずれていても、気にせずに自分の考えや意見を表現します。自分の発言が周囲にどう影響を及ぼすか、あまり考えもつかないから臆することなく堂々と話します。

人と意見が違ったり対立も苦にしない性格が、何らかの交渉や説得、折衝などで役に立つかもしれません。ただ、理路整然と説明できても、相手の言い分に耳を貸さないため幕引きは他の人に任せた方がよさそうです。


特徴7. 頑固な性格で自分の意見を曲げられない

自分の意見が一番真っ当で最良だと思っているから、他人の提案や折衷案などに見向きもせず、自分が思うままを押し通そうとします。みんなで案を出し合って何かを決めれば上手くいくという人類の経験則が通用しません。

当人が思いついたアイデアが素晴らしいものならみんなも大賛成なのですが、どんなに優秀な人でも自分が知らないことや他人の知恵や経験が必要になる場面って結構あります。


特徴8. 周囲に流されず、自分の意思や信念をしっかりと持っている

自分の考えややりたいこと、こうあるべきという信念を自覚した瞬間から、我の強い人には何事にも揺るがない強固な意思が生まれます。たまたまその時には当たり前だった常識や成功則だったとしても、世間や他人がどうなっているかに関心が薄いので考えが変化しにくいのです。

周囲に流されず、ブレないという好意的な評価もあります。ただ、考えを保持したことで周囲や当人にどんな影響を与えたかのジャッジは必要となるでしょう。

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特徴9. 野心家で高い向上心を抱いている

これは人によりけりだと思いますが、自分が『こうあるべき』と思った理想像が地位の高い人や絶大な業績を残した人だった場合は、それに影響されて高い向上心を持つ野心家になる可能性もあります。

我の強い人の場合は、『あるべき姿』の対象となるのがどんな人たちなのか、当人も含めた人々がどんな姿になるのが理想だと思っているか次第で、周囲への影響度合いも変わってくるでしょう。

自分一人で達成するたぐいの目標、たとえば『高スペック彼氏を年内につくる』ぐらいなら、だれも傷つかないから問題はないでしょう。


特徴10. 負けず嫌いで真面目な努力家である

負けず嫌いは我の強い人の大きな特徴ですが、真面目な努力家かどうかは人によるでしょう。当人の考えの中に真面目な努力が至高の価値として存在するなら、少なくとも他人の前ではそのように振る舞うはずです。

我の強いのは真っ直ぐな気持ちの強い人ともいえます。人の考えは当人が育った環境や体験に依存して形成されるため、環境次第では我の強さが功を奏して大化けする可能性も秘めています。


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