"ご確認ください"は目上に使える?例文&言い換え類語|ビジネス敬語ガイド
書類などを送った際に使う敬語、ご確認ください。ビジネスシーンで使われる敬語ですが、上司や取引先など目上の人に使っても良いのか?今回は、「ご確認くださいは正しい敬語なのか?」という基礎知識から、例文、より丁寧な言い換え敬語、類語まで徹底解説します!
「ご確認ください」の英語表現
- Please see~(~を[見て]確認してください)
- Please read~(~を「読んで」確認してください)
- Please take a look at~(~をご一読ください)
- Please check~(~を確認してください)
- Please make sure (that)~(~をご確認ください)
- Please confirm.(ご確認ください。)
確認は五感を使って行うことから、”see”や”read”といった平易な語を使うことも多いです。「確認する」にあたる英単語の前に”please”をつけて丁寧な表現にし、「ご確認ください」の語感に近づけましょう。
おおむね、上から下の例文に行くにしたがって改まった表現になっていき、メールなどの文章や上司などの目上の人に対して使うこともできます。
「ご確認ください」の上手な返信方法
- 確認いたしました
- 拝見しました
- 拝読しました
- 拝受しました
- 受領いたしました
「ご確認ください」と言われて、確認を終えたことを相手に伝える際に使う代表的な決まり文句は上にあげた5つの言葉です。
一番上の「確認いたしました」以外は口頭で使う機会はほぼありません。ほとんどはメールや文書などで相手に返信する際に使います。返信の際はこの決まり文句をそのまま書くのではなく、確認した内容によって使い分けするようにしましょう。
文書等を読んで確認した場合は「拝読しました」、事物を見て確認した場合は「拝見しました」、物品を点検して確認した場合は「拝受しました」や「受領いたしました」と返信します。
【「返信」に使える敬語一覧】
・「拝受」の正しい使い方とは?取引先にそのまま遅れる例文付き
「ご確認ください」は、正しく丁寧に使おう!
「ご確認ください」は確認対象を定めず使える語で、見る以外にも五感を使って確かめる意味を内包します。
ほかの類語のように確認対象を限定したり、確認の度合いの軽重を定めていません。「ご確認ください」にはさらに改まった類語表現があり、相手への念押しや強調の意味でメールや文書などの締めとして使える語もあります。
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