ハノイのおすすめ観光地25選。定番名所から穴場スポットまで人気エリアを解説

大地 2018.04.01
ベトナムの文化と政治を司る首都、ハノイ。今回、そんなハノイの定番から穴場まで、人気の観光スポットを25名所ピックアップしてご紹介します。ベトナムの歴史から、街の人々の交流を楽しむもよし。充実したハノイ旅行に実現する観光プランをこの機会に作ってみてください!

ハノイってどういうところ?

ベトナムの文化と政治を司るアジア有数の大都市、ハノイ。1000年にも及ぶ長い歴史を持っているだけではなく、近年では市内や郊外、近辺地域にも日系企業を含んだ様々な外国企業が多数進出してきている注目の都市です。

ベトナムと聞くと1年を通して暑かったり、雨が降っているイメージが強いかもしれまんが、ハノイの気候は、雨季と乾季が綺麗に分けられているため、乾季の時期に行けば旅行の計画をずらす必要はほとんどありません。ベトナムの乾季の中でも気温が高すぎない10月後半〜11月がおすすめのシーズンとなっていますよ。

今回は、そんなベトナム・ハノイのおすすめ観光スポットを25名所ピックアップしてご紹介します。東南アジアでも目覚ましい発展を遂げているハノイで、充実した旅行をお楽しみください。


スポット1. 旧市街(ハノイ36通り)

ベトナム・ハノイのおすすめ観光地「旧市街」

ホアンキエム湖の北側に広がる人気観光スポット『旧市街 (ハノイ36通り)』は、古くから商売の土地として栄えていたエリアになります。個性溢れるショップが立ち並び、東南アジア独特の雰囲気が漂う空間は、活気溢れるハノイを存分に満喫できる定番の観光スポットとしてほとんどのパンフレットに掲載。

現在はベトナム政府が管轄する指定遺産になっているため、古き良き町並みを保つために建物の建て替えなども行われていません。近代的なショッピングセンターでの買い物もいいですが、旧市街の個人商店でお土産雑貨を探してみるのも旅行の楽しみでしょう。

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旧市街の詳細


スポット2. 旧家保存館(87マーマイの家)

旧市街の中にあり、昔のハノイ商人の家を見学できる観光名所、旧家保存館。19世紀後半に建てられた伝統的な中国風の木造建築物で、現在の建物は1999年に旧市街の街並みを保存するために修復されたモノになります。可愛らしい食器や年期の入った家具などからは、当時の商人の裕福な暮らしを想像できるでしょう。

旧市街の散策に疲れてきたら、一休みするついでにぜひ立ち寄ってみてほしい観光スポットですよ。開館時間は午前8時〜12時、13時〜17時。毎日開館しているため、好きなタイミングで見回れます。

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スポット3. ハノイ大教会

ハノイで最大のカトリック教会、ハノイ大教会。ベトナムがフランスの支配下に置かれていた時の歴史的建造物で、現在ではハノイ観光の名所としても人気があります。欧米の旅行客はもちろん、日本人も多く訪れるスポットなため、現地で日本人観光客と会うことも。ネオゴシック様式の建物とステンドグラスは、一目見る価値アリです

また、毎週土曜日と日曜日にはミサ(祭礼)が行われているため、タイミングが合えば参加してみるのもいいでしょう。旧市街からも徒歩圏内に位置しているので、散策のついでに訪れてみてください。

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スポット4. ホアンキエム湖

ベトナム・ハノイの人気観光地「ホアンキエム湖」

ハノイ中心部に位置する『ホアンキエム湖』は、ハノイ市民にとって憩いの場となっている自然派スポット。ハノイの広大な自然を感じながら散策できるホアンキエム湖は、まったりデートを楽しめるスポットとしても最適です。ホアンキエム湖は、“大亀が住んでいる”という伝説が伝えられており、湖にまつわるレロイ王と亀の伝説は現在でも水上人形劇で語り継がれています。

湖の島の中に立っている玉山祠では、大亀の剥製を実際に見ることができます。玉山祠のある玉山島へ渡るフク橋も朱塗りが美しく、周囲の豊かな緑とエメラルド色の湖面とが合わさった景色は壮観です。ホエンキエム湖から南に進むと、地元民から愛されている『ホム市場』へアクセスできます。ベトナムの地元感を感じさせるホム市場へ行くついでにホアンキエム湖に訪れてみてください。

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スポット5. タンロン水上人形劇

ベトナム・ハノイのおすすめ旅行スポット「タンロン水上人形劇場」

ハノイ観光で欠かせない定番の観光スポットである、タンロン水上人形劇。ハノイの名物エンターテイメントで、伝統芸能と文化を五感で楽しみながら堪能できますよ。池のステージを舞台にカラフルな龍が舞い、人形たちのコミカルな動きを繰り広げるショーで、演目によっては花火が使用されるため、思わず息を飲んでしまうほど迫力のある演出が見られます。

日本語版のパンフレットも用意されていて、公園時間はいつも決まっています。人気のショーで混雑も予想されるため、希望の日時がある場合には前売り券を購入しておいた方が確実に鑑賞できるでしょう。

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スポット6. ベトナム民族学博物館

ベトナム・ハノイのおすすめ観光地「ベトナム民族学博物館」

ベトナム民族学博物館は、ベトナム全土に住む54の民族について学べる観光スポットです。観光ツアーでは含まれることの少ない名所なため、穴場スポットとして世界中の観光客から人気を集めています。

各館の入り口でもらえる日本語版のパンフレットには、細かな解説も書いてあるため、日本語以外話せない観光客の方でも眺めるだけで楽しめるでしょう。入館料は大人40,000ドン(190円)、学生15,000ドン(70円)、子供は5歳以下無料で、カメラやビデオカメラを持ち込む場合は追加で50,000ドン(240円)かかります。ハノイ中心部からは少し離れた場所に位置しているため、タクシーでの移動がおすすめですよ。装飾品や絵画、当時使われていた自転車など、ベトナムの過去を知れる良いきっかけになるでしょう。

※日本円換算の部分は、2018/04/13時点のデータです。

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スポット7. オペラハウス

フランス統治時代にパリのオペラ座を意識して建てられた『オペラハウス』は、ベトナムの歴史あるおすすめ観光スポットです。現在でも、シーズン中には演劇やオペラ、オーケストラの演奏などの公演が開催されています。公演のない時には、館内の見学ツアーも可能になっているため、観光客にとって身近な観光地になりつつあるスポットです

夜はライトアップされ、黄色と白の壁面を持つコロニアル様式の建物は大変美しく、絶好の撮影スポットに。内観を見学せずとも、外観だけでも眺める価値アリの観光名所ですよ。

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スポット8. ロンビエン橋

ロンビエン駅の東側にある、全長約1700mの『ロンビエン橋』は、ちょっとディープな観光スポットの1つ。フランス統治時代に建造された橋で、今でも現役の鉄道橋として使われています。ベトナム戦争時には、何度もアメリカ軍により空爆された歴史を持ち、現在もなお戦争当時の傷跡を残す荘重な鉄の芸術です。

近年老朽化も問題視されており、列車が通ると揺れる橋を渡るのは少し勇気が入りますが、地元の人たちにとっては大切な足として現在でも使われています。夜はあまり治安の良くない地域でもあるため、観光に行く際は、早い時間に訪れることをおすすめします。

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