ベトナムのおすすめ観光スポット30選。エリア別に定番&穴場の名所を厳選
ベトナムってどういうところ?
日本から飛行機で6時間30分、手軽に行ける海外旅行先『ベトナム』。時差は2時間と、時差ボケせずに楽しめるため、最近では多くの日本人が訪れています。ベトナムは、原付バイクが多いことでも有名で、日本では考えられない量のバイクが道路を走っています。そんなベトナムには、日本とは全く違う魅力がたくさんあり、世界遺産に登録されている地域も存在しています。今回は、ベトナム旅行を120%楽しめるよう、定番から穴場までおすすめの観光スポットを30名所ピックアップ。旅行作りの参考にしていきましょう!
─ベトナム旅行は、折りたたみ傘が必須─
ベトナムは、5月〜9月の終わり頃まで雨期に入るため、その間はスコール(通り雨)が頻繁する季節になります。日本の雨期(梅雨)のように、長時間降り続けるイメージではなく、1日に数回、時間は1〜2時間ほど降るのがベトナムの梅雨です。現地で購入するよりも、日本から折りたたみ傘を持っていくのがおすすめ。豪雨の場合は、折りたたみ傘だけでは厳しいため、近くのカフェなどで雨宿りすることも頭に入れておくと良いでしょう。
ハノイのおすすめ観光スポットを厳選!
ベトナムの首都と聞くと、最も栄えている南部の街『ホーチミン』を思い浮かべる方も多いですが、実際は北部にある『ハノイ』になります。ベトナムの政治と文化を司る大切な都市で古来から続く遺跡なども存在。
ここからは、ハノイのおすすめ観光スポットから、絶対に外せない名所を10ヶ所ご紹介。ハノイ旅行を充実させる最高のプランを作り上げましょう!
スポット1. 【ハノイ編】旧市街
ハノイ観光で欠かせないスポットといえば、旧市街を挙げる人は多いはず。旧市街とは、かつて商業で盛り上がっていた地区のことで、現在でも古き良き街並みがそのまま残されている場所になります。最近では『ハノイ36通り』という愛称でも親しまれており、地元民に無くてはならない存在です。昔ながらのベトナムの街並みを楽しめると、世界中の観光客が訪れている人気スポットですよ。
旧市街は、雑貨屋やアパレルショップ、おもちゃ屋、スパ、カフェなど幅広いジャンルのショップが立ち並び、ベトナムの特産品なども簡単にチェックできます。初めて訪れた方は、ウィンドウショッピングだけでも楽しめるでしょう。かわいらしい雑貨屋さんもたくさんあるので、お土産を買うのにもおすすめ観光名所です。
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スポット2. 【ハノイ編】ドンスアン市場
ドンスアン市場とは、ベトナム・ハノイ市街地の中で最も大きなショッピングマーケットで、地元民はもちろん、観光客からも人気のあるスポットです。ドンスアン市場の中にはたくさんのお店が並んでおり、どこからどのお店になっているのか分かりにくのが特徴です。アクセサリーショップや雑貨ショップが多いので、お土産を購入するのに◎。ナッツやココナッツの繊維、ライムなどの乾物を買って、ベトナム旅行のおやつにするのもアリですね。
ドンスアン市場は、旧市街の奥にあるため、旧市街の街並みを楽しみながらアクセスできます。ベトナムの空気感を味わえる最も大切なスポットなため、ぜひ旅行プランに組み込んでおいてください。
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スポット3. 【ハノイ編】ホム市場
ホム市場とは、ドンスアン市場と並んで“ハノイの二大市場”と呼ばれるショッピングマーケットです。ドンスアン市場は観光客向けに展開されていますが、ホム市場は地元民に向けての商品が立ち並んでいます。「ベトナムのローカルな雰囲気を味わいたい!」という方におすすめのお買い物スポットですよ。ショップでは、魚介類や野菜など、食材を中心に販売しています。
そんなホム市場は、ホアンキエム湖から南に進んだハイバーチュン区の中にあります。ベトナムの人気スポット『ホアンキエム湖』と合わせて観光するのが◎。
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スポット4. 【ハノイ編】タンロン遺跡
タンロン遺跡とは、ベトナム・ハノイにある遺跡群。1010年〜1804年もの長い間、ベトナム諸王朝はタンロン遺跡のある場所に都を置いていたことから、タンロン遺跡では時代によって変わる建物作りを目で確かめられます。建築物からはベトナムの歴史が感じられ、タンロン遺跡は2010年にユネスコの世界遺産に登録されました。現在では、世界中から人の集まるベトナム屈指の人気観光スポットですよ。
タンロン遺跡の見どころは、第二城壁である『正北門』。タンロン遺跡を見た後だと、一度出る必要があるため、タンロン遺跡に入る前に見ておきましょう。正北門では、フランス軍によって打ち込まれた2つの砲弾を実際に見ることができます。修復せずにそのまま残されているので、タンロン遺跡に訪れる予定の方はぜひ正北門も見学してみてください!
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スポット5. 【ハノイ編】ホアンキエム湖
ホアンキエム湖は、ホム市場から北に進んだ位置にあるベトナム・ハノイの湖。昔、ホアンキエム湖の宝剣を手にした黎朝の初代皇帝が、明との戦いに勝って、持ち主に返すことになりました。その宝剣を湖の真ん中にある小島で返したため、還劍(ホアンキエム)と呼ばれるようになったそう。
1968年に250kgの巨大な亀が見つかったり、2014年に200kgもあるシャンハイハナスッポンが見つかったりと、定期的に賑わせる話題を残している湖なため、ハノイ観光を考えている方は訪れることを検討するのも良いでしょう。ホム市場への観光を考えている方はぜひ見てみて。
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スポット6. 【ハノイ編】旧家保存館
旧家保存館は、19世紀後半のベトナムの伝統的な家を残したベトナム・ハノイにある有名な観光スポット。全体の家の作りは中国風で、中庭に光が差し込む設計はハノイにある一般的な家と似ている印象を受けます。1999年に街並みを保存する目的で改修されてから、観光スポットとして火がつきました。
そんな旧家保存館は、建物の外観だけでなく、内観も見られるようになっています。家の中には昔使っていた食器や家具が置かれているため、じっくりとベトナムの歴史を確認してみてください。入り口には小さなショップもあり、お土産を購入できますよ。
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スポット7. 【ハノイ編】タンロン水上人形劇場
タンロン水上人形劇場とは、ベトナムの農村の文化や生活を学べる人形劇場で、多くの観光客が集まっている観光スポットです。人形たちが水の上を動き回る劇は、日本ではなかなか味わえません。1時間ほどの公演で11ほどの演目を楽しめる盛りだくさんの内容が、観光客から人気を集めている理由です。
「ベトナムの人形劇は言葉がわからない…!」と不安に思っている方でも、人形の面白おかしい動きを見ていたら、きっと話の流れが理解できるはず。民俗歌謡や伝統楽器の演目もあるため、目や耳でベトナムの文化を楽しみましょう。
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スポット8. 【ハノイ編】ホーチミン廟
ホーチミン廟とは、ベトナムの革命家であるホー・チ・ミンの遺体を祀っているお墓になります。ホー・チ・ミンは、ベトナムの独立に生涯をかけたベトナムの偉人で、“ベトナム国民の父”として全国民から敬愛されている人物です。ホーチミン廟の中で立ち止まることは禁止されていて、私語も厳禁。そのため、観光客は多くても厳格な雰囲気が流れている観光スポットです。参拝に来ている地元民もたくさんおり、ホー・チ・ミンの偉大さとベトナム人の感謝に対する恩の深さを垣間見えますよ。
ホーチミン廟は、ショートパンツやノースリーブ、ミニスカートなどの露出が多い服装だと中に入れません。ホーチミン廟へ観光を予定している方は、必ず服装には注意するよう心がけてください。
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スポット9. 【ハノイ編】ホアロー収容所跡
ホアロー収容所跡とは、ベトナム・ハノイにある監獄。かつて、フランス人がベトナム人を収容する目的で建築しました。現在は、戦争博物館としてベトナムの歴史を後世に伝える役割を担っています。この50年で成長を遂げたベトナムからは、全く想像の出来ない過去、歴史を感じられるスポットですよ。
そんなホアロー収容所跡には、当時のまま集団房や独房の他に、拷問道具やギロチンまで、実際に使われていたとされる歴史的遺産が残されています。戦争の記憶を持たない方でも必ず勉強になるでしょう。生々しく心が重くなるかもしれませんが、ベトナムの過去を風化させないためにもぜひ観光することを検討してみてください。
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スポット10. 【ハノイ編】ベトナム民族学博物館
ベトナム民族学博物館とは、ハノイにあるベトナム民族について展示している博物館です。ベトナムの特徴として言われるのが、独特の民族や文化。「ベトナムの民族について詳しく知りたい!」という観光客はベトナム民族学博物館へ。
約3.3ヘクタールもの敷地の中には、装飾品や民族衣装、絵画、自転車、お面など約1万5000点の展示品が盛りだくさん。旅行会社の観光ツアーには取り上げられないことが多いので、穴場のスポットですよ。チケットは、有料で40,000ドンほど。
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