ハムストリングのストレッチ|太ももの裏を伸ばす&柔らかくする効果的なメニューとは
太もも裏にある『ハムストリング』ってどんな筋肉?
太もも裏のストレッチメニューをご紹介する前に、まずはハムストリングがどんな筋肉について解説していきます。
ハムストリングは大腿四頭筋や内転筋群と同様に、太ももを形成している筋肉群です。筋肉群とは筋肉の集合体を指し、ハムストリングは【大腿二頭筋・半膜様筋・半腱様筋】の3つから構成されています。ハムストリングに含まれている3種は全て二関節筋(股関節と膝関節をまたぐ筋肉)ですので、股関節と膝関節の動きに影響を与えています。
また、ハムストリングの強化は下半身全体の安定や太ももの引き締めなど、男性はもちろん、女性にとっても嬉しいメリットを届けてくれるため、気になった方はストレッチついでに筋トレ方法を勉強して行ってみて。
ハムストリングストレッチの効果|柔らかくすることでどんなメリットがあるの?
ハムストリングストレッチの効果1. 疲労回復効果が高まる
ハムストリングスのストレッチをすることで得られるメリットとして、疲労回復効果の向上が上げられます。ハムストリングスは、筋肉の中でも大きな部位で、その分血液循環などの体の活動を多く担っています。
しっかりとストレッチをする事で、柔らかくなり血行が促進され、疲労物質の排出がスムーズに行われます。それにより、疲労がたまりにくくなり、疲れが取れやすくなるのです。
ハムストリングをゆっくりとほぐすイメージで伸ばす事で柔らかくなっていくので、意識して取り組んでみてくださいね。ただし、痛いと感じるまで行ってしまうと怪我の原因にもなるので、注意しながらストレットをしましょう。
ハムストリングストレッチの効果2. 姿勢が良くなる
ハムストリングは、太もも裏の筋肉で骨盤とも繋がっています。ストレッチをして柔らかくすることで、骨盤を正しい位置に戻して姿勢が改善されるメリットがあります。
逆に、ハムストリングが硬いと骨盤を後ろに引っ張ってしまい、姿勢を崩してしまいます。寝る前にストレッチをするなど、習慣的にすることで柔軟性を持たせる事で姿勢の改善につながります。
痛みを我慢して伸ばしてしまうと怪我をしてしまうので、時間をかけて伸ばしていき、姿勢を改善させていくようにしましょう。筋トレと同じで時間を掛けて成果が表れるので、計画的に習慣的に取り組みましょうね。
ハムストリングストレッチの効果3. お腹が引っ込む
こちらは副次的なメリットになりますが、お腹が引っ込むようになります。ハムストリングをストレッチして柔軟にすることで、姿勢が改善されお腹が自然に引っ込んでいくという事です。
特に猫背体質の方は前にお腹が出てしまっているので、その分が凹むことでかなりスッキリとした印象に変わることも可能です。ただし、元々太っていたりする方の場合は効果が薄い事もあるので、ダイエットと併用してストレッチに取り組んでお腹を引っ込めるのが一番です。
太ももの裏の筋肉ではありますが、お腹にまで影響を与えてしまうのがハムストリングの特徴ともいえますね。
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ハムストリングストレッチの効果4. 基礎代謝が上がる
ハムストリングは、太もも裏の筋肉という事もあり筋肉量の多い筋肉部位なので、その分活動する際に消費するエネルギー料も高いです。
しっかりと柔らかく伸ばす事で、普段の生活の中での可動域も向上し、血行もよくなるので自然と基礎代謝の向上につながります。さらに効果を高めたいなら、ハムストリングスの筋トレも併用する事でかなり効果的に基礎代謝を上げられますよ。
筋トレとストレッチを合わせる事によって、筋肉を柔らかくほぐすので、セットで取り組むのがおすすめです。ただ、寝る前に筋トレをしてしまうと自律神経が優位になり寝付けなくなってしまうので、夜の遅い時間帯は避けて行いましょう。
ハムストリングストレッチの効果5. 運動などのパフォーマンスが向上する
太もも裏の筋肉、ハムストリングをストレッチすることで得られるメリット5つ目は、運動などのパフォーマンス向上です。メリット4つ目の副次的なものにはなりますが、ハムストリングの可動域が広くなることで、こわばりの無いスムーズな体の動きが可能となります。
日々の活動のパフォーマンスも上がるので、自然と大股で歩いたり、階段の昇降も楽に感じるなどのメリットを感じられます。ストレッチをやめてしまうと効果がどんどん薄まってしまうので、寝る前にリラックス効果を兼ねて行うなど習慣にするのが一番です。柔軟に伸ばすことも大事ですが、ほぐす事も意識して取り組むとより効果が高まりますよ。
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